世界一分かりやすいサーフィン上達物語

世界一分かりやすいサーフィン上達物語

はじめに

こんにちは、筆者のヒガシーサーです。「世界一分かりやすいサーフィン上達物語」をお手に取って頂き、ありがとうございます。

本書は、30代後半〜の週末サーファーさんに向けて、効率的なサーフィンの上達方法についてまとめた本です。

サーファーなら誰でも通る道や課題についてまとめているので、あなたもきっと共感できるはずです。

そして、本書を読めば、あなたも必ず上達できます。

週末サーファーの現実

私たち週末サーファーは、多くの問題を抱えていますよね。

例えば、私たちは週に1回のサーフィンで、なるべくサーフィンを楽しみたいと思っていますが、週末は混雑しているし、波のコンディションが常にいいとは限りません。

波に乗れる本数も決まっていないし、2時間サーフィンして1本も乗れない日もザラにあります。

そんな中で、サーフィンを上手くなろうと頑張っても、ちょっと無理がありますよね。

このような悩みは私を含め、多くの週末サーファーが抱えている問題です。

ライフステージに合わせてサーフィンの価値観をアプデする

このように、週末サーファーの悩みは、週に一回のサーフィンじゃ上達どころか楽しむことも難しい…というのが本音です。

しかし、問題のボトルネックは本当にそうでしょうか?

私は違うと思います。

これらの問題の根幹は、単に「メディアやYouTubeで作られた競技信仰の価値観」に囚われていることです。

例えば、サーフィンのハウツー情報の多くは、10代〜20代向けで、かつ競技サーフィンや競技サーファーのスキルを真似することが正しいとされています。

もちろん、その価値観を否定はしませんし、私自身も10代〜20代の頃は競技サーファーに憧れて、スキルやテクニックを真似していました。

しかし、仕事や子育てが忙しくなってくると、サーフィンに行ける頻度も少なくなり、当然ながら身体能力は衰えていきます。

いつまでも10代20代と同じライフステージ、身体能力、価値観でサーフィンを続けるわけにはいかなくなってきます。

そうした中で、ある時期からサーフィンの成長が思うようにはいかなくなり、30代を過ぎても競技サーファーの真似をすることで、肩の痛みや肘の痛みに悩まされる。

そもそも、あなたは競技に出場して、ジャッジに採点をされて、他人と勝ち負けを競うサーフィンをしていますか?

もしあなたが、競技サーフィンを価値観のど真ん中に置いている場合は、本書は役に立たないので、今すぐページを閉じてください。

そうではなく「人生を充実させるための手段としてサーフィンを楽しみたい」と考えていると思います。

なので、まずは「競技サーフィンの信仰をやめる」という価値観のアップデートが必要です。

競技サーフィンの真似をすると怪我に繋がる

何を隠そう、筆者自身も20代で両肩の亜脱臼をしてしまいました。

その理由はショートボードで、誰よりも早く波をキャッチしようとして、競技サーファーのハウツーで学んだ「速く波キャッチするためのパドリング」を実践したからです。

まずは左肩を20歳の時に、左肩を庇うようにして25歳の時に右肩を、それからは35歳になるまで、波をキャッチしようとするたびに両肩の痛みに顔を歪ませていました。

原因は、インターネットの情報を信じて「競技サーファーが試合で使う最速パドリング」を真似していたことにありました。

しかし、35歳に転機が訪れます。

オーストラリア発の科学的メソッドと出会い、そこで学んだ「イージーパドリング」を実践したところ…

整骨院や整形外科に通っても治らなかったパドリング時の肩が外れそうになる痛みが…消えたんです。*個人の体験談です。

理由は簡単。

速さを求めるパドリングは肩と肘に負担がかかる運動で、関節の可動域が特別に広い競技サーファーだけができるものだった。

関節の可動域が狭い一般サーファーは、背中を使う体の仕組みを理解したパドリングをする必要があった。

それだけでした。

今までは、競技サーファーが紹介する「ショートボードで速く波をキャッチするためのパドリング」というものが正しいと信じて、実践してきました。

でも、科学的メソッドでは「体の仕組みを使った疲れにくいパドリング」を学びました。

とにかく速いことが正義と思っていた価値観から、速くなくてもいいから、疲れないようにパドリングすることが大事。

私は普通のおじさんで、競技サーファーのように関節の可動域が広くない。

この事実に気付けたことは、とても大きな一歩でした。

その事実をSNSに投稿したところ…私のフォロワーさんだけでも200人以上のサーファーさんが、肩や肘の痛みを抱えてて、悩んでいたというDMを頂きました。

みんな悩みながらサーフィンをしていたんですね。

なぜ、そのようなことが起こるのでしょうか?

枝葉の情報に振り回されていた

要因はいろいろあるでしょう。しかし、原因は「競技サーフィンを正とした、情報のミスマッチ」です。

本書では「週末サーファーのライフスタイル、価値観、楽しみ方」を念頭に置いて効率良く上達する普遍的な学習方法をまとめています。

これまでのサーフィンのハウツー情報はスキルやテクニックと言った、枝葉の話ばかりで、もっと本質的な「ヒトが学習する仕組み」について解説をしている情報は多くありません。

例えばアクティブラーニングや、学習の5段階のように、教育分野で研究と実績のある学習方法などです。

本書ではサーフィンの枝葉のテクニックの話は、ほとんどありません。

その代わり、もっと普遍的で科学的な根拠のある「学習効率を高める方法」をサーフィンに応用した情報を取り扱っています。

10代、20代、競技サーファーのようにサーフィンにフルベットできる人たちとは、私たちのライフスタイルは違います。

仕事や家庭、お金のこと。悩むことはサーフィン以外にいっぱいあります。

そんな30代以降の忙しい週末サーファーでもサーフィンが上手くなる。

そんな本質的な学習の仕組み作りについて解説をしています。

フィクションの物語

本書はフィクションの物語形式で話が進んでいきます。

主人公は沖縄在住の35歳。IT企業に勤め、妻と娘の3人暮らしをしているサーフィン歴10年の週末サーファーです。

仕事や子育て、趣味のサーフィンのバランス調整に苦しみながらも、サーフィンを継続している。

しかし、ある段階からサーフィンの成長もしなくなり、両肩の痛みにも悩まされ、次第にサーフィンを諦めるような思考に陥っていた主人公。

そんな主人公が、ひょんなことからサーフィンの科学的メソッドと出会い、週末サーファーの課題をクリアしていく。

正しいインプット、正しいアウトプット、アクティブラーニングを用いた学習定着、サーフィンの報酬を設定することで上達習慣の習慣化…

このような科学的根拠に基づいた上達方法を実践し、35歳の週末サーファーでもサーフィン上達の仕組み化を完成させていく。

その過程で、より良いサーフィンライフを実現していく。

そんなストーリーになっています。

フィクションではありますが、筆者の実体験を元にしており、実際に応用できる科学的メソッドをストーリーの中に組み込んでいるので、再現性のあるハウツー書になっていると思います。

本書が、サーフィンと仕事、子育ての両立に悩むサーファーの一助になれば幸いです。