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サーフボードの各部名称まとめ 全14部門とボードデザインによる違いとは?

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フィン

本記事ではサーフボードのデザインとして各部名称をまとめています。サーフボード選びや、各部の違いや特徴の見極めなどに繋がるように、なるべく専門用語を省いて解説しています。

サーフボードの各部名称は大きく分けて次の14の部門から成り立っています。

  • ノーズ:サーフボードの先端部分
  • テール:サーフボードの末端部分
  • デッキ:サーフボードの表面
  • ボトム:サーフボードの接水面
  • レール:サーフボードを傾けたときに水に沈める部分
  • ロッカー:サーフボードの反<>り
  • ストリンガー:サーフボードの中にある、強度を高める木製の素材
  • リーシュプラグ:リーシュコードという流れ止めをつけるカップ
  • フィン:サーフボードの舵取りの役割を担う部分
  • アウトライン:サーフボードの外側のデザイン
  • レングス:サーフボードの先端〜末端までの長さ
  • ワイズ:サーフボードの幅
  • シックネス:サーフボードの厚み
  • ボリューム:サーフボードの浮力

各部門の名称と特徴を

サーフィン初心者〜中級者
サーフボード選びに悩んでいる
サーフボードを論理的に理解したい

ヒトに向けて

サーフボードの各部名称
各部門の特徴
サーフボードデザインの大事なポイント
サーフボード選びに役立つ情報

をまとめています。前半部分はサラッと各部門の名称や特徴をまとめています。

そこからあと5分だけ時間をください。

後半部分に超重要な【サーフボードデザインの考え方】についてもまとめているので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

サーフボードの各部門の特徴

サーフボードは科学的にデザインされています。流体力学の観点からデザインされていることが多く、水面や水の力を利用してターンをしたり、スピードをつけたりする道具になります。

ノーズの役割

サーフボードのノーズの形は様々です。ロングボードのようにノーズ側までボリュームを持たせたものから、ショートボードのようにノーズ部分を尖らせたものまで。

サーフボードのノーズの役割は、ノーズの幅が大きくなることで、水との接水面が広くなるのでスピードが出やすくなります。つまりテイクオフが速くなるってことですね。

ショートボードのようにノーズ部分の幅が小さくなると、水に接する面積は小さくなりますが、水の抵抗を減らすことができるので縦の動き(波の上を上下に動く)がやりやすくなります。

テールの役割

サーフボードのテール部分は、波をキャッチするときは一番最初に波のパワーを受け取る部分で、波の上に乗っているときは、一番最後に水を流す部分になります。

形や形状によってターンが変わったり、波をキャッチするタイミングが変わったりします。

テールの形状も様々あって、ピンテール、ラウンドテール、スカッシュ、ダイヤモンド、フィッシュ、ウイングのようにいろいろな形があります。

デッキの役割

サーフボードのデッキ部分はパドリング、テイクオフ、ライディングをするときに私達が触れているサーフボードの表面部分になります。

ワックスを塗ったり、ワックスシートを貼ったり、デッキパッドを貼ったりする部分になります。

中古サーフボードを選ぶときに【デッキ部分にフットマークが・・・】みたいなことが書かれたりしますが、デッキの部分にテイクオフやライディングで足の形に凹んでしまったものをフットマークと呼びます。

デッキはパドリングのときに自分の体をくっつける部分、ライディング時に足を使う部分になります。

ボトムの役割

サーフボードの接水面になります。水の流れをコントロールするためのデザインが施されていて、サーフボードの中でもライディングに直結する重要な部分になります。

現在主流になっているサーフボードのボトム形状はヴィー、チャンネル、コンケーブ、フラットなどです。詳しくはサーフボードデザインの箇所で解説します。

レールの役割

サーフボードのレールは、波の上で曲がるときに水面に沈めたり、出したりして水の反発を利用して、サーフボードのスピードや回転をコントロールする役割があります。

よく【レールトゥレールがサーフィンの基本】と言われたりしますが、レールトゥレールはレールを丁寧に出したり、入れたりしながらサーフィンをするという基本的な基礎のことです。

このレールを上手に使えるようになると、サーフィンはとても上達します。

ロッカーの役割

ロッカーはサーフボードの反りのことで、反りが強いと回転性が高くなり、より動かしやすくなります。反りが弱いと回転性は落ちますが、直進性が高くなるのでテイクオフが速くなったりします。

ロッカーにはノーズ、テール、センターなどいくつかのセクション(サーフボードの箇所)に分かれています。それぞれ目的や意味が変わってくるので、ロッカーもサーフボードに重要な役割を持っています。

ストリンガーの役割

サーフボードのストリンガーは、サーフボードの強度を高めるためにボードの中に入ってる木製の縦材のことです。このストリンガーがあるおかげで、サーフボード特有のしなりが生まれたりします。

最近はストリンガーないサーフボードや、レール部分にストリンガーを入れてあるサーフボードなどもあります。

リーシュプラグの役割

サーフボードと人間の体をつなぐ【リーシュコード】を付けるためのカップです。

フィンの役割

フィンはサーフボードの舵取りを行う役割があります。サーフボードのフィンは取り外しができるフィンシステムと、取り外しができないオンフィンというシステムがあります。

形、フィンシステムなど豊富にあるので、選ぶのが難しいところですが、取り外しができるフィンシステムはFCS社とフューチャー社の2つのどちらかのフィンシステムが採用されている事が多いです。

アウトラインの役割

サーフボードのアウトラインはサーフボードの外側全体のデザイン(形)のことを指します。

LENGTH レングスの役割

サーフボードの先端部分〜末端部分までの長さのことです。

レングスが長くなると直進性と安定性が高くなります。レングスが短いと機動性が高くなります。つまりロングボードはレングスが長い。ショートボードはレングスが短い。ということですね。

WIDTH ワイズの役割

サーフボードの幅のこと。

幅が広いと安定感が高くなりますが、コントロール性は落ちます。初心者のうちは幅が大きめのサーフボードを選ぶと安定感がましてテイクオフはしやすくなるので、幅広のサーフボードを選ぶといいでしょう。

THICKNESS シックネスの役割

サーフボードの厚みのこと。厚みがあると浮力が増して安定感が高まりますが、コントロールするためには脚力や体重が必要になります。

逆に厚みが薄いと浮力が小さくなって上級者向けになります。

VOLUME ボリュームの役割

サーフボードの浮力のこと。以前まではサーフボードの浮力は数値で表されていませんでしたが、最近から浮力を数値で表すようになりました。そのため自分の体重や、レベルに合わせて適切なボリューム値(浮力値)を選ぶことができるようになっています。

サーフボードのデザインに関わる要素

ここからはサーフィン中級者向けの情報になります。筆者のヒガシーサーも19年間間違った知識でサーフボードを選んできたので、ここからの情報はサーフボード選びの参考にしてもらいたいなと思ってまとめています。

アウトラインの重要性

サーフボードのアウトラインは、水の流れをコントロールするのにとても重要な役割をしてくれます。

これまで水の流れというとロッカー、ボトム形状、レールの厚みなどを重視することが多かったように思いますが、実はこのアウトラインというのがめちゃめちゃ重要ということを教わりました。

なのでサーフボードのアウトラインの形状によって、サーフィンのターン、ライディングが大きく変わることになります。

例えば筆者がレビューした FIREWIRE OMNI はアウトラインが平行に近いです。アウトラインが平行になるとどうなるかというと、サーフィンの直進性が高くなり、加速を生むことができます。

その変わりターンがしにくくなるので、回転性は失われるということです。

このアウトラインはサーフボードのノーズから、テールまでの形状で決まるので、サーフボードデザインがいかに科学的にデザインされているのかを知る大事なポイントです。

なのでサーフボードを選ぶ際にも長さ、幅、厚み、ボリュームの他にも【アウトライン】で選ぶという基準を入れていきましょう。

ロッカーの重要性

ロッカーにはノーズ、テール、センターのセクションで役割が変わってきます。

基本的には反りが強くなると、サーフボードと接水面が小さくなるのでスピードが遅くなると言われています。

ノーズロッカーは先端部分の反りの部分。沖縄のような掘れた波が多いポイントではノーズロッカーはフラットよりも反っているほうが扱いやすくなります。

テールロッカーは末端部分の反りの部分。テールの反りが強いほどサーフボードを動かしやすくなりますが、スピードは落ちます。その変わりスピードがつくほどにテールが動かしやすくなるなります。

ロッカーの強度の選び方としては、初心者のうちは反りが強くないものを選ぶのが良いでしょう。テイクオフやターンができるようになったら、サーフポイントの波質に合わせて反りの強いもの、弱いものという形で選んでみるとサーフボードの理解が進んで楽しくなります。

サーフボードのレール

サーフボードのレールはサーフィンに特に重要です。よく言われているのがボキシー、ミディアム、ローの3種類です。

ボキシーレールはレールに厚みがあり、浮力が強いので水面に沈めたときに大きな反発を得られます。体格がよくてパワーのあるサーファーのボードはボキシーレールであることが多いです。

ミディアムレールはボキシーレールよりも薄く、ローレールよりも厚みがあるレールの形状です。オールラウンドに使えるので、基本的にはミディアムレールのサーフボードを選ぶのが無難です。

ローレールはミディアムよりも薄く、体重の軽いサーファーが好むことが多いです。また水面に沈めやすいのでハードな波質のポイントで扱われることも多いです。逆にパワーが弱い波では水からの反発が小さいので初心者さんには難しくなります。

ボリュームとフォーム分配

サーフボードのボリュームは、自分の体重やレベルに最適なサーフボードを選ぶ基準になっています。しかし、筆者が参加しているサーフィンのオンラインサロン【Corrective Surf’n’ Fitness】ではボリュームも大事だけど、サーフボードのフォームの配分が大事と教わりました。

詳しく知りたい方はサロンに参加することをオススメしますが、例えばパドリングのやりやすさでサーフボードを選ぶと失敗することや、なぜボリュームよりもフォームを重視するのかを座学のセミナーで教えてくれます。

フォームの分配は例えばノーズ部分、レール部分、テールの形状など様々な箇所で【どういう目的を持ってフォームを配分しているか】を見極めることができます。

ボリュームとはサーフボード全体のことなので、ボリュームだけで判断すると【ターン】や【直進性】のサーフボードが持つ意図が掴みづらくなります。

ロブ・マチャドもフォームの重要性を説いてます。

どんなフォーム分配なのか?を考えることで、サーフボードの意図や目的をイメージできるようになるので、サーフボードを選ぶときはボリュームだけでなく、サーフボードのフォーム分配を見るようにしましょう。

フィン

フィンはとても専門的な知識が必要になるので、本記事ではざっくりとした解説だけをしていきます。

まずフィンは空力学的に理想的な形状になるようにデザインされています。サーフボードの下の水流をコントロールする役割があるので、とても重要な役割を持っています。

シングルフィンは直進性が高く安定感が生まれますが、ターンがとてもデリケートで難しくなります。レールトゥレールの練習に向いているとしてサーフィン上達の練習にも使われますね。

ツインフィンはサーフボードの外側に2つのフィンを採用したデザインになっています。ツインフィンは特に直進性が高く加速性がめちゃめちゃ高いです。しかしターンをするときはセンターフィンの舵がないので、縦にグッと上がるサーフィンには向いていません。とはいえ直進性がめちゃめちゃ高いので面白いです。

トライフィンは最も安定してサーフィンがしやすいフィンシステムです。スラスターと呼ばれることもあります。直進性は失われますが、コントロールしやすいのでほぼすべての競技サーファーがトライフィンで試合を行います。

クアッドフィンはトライフィンシステムのセンターを小さくして2つに分けたイメージです。トライフィンよりも直進性は高く感じます。縦の動きよりも大きなカービングターンをするときに気持ちのいいサーフィンができます。

フィンのシステムはいろいろなものがありますが、基本的には【トライフィン】が最も扱いやすいです。シングル、ツイン、クアッドも面白いですが、上級者レベルになってからでも良いのかなと思います。中途半端にいろんなフィンを試すより、基礎や基本ができるようになってからいろいろなフィンシステムを試すというのがオススメです。

テール

ボトム形状

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ヒガシーサー

ヒガシーサー

サーフィンライフハック編集長。得意分野は初心者目線でサーフィン上達方法を解説すること。サーフィン歴20年、沖縄在住2児の父、ブログとYouTubeが本業。著書「ブログで簡単!アフィリエイト 稼ぐ力をつけるための教科書(4刷)」他3冊。

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