サーフィンのパドリングは肩甲骨を動かすことで上手にできるようになります。腕や肩だけでパドリングをしてしまうと筆者のように脱臼癖になるかもしれません。本記事で紹介するタオルストレッチを実践することで肩甲骨を柔軟に動かせるようになり、怪我防止にも繋がります。
今回も動画で解説しました。
目次
タオルストレッチのやり方
まずバスタオルを用意しましょう。そのバスタオルを対角線上に持ちます。バスタオルを掴みながら体の前に持っていきます。そしてゆっくり肩を回しながら体の後ろに手を持っていきます。このストレッチを10回1セットでカウントして、3セットを毎日行いましょう。
バスタオルは小指と薬指で掴む
バスタオルの持ち方はとても重要です。普通に掴むと「親指」と「人差し指」を使って持ってしまいます。
これだと筋力で腕を使ってしまうので、効果的なストレッチにはなりません。
肩甲骨をしっかり動かせるようにしていきたいので、骨で体を動かすという意識付けを行う必要があります。
タオルを薬指と小指で掴むと、筋力ではなく骨で腕、肩、肩甲骨を動かせるようになるので正しいストレッチの効果を得られるようになります。
肘をしっかり伸ばしながら回していく
小指と薬指でタオルを掴みながら「肘をしっかり伸ばして」腕を回していきましょう。
このとき、肘を曲げないとキツイ場合はタオルを長く持って行ってください。ヒガシーサーも肩に脱臼癖を抱えているので、スポーツタオルだとぜんっぜん、後ろに回せなかったです。
バスタオルのような長めのタオルを使って、無理をしないで回していきましょう。10回1セットをやるだけでも、肩甲骨がほぐれてきますので、痛みなく回せるようになっていきます。
息を吐きながらゆっくり行う
タオルストレッチは呼吸を止めずにやっていきましょう。鼻呼吸の吸って吐いてをやるだけでも大丈夫です。
息を止めてしまうと、体が緊張してしまうので、余計な力がいろんなところに入ってしまいます。
そうすると効果的なストレッチ効果を得られないので、しっかり息を吸って、吐いてを繰り返しながらストレッチを行なっていきましょう。
毎日やりましょう
パドリング力をアップさせる「タオルストレッチ」は毎日行いましょう。10回を1セットにして3セット行えれば完璧です。
なぜパドリング力に繋がるのか
筆者が19年間も間違っていたパドリングは「腕の力」を使うやり方でした。その結果、肩に脱臼癖が付いてしまったり、肘が痛くなることもありました。
正しいパドリングは腕の力ではなく、肩甲骨や背中の大きな筋肉を使ってパドリングを行います。
また顎を上げてパドリングすることで肩を旋回せずに、肘を伸ばして、肘で引くという動きになります。
そうすることで肩の関節の軟骨を磨耗する必要がないので、痛みもなくなります。
タオルストレッチを続けて肩甲骨を動かせるようになると、パドリングも疲れにくくなり、パドリング力がアップします。
詳しくはコチラの記事で解説しているので、読んでみてください。
タオルストレッチは毎日やりましょう
サーフィンのパドリング力をアップさせたいなら、正しいパドリングのやり方を実践するのと同時に、効果的なストレッチも取り入れていきましょう。
なるべく毎日ストレッチを行ない肩、肩甲骨の可動域を広くしていきたいですね。
参考になれば嬉しいです。