サーフィンの「トップターン」とは、波のトップでボードを切り返すテクニックのことです。本記事では初心者〜中級者向けに分かりやすくトップターンの練習方法を紹介しています。カーバースケートとスケートパークを活用していますが、コーチのアドバイスを実践すれば平地でも練習できるので、ぜひぜひ実践してみてください。
まずは「サーフィンライフハック」のYoutubeチャンネルで公開している動画をご覧ください。
目次
サーフィントップターンのコツは見て、開く
サーフィンのオンラインサロン「Corrective Surf’n’ Fitness」で学んだトップターンのコツは次の通りです。
- トップを見る
- カラダを開く
- パワーゾーンに戻るまで開き続ける
この3つがトップターンを成功させるコツだと教えてもらいました。
サーフィン中級者の悩みはトップターンで倒れてしまうこと
サーフィンのトップターンで悩みが多いポイントは次の通りです。
- トップに上りきる前に失速してしまう
- トップで体制を崩して倒れてしまう
- 体重移動が上手にできない
- テールを振り回してしまう
ヒガシーサーは中級者代表ですので、この悩みがよく分かります。特にトップに上がりきる前に失速してしまうと、トップターンは成功しにくくなります。
この原因は実はトップターンにあるわけではなくて、テイクオフからのボトムターンという一連の動き全体に問題があります。
その問題を一つずつ解決していきましょう。
波のトップに目線を向けるとボードはそこに向かう
サーフィンのトップターンで「トップを見る」というのはどういうことか?コーチのアドバイスを受ける前まで、トップを見ているようで、実は波のトップを見れていませんでした。
動画の中では上手にトップターンできている女性と、ヒガシーサーの動画が比較されています。(動画の1分32秒)
ヒガシーサーの指摘されているポイントは「目線」です。
トップに上りたいのに、目線はトップを見れていません。時計の針で言うと10時の方向を見てしまっていました。
そのためターンの最初から斜めにランプを登っているので、そのあとのトップターンが遅くなっています。
またターンのラインも大きくなって、これも失速の原因になってしまっていることを教えてもらいました。
カラダを開くと鋭いトップターンに変わる
トップターンで大切なことは「目線」でリードしてあげることですが、カラダを開き続けることも大切です。
波のトップに上がったときにカラダの開きが止まってしまうと、ボトムに降りていくときにスピードを得られなくなります。そうすると3マニューバができる波で、2マニューバしかできません。
それを避けるためにはトップに上がっても勇気を出してカラダを開き続けることが大事になります。
カーバースケートを使ってトップターンの陸トレをする
サーフィンの陸トレに最適なスケートボードは「カーバースケート」です。
いろいろサーフスケートが出ていますが、サーフィンライフハックでは「CARVER SKATE BOARD」を陸トレにオススメしています。
その理由はサーフィン先進国のオーストラリアでもサーフィン上達レッスンで使われているからです。
日本のサーフシーンも素晴らしいですが、サーフィンレベルが世界最高水準のオーストラリアは科学的にサーフィンを上達するプログラムがいくつもあります。
私が参加しているオンラインサロン「Corrective Surf’n’ Fitness」では、オーストラリアで有名なサーフィンコーチ「クレイトン・ニーナバー」さんのメソッドを活用しています。
そのメソッドを実践するのに一番良いのが「カーバースケート」を使ってサーフィンの練習を行う方法なので、筆者もサーフィンの陸トレにはカーバースケートを使っています。
カーバースケート おすすめモデルは?
サーフィンのトップターンを練習するのに欠かせないカーバースケート。
そのオススメモデルはホイールベースが16インチ〜17インチのもの。トラックはC7でもCX4でもどちらでも構いません。デッキの長さはあまり関係ないです。
この情報はカーバースケートジャパンの担当者さんのコメントです。こうした情報もサロンで教えてもらえます。
ホイールベースが16インチ〜17インチで選ぶなら Rejin(レジン)モデルがオススメです。
サーフィン トップターン練習方法まとめ

サーフィンのトップターン練習方法をまとめるとこうなります。
- トップを見る
- カラダを開く
- パワーゾーンに戻るまで開き続ける
上記の3つのポイントを意識して、カーバースケートを使って練習するとサーフィンのトップターン上達に繋がります。みんなで実践して、サーフィン上達していきましょう。