こんにちは、ヒガシーサーです。この記事はサーフィン初心者さん向けのガイドです。
サーフィンはとても楽しいスポーツですが、初めて挑戦するとなると様々な失敗をしてしまうことがあります。
例えば、波に乗れなかったり、海に入る前に事前準備を怠ってしまったりすることがあります。
そこで、この記事ではサーフィン初心者が陥りがちな失敗とその回避法を解説し、上達するための初心者向けガイドを提供します。
この記事を読むことで、サーフィン初心者の皆さんが失敗を防ぎ、より楽しいサーフィンライフを送ることができるようになります。
また、記事内には実際に上手く波に乗るためのテクニックや、海でのマナーなども紹介していますので、初心者から上級者まで、幅広く役立つ情報が満載です。ぜひ最後まで読んでいただき、サーフィンライフを楽しんでください!
目次
1. サーフィン初心者が陥りがちな失敗と回避法を解説!

初めてのサーフィンは緊張と興奮の連続ですが、ビギナーサーファーがミスを犯すと簡単に危険な状態になります。サーフボードやウェットスーツの選び方を間違えたり、基本的な安全ガイドラインやサーフィンのエチケットを守らなかったり、間違いは山ほどあります。この記事では、ビギナーサーファーが犯しがちな最も一般的な間違いについて説明し、それらを避けるためのアドバイスを提供します。
1-1. サーフィン初心者が陥りがちな失敗事例の紹介
【間違ったサーフボードとウエットスーツの選び方】
初心者が陥りやすい最初の失敗は、間違ったサーフボードとウェットスーツを購入することです。サーフボードのサイズと形、ウェットスーツのサイズとフィット感が、サーフィン中のパフォーマンスに大きな違いをもたらすので、正しいものを見つけることが重要です。サーフボードとウェットスーツのサイズは、サーファーの体格と体重に比例している必要があります。
サーフボードは、大きければ大きいほど波に乗りやすいが、スピードは遅くなるというのが基本的な考え方。一般的に、ボードは5フィート6インチから9フィート6インチの範囲にあり、初心者のサーファーは7フィート6インチから8フィート6インチの範囲のボードを選ぶ必要があります。ウェットスーツは、体にぴったりとフィットするものを選びます。ウェットスーツの適正サイズは、サーファーの身長と体重によって異なります。
ビギナーサーファーが陥りやすい失敗のひとつに、サーフボード選びの失敗があります。サーフボードは一見似ていても、大きさや重さが異なり、サーフィンの能力に影響を与えることがあります。さらに、初心者はウェットスーツのサイズを正しく把握することの重要性を過小評価しがちです。ウェットスーツにはさまざまなサイズがあり、サーファーが水中で浮力と快適さを保つように設計されています。間違ったサイズを選ぶと、体を動かすことが難しくなり、海の中で危険な状況に陥る可能性があります。
また、初心者にありがちなのが、サーフィンのルールやエチケットを守らないこと。自分の居場所を知ること、優先順位と波のエチケットを理解し尊重すること、自分が扱える波にしかドロップしないこと、波を追いかけないこと、これらはすべて心に留めておくべき重要なルールです。さらに、パドルアウト、カレントの流れ、水中での安全な過ごし方も考慮する必要があります。
最後に、初心者サーファーが犯してしまうもう一つの間違いは、効果的な練習をしないことです。ビギナーサーファーは、練習方法を考えずにただ出かけることが多いので、テクニックを分解し、自分に挑戦することに集中するように注意しなければなりません。「もっと大きな波に乗りたい」「こんなターンをしたい」など、目標をもって練習することが大切です。そのためには、自分の技のあらゆる面に意識を集中させ、練習を続ける必要があります。
1-2. サーフィン初心者が陥りがちな失敗の回避法と対処法
- 初心者向けのサーフボードを選ぶ
- サイズの合ったウェットスーツを選ぶ
- サーフィンのルールとマナーを勉強する
- 間違った練習方法を避ける
サーフボードの正しい選び方は、まず浮力の大きなサーフボードを選ぶことです。いきなりショートボードから始めたり7フィート未満のボードから始めるのはオススメできません。
また固い素材で作られているハードボードもおすすめできません。初心者さんは7フィート以上のソフトボードを選ぶのがオススメです。詳しくは以下の参考記事をご覧ください。
参考記事:13,000人のサーファーに聞いたサーフィン初心者にオススメのサーフボード5選
ウェットスーツは体型に合ったものを選びましょう。基本的にウエットスーツは伸びる素材なのでやや小さめを選ぶのが大切です。
オーダータイプと吊るしタイプがありますが、サイズが合うなら吊るしタイプの方がコスパも高いのでオススメです。またオーダータイプはオーダーしてから完成するまで3ヶ月以上かかることもあるので、個人的にはネットで買える安い吊るしタイプをおすすめします。
ただし、ネットで購入する場合は、価格の安い中華製品は1日で破れてしまうこともあるので、日本規格のFELLOWというブランドのウェットスーツをおすすめします。詳しくは以下の関連記事をご覧ください。
参考記事:FELLOW 格安ウェットスーツ ラバー素材 ロングジョン&タッパー 4シーズン使ってみた感想
サーフィンのルールや安全マナーを守ることは、ビギナーサーファーにとって大切なことです。水中とその周辺にいる全員が安全で楽しい環境を作ることができるだけでなく、事故を防ぐこともできます。
まず、自分のスキルに合った場所でサーフィンをすること。他のサーファーには通行権があるので、誰かがパドルアウトしている場合は、その人が望んでいない波を捕まえるのを待ちましょう。他のサーファーの波に割り込むことは避け、他のサーファーの邪魔をしないようにしましょう。何よりも、常識的に考えて、常に他のサーファーに気を配ってください。
詳しくは以下の関連記事をご覧ください。
関連記事:サーフィンのルール違反 初心者が守るべき7つのルールとは
最後に、間違った練習方法を避けることも大切です。筆者は20年以上サーフィンをしていますが、19年間は間違った練習方法を実践してきました。
具体的にはプロが教える動画やDVDで知識とノウハウを学び、海で実践することですね。
それのどこが問題かというと、プロや上級者は身体能力が高く、努力もしているので、初心者さんや一般サーファーの身体能力や、簡単には乗り越えられない壁について理解できていないからです。
「自分はこうやって上手くなったから、あなたもこうすれば上手くいくよ」という経験則が基本となっているので、それを初心者さんや一般人が真似をすると怪我に繋がり、上達どころから変な癖が身についてしまいます。
解決策としては、初心者さんや一般サーファーにも再現ができる「スポーツサイエンス(科学的なメソッド)」でサーフィンを学ぶことです。
私がサーフィン20年目から学び始めて1ヶ月で上達できるようになった理由をコチラの記事でまとめています。
2. サーフィンの始め方と初心者向けサーフボードの選び方

サーフィンを始めるにあたり、初心者の方が一番悩むのは「どうやって始めればいいのか?」ということではないでしょうか。
また、初めてサーフボードを選ぶときにも「何を基準に選べばいいのか?」という疑問が浮かびます。この記事では、サーフィンの始め方と初心者向けサーフボードの選び方について詳しく解説します。
初めてサーフィンをする人にとって、最初の一歩は大きなハードルになることがありますが、この記事を読むことで不安を払拭することができます。
また、適切なサーフボードを選ぶことで、初心者でも上達しやすくなります。この記事を読むことで、サーフィンを始める際の心構えや、初心者向けのサーフボードの選び方について知ることができ、スムーズなスタートが切れることでしょう。
2-1. サーフィンの始め方
サーフィンの始め方は色々ありますが、まず避けるべきことは「一人で始めること」です。サーフィンは海で行うスポーツなので怪我をしたり、溺れたり、流されたりする危険を含んでいます。
なので最も大切なことは「誰かに教えてもらいながら始めること」です。
一番オススメなのはサーフィンスクールやサーフィンガイドをお願いして、インストラクターから始め方を学ぶことです。
そうすることで道具の知識、サーフィンの注意点などを楽しく学ぶことができます。
それができない場合はサーフィン経験者の友人や先輩に教えてもらう方法です。多くのサーファーはそうやって練習してきました。ただ、友人や先輩はインストラクターのように初心者さんに分かりやすく教える訓練をしていないので、上達には時間がかかります。
最後に本やYouTubeでサーフィンの注意事項を学んで始めるパターンです。
このパターンは正直、オススメできません。なぜなら海は本やYouTubeと違ってリアルに変化していくから。
いくら知識やマナー、ルール、注意点を学んだとしても、それが実際の海の状況に合致することはありません。
結論として、可能な限りサーフィンスクールを活用してインストラクターに教えてもらうことが最も安全で最も上達がはやい始め方になります。
2-2. 初心者向けサーフボードの選び方と種類
- 7フィート以上
- ソフトボード
サーフィン初心者は好みやこだわりがなければ7フィート以上のソフトボードを選ぶのが一番オススメです。
初めてサーフボードを選ぶときは、自分の体重と技術レベルを考慮しましょう。初心者は、ノーズが広く、レールが丸みを帯びているボードを選ぶと、安定感があり、バランスを取りやすくなります。ボードの長さは自分より短くても、体重を支えられるだけの幅と厚みがあるものを選びましょう。
ボードのサイズや形状に不安がある場合は、インストラクターやサーフショップに相談してみましょう。採寸して、体格や能力に応じておすすめを紹介してもらえます。
ボードの構造も考慮すべき重要な要素です。ほとんどのボードは、グラスファイバー、フォーム、エポキシ樹脂から作られています。どの素材を選ぶかは、予算や好みによります。
オススメはオールスポンジのソフトボードではなく、ソフトトップボードと言われる構造のソフトボードです。詳しくは以下の参考記事をご覧ください。
参考記事:サーフィン ソフトボード オススメ4選
3. 女性や年配者でもサーフィンは楽しめる

海に浸かりながら波に乗る爽快感は、誰もが一度は経験したいと思うもの。
でも、「サーフィンは若い男性だけのもの」と思っている女性や年配者もいるかもしれません。しかし、実際には誰でもサーフィンを楽しめるスポーツです。
沖縄や千葉、湘南、宮崎といった国内のメジャーなサーフスポットはもちろん、ハワイ、オーストラリア、カリフォルニアなど世界的なメジャースポットでも多くの女性サーファー、年配のサーファーが楽しんでいます。
サーフィンの魅力は競技だけではなく、自然と触れ合うアクティビティなので、ネイチャーフィックス効果が高く、また日光を浴びることでセロトニンが分泌され幸せホルモンを助長させる働きがあります。
そういう意味でも他のスポーツと同様に生涯スポーツとして、健康や人生の充実に繋がる趣味になります。
ただし、国内のサーフィン文化は1970年代に作られた男性社会の文化が色濃く残っているので、それを考慮した上で始めるのがオススメです。
日本は初心者や女性にはキツく当たるサーファーも多いですが、8割以上のサーファーは女性や初心者に優しく接してくれます。
サーフィンは本来「自由に楽しむもの」なので、ルールやマナー、安全を守っていれば基本的にはOKです。
一部の変なサーファーの行動のおかげで萎縮してしまう必要はなく、存分に楽しんでいきましょう。
サーフィンは女性でも楽しめて、何歳からでも始められます。
4. サーフィン初心者におすすめのウエットスーツ選び方

初心者サーファーにとって、適切なウェットスーツを選ぶことは非常に重要です。ウェットスーツは快適であるだけでなく、冷たい水の中でも体を温めることができ、好きなように動くことができる柔軟性があり、数シーズン使える耐久性があることが必要です。しかし、市場には非常に多くの種類のウェットスーツがあり、完璧なものを選ぶのは難しいかもしれません。今回は、ウエットスーツの種類と特徴、ビギナーサーファー向けのウエットスーツの選び方、ウエットスーツのメンテナンス方法について説明します。
4-1. ウェットスーツの種類と特徴
ウェットスーツには、大きく分けてオーダーメイドと既製品の2種類があります。オーダーメイドのウエットスーツは、自分の体にぴったり合うように調整され、通常、最高の性能を発揮します。既製品のウェットスーツは、ほとんどのサーフショップやオンラインショップで購入でき、標準的なサイズが揃っているため、より手頃な価格で購入できます。
サーフポイントによっては、サーフショップが販売しているウェットスーツを着用しないと、そのポイントでサーフィンができない悪意あるローカリズムを強制する文化もあります。こうしたショップやローカルと関わることで自分のサーフィンの幅が狭まるのでオススメできません。
ウェットスーツの厚さは、考慮すべき最も重要な特徴の1つです。一般的に、ウェットスーツが厚いほど暖かくなります。厚手のウェットスーツは冷たい水温に最適で、薄手のウェットスーツは暖かい水温に適しています。高品質のウエットスーツは、快適さと柔軟性の点でも重要です。縫い目が密閉されているもの、軽量で着心地の良い素材を探しましょう。
沖縄では3mmのジャーフルで真冬を過ごせます。それ以外の地域では5mm厚のセミドライが一般的です。
4-2. サーフィン初心者におすすめのウエットスーツ選び方
まずダイビング用のウエットスーツと、サーフィンの用のウエットスーツは全く違うということを知っておきましょう。
サーフィンは激しく動くスポーツなので縫製や生地が全然違います。なのでまず「サーフィン用のウエットスーツ」を選ぶことが大前提になります。
ウェットスーツを購入しようとするとき、正しいサイズを見つけることができるように、自分の体の寸法を知ることが重要です。
ウェットスーツを購入する前に、必ず試着して、快適にフィットすることを確認してください。ウェットスーツは、ぴったりとしたサイズでなければなりませんが、きつすぎることはありません。きつすぎると動きにくくなり、血流が悪くなることがあります。また、ゆるすぎると保温効果がありません。
ウェットスーツを購入する前に、サーフポイントの水温や平均気温も考慮してください。例えば沖縄のような温暖な地域ではセミドライは使いません。しかし千葉ではセミドライ、フード、グローブ、ブーツなど完全装備にしないと真冬にサーフィンすることができません。
住んでる地域やいつもサーフィンするポイントに合わせて選ぶようにしましょう。
4-3.ウエットスーツのメンテナンス方法
ウェットスーツを手に入れたら、手入れをすることが大切です。使用したら真水で洗い流し、直射日光を避けて吊るして乾燥させます。こうすることで、色あせや傷みから守ることができます。また、使用後は毎回ウェットスーツクリーナーで処理し、バクテリアや塩分の残留物を取り除くことが大切です。ウェットスーツは涼しい場所に保管し、熱や直射日光に当たらないように注意してください。
ビギナーサーファーにとって、正しいウェットスーツ選びは必須です。ウェットスーツは保温性が高いだけでなく、着心地がよく、柔軟性があることが大切です。ウェットスーツを選ぶ際には、自分の体のサイズを把握し、遭遇しそうな波の種類を考慮することが重要です。また、使用後は真水で洗い流し、ウェットスーツクリーナーで処理するなど、ウェットスーツの手入れをすることも大切です。正しいウエットスーツとメンテナンスで、サーフィンを存分に楽しんでください。
5. サーフィン初心者必見!必要な道具と初心者セット

サーフィンを初めてする場合、必要な道具やセットについて知っておくことはとても重要です。しかし、初心者の方は、どんな道具やセットが必要なのかわからないかもしれません。そこで、本記事では、初心者サーファーに必要な道具やセットについて詳しく解説します。サーフィンを安全かつ楽しくするために、さまざまな道具やセットについて詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてください。
5-1. サーフィン初心者に必要な道具の紹介
サーフィンを始めるにあたって、最初に手に入れるべき最も重要な道具がサーフボードです。初心者の場合、ソフトボードを用意するのが、より寛容で使いやすいのでおすすめです。ソフトボードは、あらゆる体型に対応できるよう、さまざまな形や大きさがあるので、自分に合ったものを見つけることが大切です。次に、ビギナーサーファーにとって重要な道具は、ウェットスーツです。ウェットスーツは、冷たい水の中でも体を温め、サーフボードや岩からの衝撃から体を守ってくれます。それは最高の暖かさと保護を提供することができるように、適切にあなたの体に合ったウェットスーツを取得することが重要です。
ビギナーサーファーが次に手に入れるべき道具は、リーシュコードです。これは、サーファーの手首や足首にサーフボードを装着し、波から落ちたときに簡単にボードを取り出せるようにするためのものです。リーシュコードは、サーフボードのサイズに合った長さと幅のものを用意することが重要です。また、初心者はデッキパッド、サーフワックス、タオルポンチョ、サーフバケツも用意しましょう。デッキパッドは、サーフボードのデッキに敷いて、サーファーのグリップ力とクッション性を高めるもの。サーフワックスは、ボードのグリップ力を高め、滑りを防止するために使用します。タオルポンチョは、サーフィンを終えたサーファーを暖め、乾燥させるのに役立ちます。サーフバケツは、道具やセットを収納するためのもので、利便性を高めます。
5-2. サーフィン初心者セットの選び方とおすすめ商品
初心者サーファーが必要な道具やセットを揃える最も簡単な方法は、初心者用サーフィンセットを購入することです。これらのセットには通常、上記の道具が付属しており、ラッシュガード、サングラス、日焼け止めなどの追加アイテムが含まれていることもあります。初心者向けセットを購入する際は、自分の体に合っているか、品質が良いかを確認することが重要です。
数あるブランドの中から、日本発のブランドである「ビーチアクセス」と「FELLOW」の2つをおすすめします。ビーチアクセスは、初心者に適したソフトボードを豊富に取り揃えています。体型やサーフィンのスタイルに合わせて、様々な形や大きさのボードがあります。FELLOWは、高品質な素材を使用し、日本人のサイズに合わせたウェットスーツを提供しています。また、ビーチアクセスでは、コストパフォーマンスの高いリーシュコードや、日本人のサイズに合わせたタオルポンチョをご用意しています。フィンは、Amazonで購入できる、サーフボードの形状に合わせたプラスチック製のフィンがおすすめです。
サーフィンは、誰でも楽しめる、やりがいのあるアクティビティです。初心者のうちは、始めるために必要な道具やセットを知ることが大切です。この段落では、ビギナーサーファーに必要なさまざまなツールやセットの概要を紹介しました。また、高品質かつ低予算で購入できる日本の2つのブランド、Beach AccessとFELLOWをおすすめしました。適切な道具とセットがあれば、サーフィンを最大限に楽しむことができるはずです。
6. 初心者がサーフィンを始めるときの注意点と体験スクールの活用法

サーフィンに興味がある初心者の方にとって、サーフィンを始める前に知っておくべきこと、気をつけるべきことはたくさんあります。例えば、サーフィンのルール、海の知識、サーファー同士の人間関係、サーフィンのローカリズムなどです。サーフィンを始めたばかりの人は、サーフィンの複雑なルールや人間関係にトラウマを持ち、続けられなくなることが多いようです。また、海の知識や経験がないために、海に流されたり、怪我をしたりすることもあります。体験スクールを利用して、これらの注意点を知識として身につけることで、安全にサーフィンを始めることができるようになります。今回は、初心者がサーフィンを始める前に知っておきたい注意事項や、体験スクールの活用方法について解説します。
6-1. サーフィンを始める前に知っておきたいこと
初めてサーフィンをする場合、必ず知っておかなければならないいくつかの必須情報があります。まず、安全規則を確認し、ビーチに掲示されている看板を守ってください。一般的に、ビーチや海のコンディションに関する警告が表示されます。ビーチが危険かどうかを知り、そのような状況でのサーフィンを避けることは、あなたの安全のために不可欠です。
さらに、地元のビーチのルールを学ぶことも重要です。ビーチの中にはゾーンに分かれていて、それぞれのエリアでサーフィンのルールが決められていることがあります。例えば、波の状態によっては、1日のうち特定の時間帯にしかサーフィンができないビーチもあります。不運な事故を避けるためにも、サーフィンを始める前にルールをよく理解しておくとよいでしょう。
さらに重要なのは、サーファー同士の関係性を理解することです。サーフィンは社会的なスポーツで、地元の人たちは誰がラインナップにいるかということにかなりこだわります。新米サーファーは、経験豊富なサーファーたちの行動をよく観察し、彼らからヒントを得なければなりません。サーファー仲間に敬意と礼儀を払い、規律あるサーフィンを心がけましょう。
最後に、ローカリズムを意識することが重要です。これは、特定のサーフブレイクにいるサーファーの間で起こりうる偏見の一種です。様々な形がありますが、ベテランサーファーが縄張り意識を持ち、新しいサーファーから自分のスポットを守ることも珍しくありません。不愉快な出会いを避けるためにも、慣れないサーフブレイクに入るときは、心して謙虚になるのが一番です。
6-2. サーフィン初心者のための体験スクールのおすすめ利用法
サーフィンの体験スクールを利用することは、初心者にとてもおすすめです。体験スクールは、サーフィンのレッスンと知識を提供し、あなたの安全を保証するのに役立ちます。
レッスンに参加することで、サーフィンのマナーや波の動き、潮の満ち引き、海に関する知識を得ることができます。
また、プールでサーフボードの練習をすることもでき、資格を持ったコーチが正しい指導を行います。さらに、経験豊富なコーチは、地元のビーチのルール、波、安全上の注意点など、あなたにとって有益なアドバイスを与えてくれるでしょう。
結論としてサーフィンに興味がある初心者にとって、安全にサーフィンをするためには、ルールや人間関係、ローカリズムを理解することが必要不可欠です。
体験スクールを利用すれば、スポーツで成功するために不可欠な知識やスキルを教えてもらえるので、とてもおすすめです。必要な情報を知った上で、楽しく安全にサーフィンを始めましょう。
7. サーフィン初心者におすすめの動画

ビギナーサーファーにとって、上達し自分のスタイルを確立するためには、指導やアドバイスが不可欠です。YouTubeは、サーフィンのスキルを学ぶのに最適な方法の1つです。これらのソースから見て知識を吸収することは、あなたのサーフィンを形成するのに役立ち、練習するときのアイデアを与えてくれます。しかし、さまざまなYouTubeチャンネルやDVDがあるため、どのようなアドバイスが役に立つのか、どれを信用すればいいのか、わからなくなることがあります。今回は、初心者がサーフィンを早く上達させることができるおすすめの動画を徹底紹介します。それぞれの特徴を見ながら、サーフィン初心者が見るべき動画の選び方について解説していきます。
7-1. サーフィン初心者におすすめの動画紹介
YouTubeは、初心者のサーフィン教育に欠かせない存在となっており、質の高いコーチングやヒント、トリックが、あらゆるレベルに合わせて簡単にプログラミングできるようになっています。検索エンジンで調べれば、たくさんのチュートリアルがヒットします。
だからこそ、自分のニーズに合ったチャンネルを選ぶことが重要です。しかし、YouTubeチャンネルの多くはサーフィン競技のプロが自身の経験則から初心者に教えていることがほとんどです。
何度も言っていますが、サーフィン競技のプロが初心者さんや一般サーファーの悩みを本当の意味で理解することは不可能です。なぜなら、そこで悩んだ経験がないから。男性が女性の体の悩みを知ることができないように、経験したことがない悩みの解決策を正しく明示することはできません。
サーフィンのYouTubeチャンネルは一方的な情報が多いため、複数の動画を視聴し、それぞれの指導スタイルを取り入れることがポイントのひとつです。
毎回異なるチャンネルの動画を見ることで、初心者がさまざまなテクニックを理解し、取り組むことができるようになり、スポーツへの理解度も高まります。さらに、動画にはデモがあることが多いので、練習するときにどのような形になるかを視覚的に確認することができます。そうすることで、技の理解が深まり、より速いペースで学ぶことができます。
オススメのYouTubeチャンネルは以下の3つです。
8. サーフィン初心者が避けるべき邪魔行為とマナーの解説

サーフィンは自然と向き合いながら楽しめる素晴らしいスポーツですが、初心者による迷惑行為やマナー無視は、周囲に迷惑をかけることになります。今回は、初心者が避けるべきサーフィンの迷惑行為やマナーについて解説します。この記事を読んで、サーフィンを安全に、マナーを守って楽しみながら、他のサーファーと協力し合うために必要な知識を身につけましょう。
8-1. サーフィン初心者が避けるべき迷惑行為の紹介
よくある迷惑な行為に、サーファーの「前乗り」があります。
この行為は、あるサーファーが、すでに波に乗っている他のサーファーの前で波を捕まえようとすることです。ピークから波に乗っているサーファーが優先されます。
他のサーファーがすでに波に乗っている場合、そのサーファーと同じラインに入ったり、追い越そうとしたりすると、危険な衝突につながり、損害や怪我の可能性があります。安全でない自分勝手な行為であるだけでなく、周囲の人たちにも非常に失礼で迷惑な行為です。
同じサーフポイントに3人以上で同時に入らないことも大切です。初心者であっても経験者であっても大人数で同時に同じポイントに入ることは、先に入っている方々の反感を買う行為なので避けましょう。
また大声で話すことも迷惑行為になります。もちろん楽しくおしゃべりする分には問題ありませんが、公共の場ということを理解し、それぞれの楽しみ方を尊重する姿勢を示すのが好ましいです。
最後に海に入ってすぐにピークに向かうのは止めましょう。先に入っている方がいれば、その方々が何度か乗り終わるのを見計らってピークに向かうようにしてください。いきなりピークに向かう行為は初心者であっても経験者であっても嫌われる行為です。
これらの行動を避けることに加えて、自然を尊重し、他のサーファーを尊重することを忘れないことが重要です。常に他人の境界線を意識し、ボードをぶつけたり、無謀な行動をとったりしないようにしましょう。
8-2. サーフィン初心者が気をつけたいマナー
ビギナーサーファーとして、サーフィンを安全に楽しむためには、サーフィンの文化やエチケットを理解することが重要です。
こうした知識はサーフィン雑誌で学ぶことができるので、まずは雑誌や本で学びましょう。
初心者が気を付けることはサーフポイントの混雑を避けることです。サーファーにはそれぞれ平等にアクセスする権利がありますが、実はそうとも言えないようなヒエラルキー(階級社会)もあったりします。
可能な限り混雑していないポイントに入ることが初心者さんのステップアップに繋がります。
次に波を共有するときは礼儀正しく、協力的であること。波に乗る順番を守り、他のサーファーを追い越そうとしないこと。もし2人が同じ波に乗ろうとしているサーファーがいたら譲ることも大切です。ただし譲りすぎて乗れないのは問題なので、一本譲ったら、次は自分が乗るぞ!というアピールをすることも大切です。
第三に、周囲に気を配ることです。他のサーファーがどこにいるのかを確認し、安全なときだけ近づくようにしましょう。
最後に、ビーチや海の近くではゴミのポイ捨てをしないようにしましょう。ポイ捨ては環境を破壊するだけでなく、他のサーファーの楽しみを奪うことになります。
サーフィンは楽しくてやりがいのあるアクティビティですが、歓迎されない事件や混乱を避けるために、文化やエチケットを理解することが重要です。初心者のうちは、サーフィンの文化に従うことが、サーフィン文化を尊重し、将来の成長のために不可欠です。上記のヒントに従うことで、あなたや他のサーファーが安全かつ敬意を持って波とスポーツを楽しむことができるようになるでしょう。
9. サーフィン初心者が上達するための練習方法

ビギナーサーファーが上達するためには、練習方法がとても重要です。しかし、自分で練習方法を考えるのはなかなか難しいものです。今回は、サーフィン初心者が上達するための練習方法について解説します。波がない日でもできる練習方法や、基本姿勢からテイクオフまで段階を踏んだ練習方法など、初心者にわかりやすく、効果的な方法を紹介しています。また、実際に練習する際に注意すべき点や、上達を妨げるNG習慣についても解説しています。この記事を読むことで、サーフィン初心者は上達に必要な情報を手に入れ、より効率的な練習ができるようになります。
9-1. サーフィン初心者が上達するための基本練習方法
サーフィンの練習は、最初は不安かもしれませんが、より良いサーファーになるためには欠かせないことです。まずは基本的な練習から始めるために、初心者に役立つヒントを紹介します。
- サーフィンスクールを受ける
- サーフィンの陸トレを行う
- サーフィンの正しい知識を学ぶ
- サーフィンを楽しむ
まずはサーフィンスクールでサーフィンの基本を学びましょう。サーフィンは反復練習が難しいスポーツなので、上達するためには陸トレを行う必要があります。陸トレの手段は「ヒガシーサーのYouTubeチャンネル」で解説しているので、そちらをご覧ください。
サーフィンの正しい知識は定義が難しいですが、雑誌や本で体系的に学んでいきましょう。
そして、最後にサーフィンは楽しむものです。初心者だから、経験者だから、プロだから・・・という人間の考えは自然に通用しません。海を楽しむ、波を楽しむ、成長のプロセスを楽しむ。サーフィンは楽しむためにやっているという意識を忘れずに保つことが大切です。
9-2. サーフィン初心者が上達するための応用練習方法
- コレクトサーフの科学的メソッドを実践する
- サーフスケートで反復練習の時間を増やす
- 1万時間の法則をサーフィンに応用する(陸トレ)
サーフィンが上達しにくいのは、常に変化する波の上で行うスポーツであるためです。そのため、海での反復練習を何時間も積み重ねることはできません。サーフィンの上達につながる反復練習は、海にばかり行くのではなく、陸上で毎日反復練習できるサーフィン上達メソッドを実践することです。私が学んでいるオーストラリアの科学的サーフィンメソッド「Collective Surfing Fitness」では、サーフィン先進国オーストラリアで実証されている科学的メソッドを学ぶことができます。科学的なメソッドでは、特に「陸上トレーニング」を重視しています。その代表的なものが、サーフスケートを活用した反復練習法です。
代表的な練習方法として、サーフスケートを使用した練習があります。スケートボードに乗る動作を練習することで、自信をつけ、動作に慣れることができるのです。これは、サーフィンの世界への第一歩とも言えます。スケートボードを使うことで、ウェーブライディングに必要な筋力とバランス感覚を養い、体重移動の動きを実演することができます。この練習は、インストラクターが生徒の間違いを指摘し、生徒が正しいテクニックに従っているか、理解しているかを確認しながら行う必要があります。コレクティブ・サーフィン・フィットネスではオンラインによるコーチングが可能なため、一人ひとりに最適なフィードバックを伝えることができます。
10. サーフィン初心者にも分かる!サーフィンのルールとマナー

サーフィンは、自然と向き合いながら楽しめるスポーツの1つですが、その中でもルールやマナーを守ることが大切です。サーフィンのルールについてはコチラの記事「【サーフィンのルール違反】初心者が守るべき基本的な7つのルール」にも詳しくまとめています。ルールやマナーを理解することで危険を回避したり、他のサーファーとのトラブルを避けることにつながります。しかし、ルールやマナーは中々覚えることができず、理解することが難しいものです。初心者の方でも分かりやすく、サーフィンのルールやマナーについて解説します。この段落を読むことでサーフィンを安全に、かつ楽しく行うために必要な基本的な知識を身に付けることができます。また、他のサーファーとのコミュニケーションもスムーズになり、より良いサーフィンライフを送ることができるでしょう。
まとめ

この記事では、サーフィン初心者が陥りがちな失敗と回避法について解説しました。まずは、波に乗る前にしっかりと準備をし、適切なサーフボードを選ぶことが重要です。また、波に対しての向きや、波の状態に合わせたポジションの取り方も覚えておくことが必要です。さらに、人やルールを無視した行動は周りのサーファーに迷惑をかけることになりますので、マナーやルールを守ることも大切です。最後に、初めてのサーフィンは上手くいかないことも多いですが、自分のペースで楽しむことが大切です。この記事を読んで、初めてのサーフィンがよりスムーズに、楽しくできるようになることを願っています。