リップカール ウェットスーツ 完全ガイド【2026年最新】選び方・おすすめモデルを徹底解説

12 min
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1. はじめに

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リップカールウェットスーツ

リップカール(Rip Curl)は、1969年にオーストラリアのトーキーで誕生して以来、50年以上にわたってサーフィン界をリードしてきたウェットスーツブランドです。2024年2月にはB Corp認証を取得し、環境への取り組みをさらに強化しています。

この記事では、20年以上のサーフィン経験を持つ筆者が、これまでに使用してきた複数のリップカールウェットスーツの実体験を基に、選び方からメンテナンス方法まで詳しく解説します。

2.リップカールの歴史とブランド哲学

2-1. サーファーによる、サーファーのためのブランドの誕生

1969年3月、オーストラリアのトーキーで偶然出会った2人のサーファー、Doug “Claw” WarbrickとBrian “Sing Ding” Singer。彼らの「サーフィンを続けていきたい」という単純な願いから、リップカールは誕生しました。

当初はサーフボードの製作からスタートし、トーキーのローカルサーファーたちのために少量生産を行っていました。その年の冬は記録的な良い波に恵まれ、Bells Beachでの製品テストは日々行われていたと言います。

その後12月、Alan Greenが加わり、トーキーパブ裏のビルの地下室でウェットスーツの製造をスタート。第二次世界大戦で空軍のブーツを縫うために使われていた”1910 Singer Up The Arm Zig Zag”ミシンを用い、アメリカから輸入したRubatexネオプレンで、当時としては画期的な「ロングジョン」スタイルのウェットスーツを開発しました。

2-2. “The Search” – リップカールの企業理念

リップカールを他のサーフブランドと一線を画すものにしているのが、”The Search(探求)”という企業理念です。これは単なるマーケティングスローガンではなく、ブランドの存在意義そのものを表現しています:

  • 最高の製品を作り続けること
  • 最高のイベントを運営すること
  • 最高のアスリートをサポートすること
  • 最高の顧客サービスを提供すること
  • 最高のブランドメッセージを発信すること
  • 最高のクルー(スタッフ)を持つこと

2-3. サーフィン界への貢献

リップカールは1973年、Bells BeachでRip Curl Proを開催。これは世界初のプロサーフィンイベントスポンサーシップでした。以来、WSL World Championship Tourをはじめ、グローバルなGromSearch Series、その他数々の国際的なサーフイベントを展開し、サーフィン文化の発展に貢献してきました。

また、世界最高峰のサーフチームを持つことを常に誇りとしてきました。そのライダーたちは:

  • 世界チャンピオン
  • イノベーター
  • ドリーマー
  • ロールモデル
  • サーチャー

としてサーフィンの可能性を広めている。

2-4. 現代における取り組み

2024年2月、リップカールはB Corp認証を取得。環境と社会に配慮した企業として、以下の取り組みを強化しています:

  • 本社への太陽光発電システム導入
  • カーボンエミッションの追跡と削減
  • テラサイクルと協力したウェットスーツリサイクルプログラム

設立から50年以上、リップカールは「The Ultimate Surfing Company(究極のサーフィンカンパニー)」として、サーファーによる、サーファーのためのブランドであり続けています。それは創業時の精神”The Search”が、今なお企業活動の中心にあるからです。

3. リップカールウェットスーツの主要製品ラインナップ

リップカールのウェットスーツは、最上位の「E-BOMB」から、エントリーモデルの「FREELITE」まで、5つのシリーズを展開しています。サーフィンの頻度や予算に応じて、最適なモデルを選択できます。

3-1. シリーズ比較表

シリーズ名 価格帯 特徴 想定ユーザー
E-BOMB ¥54,890〜¥69,850 最高峰の伸縮性と快適性 上級者
F BOMB FUSION ¥74,690〜¥84,590 96%ステッチフリー構造 プロ・上級者
DAWN PATROL ¥54,890〜¥64,890 高いコストパフォーマンス 中級者
OMEGA ¥31,790〜¥49,390 基本性能の高さ 初中級者
FREELITE ¥27,390〜¥32,890 シンプルで使いやすい ビギナー

3-2. E-BOMBシリーズ

概要

E-BOMBシリーズは、リップカールが55年以上かけて培った技術の粋を結集したフラッグシップモデル。圧倒的な伸縮性と、最新のE7ライニングによる優れた保温性を特徴としています。

主な特徴

  • E7サーモライニング採用(肩回り)による最高の伸縮性
  • チェストジップシステムによる優れた運動性
  • ジップフリーモデルはジップがないためより優れた運動性
  • グルードブラインドステッチ(すくい縫い製法)による高い防水性
  • E6テーピング加工による優れた耐久性
  • シリコンシールカフによる水の侵入防止

実際のユーザーの声(ヒガシーサー)

パドリング時の肩回りの動きやすさが圧倒的です。保温性と運動性のバランスが絶妙で、長時間のセッションでも快適に過ごせます。チェストジップは着脱が簡単で、疲れにくいのも大きなポイントです。

— 週1回以上サーフィンする中級者 (★★★★☆ 4.5)

価格帯と主要モデル

冬用モデル(セミドライ)

  • F BOMB E7 5/3mm GB チェストジップ セミドライ:¥69,850
  • F BOMB E7 4/3mm GB チェストジップ セミドライ:¥69,190

春夏秋用モデル(フルスーツ)

  • E BOMB E7 3/2mm GB バックジップ フルスーツ:¥54,890
  • E BOMB E7 3/2mm GB チェストジップ フルスーツ:¥54,890
  • E BOMB E6 3/2mm GB ジップフリー フルスーツ:¥57,090

Made In Japanモデルは、セール時に最大40%OFFになることもあります。定価でのご購入を検討されている方は、セール時期をお待ちいただくことをおすすめします。詳しい使用感については別記事のレビューをご覧ください。

おすすめユーザー層

こんな方におすすめ

  • 週1回以上サーフィンする方
  • パフォーマンスにこだわる方
  • 長時間のセッションを行う方

3-3. F BOMB FUSIONシリーズ

概要

F BOMB FUSIONは、リップカール社の最新テクノロジーを結集した革新的モデル。96%ステッチフリーのノーシームボディとE7 FLASH LININGの組み合わせにより、究極の快適性と保温性を実現しています。

主な特徴

  • 96%ステッチフリーのノーシームボディ構造による優れた防水性
  • 全身採用のE7 FLASH LININGによる最高レベルの保温性
  • スーパーストレッチボンドによる高い伸縮性
  • ジップフリーシステムによる究極の運動性
  • 外部シリコンテープによる確実な水の侵入防止

ウェットスーツのパネルを貼り合わせるための縫い目がなく、貼り合わせがボンディングと呼ばれる製法で作られています。通常のウェットスーツは生地を縫う時に針をラバーに刺すため、その穴が伸縮を繰り返すたびに広がっていきますが、リップカールのFusionは96%ステッチフリーのため穴が広がらず、水が縫い目から入ってこないのが特徴です。

価格帯と主要モデル

セミドライモデル

  • F BOMB FUSION 5/3mm ジップフリー セミドライ:¥84,590
  • F BOMB FUSION 4/3mm ジップフリー セミドライ:¥82,390
  • F BOMB FUSION 3/2mm ジップフリー セミドライ:¥74,690

おすすめユーザー層

こんな方におすすめ

  • 最高峰の性能を求めるプロサーファー
  • 寒冷地で長時間のセッションを行う方
  • ジップフリーの快適性を求める上級者
  • 最新テクノロジーに投資できる方

3-4. DAWN PATROLシリーズ

概要

DAWN PATROLシリーズは、過去の最上級モデルで採用されていた素材を適材適所に組み合わせた、コストパフォーマンスに優れたモデル。E5フラッシュライニングとE4サーモライニングのハイブリッド構造により、快適なサーフィンをサポートします。

主な特徴

  • 腹部と背中にE5フラッシュライニング採用による高い保温性
  • 腕にE5ジャージ、脛から股にE4サーモライニングを配置
  • グルードブラインドステッチ(すくい縫い)による優れた防水性
  • E5テープ加工による高い耐久性
  • 使いやすいバックジップシステム

実際のユーザーの声(ヒガシーサー)

DAWNPATROL 2mm バックジップ ロングジョンを使用しています。スキンラバーのモデルですが、E5ネオプレンとEステッチ(生地を貼り合わせる際、コイル状に縫い合わせることにより縦への伸びに強い)の組み合わせて運動性能は非常に高いです。サイズは最も小さいSサイズを選びましたが、腹囲が緩いため私の体型ではあまりフィットしなかったようです。

— 週1回以上サーフィンする中級者 (★★★★★ 5.0)

価格帯と主要モデル

セミドライモデル

  • DAWNPATROL 5/3mm Classic 2 バックジップ セミドライ:¥64,890
  • DAWNPATROL 4/3mm GB バックジップ フルスーツ:¥54,890

Made In Japanモデルは、セール時に最大40%OFFになることもあります。DAWNPATROL 5/3mm クラシック バックジップ セミドライ Made In Japanは、通常価格¥64,790のところ、セール時には¥38,874で購入できる場合があります。

おすすめユーザー層

こんな方におすすめ

  • 週1-2回程度サーフィンする中級者の方
  • コストパフォーマンスを重視する方
  • オールシーズンサーフィンを楽しむ方
  • 扱いやすいバックジップを好む方

3-5. OMEGAシリーズ

概要

OMEGAシリーズは、初中級者向けに開発された信頼性の高いモデル。上腕部分には数年前の最上級モデルのE5ラバーを使用し、ボディには耐久性のあるE3ジャージを採用することで、動きやすさと耐久性を両立しています。

詳しくは Ripcurl OMEGA 1.5mm タッパーの詳細レビュー をご覧ください。

主な特徴

  • 上腕部分にE5ラバーを使用した優れた運動性
  • ボディにE3ジャージを採用した高い耐久性
  • 胸パネルのラバー生地による保温効果
  • すくい縫い製法による確実な防水性
  • シンプルで使いやすいバックジップ

実際のユーザーの声(ヒガシーサー)

OMEGA 1.5mm バックジップタッパーを使用していますが、春先から秋口まで快適に使えます。サイズ感はややタイトで、最小サイズを選ぶ場合は特に注意が必要です。ただし、これはタッパータイプの特徴かもしれません。コストパフォーマンスは非常に高く、パドリング時の動きやすさも十分です。

— 週1回以上サーフィンする中級者 (★★★★★ 5.0)

価格帯と主要モデル

フルスーツ&タッパー

  • OMEGA 3/2mm GB バックジップ フルスーツ:¥31,790
  • OMEGA 1.5mm バックジップ タッパー:¥19,990(参考価格)

Made In Japanモデルは、セール時に最大30%OFFになることもあります。例えば、OMEGA 3/2mm バックジップ フルスーツ Made In Japanは、通常価格¥49,390のところ、セール時には¥34,573で購入可能です。

おすすめユーザー層

こんな方におすすめ

  • 月1-2回程度のサーフィンを楽しむ方
  • 春〜秋のシーズンがメインの方
  • コストパフォーマンスを重視する方
  • タッパー選びで悩んでいる方

3-6. FREELITEシリーズ

概要

FREELITEシリーズは、エントリーユーザー向けに開発された使いやすいモデル。全身ジャージ素材を採用し、グルードブラインドステッチとテーピング加工により、リーズナブルな価格ながら十分な基本性能を実現しています。

主な特徴

  • 全身ジャージ素材による扱いやすさ
  • すくい縫い製法による防水性/より低価格のモデルはフラットシーマと呼ばれる貫通縫いを採用
  • ストレスポイントのテーピング加工
  • シンプルで使いやすいバックジップ
  • メンテナンスのしやすい素材選定

過去のユーザー体験(ヒガシーサー)

サーフィン初心者の頃に使用していましたが、エントリーモデルとは思えない使い心地でした。特にメンテナンスのしやすさは初心者には重要なポイントで、ジャージ素材は傷つきにくく、洗いやすいのが特徴です。春から秋のシーズンであれば、十分な保温性も備えています。沖縄だと冬でも使えます。価格を考えると、初めてウェットスーツを購入する方には特におすすめできます。

— 過去の使用経験より (★★★★★ 5.0)

価格帯と主要モデル

フルスーツ

  • FREELITE 5/3mm GB バックジップ フルスーツ:¥32,890
  • FREELITE 3/2mm GB バックジップ フルスーツ:¥29,590
  • FREELITE 3/2mm FLAT LOCK バックジップ フルスーツ:¥27,390

おすすめユーザー層

こんな方におすすめ

  • サーフィンを始めたばかりの方
  • 春〜秋のシーズンがメインの方
  • 手頃な価格で品質の良いウェットスーツを探している方
  • メンテナンスのしやすさを重視する方

4. 用途別選び方ガイド

※海外ライダーはピッタリ、もしくは小さめのサイズを好んで着用されています。また、リップカールでも生地の性能を最大限発揮できる様に、ピッタリもしくは小さめサイズの着用を推奨しています。

サイズ S MS M MT LS L LT XL
身長 (cm) 160-165 165-170 170-175 175-180 170-175 175-180 180-185 180-185
首囲 (cm) 35 36 36 36 37 37 37 38
胸囲 (cm) 90 93 95 95 99 101 101 106
腹囲 (cm) 73 73 78 78 83 83 83 88
袖丈 (cm) 52.5 52.5 54 55.5 54 55.5 57 57
股下 (cm) 68 68 71 74 71 74 77 77
*リップカール公式ストア「Fusion Bomb」から引用

※ウエットスーツの着方、着用感に個人差が大きくあります。リップカールウエットスーツは業界トップレベルの伸縮性を誇っており、多少枠から外れている場合でも身体を包み込みます。あくまでも参考値としてご利用ください。リップカール公式ストアより引用

項目 測定値
身長 163.0 cm
体重 54.0 kg
首囲(首回り) 35.3 cm
胸囲 83.8 cm
腹囲(ウエストへそ経由) 70.6 cm
袖丈(腕の長さ) 54.9 cm
股下(くるぶしまでの股下) 68.1 cm
スマホアプリ「Bodygram」で簡単に測定した数値。

筆者の場合、Bodygramで測ったサイズではSサイズが適用範囲になります。

実際に着用したところ「E BOMB LIMITED ジップレス 3mm/2mmフルスーツ」はピッタリでしたが「DAWN PATROL 2mm バックジップ ロングジョン」は胸囲と腹囲が広めでした。OMEGAシリーズのタッパーはピッタリでしたね。

ウェットスーツのタイプによっては、ピッタリだったり、少し広めの部分があったりしますが、許容範囲なので問題ありません。

ウェットスーツのための自己採寸は「Bodygram」がオススメ。

4-1. 厚さの選び方

季節や使用する海域の水温に応じて、適切な厚さを選択することが重要です。

夏用(水温22度以上)

夏用には2mmロングジョンとタッパーを活用しています。個人的にはロングジョンの上にラッシュTやTシャツを着用するのが見た目もスタイリッシュで気に入っています。

春秋用(水温18-22度)

春秋用は3/2mmフルスーツを着用します。沖縄では真冬の水温なので、年間を通して3mm/2mmのフルスーツがあれば1年中快適にサーフィンができます。

また、ロングジョン+タッパージャケットがあると、春夏秋冬の1年中を水温や天気に合わせて着用できるので、非常にオススメです。

冬用(水温17度以下)

  • 4/3mmフルスーツ
  • セミドライ

NZで半年滞在した時に4mm/3mmのフルスーツを使っていましたが、肩周りが重くてパドリングがしにくいと感じました。セミドライも着用したことがありますが、沖縄県では使わないので、今は冬でも3/2mmのフルスーツにしています。

リップカール FUSION 3/2mm セミドライは薄手なのに暖かいと好評のようです。3/2mmのセミドライだったら私も欲しいなと思いました。

4-2. サイズの選び方

正確なサイズ選びは、ウェットスーツの性能を最大限に引き出すために重要です。

採寸ポイント

  • 身長
  • 体重
  • 首囲
  • 胸囲
  • ウエスト
  • 袖丈
  • 股下

これらのポイントを計りましょう。ただし、現在はスマホアプリが優秀なので「Bodygram」を使って計測するのもオススメです。

私は過去にムラサキスポーツでサイズを測ってセミオーダーしたことがありますが、結局サイズが全然合わなくて、何度も計り直し、縫製直しを行った経験があります。

余程の熟練した計測士でないと、人間なので計り間違いがあるため、私はアプリを信用しています。

サイズ選びの基本ルール

  • きつめに感じる程度が適正サイズ
  • 着用時にストレスのない範囲
  • 水中での膨張を考慮

サーフィン先進国のオーストラリア、アメリカでは既成サイズ(吊るし)のウェットスーツを使うのが一般的です。

WSLチャンピオンのガブリエル・メディーナ選手や、元WSLチャンピオンのミック・ファニングも、リップカールの規制サイズを使っています。

日本はサーフショップ × ローカルコミュニティという独特の文化構造があるため、そのポイントでサーフィンするためには、そのポイントを支配しているショップでウェットスーツを購入しないといけないという暗黙のルールがあるそうです。

そのため「ウェットスーツはオーダーするのが良い」という価値観が植え付けられています。

既製サイズがダメなら、WSL選手もみんなオーダーしているはずですが、オーストラリアやアメリカではサイズが小さめ〜ピッタリの既製サイズを選ぶというのが一般的です。

もちろんオーダーメイドも着心地は良いので、どちらが良い悪いの話ではありません。

ウェットスーツタイプの選び方

ノンジップ/ジップフリータイプ

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ジップフリーのため運動性能が高く、ストレスが少ない

デメリット

  • 40代以降の関節の可動域では脱着が難しい

メリット

  • 運動性能が高い
  • サーフィン中のストレスが少ない

筆者の個人的な意見として、肩関節が硬くなってきた40代以降にはオススメしません。脱着がしんどいです。ただし運動性能は非常に良いので、バランスを考慮して選びましょう。

チェストジップ/フロントジップ

デメリット

  • 人間工学の視点でパドリングが重くなる
  • 前側にテンションが集まるため猫背になりやすい

メリット

  • 脱着が楽
  • 水の侵入がバックジップより少ない

筆者の個人的な意見として、チェストジップはノンジップよりは脱着がしやすく、バックジップよりは水の侵入が少ないのが良いと思います。

ただし、科学的な運動性能の点で考えると、チェストジップはウェットスーツの重心が肩周りに集中し、胸側にジップがあるため、猫背になりやすく、パドリングも重く感じるというデメリットがあります。

これは実際の重量や素材ではなくて、人間工学的な考え方になります。猫背になると人間は運動パフォーマンスが下がり、体も冷えやすくなります。

重心は横隔膜からお腹辺りにあると動きやすくなります。重心がカラダの上部に集中するとパドリングに重さを感じやすくなります。これは人間の重心が関係しているため。

バックジップ

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デメリット

  • 特に無し…見た目?

メリット

  • 脱着がしやすい
  • 人間工学の視点から運動性能が高い
  • 40代以降のサーファーにはバックジップが一番お勧めできる。

バックジップは脱着のしやすさ、人間工学の視点から見ると最もオススメできるウェットスーツのタイプです。バックジップにすることで、肩甲骨を寄せることができ、最も運動のしやすい姿勢を保つことができます。

また脱着がしやすいことも40代サーファーにとっては大きなメリットです。ただしバックジップは水の侵入がしやすいため、寒さに関してはチェストジップやノンジップに劣る可能性があります。

これまでに全てのタイプのウェットスーツを使ってきましたが、年齢や関節の可動域、サーフィンの目的に合わせてウェットスーツの選び方も変えていく必要があると強く感じています。

いつまでも若い時の気持ちでパフォーマンス性能や流行を追っても、後悔することが多い…

5. メンテナンス方法

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5-1. 基本的なケア

使用後のケアを適切に行うことで、ウェットスーツの寿命を延ばすことができます。

使用後のケア

1.真水でのすすぎ

  • 外側全体を丁寧にすすぐ
  • 内側も同様にすすぐ
  • 特に縫い目部分は入念に

2.乾燥方法

  • 日陰での乾燥
  • 厚手のハンガーを使用
  • 折れジワを作らない

ウェットスーツシャンプーやウェットスーツ専用トリートメントを使うことで、生地の柔軟性を保つことができます。

5-2. 保管方法

  • 直射日光を避ける
  • 風通しの良い場所
  • 肩幅が広いハンガーに吊るす、もしくは腰から折って吊るす

どんなに綺麗に洗っても、保管方法が間違っていると、ウェットスーツはすぐにダメになります。

ハンガーはウェットスーツハンガーではなくても、100円均一で購入できるのでそれを使っています。

重量のある冬用のウェットスーツは腰から折って保管しています。

6. よくある質問

Q1: サイズ選びで迷った場合は?

A: まずは Bodygram で正確に採寸を行い、公式サイズチャートで確認することをお勧めします。判断が難しい場合は、体格に近いサイズを選択することをお勧めします。

Q2: メンテナンスの頻度は?

A: 使用後は毎回の真水洗いが基本です。月に一度はウェットスーツ専用シャンプーや専用トリートメントを使いましょう。定期的なメンテナンスにより、製品の寿命を延ばすことができます。

Q3: リサイクルプログラムについて

A: リップカールはテラサイクルとの協力による回収プログラムを実施しています。使用済みのウェットスーツは、最寄りの回収拠点で受け付けています。

7. まとめ:リップカールウェットスーツの魅力と選び方

リップカールウェットスーツの魅力は、強度の高い縫製と、圧倒的なストレッチ性能、それから世界トップのシェアを誇るウェットスーツブランドという点です。

近代サーフィンのウェットスーツの歴史そのものと言っても過言ではないリップカール社のウェットスーツは、長年の知識と経験、世界トップのサーファーたちのフィードバックを基に作られています。

私も20年以上のサーフィン経験がありますが、以前のウェットスーツとは質も強度も全く違います。私の年代でわかりやすく言うとミックが初めてワールドチャンピオンを獲得した時、E-BOMBのウェットスーツが流行りましたよね。ミックの背後で炎が爆発してるプロモーション動画が印象的でした。

あの頃のE-BOMBも凄かったけど、現在は縫製のクオリティ、素材の強度、ストレッチ性能が圧倒的に進化しています。普通に使って、普通にメンテナンスしていれば5年は余裕で持つでしょう。

日本もワールドチャンピオンとCTサーファーを輩出しているオーストラリアのサーファーを見習って「ウェットスーツは既製サイズで選んでもいい」という認知が広がって欲しいなと思います。

7-1. ブランドの強み

  • 1969年からの50年以上の開発実績
  • 2024年B Corp認証取得による環境への積極的な取り組み
  • グローバルな品質基準による信頼性
  • 最先端の設備投資を行なっている工場で生産

B Corp認証(Bコープ認証)とは、企業が社会や環境に与える影響を測定して、高い評価を得た企業に与えられる認証制度です。B Corp(B Corporation)は「Benefit Corporation(ベネフィット・コーポレーション)」とも呼ばれ、アメリカやカナダ、欧州などでは法制化されています。

7-2. 製品選びのポイント

  • 使用シーズンと水温に合わせた厚さの選択
  • 正確な採寸に基づいたサイズ選び
  • 定期的なメンテナンスの実施

7-3. サステナビリティへの取り組み

  • テラサイクルとの協力によるリサイクルプログラム
  • 環境配慮型製品の開発
  • 製品の長寿命化サポート

8. 実用的な参考情報

8-1. サイズ表

サイズ S MS M MT LS L LT XL
身長 (cm) 160-165 165-170 170-175 175-180 170-175 175-180 180-185 180-185
首囲 (cm) 35 36 36 36 37 37 37 38
胸囲 (cm) 90 93 95 95 99 101 101 106
腹囲 (cm) 73 73 78 78 83 83 83 88
袖丈 (cm) 52.5 52.5 54 55.5 54 55.5 57 57
股下 (cm) 68 68 71 74 71 74 77 77
*リップカール公式ストア「Fusion Bomb」から引用

WETSUITS(ウェットスーツ) – Rip Curl Japan

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ヒガシーサー

ヒガシーサー

ブロガー/クリエイター/サーフボード開発/テストライダー

サーフィン歴20年、Beach Access・nanazeroのテストライダー、サーフボード・サーフスケート開発チーム。19年間も上達できなかったが、オーストラリアの科学的メソッドで上達。その経験を軸にブログ・SNSで一般サーファーのためのサーフィン上達方法、楽しみ方を共有している。SNS総フォロワー6.5万人。

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