サーファーがパウダーボードを3日間試した結果|SEPPA AM01レビュー

7 min
SEPPA Shapes スノーボード

「スノボ初心者のサーファーが、いきなりパウダーボードに乗って大丈夫なのか?」

正直、私も不安でした。

サーフィン歴は20年以上ありますが、スノーボードはほぼ未経験。

過去にレンタルボードで挑戦したことはありますが、全く滑れませんでした。

そんな私が、日本人向けパウダーボード「SEPPA Shapes AM01」を3日間試してきました。

場所は新潟の苗場・田代・神楽エリア。

結論から言うと、3日目にはパウダーを滑れるようになりました。

しかも、パウダーの感覚はサーフィンとほぼ同じだったのです。

この記事では、スノボ初心者のサーファーが体験した3日間のリアルな記録と、開発者・岩田さんから聞いたブランドの想いをお伝えします。

スノボ初心者のサーファーがパウダーボードを試した理由

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40歳からのほぼ初スノーボード

なぜサーフィン歴20年以上の私が、今さらスノーボードを始めたのか。

きっかけは、SEPPA Shapesの開発チームとの出会いでした。

「雪山をサーフする」というコンセプトに興味を持ち、実際に試してみることに。

ただ、正直なところ不安しかありませんでした。

  • 過去のスノボ経験はレンタルボードで転びまくった記憶だけ
  • 40代の体で3日間もつのか
  • パウダーボードって上級者向けでは?
  • サーフィンの感覚が本当に活きるのか

これらの疑問を、身をもって検証してきました。

3日間の体験記録|苗場・田代・神楽

新潟スノーボード体験
新潟スノーボード体験

ここからは、3日間の体験をリアルにお伝えします。

同じようにスノボ初心者のサーファーの参考になれば幸いです。

1日目:レンタルボードで2時間転びまくった(苗場)

初日のスノーボードは転びまくり
初日のスノーボードは転びまくり

初日は苗場スキー場でスノボのリハビリからスタート。

まずはレンタルボードで感覚を取り戻そうと思いました。

結果は散々でした。

2時間ほど滑りましたが、まともにターンできません。

何度も転び、体中が痛くなりました。

「サーフィンの感覚が活きる」なんて嘘だと思いました。

サーフィンでは体重移動でターンしますが、スノボは全く違う。

エッジを立てる感覚がつかめず、傾けると傾けた側にそのまま倒れる。

圧雪バーンには「抵抗」がないのです。

サーフィンなら水の抵抗でバランスが取れますが、雪にはそれがない。

この日は「やっぱりスノボは向いてない」と落ち込んで終わりました。

2日目:AM01に乗り換えたら世界が変わった(田代・神楽)

SEPPA Shapes_AM01
SEPPA Shapes AM01

2日目は、いよいよSEPPA AM01を試します。

開発チームの方がビンディングの設定を調整してくれました。

ポイントは「サーファー向けのスタンス」です。

  • 前足と後ろ足の角度をボードに対して斜めに設定
  • 膝を入れやすく、骨盤を前に向けやすい角度
  • サーフィンのスタンスに近づける調整

この設定変更が、劇的な違いを生みました。

滑り出した瞬間、「あれ、滑れる」と感じました。

レンタルボードとは明らかに違う安定感。

ターンも自然にできるようになりました。

AM01は155cmという長さですが、接雪長は115cm。

見た目より短く感じ、取り回しがしやすかったです。

サーフィンで例えると短めのミッドレングスのような乗り味でした。

この日は田代・神楽エリアを滑り込みました。

圧雪バーンはまだ苦手でしたが、コース脇の柔らかい雪(サイドパウダー)では不思議と安定。

「もしかして、パウダーならもっと滑れるのでは?」

そんな予感がしました。

3日目:パウダー初体験、サーフィンと同じ感覚だった

パウダースノーボーディング
初心者でもパウダーを滑れた

3日目の朝、ゲレンデには新雪が積もっていました。

人生初の本格的なパウダー体験です。

結論から言うと、サーフィンと感覚がほぼ同じでした。

パウダーに入った瞬間、ボードが浮き上がる感覚。

これはサーフィンでテイクオフした時の浮遊感に似ています。

そして、ターンした時に「抵抗」を感じました。

圧雪バーンにはなかった、あの抵抗です。

サーフィンでレールを入れた時に感じる水の抵抗と、ほぼ同じ感覚。

その抵抗を使ってバランスを取り、ターンができる。

「これがパウダーか」と感動しました。

圧雪バーンが難しかった理由がわかりました。圧雪には「抵抗」がない。だから傾けると倒れる。でもパウダーには雪の抵抗がある。だからサーフィンの感覚でバランスが取れるのです。

サーファーがパウダーで感じた「水と雪の共通点」

3日間の体験を通じて、サーフィンとパウダーボードの共通点と違いが明確になりました。

共通点:抵抗を使ったバランスとターン

パウダーとサーフィンの最大の共通点は「抵抗」です。

サーフィンでは水の抵抗を使ってターンします。

レールを入れると水が押し返してくる、あの感覚。

パウダーでも全く同じことが起きます。

エッジを入れると雪が押し返してくる。

その抵抗を使ってバランスを保ち、ターンする。

ボトムターンの感覚は驚くほど似ていました。

後ろ足に体重を乗せて、グッと踏み込む感覚。

サーフィンで培った体重移動が、そのまま活きました。

違い:圧雪バーンはサーフィンとは別物

一方で、圧雪バーンはサーフィンとは全く違いました。

硬い雪面には「抵抗」がありません。

エッジを傾けても、押し返してくる力がない。

だから傾けると、そのまま倒れてしまう。

圧雪バーンでは、エッジを「立てる」技術が必要です。

これはサーフィンにはない、スノーボード特有の技術。

私はまだ習得できていません。

ただ、AM01はパウダーボードながら圧雪でも安定していました。

転びまくったレンタルボードとは大違いです。

ビンディング設定の重要性

SEPPA Shapes AM01
ビンディングの重要性

今回の体験で最も重要だったのは、ビンディングの設定です。

レンタルボードは一般的な設定のまま。

AM01は、サーファー向けに角度を調整してもらいました。

項目レンタルボードAM01(調整後)
スタンス角度一般的な設定前後とも斜め
膝の入れやすさ入れにくい自然に入る
骨盤の向き横向き気味前向き
サーフィン感覚全く違う近い

この設定変更だけで、滑りやすさが劇的に変わりました。

サーファーがスノーボードを始めるなら、ビンディングの設定は必ず調整してもらうことをおすすめします。

開発者・岩田さんに聞いたSEPPA Shapesの想い

今回、SEPPA Shapesの開発者である岩田さんに直接お話を聞く機会がありました。

雑談の中で語られた、ブランドに込められた想いを紹介します。

「日本人向けのパウダーボード」を作りたかった

「海外ブランドのパウダーボードは、日本人の体格や体重に合わないことが多いんです」

岩田さんはそう語ります。

欧米人向けに設計されたボードは、日本人には硬すぎたり、長すぎたりする。

しかも、日本のパウダーは海外とは質が違う。

国内ブランドのパウダーボードも存在しますが、価格が高かったり、上級者向けのコンセプトが多かったりする。

「日本人の体格に合った、初心者でも扱いやすいパウダーボードを作りたかった」

それがSEPPA Shapes誕生のきっかけでした。

最も苦労したのは「硬さのバランス」

開発で最も苦労したのは、フレックス(硬さ)のバランスだったと言います。

「柔らかすぎると高速で不安定になる。硬すぎると低速で反応しない」

日本人の体重帯(50-75kg)で、日本の雪質で、ちょうど良いしなりが出る。

この絶妙なバランスを見つけるのに、約100種類の試作を重ねたそうです。

私が乗ったAM01 Mellow Flexは、確かに低速でもしっかり反応しました。

初心者の私でも扱えたのは、この「ちょうど良い硬さ」のおかげだったのです。

D2Cで「買いやすい価格」を実現

「パウダーは本当に楽しい。でも、パウダーボードは価格が高くて手が出にくい」

岩田さんはそう感じていたそうです。

パウダーボードの価格帯は5万円台から15万円以上まで幅広い。

特に、品質とデザインにこだわったボードは10万円を超えることが多い。

だからこそ、SEPPA ShapesはD2C(ネット直販)にこだわっています。

中間マージンをカットして、79,800円という価格を実現。

「良いボードを、買いやすい価格で届けたい」

この想いが、価格設定に表れています。

開発チーム全員がサーファー

「雪山をサーフする」というコンセプトは、単なるキャッチコピーではありません。

SEPPA Shapesの開発チームは、全員がサーファーです。

サーフィン、スノーボード、スケートボードなどを愛するチームが、雪山でもサーフィンの感覚を味わいたいと考えた。

その想いから生まれたのがSEPPA Shapesです。

私がパウダーで感じた「サーフィンと同じ感覚」は、まさに開発チームが目指していたもの。

コンセプトが本物だと、身をもって体験しました。

試乗会で「体感」してほしい

最後に岩田さんはこう語ってくれました。

「試乗会などを通じて、SEPPAの良さを体感してもらいたい」

日本人向けに特化したパウダーボードの乗り心地は、言葉では伝わりにくい。

だからこそ、実際に乗ってみてほしいと。

私も3日間乗ってみて、その言葉の意味がわかりました。

試乗会の情報はSEPPA Shapes公式Instagramで更新されています。

体験を踏まえた、日本人向けパウダーボードの選び方

SEPPA Shapes スノーボード
SEPPA Shapes パウダーボード

3日間の体験を踏まえて、日本人がパウダーボードを選ぶ基準をまとめます。

基準1:体重に合ったフレックスを選ぶ

最も重要なのは、自分の体重に合ったボードを選ぶことです。

硬すぎるボードは、低速でしなりが出ません。

日本人の平均体重(60-70kg)なら、柔らかめのフレックスがおすすめ。

SEPPA Shapesの場合、以下が目安です。

体重おすすめモデル価格
50-60kgAM02 Mellow Flex79,800円
60-70kgAM01 Mellow Flex79,800円
65-75kgAM01 Firm Flex79,800円

基準2:オールマウンテンタイプを選ぶ

初めてのパウダーボードなら、オールマウンテンタイプが無難です。

理由は、毎回パウダーに当たるとは限らないから。

私も3日間のうち、本格的なパウダーは3日目だけでした。

AM01は圧雪バーンでも安定していたので、パウダーがない日も楽しめます。

パウダー専用のPW01シリーズは、経験者向けです。

基準3:サーファーならビンディング設定を調整する

サーファーがスノーボードを始めるなら、ビンディングの設定は必ず調整してください。

一般的な設定では、サーフィンの感覚が活かせません。

前足・後ろ足の角度を調整するだけで、滑りやすさが劇的に変わります。

ショップで「サーフィン経験があるので、スタンスを調整したい」と相談してみてください。

よくある質問

Q

スノボ初心者でもパウダーボードに乗れますか?

A

私はほぼスノボ初心者でしたが、3日目にはパウダーを滑れました。ただし、基本的なターンができるレベルは必要です。全くの初心者なら、まず圧雪バーンで基礎を身につけてから挑戦することをおすすめします。

Q

サーフィン経験があると有利ですか?

A

パウダーに限っては、サーフィン経験が大きく活きます。雪の抵抗と水の抵抗は似ていて、体重移動やバランス感覚が共通しています。ただし、圧雪バーンはサーフィンとは別物。エッジを立てる技術は別途習得が必要です。

Q

SEPPA AM01は圧雪バーンでも滑れますか?

A

滑れます。AM01はオールマウンテンタイプなので、圧雪バーンでも安定しています。私はレンタルボードでは転びまくりましたが、AM01では圧雪でも滑れました。パウダーがない日でも楽しめるのは大きなメリットです。

Q

海外ブランドと比べてSEPPA Shapesの良さは?

A

日本人の体格(50-75kg)と日本の雪質に最適化されている点です。海外ブランドは欧米人体格がベースで、日本人には硬すぎることがあります。また、D2C(ネット直販)により79,800円という買いやすい価格を実現しています。

まとめ:サーファーこそパウダーボードを体験してほしい

SEPPA Shapes AM01
パウダーボード最高

3日間の体験を通じて、確信したことがあります。

サーファーこそ、パウダーを体験すべきだということ。

パウダーの感覚は、サーフィンとほぼ同じでした。

雪の抵抗を使ってターンする感覚、浮遊感、フロー状態。

すべてがサーフィンと共通していました。

圧雪バーンはまだ苦手ですが、パウダーはめちゃめちゃ楽しい。

これは嬉しい発見でした。

この記事のポイントをまとめます。

  • スノボ初心者でも、パウダーなら3日で滑れるようになった
  • パウダーの感覚はサーフィンとほぼ同じ
  • 圧雪バーンとパウダーは全く別物
  • ビンディング設定を調整すると滑りやすさが劇的に変わる
  • 日本人には日本人向けのボードが合う

SEPPA Shapesは、日本人の体格と日本の雪質に合わせて作られたブランド。

開発者の岩田さんから直接話を聞いて、その想いの深さを知りました。

サーフィンと同じように、奥深い世界がそこにはありました。

これからは毎年、パウダーを滑りに行けるように頑張ります。

SEPPA Shapesの詳細は公式サイトでご確認ください。試乗会情報は公式Instagramで更新されています。

ヒガシーサー

ヒガシーサー

ブロガー/クリエイター/サーフボード開発

サーフィン歴20年の経験を持つ週末サーファー。Beach Accessとnanazeroのテストライダーおよびサーフボード・サーフスケート・フィン開発チームに参加。19年間上達できなかった経験から、科学的アプローチで効率的に上達する方法を研究。この経験を基に、初心者から中級者の週末サーファーが安全で楽しいサーフィンライフを送るための実践的な情報を発信しています。
Instagram:@higashisacom(3.5万人フォロワー)
YouTube:@higashisa(1.8万人登録者)
著書:「ブログで簡単!アフィリエイト 稼ぐ力をつけるための教科書」他3冊

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