ナナゼロがスタートした時期から、MID01とMID02をテストライダーとして使い続けています。
累計で3年以上になります。
試乗レポートとは違います。長く乗り続けて初めてわかることがあります。この記事では、その正直な記録を書きます。
この記事でわかること
- MID01の初期モデルと現行モデルの違い(3年使ってわかったこと)
- MID02が不動のベストセラーになっている理由
- テストライダーから見た、それぞれの正直な欠点
- MID01とMID02、どちらを選ぶかの判断基準
目次
MID01 — テストライダーが3年で見た変化
正直に書きます。
MID01の初期モデルは、わたしのサーフィンスタイルには合いませんでした。
初期モデルで感じた引っ掛かり
MID01はウッドスキン素材で、軽くて浮力が強い。
ボリューム表記以上の浮力を感じられるのは確かで、パドルは早い。ただ、ターンのときに引っ掛かる感覚が続きました。
原因は、ノーズとテールの厚みのバランスにありました。アウトラインは良かったのですが、フォームの配分がまだ完成形ではなかった。直進性はあるのに、レールを入れたときのリリースが重かった。そういう感覚でした。
インフルエンサーの方々がMID01を大絶賛しているのは何度も見ました。その方たちが嘘をついているとは思いません。乗り方によっては、十分に楽しめるボードです。ただ、わたしが求めているサーフィンとは少し違う感触がありました。
2025年マイナーアップデートで何が変わったか
2025年、MID01がマイナーアップデートされました。
ノーズとテールの厚みを薄めに調整したアップデートでした。
乗ってみると、フォームバランスが良くなっていました。
ターンの引っ掛かりが減った。レールを入れたときの反応が軽くなった。初期モデルで気になっていた部分が、かなり改善されていると思います。
現行モデルは買って損はない仕上がりです。ただ「少し中途半端な性能」という感覚は、まだ残っています。MID07がパフォーマンス寄りのミッドレングスで、MID02がオールラウンド。MID01はその中間に位置する感じがあって、どちらを求めるかで判断が変わります。
MID01が向いている波・向いていない波
ビーチブレイクのような、押してくれる厚い波に向いています。
沖縄のリーフブレイクでは、あまりフィットしませんでした。掘れる波でレールを入れるときに、ボードがついてこない感じがありました。
MID02 — 発売当初から変わらない乗りやすさ
MID02は、発売当初から乗りやすいミッドレングスでした。
6’8″と7’0″に乗り続けています。小さな波から台風のサイズまで、オールラウンドに使ってきました。
ウッドスキンとEPS、どちらを選ぶか
MID02はウッドスキンとEPSの2素材があります。
ウッドスキンは軽くて浮力が強い。EPSは標準的な性能で少し重さがあります。ただ、6’8″〜7’0″のボリュームがあれば、体感での差は大きくありません。
わたしはどちらも愛用しています。波の状況や気分で使い分けることもありますが、「ウッドスキンが絶対に良い」とは思っていません。EPSも十分に乗りやすいです。
MID02のオールラウンド性能
沖縄の掘れるリーフブレイクでも使えます。
スネサイズの波でもパドルが早くて波をつかめる。台風スウェルのサイズがある波でも、安定感がある。MID02の一番の強みは、この波質の幅の広さだと思っています。
ナナゼロの不動のベストセラーになっているのは、この理由だと思います。誰が買っても、どんな波でも、ある程度は応えてくれる。そういうボードです。
正直な欠点:フィン設定の自由度
MID02で感じている欠点があります。
シングル+2のフィンセッティングが、個人的にはイマイチと感じています。
以前、ウッドスキンのツインフィンモデルがありましたが、ウッドスキン素材とツインフィンの相性が良くなかったため廃盤になりました。今はシングル+2しか選べません。
現在、テストモデルでEPS×ツインフィンに乗っています。これが非常に良い。フィン設定が楽で、波キャッチが早く、ターンが軽快です。ただ、これはまだ販売されていないモデルの話です。
現行を買う場合はシングル+2を選ぶことになります。それが欠点というわけではないのですが、フィン設定で遊びたい人には少し物足りないかもしれません。
MID01とMID02、どちらを選ぶか
わたし個人は、MID02の方が好きです。
オールラウンドに使えること、発売当初から安定していること。この2点が自分のサーフィンスタイルに合っています。
MID01は現行モデルで改善されているので、選ぶ理由はあります。ビーチブレイクをメインにしていて、MID07ほどのパフォーマンス性は求めていない、という人には向いていると思います。
わたしは普段、MID07かMID02で使い分けています。波質に合わせて選ぶと、どちらも活きます。MID01はその2本の間に位置するボードという感覚があって、個人的には選択肢に入りにくかったというのが正直なところです。
ナナゼロのミッドレングス全体の選び方についてはナナゼロ サーフボード おすすめ|レベル・波質別の選び方もあわせてご覧ください。
ミッドレングスの選び方全般についてはサーフボード選び方ガイドにまとめています。
MID01・MID02の在庫やカラーの確認はnanazero公式からどうぞ。
よくある質問
nanazero MID01とMID02はどちらがおすすめですか?
波質の幅が広い人や、オールラウンドに使いたい人にはMID02が向いています。ビーチブレイクをメインにしていて、少しパフォーマンス寄りを求めるならMID01の現行モデルも選択肢に入ります。どちらが絶対的に優れているわけではなく、使う波と好みによります。
MID01の初期モデルと現行モデルは何が違いますか?
2025年のマイナーアップデートで、ノーズとテールの厚みが薄めに調整されました。フォームバランスが改善され、ターンの引っ掛かりが軽減されています。現行モデルは初期モデルより乗りやすくなっています。
MID02のウッドスキンとEPSはどちらを選べばいいですか?
6’8″〜7’0″のボリュームがあれば、体感での差は大きくないです。ウッドスキンは軽くて浮力感が強め、EPSは標準的な乗り感です。価格差を考慮して選んでも大きな差は出にくいと思っています。
