このガイドでは、Beach Access(ビーチアクセス)のソフトボード全種類を、開発に携わりテストライダーとして全モデルを実際に使用してきた経験をもとに詳しく解説します。
沖縄本島の様々なポイントで小波から台風サイズまで、あらゆる条件下でテストした結果をもとに、それぞれのモデルの特徴や適性、選び方のポイントをお伝えします。どのモデルが自分に合っているのか悩んでいる方や、ビーチアクセスのソフトボードに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

メイ
ビーチアクセスのソフトボードってたくさん種類があるけど、どれを選べばいいか迷っちゃう。初心者でも乗れるの?
ビーチアクセスは初心者から上級者まで幅広いニーズに応える3つのシリーズを展開しています。この記事ではそれぞれの違いや選び方を詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。

ヒガ
目次
ビーチアクセスの3シリーズ比較:どれを選ぶべき?



ビーチアクセスのソフトボードは、大きく3つのシリーズに分かれています。それぞれのシリーズの特徴と対象となるサーファーを比較してみましょう。
シリーズ | 特徴 | 価格帯 | 対象サーファー |
---|---|---|---|
HSシリーズ | 高性能・高品質 バンブーストリンガー1-2本 Futuresフィンボックス コアサーファー向け | 66,800円〜73,800円 | 中級〜上級者 経験者〜パフォーマンス志向 |
Standardシリーズ | 汎用性・万能性 ウッドストリンガー1-2本 Futuresフィンボックス オールラウンダー向け | 58,800円〜72,800円 | 初心者〜中級者 週末サーファー〜一般愛好家 |
m-softシリーズ | 軽量・安全性 EPSコア・2本ストリンガー ソフトフィン ファミリー向け | 39,800円〜46,800円 | 完全初心者 子供〜シニア 家族で楽しむ方 |
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では、それぞれのシリーズの特徴をより詳しく見ていきましょう。
どのシリーズを選べばいいの?簡単ガイド
- 初めてサーフィンを始める場合
m-softシリーズの8’0″が最適です。軽量で安全性が高く、十分な浮力を持ち、波のキャッチが容易です。 - 少し経験があり上達を目指す場合
Standardシリーズの7’0″〜8’0″がおすすめ。安定性と操作性のバランスが良く、様々な波のコンディションで楽しめます。 - 中級者でパフォーマンスを重視する場合
HSシリーズの6’2″エッグシングルスタビや7’6″ミッドレングスがおすすめ。高い操作性と反応性で、よりアグレッシブなサーフィンが可能です。 - 家族や友人と共有する場合
Standardシリーズの8’0″ミニロングハンドル付きが便利。様々なスキルレベルに対応でき、持ち運びも容易です。

メイ
ソフトボードって、普通のハードボードに比べてどうなの?初心者にはいいって聞くけど、上達したら乗り換えた方がいい?
HSシリーズは従来のイメージを超えた高性能モデルです。軽量EPSコアとしっかりとしたストリンガー、Futuresフィンシステムの採用で、ハードボードに近い反応性を実現しています。また安全性や持ち運びの手軽さ、ワックスフリーの利便性など、ハードボードにはないメリットも多いです。

ヒガ
HSシリーズ:高性能ソフトボードの決定版

HSシリーズは、ビーチアクセスの中でも最高峰の性能を誇るハイパフォーマンスライン。中級〜上級者向けに設計された、従来のソフトボードの概念を覆す高性能モデルです。
- 高品質なバンブーストリンガーによる強度と反発力
- 精密な形状設計による高い操作性とパフォーマンス
- Futuresフィンシステムによるカスタマイズ性
- ワックスフリーでメンテナンス簡単
- 高波でも安定したコントロール性能
主要モデル紹介
HS 5’10” フィッシュ
フィッシュテールの特性を活かした、小波でも加速力のあるモデル。ツインフィン構成で開放的な乗り心地ながら、操作性も高くキレのあるターンが楽しめます。
- サイズ: 5’10” x 21″ x 2 7/16″
- ボリューム: 34L
- 特徴: スピードとフロー感を両立、高いマニューバビリティ
- 対象: 中〜上級者、体重45kg〜70kg
- 波質適性: 小〜中波(スネ〜胸肩)
- 価格: ¥66,800
小波から胸サイズの波まで、幅広い条件で試しましたが、特に膝から腰サイズの波でのパフォーマンスが印象的です。軽量で反応が良く、パワーの弱い波でもスピードを維持できます。
HS 6’2″ エッグ シングルスタビ
最も人気のあるHSシリーズのモデルの一つ。エッグシェイプとシングル+サイドフィンの組み合わせで、スムーズな乗り心地と操作性の良さを両立しています。
- サイズ: 6’2″ x 20 1/2″ x 2 7/8″
- ボリューム: 40L
- 特徴: オールラウンドな性能、安定性とターン性能のバランス
- 対象: 中級者、体重55kg〜80kg
- 波質適性: 小〜中波(スネ〜肩)
- 価格: ¥66,800
様々なポイントで使用してきましたが、どんな波質でも安定した性能を発揮します。特に読谷や恩納村の胸サイズのきれいなブレイクでは、ロングからの移行者も満足できるスムーズなライディングが楽しめます。
HS 6’2″ エッグ シングルスタビの詳細レビューはこちら
HS 6’10” クアッドフィッシュ
フィッシュのフロー感とミッドレングスのリラックス感を融合させたモデル。クアッドフィン設定でドライブ感のあるターンが特徴です。
- サイズ: 6’10” x 21 1/2″ x 2 11/16″
- ボリューム: 45L
- 特徴: 優れた波のキャッチ力と加速性、小回りの良さ
- 対象: 中級者、体重60kg〜85kg
- 波質適性: 小〜中波(スネ〜胸)
- 価格: ¥69,800
沖縄の伊計島や砂辺など、小波でもしっかりと波に乗れる性能が印象的です。パワーの弱いうねりでも、ボードがしっかりとスピードに乗るため、サーフィン練習に最適なモデルです。
HS 7’6″ ミッドレングス シングル
クラシカルなシングルフィン設定で、スタイリッシュなサーフィンが楽しめるモデル。流れるようなターンと安定したトリミングが特徴です。
- サイズ: 7’6″ x 21 3/4″ x 2 7/8″
- ボリューム: 51L
- 特徴: 高いコントロール性能とスムーズなライディング
- 対象: 中級者、体重65kg〜90kg
- 波質適性: 中波(膝〜肩)
- 価格: ¥73,800
小波から胸肩サイズの波でこのモデルの真価が発揮されます。形の整った波では、ロングボードのようなスムーズさとショートボードのような操作性を両立できます。
HS 7’6″ ミッドレングス シングルの詳細レビューはこちら

メイ
HSシリーズってすごく良さそうだけど、初心者の私でも乗りこなせるかな?少し不安…
HSシリーズは確かに中級者向けに開発されていますが、サーフィン初心者でもHS 6’2″エッグや7’6″ミッドレングスなら十分に乗りこなせます。

ヒガ
Standardシリーズ:バランスの取れた万能モデル

Standardシリーズは、初心者から中級者まで幅広いレベルのサーファーに対応した汎用性の高いラインナップ。安定性、操作性、耐久性のバランスが取れたモデルが揃っています。
- 頑丈なウッドストリンガーによる耐久性
- 安定性と操作性のバランスが取れた設計
- ワックスフリーで手入れ簡単
- 多彩なサイズと形状バリエーション
- コストパフォーマンスの高さ
主要モデル紹介
Standard 6’4″ ミッドレングス
Standardシリーズの中で最もコンパクトな6’4″モデル。軽快な動きが特徴で、経験者のステップダウンボードとしても適しています。
- サイズ: 6’4″ x 21″ x 2 3/4″
- ボリューム: 42L
- 特徴: 軽快な操作性、安定したライディング
- 対象: 初〜中級者、体重50kg〜75kg
- 波質適性: 小〜中波(スネ〜胸)
- 価格: ¥58,800
沖縄の砂辺や伊計島などで使用しましたが、膝から腰サイズの波でもしっかりと加速してくれます。トライフィン設定で安定感があり、初心者がショートボードに移行する前の中間ボードとしても最適です。
Standard 6’4″ ミッドレングスの詳細レビューはこちら
Standard 7’0″ ミッドレングス
最もバランスの取れたStandardシリーズの代表モデル。安定性と操作性を兼ね備え、幅広い波のコンディションに対応します。
- サイズ: 7’0″ x 21 1/2″ x 2 7/8″
- ボリューム: 48L
- 特徴: オールラウンドな性能、安定した波のキャッチ
- 対象: 初〜中級者、体重55kg〜80kg
- 波質適性: 小〜大波(スネ〜オーバーヘッド)
- 価格: ¥61,800
沖縄本島の様々なポイントで年間を通して使用していますが、コンディションを選ばない汎用性の高さが特徴です。初心者でも安定して波に乗れる一方で、中級者が小波からビッグウェーブまで楽しめる懐の深さを持っています。
Standard 7’0″ ミッドレングスの詳細レビューはこちら
Standard 8’0″ ミニロング ハンドル付き
初心者に最適な安定性と浮力を持つモデル。キャリーハンドル付きで持ち運びも容易です。
- サイズ: 8’0″ x 23″ x 3″
- ボリューム: 66L
- 特徴: 高い安定性、持ち運びやすさ、初心者向け
- 対象: 初心者、体重60kg〜90kg
- 波質適性: 小〜中波(スネ〜胸)
- 価格: ¥66,800
波が穏やかな日に、サーフィン初心者の友人に貸し出すことが多いモデルです。十分な浮力と安定性があるため、初日からしっかりと波に乗ることができます。キャリーハンドルのおかげで持ち運びも楽です。
Standard 8’0″ ミニロング ハンドル付きの詳細レビューはこちら
Standard 9’0″ ロングボード ノーズライダー
ロングボードの醍醐味が味わえるモデル。ノーズコンケーブ設計でノーズライディングが楽しめます。
- サイズ: 9’0″ x 23″ x 3″
- ボリューム: 74L
- 特徴: 安定したグライド感、ノーズライディング性能
- 対象: 初〜中級者、体重60kg〜95kg
- 波質適性: 小〜中波(スネ〜胸)
- 価格: ¥72,800
タルめの波など、ロングボードに適した波のきれいな日に使用しています。ノーズコンケーブがしっかりと効いて、ノーズに立つことが楽しめます。初心者から経験者まで楽しめる懐の深さを持っています。
Standard 9’0″ ロングボード ノーズライダーの詳細レビューはこちら

メイ
Standardシリーズの7’0″がいいなと思ったけど、ワックスフリーって本当に滑らないの?波に乗っている時に滑ったら怖いな…
ワックスフリー素材は「滑らない」というより「滑りにくい」と表現するのが正確です。新品の状態では2〜3回使うまではやや滑りやすいことがありますが、使い込むほどグリップ力が増します。

ヒガ
m-softシリーズ:初心者とファミリー向けの軽量モデル

m-softシリーズは、最も安全性と使いやすさを重視した初心者とファミリー向けライン。軽量で扱いやすく、サーフィンデビューに最適なモデルです。
- 超軽量EPSコアで持ち運びが容易
- ソフトフィンで安全性を確保
- ワックスフリーで手入れ簡単
- 高い浮力でパドリングとテイクオフが容易
- 最もリーズナブルな価格帯
主要モデル紹介
m-soft 6’0″ ワックスフリー
子供や小柄な方向けのコンパクトモデル。軽量で扱いやすく、子供のサーフィン入門に最適です。
- サイズ: 6’0″ x 21″ x 3 1/8″
- ボリューム: 52L
- 特徴: 軽量、持ち運び容易、子供向け
- 対象: 初心者、子供、体重35kg〜55kg
- 波質適性: 小波(スネ〜膝)
- 価格: ¥39,800
穏やかな波の日に、子供たちにサーフィンを教える際に使用しています。大人が押してあげれば、小さな波でも簡単に乗ることができ、サーフィンの楽しさを味わえます。
m-soft 6’0″ ワックスフリーの詳細レビューはこちら
m-soft 7’0″ ワックスフリー
小柄な初心者向けのバランスの良いモデル。波のキャッチがしやすく、初めてのサーフィンに最適です。
- サイズ: 7’0″ x 22 1/2″ x 3 3/8″
- ボリューム: 68L
- 特徴: 波のパワーを捉えやすい、安定性
- 対象: 初心者、体重45kg〜65kg
- 波質適性: 小〜中波(スネ〜胸)
- 価格: ¥43,800
小波でも十分に楽しめるモデルです。特に小柄な女性や若年層のサーファーに適しており、パドルが楽で波のキャッチも容易です。
m-soft 7’0″ ワックスフリーの詳細レビューはこちら
m-soft 8’0″ ワックスフリー
初心者に最も推奨される入門モデル。十分な浮力と安定性があり、最初のサーフィン体験を成功させます。
- サイズ: 8’0″ x 23 1/2″ x 3 1/2″
- ボリューム: 85L
- 特徴: 初心者最適、小波でも楽しめる、家族向け
- 対象: 初心者、体重50kg〜85kg
- 波質適性: 小波(スネ〜腰)
- 価格: ¥46,800
サーフィン初心者の友人に必ず勧めるモデルです。膝サイズの小さな波でも簡単に波に乗れるため、サーフィンの楽しさを最初から味わうことができます。
m-soft 8’0″ ワックスフリーの詳細レビューはこちら
サーファーレベル別おすすめモデル

ビーチアクセスのソフトボードは、サーファーのレベルに合わせて最適なモデルが選べるのが特徴です。それぞれのレベルに応じたおすすめモデルを紹介します。
初心者向けおすすめ3モデル
- m-soft 8’0″ ワックスフリー
サーフィン入門に最適な浮力と安定性。小さな波でも簡単にテイクオフできるため、初めての波乗り体験を成功させやすいモデルです。穏やかな波でのレッスンにも最適です。 - Standard 8’0″ ミニロング ハンドル付き
持ち運びやすいハンドル付きで、十分な浮力と安定性を備えています。m-softより少し反応が良く、上達も早いモデルです。初心者の友人に貸し出すと、高確率で波に乗れています。 - Standard 7’0″ ミッドレングス
少し経験を積んだ初心者に最適。安定性を保ちながらも操作性が良く、上達が実感できるモデルです。小波から胸サイズの波まで幅広く対応します。
中級者向けおすすめ3モデル
- HS 6’2″ エッグ シングルスタビ
安定性と操作性のバランスが取れたオールラウンドモデル。沖縄のリーフブレイクでも安定したパフォーマンスを発揮し、ターンの練習に適しています。 - Standard 6’4″ ミッドレングス
ショートボードに近い操作性と反応の良さが特徴。沖縄の胸サイズの波でもキレのあるターンが楽しめます。中級者がより高度な技術を習得するのに適しています。 - HS 7’6″ ミッドレングス シングル
クラシカルなスタイルを楽しみたい中級者に最適。整った波では、フローのあるターンとトリミングが楽しめます。
上級者向けおすすめ3モデル
- HS 5’10” フィッシュ
高い操作性とスピード感が特徴。小波でもスピードに乗りやすく、キレのあるターンとパフォーマンスサーフィンが楽しめます。 - HS 6’10” クアッドフィッシュ
クアッドフィンの特性を活かしたドライブ感のあるターンが可能。パワーのある波でも安定したコントロールができます。 - Standard 9’0″ ロングボード ノーズライダー
ロングボーダー向けに、ノーズライディングやスタイリッシュなクロスステップが楽しめるモデル。ソフトボードで気軽にロングを楽しめるのがメリット。

メイ
私はサーフィン始めたばかりだけど、少し上達してきたと思います。最初から少しレベルの高いボードを選んでも大丈夫かな?
少し上達してきた段階なら、Standard 7’0″ミッドレングスが理想的です。初心者向けの安定性を保ちながらも、上達に合わせて反応の良さを実感できるモデルだからです。

ヒガ
体重・体格別おすすめモデル

サーフボード選びで重要なのが、体重と体格に合ったボリュームとサイズの選択です。適切なボードを選ぶことで、パドルやテイクオフが格段に楽になります。
体重別おすすめボード
体重 | 初心者 | 中級者 | 上級者 |
---|---|---|---|
40〜55kg | m-soft 7’0″ (68L) m-soft 8’0″ (85L) | HS 5’10” フィッシュ (34L) Standard 6’4″ (42L) | HS 5’10” フィッシュ (34L) |
55〜70kg | Standard 7’0″ (48L) Standard 8’0″ (66L) | HS 6’2″ エッグ (40L) Standard 7’0″ (48L) | HS 6’0″ ツイン (33L) HS 6’2″ エッグ (40L) |
70〜85kg | Standard 8’0″ (66L) m-soft 8’0″ (85L) | HS 7’6″ ミッドレングス (51L) Standard 7’6″ クアッド (52L) | HS 6’10” クアッドフィッシュ (45L) HS 7’6″ ミッドレングス (51L) |
85kg以上 | Standard 9’0″ (74L) HSO School 9’0″ (116L) | Standard 8’0″ スカッシュ (73L) Standard 9’0″ (74L) | Standard 8’0″ スカッシュ (73L) Standard 9’0″ (74L) |
沖縄での実際の使用経験から、体重に合ったボリュームを選ぶことが成功の秘訣です。特に初心者は十分な浮力を確保することが重要で、体重の約1.5倍のボリューム(リットル)を目安にすると良いでしょう。
身長別の選び方
身長によってもボードの選び方が変わります。適切な長さを選ぶことで、パドリングの効率とコントロール性が向上します。
- 160cm未満: コンパクトなモデル(5’10″〜6’6″)が操作しやすい
- 160〜175cm: 中間サイズ(6’6″〜7’6″)がバランス良く使いやすい
- 175cm以上: 長めのモデル(7’0″〜9’0″)が安定性とパドル効率が良い
多くのテスト環境から、身長や体重に適したボードを選ぶことで、特にパドリングの効率が大きく変わることを実感しています。小柄な方はコンパクトなモデルの方が操作性が向上し、背の高い方は少し長めのモデルの方がパドル効率と安定性が増します。

メイ
私は身長158cm、体重48kgなんだけど、どのモデルが合うかな?パドルが苦手で、テイクオフもまだ安定しないの。
メイさんなら、m-soft 7’0″(68L)がぴったりです。このモデルは軽量で扱いやすく、十分な浮力があるのでパドルが楽になります。

ヒガ
波質別おすすめモデル

波のコンディションによっても、最適なボードは変わります。沖縄の様々な波質でテストした経験から、波の特性に合わせたおすすめモデルを紹介します。
小波(スネ〜膝サイズ)
パワーが弱く、波のエネルギーが少ない小波では、浮力があり加速性の良いモデルが有利です。
- 初心者におすすめ: m-soft 8’0″、Standard 8’0″ ミニロング ハンドル付き
小さなうねりでも、十分な浮力で簡単に波に乗れます。 - 中級者におすすめ: Standard 7’0″ ミッドレングス、HS 6’10” クアッドフィッシュ
パドルが楽で波のキャッチが容易、それでいて操作性も良いバランスの取れたモデルです。 - 上級者におすすめ: HS 5’10” フィッシュ、HS 6’0″ ツイン
パワーの弱い波でもスピードに乗りやすく、操作性の高いモデルです。小波でも十分に楽しめます。
中波(腰〜胸肩サイズ)
程よいパワーとエネルギーがある中波は、様々なモデルが活躍できるコンディションです。
- 初心者におすすめ: Standard 7’0″ ミッドレングス、Standard 7’2″ ミッドレングス
安定性があり、胸サイズの波でも安心してライディングできます。 - 中級者におすすめ: HS 6’2″ エッグ、Standard 6’6″ クアッド
安定性と操作性のバランスが良く、沖縄のリーフブレイクでもしっかりとしたターンが可能です。 - 上級者におすすめ: HS 6’0″ ツイン、Standard 6’4″ ミッドレングス
高い操作性でアグレッシブなサーフィンが楽しめるモデルです。胸サイズの波でもキレのあるターンが可能です。
大波(肩〜頭サイズ以上)
パワーのある大きな波では、コントロール性と安定性のあるモデルが必要です。
- 初心者向け: 大波は経験を積んでから挑戦しましょう。
- 中級者におすすめ: HS 7’6″ ミッドレングス、Standard 7’0″ ミッドレングス
沖縄の台風シーズンの波でも、安定したコントロールができるモデルです。 - 上級者におすすめ: HS 6’0″ ツイン、Standard 6’4″ ミッドレングス
高波でも操作性を維持し、アグレッシブなサーフィンが可能です。沖縄のパワーのあるリーフブレイクでの性能が印象的です。
リーフブレイクは、ビーチブレイクと比べて波のパワーが強く、はっきりとしたブレイクが特徴です。ビーチアクセスのソフトボードは基本的に「日本のビーチブレイクに適した設計」で作られています。
なので、沖縄のリーフブレイクのような掘れてパワーのある波には向いていません。
それでも通常のソフトボードよりもStandardシリーズやHSシリーズはハードボードに近い乗り味を楽しめるので、沖縄の波でも十分に楽しむことができます。
ビーチアクセスの主要特徴と差別化ポイント

ビーチアクセスのソフトボードには、他のブランドとは一線を画する特徴があります。実際の使用経験から感じた主な特徴と差別化ポイントを解説します。
ワックスフリー機能
ビーチアクセスの多くのモデルに採用されているワックスフリー機能は、サーフィンの利便性を大きく向上させる特徴です。
- メリット:
– ワックスを塗る手間が不要
– 暑い日でも滑り止め効果が持続
– 車内や保管場所が汚れにくい
– 環境への配慮(ワックスによる海洋汚染低減) - 使用感:
「滑らない」というよりは「滑りにくい」と表現する方が正確です。新品の状態では最初の2〜3回は少し滑りやすいこともありますが、使い込むうちにグリップ力が増します。沖縄の波で長年使用していますが、基本的には滑ることはありません。 - 注意点:
– 強く踏み込むサーフィンスタイルの方は注意が必要
– ウェットスーツの着用がおすすめ
– 最初は少し慎重に乗るとよい
構造設計の特徴
ビーチアクセスのソフトボードは、その内部構造にもこだわりが見られます。
- EPSコア: 高密度防水EPSフォームを使用し、軽量かつ高い浮力を実現しています。特にm-softシリーズは超軽量で持ち運びが容易です。
- ストリンガー構造: シリーズによって異なるストリンガー構成を採用。HSシリーズはバンブーストリンガー、Standardシリーズはウッドストリンガーを使用し、強度と反発力のバランスを取っています。
- デッキ・ボトム素材: 高品質なファイバーグラスと特殊コーティングにより、耐久性と水密性を確保していますが、基本的にソフトボードは熱に弱いので注意しましょう。
フィン構成と各タイプの特徴
ビーチアクセスでは様々なフィン構成を採用しており、モデルによって異なる特性を発揮します。
- シングルフィン: 直進安定性に優れ、クラシカルなサーフスタイルに適しています。ロングボードに適した波で、スムーズなトリミングが可能です。
- シングル+サイドフィン (2+1): バランスの取れた安定性とターン性能を両立。初心者から中級者まで幅広く対応します。様々な波質で安定したパフォーマンスを発揮します。
- ツインフィン: スピードと解放感のあるライディングが特徴。特にフィッシュモデルとの相性が良く、小波での加速力が印象的です。
- クアッドフィン: ドライブ感、スピード、切れのあるターンが可能。中級者以上のパフォーマンス志向のサーファーに適しています。
- トライフィン: 万能性の高いオールラウンド構成。初心者から上級者まで幅広く対応します。
沖縄のリーフブレイクでテストした経験から、HSシリーズとStandardシリーズのFuturesフィンシステムは、様々なフィンに交換できるカスタマイズ性の高さが魅力です。波質や好みに合わせてフィンを選べることで、ボードの性能をさらに引き出すことができます。
競合製品との比較

ビーチアクセスのソフトボードと他の主要ブランドを比較し、それぞれの強みと弱みを客観的に分析します。
主要ブランドとの比較
ブランド | 強み | 弱み | 価格帯 |
---|---|---|---|
ビーチアクセス | ・ワックスフリー素材 ・日本の波質に最適化 ・シリーズ別の明確な差別化 ・Futuresフィンシステム | ・他ブランドより若干高め ・モデル数が多く選びづらい面も | 39,800円〜73,800円 |
ソフテック | ・世界的な知名度 ・デザイン性の高さ ・広い販売網 | ・ワックス必要 ・耐久性にばらつき ・高級モデルの価格高 | 35,000円〜80,000円 |
キャッチサーフ | ・プロサーファー監修 ・先進的なデザイン ・高いパフォーマンス | ・価格が高め ・初心者には操作が難しいモデルも ・ワックス必要 | 45,000円〜100,000円以上 |
ストーム・ブレード | ・コストパフォーマンス ・豊富なサイズ展開 ・初心者向けの安定性 | ・高性能モデルが少ない ・耐久性の問題 ・デザイン性で劣る | 30,000円〜60,000円 |
ビーチアクセスの独自性
- ワックスフリー素材による使いやすさと環境配慮
- 日本人の体格と日本の波質に最適化された設計
- 初心者から上級者まで明確に区分されたシリーズ展開
- 高品質なEPSコアとストリンガー構造による軽量性と耐久性
- Futuresフィンシステム採用による高いカスタマイズ性
- 類似の競合製品と比較すると価格がやや高め
- 新品時のワックスフリー素材は若干滑りやすい場合がある
- モデル数が多いため選択に迷う場合がある
- 国内ブランドのため海外での認知度がまだ低い
沖縄でのテスト経験からいえば、ビーチアクセスの最大の特徴は日本の波質に合わせた設計です。沖縄のリーフブレイクはパワーがあり、また掘れてスピードのある波が特徴ですが、そのような波でも乗ることができます。とはいえベストマッチは日本のビーチブレイクのようなゆったりとしたブレイクです。また、ワックスフリー素材は沖縄の暑い気候でも効果を発揮し、メンテナンスの容易さも大きな魅力です。

メイ
他のブランドも気になるけど、ビーチアクセスを選ぶ一番の理由って何?値段も大事だけど、初心者にとって何が一番重要かな?
初心者がビーチアクセスを選ぶ最大の理由は「波のキャッチのしやすさ」です。テストでも実感しましたが、日本の波質に合わせた設計で、小さな波でもしっかりとキャッチできるのが特徴です。

ヒガ
よくある質問(FAQ)
Q
ビーチアクセスのソフトボードは初心者でも乗りこなせますか?
A
はい、特にm-softシリーズとStandardシリーズは初心者向けに設計されています。m-soft 8’0″やStandard 8’0″ミニロングは浮力が十分あり、波のキャッチが容易で、テイクオフの練習に最適です。穏やかな波でのテストでも、初心者が最初の日から波に乗れることが確認されています。
Q
ワックスフリー素材は本当に滑らないのですか?
A
「滑らない」というより「滑りにくい」と表現するのが正確です。新品の状態では2〜3回使うまではやや滑りやすいこともありますが、使い込むとグリップ力が増します。長年の使用経験では、基本的に滑ることはありません。ただし、強く踏み込むスタイルのサーファーや、極端に濡れたウェットスーツで乗る場合は注意が必要です。ウェットスーツの着用をおすすめします。
Q
沖縄の波でも使えますか?どんな波質に合っていますか?
A
ビーチアクセスのボードは沖縄のリーフブレイクを含む、様々な波質でテストされています。特にHSシリーズとStandardシリーズは、沖縄の速くパワーのあるリーフブレイクでも十分にコントロール可能です。また、パワーの弱い小波でも浮力と形状の特性により、しっかりと波をキャッチできる設計になっています。日本のビーチブレイクでも同様の性能を発揮するでしょう。
Q
中級者から上級者への移行期におすすめのモデルは?
A
中級者から上級者への移行期には、HS 6’2″エッグやHS 6’10″クアッドフィッシュがおすすめです。これらのモデルは安定性を保ちながらも高い操作性を備えており、よりアグレッシブなターンやマニューバーの練習に適しています。沖縄のリーフブレイクでのテストでも、これらのモデルは中級者のステップアップに最適であることが確認されています。
Q
他のソフトボードブランドと比べて、ビーチアクセスの最大の特徴は?
A
ビーチアクセスの最大の特徴は、日本の波質に特化した設計とワックスフリー素材の採用です。また、初心者から上級者まで明確に差別化されたシリーズ展開も大きな特徴で、サーファーのレベルに合わせた適切なボード選びがしやすくなっています。沖縄でのテスト経験から、特に日本の波に合わせた反応性と安定性のバランスが、他ブランドとの大きな差別化ポイントだと感じています。
購入前に知っておくべきこと
ビーチアクセスのソフトボードを購入する前に知っておくと役立つ情報をまとめました。
サイズ選びの最終確認ポイント
- 初心者は浮力重視: 体重の約1.5倍のボリュームを目安に
- 身長に合わせた長さ: 自分の身長に適した長さを選ぶ
- 使用する波質: 主に乗る波のサイズに合わせて選ぶ
- 将来の上達を見据えて: 少し先のレベルも考慮してモデルを選ぶ
クーポン情報と購入方法
【5%OFF】クーポンコード:higashisa
ビーチアクセス公式サイトでの購入時に上記クーポンコードを使用すると、5%割引が適用されます。このクーポンは他のセールやキャンペーンとも併用可能で、使用回数の制限もありません。
詳しいクーポンの使い方はビーチアクセス 5%OFFクーポン使い方ガイドをご覧ください。
メンテナンス方法
- 使用後のケア
使用後は必ず真水で洗い、塩分を落としましょう。特にフィンボックスやフィンは丁寧に洗います。 - 保管方法
直射日光を避け、風通しの良い日陰で保管します。可能であれば立てて保管するか、ボードラックを使用するのが理想的です。 - 長期保管
長期間使用しない場合は、ボードバッグに入れるか、タオルで包んで保管します。フィンは取り外して別途保管すると、ボードの変形を防げます。 - ワックスフリー面のケア
ワックスフリー面は定期的に水で洗い、汚れを落とすだけで十分です。洗剤などは使用せず、柔らかい布やスポンジで優しく洗いましょう。 - フィンとフィンボックスのケア
フィンを取り付ける際は砂などの異物がないことを確認し、適切な強さで締めましょう。使用後はフィンを外し、フィンボックス内部も真水で洗浄することをおすすめします。 - 紫外線対策
沖縄の強い日差しなど、紫外線に長時間さらされると素材が劣化します。使用しない時は直射日光を避け、屋内または日陰に保管することをおすすめします。 - 傷の修理
小さな傷や擦り傷は、ほとんどの場合性能に影響しません。大きな損傷がある場合は、専門のリペアショップに相談するか、メーカーに問い合わせるのが安全です。
これらのメンテナンスを適切に行うことで、ビーチアクセスのソフトボードを長く良い状態で使い続けることができます。特に沖縄の塩分濃度の高い海水と強い日差しの環境では、使用後の丁寧な洗浄と適切な保管が非常に重要です。
まとめ:あなたに最適なビーチアクセスモデル

ビーチアクセスの全モデルをサーファーのタイプ別にまとめました。これから購入を検討する際の最終的な判断材料としてご活用ください。
サーファータイプ別おすすめモデル
- 完全初心者:
1位: m-soft 8’0″ ワックスフリー
2位: Standard 8’0″ ミニロング ハンドル付き
3位: Standard 7’2″ ミッドレングス - 初心者から中級者への移行期:
1位: Standard 7’0″ ミッドレングス
2位: HS 6’2″ エッグ シングルスタビ
3位: Standard 6’6″ クアッド - 中級者:
1位: HS 6’2″ エッグ シングルスタビ
2位: HS 6’10” クアッドフィッシュ
3位: Standard 6’4″ ミッドレングス - 上級者:
1位: HS 5’10” フィッシュ
2位: HS 6’0″ ツイン
3位: HS 7’6″ ミッドレングス シングル - ロングボーダー志向:
1位: Standard 9’0″ ロングボード ノーズライダー
2位: HS 7’6″ ミッドレングス シングル
3位: Standard 8’0″ ピンテール
沖縄の様々な波質でテストした経験から、ビーチアクセスのソフトボードはどのモデルも日本の波に最適化された設計であることを実感しています。初心者から上級者まで、それぞれのレベルに合ったモデルを選ぶことで、サーフィンの楽しさを最大限に味わうことができるでしょう。
購入の最終アドバイス
ビーチアクセスのソフトボードを選ぶ際の最終的なアドバイスです:
- 現在のスキルレベルだけでなく、少し先の上達も見据えて選ぶ
- 体重と身長に合った適切なサイズを選ぶことが最も重要
- 主に乗る波質に適したモデルを選ぶ
- 初心者は安定性を、中〜上級者は操作性を重視して選ぶ
- 購入前に可能であれば試乗するか、詳細なレビューを参考にする
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メイ
詳しい解説をありがとう!私にはStandard 7’0″ミッドレングスが良さそうですね。早速クーポンを使って検討してみます!
Standard 7’0″ミッドレングスは素晴らしい選択です。購入後は、まず最初の2〜3回は少し慎重に乗って、ワックスフリー面に慣れることをおすすめします。サーフィンを楽しんでくださいね!

ヒガ