「40代からでも波に乗れる はじめてのサーフィン」は中級者サーファーにこそオススメしたいハウツー本

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はじめてのサーフィン
ヒガシーサー

ヒガシーサー

ブロガー/クリエイター

サーフィン歴20年の中級者。間違った上達方法で苦しんだ経験から、科学的メソッドで効率的に上達する方法を発信。初心者から中級者までのサーファーが安全で楽しいサーフィンライフを送るための情報を提供。インスタフォロワー3.5万人、YouTube登録者1.7万人。サーフボードブランドの会社員。

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はいさいヒガシーサーです。今回の動画はプロサーファー市東重明さんのハウツー本「40代からでも波に乗れる はじめてのサーフィン」の紹介です。

コロナウイルスの影響でサーフィンに行けないので、コレを機にサーフィンの本を読んだり、自宅で行う陸トレをやっています。#stayhome #stayathome #ステイホーム

「プロサーファー市東重明」さんと言えば、ショートボードからオルタナティブ、ロングボードまで乗りこなす日本のスタイルマスター。

見た目もダンディで、サーフィンに対する姿勢もすごくカッコよくて、憧れのプロサーファーです。

市東さんは、いまYouTubeでもご活躍されていて、サーフィンの楽しさを幅広い世代に伝えてくれてます。

その市東さんのサーフィンハウツー本がKADOKAWAから出版されたので、読んでみての感想と内容を一部紹介したいと思います。

40代からでも波に乗れる はじめてのサーフィン 内容

はじめてのサーフィン
40代からでも波に乗れる はじめてのサーフィン

本書はよくある初心者向けハウツー本とは違い、大人の趣味としてサーフィンを楽しみたい方向けに編集されています。

今までだったら40代〜のサーフィンスタイルといえばロングボードに移行する系の本がほとんどでしたが、本書の良いところはショートとロングを分割するのではなくて、サーフィンを楽しむマインドやスタイルを教えてくれるところです。

本書では一貫して「インターネットの情報も良いけれど間違った上達方法も多いから、正しい情報でサーフィンを楽しもう」というメッセージが込められています。

サーフィンを始めるための基礎知識から、サーフィンを楽しく続けるための秘訣まで市東さんのメッセージが随所に込められていて、読み物としても楽しいです。

ハウツー情報が信頼できる

surfing

掲載されているハウツー情報も信頼できる内容になっています。

これまで色々なハウツー本を読んできましたが、ライディングやテイクオフの解説に「ニュートラルポジション」に言及しているのは本書が初めてかもしれません。

骨盤と胸を前に向けることの重要性や、パドリングで「肩を回す」ではく、「肩甲骨を動かす」など正しい本質を紹介してくれています。

ターンの原理についても、二輪走行のバイクを例にして解説されているので、よくあるサーフィン独自のカタカナ専門用語を並べただけのハウツー本とは違います。

この本が19年前にあったら、ヒガシーサーも肩に脱臼癖を抱えなくても済んだのになと思いました。

40代からでも波に乗れる はじめてのサーフィン は中級者にオススメのハウツー本

本書は私のように間違ってきたサーフィンを続けてきたヒトに読んで実践してほしいです。

もちろん初心者さんにも良いハウツー本だとは思いますが、長らく過去の「経験談からサーフィン上達を考えてきた」サーファーさんが学び直すのに素晴らしい内容になっています。

なので個人的には中級者以上のサーファーに強くオススメしたいハウツー本です。

40代からでも波に乗れる 初めてのサーフィン で学んだこと

サーフィン
  • ニュートラルポジション
  • 骨盤の向き
  • 肩甲骨を動かす
  • いろんなサーフボードに乗る

ニュートラルポジションを意識してライディングをすることで、サーフィンは劇的に上達します。ヒガシーサーはサーフィンのオンラインサロンで学びましたが、本書でも学べるのですごく良いですね。

骨盤の向きについて解説しているハウツー本も珍しい。特にYouTubeでは横に向けることが正しいみたいに言う人もいますが、市東さんの本ではちゃんと前に向けることを教えてくれています。

パドリングは腕や肩を回すというより、肩甲骨から動かすという体の仕組みから解説してくれています。

そして、市東さんと言えば「いろんなサーフボードを乗りこなすスタイルマスター」なので、色々なボードに乗ることのメリットを伝える説得力が違います。

これまでショートボードや子供たち用のファンボードにしか乗ってこなかったので、本書を参考にしてミッドレングスのサーフボードやツインフィンのサーフボードを購入しようと思いました。

40代からでも波に乗れる はじめてのサーフィン で難しかったところ

本書のチャプター3では、リップスライムのPESさんが市東さんに教わりながらサーフィンを改善していく内容がありました。

その内容の中の「目線、肩、腰のローテーションさせる」というところが、私の理解不足で難しいと感じました。

私の理解では「見る→開く→捻る」の順番でカラダを動かしていくことなのかなと咀嚼しています。

でもコレ、いまはコーチから教わってるので理解できる部分もありますが、過去の自己流サーファーのヒガシーサーだったら全く理解できなかったと思います。

なので市東さんの市東道場でサーフィンを教えてもらうことで、本書の内容は「腑に落ちる」ようになると思います。

プロサーファー 市東重明さんのプロフィール

1975年、千葉県生まれ。15歳でサーフィンに出会い、アマチュア時代に千葉県代表として全日本サーフィン選手権大会に出場。22歳でプロ資格を獲得し、国内外の試合を転戦する。そのあと、ライフスタイルとしてのサーフィンを提案するべくフリーサーファーに転向。雑誌などのメディアで発信を続けながら、サーフボードブランド「Lazy Boy Skill」代表としてサーフィンの幅広い楽しみを伝えている。どんなサーフボードでも乗りこなすオールラウンドなプロサーファーとして活躍。日本のサーフィン界で唯一無二の存在。

40代からでも波に乗れる はじめてのサーフィン 著者プロフィールより引用

YouTubeチャンネル 市東道場 はチャンネル登録必須

市東さんのYoutubeチャンネルはコチラです>

まとめ

はじめてのサーフィン
40代からでも波に乗れる はじめてのサーフィン

「40代からでも波に乗れる はじめてのサーフィン」はサーフィンを上達したいと考えている全てのサーファーにオススメできる本です。

初心者向け、中級者向けと色々ありますが、本書は正しい理論や知識を「オールラウンドに楽しむ」ヒト向けに編集されています。

本書の全体的な雰囲気やメッセージも市東さんのイメージとぴったり合うので、企画と編集を担当された「高橋淳」さん、「大澤政紀」さんに感謝です。

また本書を読んで、みんなに伝えたいなと思ったのが、市東さんのエピローグで綴られている言葉です。

サーフィンはカッコよく健康的な、大人のライフスタイル。自分と向き合い練習するだけでなく、雄大な景色を味わったり、仲間と波をシェアしたり、旅に出て新たな発見をしたりと、ただのスポーツでは括れない幅広い魅力があります。

40代からでも波に乗れる 初めてのサーフィン 127pより引用

ほんとにその通りだなと思って、感動しました。これからも大人のライフスタイルとしてサーフィンを楽しんでいきましょう。

早くコロナが収まって、また海に行ける日がいまから楽しみです。

みんな、お近くの本屋さんで探してみてね。アマゾンからも購入できます。それではまた。

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