1万時間の法則って知っていますか?
イギリスのジャーナリスト「マルコム・グラッドウェル」さんが成功者にインタビューを繰り返すことで発見した法則のことです。
1万時間の法則は、誰でも1万時間の”正しい練習”をすれば、その分野のプロフェッショナルになれるという法則のこと。
例えば、野球選手になりたいなら、野球の”正しい練習”を1万時間積み重ねればプロになれるという考え方ですね。
ちなみに、サーフィンは極端に反復練習が難しいスポーツです。
例えば一回のライディングで波に乗っている時間は3秒〜10秒程度しかありません。仮に1回のサーフィンで10本の波に乗れたとしても、マックスで100秒間しか練習できない計算になります。
もしも、週に一回しかサーフィンできない週末サーファーが1万時間を達成するためには、7500年という時間が必要になります…人類の歴史上、貝塚が作られ始めた時代から毎週末サーフィンして、ようやく現代でプロになれるという時間ですね。
無理やん。それ無理やん。
なので、本記事では「1万時間の法則」をサーフィンに応用するために陸で反復練習できるトレーニンググッズをまとめました。
ちなみに陸トレグッズは以下の3つ(LandSup®︎とハーフバランスボールはいずれか一つ)を揃えておけばOKです。使い方は記事で紹介しています。
目次
サーフィン陸トレアイテム11選

以下で紹介する11個のアイテムを全て取り入れれば、サーフィンは本当に上手くなります。
安くない投資ですが、サーフボード1本買うよりコスパは高いです。
1回で100秒しか練習できないサーフィンとは違い、陸トレは1日1時間練習することができます。
サーフィンを最短で上達したいと考えるなら、ぜひ陸トレグッズに投資してください。
- 正しい練習方法を学ぶ
- サーフスケート/スケボー
- BOSU BALL/バランスドーム
- ソフトボード
- バランスボール
- ストレッチポール/フォームローラー
- プッシュアップバー
- 腹筋ローラー
- バランスディスク2個
- ジェンガブロック
- トレーニングベンチ
なぜ陸トレが大事なのか?1万時間の法則
1万時間の法則はイギリスのジャーナリスト「マルコム・グラッドウェル」さんが、さまざまな成功者にインタビューを行い、成功者の共通点をまとめたものが「1万時間」です。
しかし、サーフィンは極端に練習時間が短いです。
なぜサーフィンの練習時間が短いのか?
例えば、一般サーファーが1万時間を達成しようとした場合、以下の計算結果になります。
- ライディングの時間は10秒/1回
- 1回のサーフィンで波に乗れる本数は10本以下
- 週1回のサーフィンで練習できる時間は1分半
- 1年で1時間20分の練習時間
- 1万時間を達成するまでに7500年以上かかる
週一サーフィンでプロフェッショナルになるためには、紀元前5000年ごろの縄文時代から続けて、令和になってからプロフェッショナルになれるという計算になります。
1年で練習できる時間は多くても1時間20分。
残りの時間は実はサーフィンの上達には関係のない時間を使っています。
でも、陸トレなら1日でサーフィン1年分の練習をすることができます。
例えばサーフスケートに1時間乗るだけでも、サーフィンをするより何倍も練習ができています。
サーフィン上達がしたいなら陸トレで効率的に「練習時間を稼ぐ」という考え方がオススメです。
【1】サーフィン 正しい練習方法を学ぶ効果
正しい練習方法を学ぶ効果はコチラです。
- 簡単に上達できる
- 努力の方向性が間違わない
- 怪我の予防に繋がる
私は19年間間違った練習方法のおかげでずっと初級者レベルでした。
しかし、正しい練習方法に出会ってからは、1年足らずでダサいサーフィンからスタイリッシュな見た目へと変化しました。
テクニック面もすぐに上達し、バックサイドのトップターンや、フロントサイドのラウンドハウスカットバック、チューブへのプルインなど、今まで出来なかったようなことが出来るようになりました。
プロや上級者視点の経験則ではなく、誰でも再現できる「科学的な練習方法」に出会うことが大切です。
一般サーファーでも再現できる練習方法については、ヒガシーサー公式LINEで紹介しています。
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- 疲れないパドリングチェックリストPDF
- テイクオフマスターチェックリストPDF
- ニュートラルポジションチェックリストPDF
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【2】サーフスケート/スケボーで練習する効果

- 反復練習
- 練習時間の積み重ね
- いつでも出来る
サーフスケートで練習する効果は反復練習、練習時間の積み重ね、いつでも出来るの3点です。
私は10年以上、様々なサーフスケートで練習してきましたが、サーフスケート選びで間違ってしまい、変な癖を直すのにとても苦労しました。
サーフスケートは色々な種類があるので、ちゃんと練習に繋がるスケートボードを選ぶことも大切です。
オーストラリアの科学的メソッドでは「CARVER SKATE 30インチ〜33インチ CX4」を推奨しています。
私自身もカーバースケートが一番サーフィンの練習に繋がると感じています。
ただ、価格が高いのでコスパ重視の「ウッディープレス カービングモデル 32インチ」でも十分だと思います。
大事なポイントはスケボーの性能ではなくて「正しい練習方法」と「反復練習時間の増加」です。
なので予算に合わせて選んでみてください。
関連記事:サーフスケートおすすめ5選!サーフィン上達に欠かせない練習用スケボーまとめ
【3】BOSU BALL/バランスドームで練習する効果
- 基本動作の反復練習
- 体幹強化
- ニュートラルポジションの練習
11回ワールドチャンピオンを獲得したサーフィン界の神様「ケリー・スレーター」は、サーフィンに必要な動作は「屈伸、傾ける、ひねる」の3つだと語っています。
その基本動作ができるようになれば、サーフィンは上手くなります。
でもサーフィン中に練習するのは難しいです。
なので、陸で基本動作の練習するために「BOSU BALL/バランスドーム」を活用します。
バランスドームは「直径60cm以上のもの」を選びましょう。
60cm以下になるとスタンス幅が短くなり、基本動作の練習には向きません。
ボスボールは価格が高いので、バランスドームで応用することも可能です。
バランスドーム 使い方
【3-2】LandSup®︎ Crazy mini もオススメ

LandSup®︎ Crazy mini もニュートラルポジションの練習ができるのでオススメです。Yes4allのハーフバランスボールよりは高価ですが、見た目もカワイイので個人的には気に入っています。下半身もめちゃめちゃ鍛えられます。
【4】ソフトボード 陸トレ効果
- テイクオフの反復練習
- スタンスの反復練習
- ニュートラルポジションの反復練習
などの効果があります。
通常のハードボードは、サーフボードが壊れてしまうので陸トレには使えません。
ソフトボードであれば、陸トレで使っても壊れにくいので一本あれば便利です。
私はビーチアクセスのソフトボードを陸トレにも愛用していますが、低価格のソフトボードでも大丈夫です。
ソフトボード 使い方
【5】バランスボール 効果
- 波待ちの反復練習
- パドリングの強化
- 体幹強化
バランスボールがあると色々なことができます。
まだ波待ちが上手にできないサーファーさんには、波待ちを練習するのにオススメです。
また腹圧を使ってパドリングする感覚を練習することもできます。
バランスボールを使ったトレーニングも体幹を鍛えることができるのでオススメです。
私は耐荷重500kgのものを使っています。
【6】ストレッチポール/フォームローラー 効果
- 筋膜リリース
- 疲労回復
- 怪我防止
サーフィンはパドリング動作や波待ちなど「静」の動作が多いスポーツです。
そのため筋肉が硬ってしまい、怪我や痛みに繋がります。
10代、20代のうちは問題ありませんが30代からはケアが必要になってきます。
ストレッチポールかフォームローラーがあればサーフィンで固まった筋肉をほぐすことができるので必須アイテムです。
【7】プッシュアップバー 効果
- 前側の筋力強化
- ストレートネックの予防
- テイクオフの持久力
サーフィンは極端に背中側の筋肉を使うスポーツなので、前側の筋肉を鍛えないと怪我や痛みに繋がります。
プッシュアップバーは腕立て伏せのトレーニングに使います。
私は筋トレが嫌いなので毎日使っているわけではないですが、筋力が落ちてきたタイミングで使います。
30代後半になってもサーフィンとプッシュアップバーだけで体型をキープできます。
【8】腹筋ローラー 効果
- 体幹強化
腹筋ローラーは体幹強化のために使います。こちらも背中側の筋力とバランスを取るためにカラダを鍛えるためのものです。
プッシュアップバー同様に筋力が落ちてきたなと感じるタイミングで使うようにしています。
タイプは色々ありますが、Wolfyok 1輪タイプは、ローラー直径が16.5cmと腹筋ローラーの中でも大きめのモデルなので使いやすいです。
【9】バランスディスク 効果
- 体幹強化
- サーフボードの下に置いてイメトレ
バランスドームの代わりにバランスディスクを使ってもイメトレができます。
WCT選手もよくトレーニングで使っていますが、体幹やバランス感覚の強化に使います。
2個以上必要なので、2個は買いましょう。
【10】ジェンガブロック 効果
- 足指の感覚を強化
- 繊細なレールコントロールができる
ジェンガブロックを足指で摘んで、積み上げるトレーニングに使います。
このトレーニングをすることで、足の指の神経が活性化され、手の指のように動かすことができるそうです。
サーフィンは足裏の感覚がとても大切なので、足の指を手のように動かせるようになると、繊細なレールコントロールや体重移動ができるようになります。
【11】トレーニングベンチ 効果
- パドリングの姿勢
- パドリングの動作
- 反復練習
トレーニングベンチはパドリングの姿勢、動作の反復練習に使います。
必ずしもトレーニングベンチである必要はありません。ベンチタイプの椅子があればできます。
ただ安定性が高い方がいいのでトレーニングベンチをオススメします。
長さが110cm以上あるものがオススメです。
効果のなかった サーフィントレーニングアイテム
- SURFSTIK(サーフスケート)
- バランスボード
- パドルアップ
- テイクオフトレーニングキット
- サーフボックス
サーフィンのトレーニングアイテムには、全く効果がないものもあります。もちろん使い方次第ですし、筆者の主観ではありますが、上記アイテムはほとんど効果がありませんでした。
サーフィンの陸トレグッズまとめ
- 正しい練習方法を学ぶ
- サーフスケート/スケボー
- BOSU BALL/バランスドーム
- ソフトボード
- バランスボール
- ストレッチポール/フォームローラー
- プッシュアップバー
- 腹筋ローラー
- バランスディスク2個
- ジェンガブロック
- トレーニングベンチ
サーフィンの陸トレグッズは効果のあるもの、ないもの、効果が出る練習、出ない練習がそれぞれあります。
1万時間の法則をサーフィンに応用するためには「効果のあるもの」「効果が出る練習」を積み重ねることが大事です。
参考にしてもらえたら嬉しいです。