サーフボード選びに悩んでいませんか?特に初心者や中級者にとって、適切なボード選びはサーフィンライフを大きく左右します。ビーチアクセスの「Standardシリーズ」は、初心者から中級者まで幅広く対応する汎用性の高いソフトボードシリーズです。
この記事では、ビーチアクセスのテストライダーかつ開発チーム参加者として、全モデルに実際に乗った経験をもとに、Standardシリーズの特徴と選び方を徹底解説します。6’4″のコンパクトなミッドレングスから9’0″のロングボードまで、あなたにぴったりのモデルが必ず見つかるでしょう。
- ビーチアクセス Standardシリーズの特徴と魅力
- 体重・身長・スキルレベル別の適切なモデルの選び方
- 各モデルの詳細レビューと比較
- 波質別のおすすめモデル
- 5%OFFクーポンの活用方法
目次
ビーチアクセス Standardシリーズの特徴と概要

ビーチアクセスは日本の波質に特化して開発された国産ソフトボードブランドです。その中でもStandardシリーズは、初心者から中級者をメインターゲットとした汎用性の高いラインナップで、「コストパフォーマンスと性能のバランス」が最大の魅力です。

メイ
ビーチアクセスのHSシリーズとStandardシリーズ、何が違うの?どっちを選べばいいか悩んでいます。
シンプルに言うと、HSシリーズは「高性能重視」、Standardシリーズは「バランス重視」です。HSシリーズはより軽量で反応性が高く、中〜上級者向けの性能を備えています。一方、Standardシリーズは適度な安定性と操作性のバランスが取れていて、価格も抑えられているので初心者から中級者に最適です。初めてのサーフボードならStandardシリーズがおすすめですよ。

ヒガ
Standardシリーズの主な特徴
- ワックスフリー機能:ほとんどのモデルにワックスフリーのデッキ加工を施しており、ワックスを塗る手間がなく、車内や保管場所も汚れにくい
- コストパフォーマンス:HSシリーズと比較して1〜2万円ほど価格を抑えながらも十分な性能を発揮
- 幅広いサイズバリエーション:6’4″から9’0″まで11種類以上のモデルをラインナップ
- 丈夫な構造:1〜2本のストリンガー(芯材)と高密度EPSフォームによる耐久性の高い設計
- 様々なフィンシステム:モデルによってトライフィン、クアッドフィン、シングル+サイドフィンなど最適な構成を採用
Standardシリーズのターゲットユーザー
- 初心者:サーフィンを始めたばかりの方
- 中級者:テイクオフができ、横に走れるようになってきた方
- ファミリー:家族や友人と共有して使いたい方
- 週末サーファー:月に数回程度のサーフィンを楽しみたい方
- セカンドボード:コンディションに合わせてボードを使い分けたい方
他シリーズとの違い
シリーズ | 特徴 | 価格帯 | ターゲット |
---|---|---|---|
HSシリーズ | 高性能、軽量設計、反応性が高い | 66,800円〜73,800円 | 中〜上級者 |
Standardシリーズ | バランスの良い性能、安定性、コスパ | 58,800円〜72,800円 | 初〜中級者 |
m-softシリーズ | 超軽量、安全性重視、初心者向け | 39,800円〜46,800円 | 初心者、子供 |
Standardシリーズのラインナップ紹介

クアッド ソフトボード
ビーチアクセス Standardシリーズは、ショートボードからロングボードまで幅広いサイズ展開があり、様々なサーフスタイルや体格に対応しています。以下に全モデルの概要を紹介します。
モデル名 | サイズ | ボリューム | フィン | 推奨レベル | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
6’4″ ミッドレングス | 6’4″ x 21″ x 2 3/4″ | 42L | トライフィン | 初中級 | ¥58,800 |
6’6″ クアッド ミッドレングス | 6’6″ x 20 7/8″ x 2 3/4″ | 42L | クアッドフィン | 初中級 | ¥58,800 |
6’8″ クアッドフィッシュ | 6’8″ x 22″ x 2 3/4″ | 49L | クアッドフィン | 初中級 | ¥59,800 |
7’0″ ミッドレングス | 7’0″ x 21 1/2″ x 2 7/8″ | 48L | シングル+サイド | 初中級 | ¥61,800 |
7’2″ ミッドレングス | 7’2″ x 22″ x 2 7/8″ | 56L | ソフトトライ | 初心者 | ¥61,800 |
7’6″ クアッド ミッドレングス | 7’6″ x 21 1/2″ x 2 7/8″ | 52L | クアッドフィン | 初中級 | ¥63,800 |
8’0″ ピンテール ミニロング | 8’0″ x 22″ x 2 7/8″ | 56L | プラスチックシングル | 初中級 | ¥66,800 |
8’0″ ミニロング ハンドル付き | 8’0″ x 23″ x 3″ | 66L | ソフトトライ | 初心者 | ¥66,800 |
8’0″ スカッシュテール ミニロング | 8’0″ x 23″ x 3 5/16″ | 73L | シングル+プラスチックサイド | 初中級 | ¥68,800 |
9’0″ ロングボード ノーズライダー | 9’0″ x 23″ x 3″ | 74L | シングルフィン | 初中級 | ¥72,800 |
HSO School 9’0″ ロングボード | 9’0″ x 24 1/4″ x 3 3/4″ | 116L | ソフトトライ | 初心者 | ¥87,800 |
ショートボード・ミッドレングス系モデル (6’4″〜7’0″)
Standardシリーズの中でも6’4″から7’0″のモデルは、コンパクトでも安定性を備えた設計が特徴です。初心者の中でもよりアクティブにサーフィンを楽しみたい方や、ステップアップを目指す方に適しています。
特に人気の6’4″ ミッドレングスは、軽快な動きとボリューム感のバランスが取れており、テイクオフの練習からターンの練習まで幅広く対応。6’6″ クアッド ミッドレングスはエッグシェイプに高い運動性能を持たせ、クアッドフィンの加速性能が特徴です。
ミッドレングス系モデル (7’2″〜7’6″)
7’2″から7’6″のモデルは、初心者にも扱いやすく、中級者でも楽しめる万能サイズ。十分なボリュームと長さで安定感があり、テイクオフが格段にしやすくなります。
7’0″ ミッドレングスは小波から大波まで対応するオールラウンドな性能を持ち、7’2″ ミッドレングスは安全性と波のつかまえやすさを重視した設計です。7’6″ クアッド ミッドレングスは小波対応力に優れ、クアッドフィンの加速性能で楽しく波に乗れます。
ミニロング系モデル (8’0″)
8’0″のミニロングモデルは、初心者にとって最も乗りやすいサイズの一つです。十分なボリュームと長さで安定感があり、テイクオフが格段にしやすくなります。
8’0″ ピンテール ミニロングはスタイリッシュなサーフィン、8’0″ ミニロング ハンドル付きは安全性と持ち運びやすさ、8’0″ スカッシュテール ミニロングは経験者も楽しめる安定感が特徴です。
ロングボード系モデル (9’0″)
9’0″のロングボードモデルは、グライド感や安定感を重視したサーフィン向けです。初心者から中級者まで、ロングボードのスタイルを楽しみたい方に最適です。
9’0″ ロングボード ノーズライダーはノーズコンケーブ入りで安定感とグライド感を実現。HSO School 9’0″ ロングボードはサーフレッスン特化設計で、大柄なビギナーも安心して乗れます。

メイ
ミッドレングスって「ミニマル」や「ファンボード」とどう違うの?初心者だからよくわかりません…
良い質問ですね。これらの名称は厳密な定義がなく重なる部分もありますが、一般的には以下のように区別されます。ミッドレングスは6’〜7’6″程度のショートとロングの中間サイズで、ショートより安定性があり、ロングより動かしやすいのが特徴。ミニマル(ミニロング)は7’6″〜8’6″程度のサイズで、ロングボードに近い安定性と波のキャッチのしやすさを持ちます。ファンボードは「楽しいボード」という意味でもう少し広い概念で、初心者に適した様々な中間サイズのボードを指すことが多いです。

ヒガ
体重・身長別の選び方ガイド

サーフボード選びで最も重要なのが、自分の体重と身長に合ったボードを選ぶことです。適切なサイズを選ぶことで、テイクオフのしやすさや操作性が大きく変わります。
体重別おすすめモデル
体重 | 初心者 | 中級者 | おすすめボリューム |
---|---|---|---|
40〜55kg | 8’0″ ミニロング ハンドル付き 7’2″ ミッドレングス | 6’4″ ミッドレングス 6’6″ クアッド ミッドレングス | 40L〜55L |
55〜70kg | 8’0″ ミニロング ハンドル付き 7’6″ クアッド ミッドレングス | 7’0″ ミッドレングス 6’8″ クアッドフィッシュ | 48L〜66L |
70〜85kg | 9’0″ ロングボード 8’0″ スカッシュテール | 8’0″ ピンテール 7’6″ クアッド ミッドレングス | 56L〜74L |
85kg以上 | HSO School 9’0″ 8’0″ スカッシュテール | 9’0″ ロングボード 8’0″ ピンテール | 70L〜116L |
サーフボードのボリューム(L数)はボードの浮力を表します。一般的には、
- 初心者:体重の約100%のボリューム(例:70kgの人なら70L前後)
- 中級者:体重の約70〜80%のボリューム
- 上級者:体重の約50〜60%のボリューム
が目安となります。初めてのボードなら、体重よりやや多めのボリュームを選ぶと安心です。

メイ
身長163cm、体重53kgの初心者なんだけど、8フィートのボードは大きすぎない?持ち運びとか大変そう…
確かに8フィートは持ち運びを考えるとやや大きく感じるかもしれませんね。メイさんのサイズなら7’2″ミッドレングス(56L)も良い選択肢です。十分な浮力があるので波のキャッチは容易で、8フィートよりコンパクトなので扱いやすいでしょう。また、7’0″ミッドレングス(48L)も検討できますが、こちらはやや浮力が少ないため、テイクオフが少し難しくなります。初心者ならまずは浮力のあるボードで成功体験を積むことが大切ですよ。

ヒガ
身長別のサイズ選択
身長はボードの長さや幅を選ぶ際の参考になります。一般的に、身長が高い人はより長いボードが安定しやすく、身長が低い人は短めのボードが操作しやすい傾向があります。
身長 | 初心者向けサイズ | 中級者向けサイズ |
---|---|---|
160cm未満 | 7’0″〜8’0″ | 6’4″〜7’0″ |
160〜170cm | 7’6″〜9’0″ | 6’6″〜7’6″ |
170〜180cm | 8’0″〜9’0″ | 7’0″〜8’0″ |
180cm以上 | 8’0″〜9’0″ | 7’2″〜8’0″ |
ただし、これはあくまで目安であり、体重や波質、目的に応じて選択することが重要です。特に初心者は安定性を優先し、上達するにつれて徐々にサイズを小さくしていくのが一般的です。
スキルレベル別おすすめモデル

サーフィン経験やスキルレベルに合わせたボード選びも重要です。以下に、レベル別におすすめのビーチアクセス Standardシリーズモデルを紹介します。
初心者向け厳選3モデル
- 8’0″ ミニロング ハンドル付き (66L)
- 安全性を最優先した設計
- キャリーハンドル付きで持ち運びが容易
- 十分なボリュームで波のキャッチが簡単
- 安定したテイクオフが練習しやすい
- 7’2″ ミッドレングス (56L)
- 幅広テールによる安定性と波のキャッチのしやすさ
- ソフトトライフィンで安全性が高い
- テイクオフからまっすぐ進む練習に最適
- 女性や小柄な方にも扱いやすいサイズ
- HSO School 9’0″ ロングボード (116L)
- サーフレッスン特化設計の超高浮力モデル
- 大柄な初心者でも安心して乗れる
- どんな波でもテイクオフが容易
- グループレッスンにも最適
中級者向け厳選3モデル
- 7’0″ ミッドレングス (48L)
- オールラウンドな性能で小〜大波まで対応
- シングル+サイドフィンによるスムーズな操作性
- テール幅を絞った設計でターン性能が向上
- ショートボードへのステップアップに最適
- 6’6″ クアッド ミッドレングス (42L)
- エッグシェイプに高い運動性能
- クアッドフィンによる加速性能
- ハルエントリーからダブルコンケーブへのボトム形状
- 小波でも楽しめる反応性の高さ
- 8’0″ ピンテール ミニロング (56L)
- スタイリッシュなサーフィンが可能
- 経験者も楽しめるコントロール性能
- シングルフィンによる直進安定性
- ロングボードスタイルを学ぶのに最適
ファミリー利用におすすめのモデル
家族や友人とシェアして使いたい場合は、幅広いレベルに対応できる汎用性の高いモデルがおすすめです。
- 8’0″ ミニロング ハンドル付き (66L)
- 初心者から中級者まで幅広く対応
- 安全性と持ち運びやすさを両立
- 十分なボリュームで体格差にも対応
- m-soft 8’0″ ワックスフリー (85L)※m-softシリーズ
- より軽量で子供や女性でも扱いやすい
- エントリーモデルとして最適
- 超高浮力で波のキャッチが簡単
初心者用ボードから中級者向けモデルへ移行する目安は以下の通りです:
- テイクオフの成功率が70%以上になった
多少の波の状況変化でも安定してテイクオフできるようになった時 - ボトムターンができるようになってきた
波の壁に向かって方向転換ができるようになってきた時 - 現在のボードが物足りなく感じる
もっと小回りが利くボードが欲しいと感じるようになった時
ただし、焦らずに段階的にサイズダウンしていくことをおすすめします。いきなり小さすぎるボードに移行すると、挫折感を味わう可能性があります。
波質別おすすめモデル

サーフィンをする波のコンディションによっても、最適なボードは変わってきます。ビーチアクセス Standardシリーズは様々な波質に対応できるモデルを揃えています。
小波(スネ〜ヒザ)に強いモデル
日本の多くのポイントでは小波の日が多いため、小波でも楽しめるモデルを持っていると活動日数が増えます。
- 初心者向け
- 8’0″ ミニロング ハンドル付き:浮力が十分あり、弱い波でも進みやすい
- HSO School 9’0″ ロングボード:極めて高い浮力で波を捉えやすい
- 中級者向け
- 7’6″ クアッド ミッドレングス:クアッドフィンの加速性能で小波でもスピードが出る
- 6’8″ クアッドフィッシュ:幅広のアウトラインによる安定感と加速力
中波(胸〜肩)で性能を発揮するモデル
波のパワーがある中波では、より操作性の高いモデルが活きてきます。
- 初心者向け
- 7’2″ ミッドレングス:安定性と操作性のバランスが良い
- 8’0″ スカッシュテール ミニロング:安定感と十分な機動性
- 中級者向け
- 7’0″ ミッドレングス:オールラウンドな性能で中波に最適
- 6’6″ クアッド ミッドレングス:切れのあるターンが可能
- 6’4″ ミッドレングス:より機動性が高く、アクティブなライディングが可能
大波(頭以上)でも対応可能なモデル
大きい波では、安定性とコントロール性が重要になります。初心者の方は大きい波には挑戦しないことをおすすめします。
- 中級者向け
- 7’0″ ミッドレングス:オールラウンドな性能で大波にも対応
- 9’0″ ロングボード ノーズライダー:高い安定性とコントロール性

メイ
小波と中波、大波って具体的にどのくらいの高さを指すの?波の高さの表現ってイマイチわかりにくいんだよね。
確かにサーフィンの波の表現は独特ですね。一般的な目安としては:
小波:スネ(膝下)〜ヒザ(膝)〜モモ(太もも)程度の高さで、約30cm〜60cm。
中波:コシ(腰)〜ムネ(胸)〜カタ(肩)程度の高さで、約70cm〜120cm。
大波:アタマ(頭)以上の高さで、130cm以上。
ただし、これはあくまで目安で、実際の波の力やコンディションによっても体感は変わります。また、サーファーによって表現が異なることもあるので要注意です。

ヒガ
Standardシリーズの構造と特殊機能

ビーチアクセス Standardシリーズの優れた性能の秘密は、その構造と特殊機能にあります。ここでは、Standardシリーズの技術的な特徴について詳しく解説します。
ワックスフリー機能
Standardシリーズの大きな特徴の一つが「ワックスフリー機能」です。これは、デッキ(上面)部分に特殊な滑り止め加工が施されており、従来のサーフボードのようにワックスを塗る必要がないという革新的な機能です。
- メリット
- ワックスを塗る手間が不要
- 暑い日でも滑り止め効果が持続(ワックスのように溶けない)
- 車内や保管場所が汚れにくい
- 環境への配慮(ワックスによる海洋汚染低減)
- 注意点
- 冬場や波が高い場合は追加デッキパッドが必要な場合も
- レギンス等の合成繊維との相性に注意(滑りやすくなる場合がある)
- 太もも部分との接触による擦れに注意

メイ
ワックスフリーって本当に滑らないの?冬の寒い時期とかだと効果が落ちたりしない?
良い質問ですね。ワックスフリーの滑り止め効果は温度にほとんど影響されないので、夏も冬も安定した効果が得られます。ただし、波のコンディションによっては追加の対策が必要な場合があります。特に頭以上の大きな波に挑戦する際は、キーポイントとなるフロント部分(足前方)にデッキパッドを追加するとより安心です。また、ウェットスーツとの相性は良好ですが、合成繊維のタッパーやラッシュガードだけで乗る場合は、少し滑りやすく感じる方もいます。私は3年以上ワックスフリーモデルを使っていますが、表面の劣化もほとんどなく、メンテナンスの手軽さは本当に魅力ですよ。

ヒガ
EPS構造
Standardシリーズは高密度EPSフォームをコアとする軽量で浮力の高い構造を採用しています。従来のPU(ポリウレタン)フォームと比較して軽量かつ高浮力という特徴があります。
- メリット
- 軽量で持ち運びやすい
- パドリングとテイクオフが容易
- 反発性があり、スピードが出やすい
- 耐水性が高く、吸水による重量増加が少ない
- 注意点
- 直射日光や高温で変形の恐れがある
- 強い衝撃に注意
- 適切な保管が重要
ストリンガー構造
Standardシリーズのほとんどのモデルは1〜2本のストリンガー(芯材)を採用しています。ストリンガーはボードの強度と耐久性を高め、フレックス(しなり)特性に影響を与える重要な要素です。
- 1本ストリンガーモデル:6’4″〜7’0″の比較的小さいサイズに採用され、適度なフレックスと軽量性を実現
- 2本ストリンガーモデル:7’2″以上の大きいサイズに採用され、高い強度と安定性を確保
フィンシステム
Standardシリーズでは、各モデルの特性に合わせて様々なフィン構成が採用されています。フィン構成はボードの操作性と性能に大きく影響します。
- トライフィン(スラスター):6’4″ ミッドレングスなどに採用。バランスの取れた操作性と安定性を提供します。
- クアッドフィン:6’6″ クアッド、6’8″ クアッドフィッシュ、7’6″ クアッドなどに採用。加速性能に優れ、ドライブ感のあるターンが可能です。
- シングル+サイドフィン(2+1):7’0″ ミッドレングスなどに採用。安定性と操作性のバランスが取れており、オールラウンドな性能を発揮します。
- シングルフィン:8’0″ ピンテール、9’0″ ロングボードなどに採用。直進安定性に優れ、グライド感のあるサーフィンが楽しめます。
- ソフトフィン:安全性を重視したモデルに採用。硬いフィンと比べて性能は劣りますが、初心者やファミリー利用に適しています。
- Futuresフィンボックス:一部のモデルに採用されており、市販のFuturesフィンを使用して性能をカスタマイズすることが可能です。
人気モデル徹底レビュー
ここでは、Standardシリーズの中でも特に人気の高い3つのモデルについて、実際に乗った経験に基づいて詳しくレビューします。
6’4″ ミッドレングス
Standardシリーズの中でも最も小さいサイズながら、初中級者でも扱いやすい設計になっています。
- 特徴
- サイズ:6’4″ x 21″ x 2 3/4″(長さ x 幅 x 厚さ)
- ボリューム:42L
- フィン:トライフィン(Futures)
- 価格:¥58,800
- 使用感
- 小波でも十分な浮力と速度感
- 中波ではより機動性を発揮
- クイックなターンが可能
- パドリングは比較的容易
- おすすめの対象者
- テイクオフができるようになった初中級者
- 体重40〜65kg程度のサーファー
- ショートボードへのステップアップを考えている方
7’0″ ミッドレングス
Standardシリーズの中で最もバランスが取れた「万能モデル」と言えるのがこの7’0″ ミッドレングスです。
- 特徴
- サイズ:7’0″ x 21 1/2″ x 2 7/8″(長さ x 幅 x 厚さ)
- ボリューム:48L
- フィン:シングル+サイドフィン(Futures)
- 価格:¥61,800
- 使用感
- 小波から大波まで幅広く対応
- テール幅を絞った設計でターン性能が良い
- シングル+サイドフィンの安定した操作性
- 十分な浮力と速度感のバランス
- おすすめの対象者
- 安定したテイクオフができる初中級者
- 体重50〜75kg程度のサーファー
- 1本で幅広い波質に対応できるボードを求める方
8’0″ ミニロング ハンドル付き
初心者向けの定番モデルとして人気の高いこのモデルは、安全性と使いやすさを両立しています。
- 特徴
- サイズ:8’0″ x 23″ x 3″(長さ x 幅 x 厚さ)
- ボリューム:66L
- フィン:ソフトトライフィン
- 価格:¥66,800
- キャリーハンドル付き
- 使用感
- 高い浮力と安定性で波のキャッチが容易
- ソフトフィンによる安全性
- 持ち運びが楽なハンドル設計
- 十分な幅による安定したテイクオフ
- おすすめの対象者
- 初心者
- 体重50〜85kg程度のサーファー
- 安全性を重視する方
- 家族でシェアして使いたい方

メイ
7’0″と8’0″で迷っているんだけど、初心者の私にとって1フィート(約30cm)の違いってそんなに大きいの?
この1フィートの違い、実は非常に大きいです。まず浮力(ボリューム)が48Lから66Lへと約40%も増加します。これはテイクオフのしやすさに直結します。また、8’0″のほうが安定性が高く、初心者にとっては立ち上がった後のバランスも取りやすいです。ただし、上達するにつれて7’0″の方が動かしやすく、ターンの練習に適しています。純粋な初心者で、サーフィンを安定して楽しみたいなら8’0″がおすすめ。すでに何回か経験があり、上達を目指すなら7’0″が良いでしょう。実際、私のレンタルボードでは、8’0″から始めて5〜10回目くらいから7’0″に移行される方が多いです。

ヒガ
他ブランドとの比較

ビーチアクセス Standardシリーズを他のソフトボードブランドと比較することで、その特徴と位置づけがより明確になります。
ブランド | 特徴 | 価格帯 | 日本の波への適合性 |
---|---|---|---|
ビーチアクセス Standard | バランスの良い性能、ワックスフリー、豊富なサイズ展開 | 中(58,800円〜) | ◎(日本の波に合わせて設計) |
ソフテック | グローバルブランド、多様なモデル、ポップなデザイン | 中(60,000円〜) | 〇(グローバル仕様) |
キャッチサーフ | 高性能、豊富なプロモデル、洗練されたデザイン | 高(75,000円〜) | 〇(パワーのある波向け) |
ストーム・ブレード | コンパクト設計、携帯性、特徴的なテールデザイン | 中(50,000円〜) | △(小柄な方に限定) |
オディシー | 初心者向け、安全性重視、シンプルデザイン | 中〜低(45,000円〜) | 〇(オールラウンド) |
Wavestorm(コストコ) | 超低価格、大量生産、シンプル設計 | 超低(25,000円〜) | △(性能よりコスト重視) |
ビーチアクセス Standardシリーズの強み
- 日本の波質への最適化:パワーが弱め〜中程度の日本の波に合わせた設計
- ワックスフリー機能:競合の多くのモデルはワックスが必要
- 充実したサイズ展開:11種類以上の多様なモデル
- コストパフォーマンス:品質と価格のバランスが良い
- 国内サポート:アフターサービスや相談がしやすい
ビーチアクセス Standardシリーズの弱み
- ブランド知名度:国内では高いが、海外ブランドほどの国際的認知度はない
- 上級者向けモデルの少なさ:主に初心者〜中級者がターゲット
- 一部モデルの重量:特に大きいサイズは他ブランドより重いモデルもある
- カラーバリエーション:デザイン性やカラー展開は一部の競合ほど豊富ではない
メンテナンスと使用上の注意点

ビーチアクセス Standardシリーズを長く使い続けるためのメンテナンス方法と注意点を紹介します。
日常的なケア
- 使用後の洗浄:真水(水道水)で塩分や砂を洗い流す
- 水を含んだまま車に長時間放置しない:特に夏場は変形の原因になる
- ワックスフリー面のお手入れ:滑り止め加工面は中性洗剤で優しく洗うことができる
- フィンの確認:緩みがないか定期的に確認する
保管方法
- 直射日光を避ける:長時間の直射日光はボードの変形や変色の原因に
- 立てて保管:横に寝かせると変形しやすい
- ボードケースの使用:保護と持ち運びに便利
- 適切な温度環境:極端な高温・低温環境を避ける
使用上の注意点
- 強い衝撃を避ける:EPSボードは衝撃に弱い
- 石やリーフとの接触注意:底面が傷つきやすい
- フィンの取り付け確認:緩んでいると紛失の危険性
- 持ち運び時の注意:風の強い日は風にあおられやすい
よくある質問(FAQ)
Q
ビーチアクセス StandardシリーズとHSシリーズの違いは何ですか?
A
Standardシリーズはコストパフォーマンスとバランスの良さが特徴で、初心者から中級者向けに設計されています。一方、HSシリーズはより軽量で反応性が高く、中級者から上級者向けの性能を持っています。価格はStandardの方が1〜2万円ほど安く設定されています。
Q
初心者におすすめのStandardシリーズのモデルは?
A
初心者には8’0″ ミニロング ハンドル付き(66L)、7’2″ ミッドレングス(56L)、7’0″ ミッドレングス(48L)がおすすめです。体重や身長によって最適なモデルは異なりますが、十分な浮力と安定性を持つこれらのモデルは、初心者のテイクオフをサポートします。
Q
ワックスフリー機能は本当に効果がありますか?
A
はい、効果があります。特殊な滑り止め加工により、通常のワックスと同等以上の滑り止め効果を発揮します。メンテナンスが簡単になり、車内や保管場所も汚れにくくなります。ただし、大きな波に挑戦する場合は、デッキパッドの追加を検討することをおすすめします。
Q
Standardシリーズのボードはどれくらい耐久性がありますか?
A
適切に使用・保管すれば、3〜5年以上の使用が可能です。1〜2本のストリンガー(芯材)と高密度EPSフォームにより、十分な耐久性を備えています。ただし、強い衝撃や不適切な保管(直射日光下や高温環境など)は寿命を縮める原因となります。
Q
Standardシリーズのフィンは交換できますか?
A
モデルによって異なります。Futuresフィンボックスを採用しているモデルは、市販のFuturesフィンと互換性があり、交換可能です。一方、ソフトフィンを使用しているモデルや一部のモデルは交換できない場合があります。購入前に確認することをおすすめします。
購入ガイドと割引情報
ビーチアクセス Standardシリーズを購入する際のポイントと割引情報をご紹介します。
購入前のチェックポイント
- 体重に合ったボリューム:初心者は体重とほぼ同等か多めのL数を
- 身長に合った長さと幅:適切なサイズでバランスを取りやすく
- 目的に合ったモデル:波質や練習内容に合わせて選択
- 予算の確認:必要に応じてアクセサリー(リーシュコード、ボードケースなど)も考慮
5%OFFクーポンの活用
ビーチアクセス公式サイトで購入する際に、ヒガシーサーの読者限定クーポンを使用すると5%OFFで購入することができます。
【5%OFF】クーポンコード:higashisa
クーポンコードの使い方について詳しくは、ビーチアクセス 5%OFFクーポン【2025年】正しい使い方を動画と画像を使って解説をご覧ください。
セール情報
ビーチアクセスでは定期的にセールが開催されています。セール時期に購入することで、さらにお得に購入できる可能性があります。
- 春のイベント:3〜4月頃
- 夏のサマーセール:7〜8月頃
- 秋のモデルチェンジセール:10〜11月頃
- 冬のウィンターセール:1〜2月頃
最新のセール情報については、ビーチアクセス セールの開催日は?割引率が最も高い買い方は?をご確認ください。
まとめ
ビーチアクセス Standardシリーズは、初心者から中級者まで幅広く対応するバランスの良いソフトボードシリーズです。日本の波質に合わせた設計、ワックスフリー機能、豊富なサイズ展開などの特徴により、多くのサーファーに支持されています。
- 初心者におすすめのモデル:8’0″ ミニロング ハンドル付き、7’2″ ミッドレングス
- 中級者におすすめのモデル:7’0″ ミッドレングス、6’6″ クアッド ミッドレングス
- 小波対応モデル:7’6″ クアッド ミッドレングス、6’8″ クアッドフィッシュ
- 中波〜大波対応モデル:7’0″ ミッドレングス、6’4″ ミッドレングス
- おすすめ購入方法:公式サイトで5%OFFクーポン「higashisa」を使用
サーフボード選びは、自分の体重・身長、スキルレベル、波質、目的に合わせて選ぶことが重要です。この記事を参考に、あなたに最適なビーチアクセス Standardシリーズのモデルを見つけてください。
より詳細な情報や個別のモデル紹介については、以下の関連記事もご覧ください。