HOVERAir X1 Smartレビュー|サーフィンの自撮りに使った正直な実力と限界

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HOVERAIR X1 SMART アイキャッチ

この記事でわかること

  • HOVERAir X1 Smart が「自撮り専用機」である理由
  • 実際に使って良かった点と、正直な限界(画質・バッテリー)
  • DJI Mini 4 Pro との使い分け
  • 買って後悔しない人・向かない人

HOVERAir X1 Smart は、送信機もスマホも使わずに、自分を自動で追いかけて撮ってくれる「自撮り専用」の小型ドローンです。私はこの機体を受け取ってから約1年、サーフスケートや、ボードを持って歩くような映像の撮影に使ってきました。今日は、良かった点だけでなく、正直な限界もはっきり書きます。

※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。また、本製品は2025年8月にメーカーから提供を受けています。提供を受けたうえで、良い点も物足りない点も正直に書きます。

先に立場を書いておきます。私はサーフィンの撮影の仕事でDJIのドローンを使っていて、海ではDJIを3台沈めた経験もあります。その話はドローンを海で3台沈めた記録にまとめました。空撮ドローンを知っているからこそ見えた、X1 Smart の得意なことと苦手なことを書きます。

まず理解したい:これは「自撮り専用機」です

いちばん大事な前提から書きます。

X1 Smart は、空を広く撮る空撮ドローンではありません。操作する人がいらず、自分を自動で追いかけて撮る「自撮り」に振り切った機体です。だから、サーフスケートをしている自分や、ボードを持って歩く姿を、一人で撮るのにぴったりです。

逆に、波を上から広く狙うような空撮は苦手です。そこは操作者が必要なDJIのようなドローンの仕事になります。この役割の違いを分かって選ぶと、失敗しません。

使って良かった点

自撮り機として見ると、使い勝手は非常に良いです。

  • 送信機もスマホもいらない:起動して手のひらから飛ばすだけで、勝手に自分を追って撮ってくれます。
  • 手のひら発着ができる:地面がなくても、手のひらから飛ばして手のひらに戻せます。砂浜でもストレスがありません。
  • プロペラガードで安心:プロペラが囲われているので、自分の近くを飛ばしても怖さが少ないです。
  • 軽くてカバンに入る:公称100g未満で、日本では機体の登録が不要な重さです。持ち出しのハードルが低く、いつでも撮れます。

砂浜で手のひらから飛ばしたときも、離着陸の地面を探さずにそのまま撮り始められました。「撮ろう」と思ってから実際に撮り始めるまでが、とにかく速い。この手軽さが最大の魅力です。

正直な限界(ここは辛口に書きます)

提供を受けた製品ですが、物足りない点も正直に書きます。

  • 画質は物足りない:仕事でドローンを使う私の目線だと、画質は正直もう一歩です。SNSに上げるぶんには十分ですが、作品として突き詰める用途には向きません。
  • バッテリーが10分未満:1回の飛行が短いです。これは軽さとのトレードオフだと理解して買うのがいいです。予備バッテリーは実質必須です。
  • 激しい動きには向かない:歩く・走る・陸上スポーツの自撮り程度なら十分ですが、速くて急な動きを追い切るのは苦手です。
  • 海の上・水際では使えない:非防水なので、海面の近くは怖くて飛ばせません。私はDJIを3台海で全損させているので、ここは特に無理をしないでほしいです。

短所をまとめると、「画質と飛行時間を割り切れるか」に尽きます。そこを理解していれば、後悔は少ない機体です。

DJI Mini 4 Pro とどう使い分けるか

私は空撮には DJI Mini 4 Pro、自撮りには X1 Smart と、はっきり分けて使っています。

HOVERAir X1 SmartDJI Mini 4 Pro
役割自撮り(自動追尾)空撮(操作して撮る)
操作者不要必要
得意歩く・走る・陸のスポーツ広い画・波を上から
画質・飛行時間割り切りが必要余裕がある

つまり、どちらが上ということではなく、撮りたいものが違います。一人で自分の動きを撮りたいなら X1 Smart、空から広く撮りたいならDJI Mini 4 Proのレビューを参考にしてください。

こんな人に向いている・向いていない

向いている人向いていない人
SNSで自分の映像を発信したい作品として画質を突き詰めたい
一人で自撮り動画を撮りたい広い空撮・波を上から狙いたい
手軽さ・軽さを最優先したい長い飛行時間が必要

価格は決して安くありません。だからこそ、「自撮りをしたいのか、それとも空撮をしたいのか」を先に決めるのが失敗しないコツです。自撮りが目的なら、送信機がいらないぶん、X1 Smart はとても勧めやすい選択です。

これから買うなら、HOVERAir X1 Smart をAmazonで見るページで、最新の価格とセット内容を確認してください。

よくある質問

HOVERAir X1 Smart はサーフィンの撮影に使えますか?

陸での自撮りには向いています。サーフスケートや、ボードを持って歩くような映像を一人で撮るのに便利です。ただし、波の上を飛ばすのは非防水のため危険で、海面の空撮には向きません。海の上はDJIのような空撮ドローンの領域です。

操作は難しいですか?免許は必要ですか?

操作はほぼ不要です。手のひらから飛ばして、あとは自動で追いかけて撮ってくれます。公称100g未満で、日本では機体の登録が不要な重さです。ただし飛ばす場所のルールは変わるので、公共の場では周囲への配慮と現地のルール確認を忘れないでください。

バッテリーはどのくらい持ちますか?

私の使用感では、1回の飛行は10分未満です。短く感じるので、予備バッテリーはほぼ必須です。軽さと引き換えの部分なので、そこを理解して買うのがいいと思います。

画質はどのくらいですか?

2.7Kで、SNSに上げるぶんには十分です。ただし、仕事でドローンを使う目線では物足りなさを感じます。作品として画質を突き詰めたいなら、空撮ドローンのほうが向いています。

DJI Mini 4 Pro と、どちらを買えばいいですか?

一人で自撮り動画を撮りたいなら X1 Smart、空から広く撮りたいなら DJI Mini 4 Pro です。私は両方を役割で分けて使っています。撮りたいものが「自分の動き」か「広い風景・波」かで選んでください。

海の上でも飛ばせますか?

おすすめしません。非防水なので、海面の近くは落下=全損のリスクが高いです。海の上の映像がほしい場合は、防水タイプの機体や、操作できる空撮ドローンを検討してください。

まとめ:割り切れば、これほど手軽な相棒はない

HOVERAir X1 Smart は、送信機もスマホもいらず、一人で自撮り動画を撮れる手軽さが最大の魅力です。手のひら発着・プロペラガード・軽さと、日常に持ち出しやすい要素がそろっています。

一方で、画質とバッテリーは割り切りが必要で、海の上では使えません。だからこそ、「自撮りがしたいのか、空撮がしたいのか」を先に決めるのが大事です。自撮りが目的なら、X1 Smart は手軽さで選んで後悔しない一台です。空撮も撮りたくなったら、そのときはDJI Mini 4 Proのような操作できる機体を足していけばいいと思います。

撮影の道具も含めて、週末サーファーが無理なく長く海を楽しむための工夫は、40代フルリモサーファーが週末サーフィンを10年続けられる理由にまとめています。

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ヒガシーサー

ヒガシーサー

ブロガー/クリエイター/サーフボード開発/テストライダー

サーフィン歴20年、Beach Access・nanazeroのテストライダー、サーフボード・サーフスケート開発チーム。19年間も上達できなかったが、オーストラリアの科学的メソッドで上達。その経験を軸にブログ・SNSで一般サーファーのためのサーフィン上達方法、楽しみ方を共有している。SNS総フォロワー6.5万人。

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