ナナゼロのショートエッグは、初心者から上級者まで楽しめるオールラウンドなEPSサーフボードとして人気を集めていました。しかし2024年に廃盤となり、現在は購入できません。本記事では、実際に1年間使用した経験から、その性能と魅力を詳しく解説し、現在購入できる類似モデルもご紹介します。

メイ
ナナゼロのショートエッグってもう買えないの?すごく評判が良かったから気になってたんだけど…
残念ながら2024年に廃盤になってしまいました。でも現在のナナゼロには、ショートエッグの良さを受け継いだSH03やSH04といった素晴らしいモデルがあります。実際にショートエッグを使った経験から、その特徴と現在のおすすめモデルをご紹介しますね。

ヒガ
目次
ナナゼロ ショートエッグの基本スペック

項目 | 詳細 |
---|---|
モデル名 | ショートエッグ(Short Egg) |
サイズ展開 | 5’8″(31L)/ 5’10″(34L) |
価格(当時) | 89,800円(税・送料込) |
構造 | ウッドスキン + EPS |
フィンシステム | 5フィン(Futures対応) |
適用レベル | 初中級者〜上級者 |
対応波質 | 膝〜頭サイズ |
現在の状況 | 廃盤(2024年) |
ナナゼロ ショートエッグは、ナナゼロサーフボードのショートボードラインナップとして2023年に登場し、わずか1年余りで廃盤となった幻のモデルです。ヘイデン・シェイプスのヒプト・クリプトを彷彿させるアウトラインが特徴的でした。
ナナゼロ ショートエッグの魅力と特徴

ショートエッグ最大の魅力は、オールラウンド性能の高さでした。幅広なアウトラインとパフォーマンス性を両立させた設計により、様々なコンディションで楽しむことができました。
- 幅広なボリュームゾーン:テイクオフの安定性向上
- ピンテール設計:パワーのある波でのコントロール性
- ウッドスキン構造:耐久性と環境への配慮
- 5フィンシステム:様々なセッティングに対応
- 軽量EPS構造:持ち運びやすく反応性に優れる

メイ
5フィンシステムってどんなメリットがあるの?フィンの組み合わせで乗り味が変わるの?
5フィンシステムなら、トライフィン(3本)、クアッド(4本)、ツイン+スタビ(2+1本)など様々なセッティングが可能です。波のコンディションや気分に合わせて乗り味を変えられるのが魅力でした。ただし、フィンボックスが多い分、重量が増えるデメリットもありました。

ヒガ
実際の使用感レビュー
1年間ショートエッグを使用した経験から、具体的な使用感をご紹介します。テストは主に沖縄の様々なコンディションで行いました。
小波(膝〜腰)での性能
小波では、幅広なアウトラインの恩恵を強く感じました。パドリングが軽く、波のキャッチが非常に早いのが印象的でした。通常のパフォーマンスショートと比べて、明らかにテイクオフの回数が増えました。
中波(胸〜肩)での性能
中波サイズでのパフォーマンスは秀逸でした。ピンテール設計により、パワーのある波でも安定したテイクオフが可能で、その後のターンもスムーズに行えました。EPSの特性を活かしたキレのあるターンが楽しめました。
フィンセッティング別の乗り味
- トライフィン:最もバランスが良く、基本的なサーフィンに最適
- クアッド:スピード感があり、小波での加速性能に優れる
- ツイン+スタビ:ルースな乗り味で、フロー感を重視する人におすすめ

メリット・デメリット詳細分析
- 優れたオールラウンド性能:小波から頭サイズまで幅広く対応
- テイクオフの速さ:幅広設計による波キャッチの良さ
- 安定したターン性能:ピンテールによるコントロール性
- 適正価格:9万円以下でのEPSサーフボード
- 軽量で持ち運び容易:EPS構造による軽さ
- 環境への配慮:ウッドスキンとリサイクルEPS使用
- 現在購入不可:2024年に廃盤となり入手困難
- 初心者には難易度高め:ショートボードの基本技術が必要
- 5フィンによる重量増:フィンボックスの多さで若干重い
- 面の悪い波では不安定:EPS特有の特性
- ウッドスキンの見た目が控えめ:白いカラーで木目が目立たない
ユーザーの実際の声

サーフィン歴5年、中級者20代女性
サーフトリップ用に購入しました。小波から胸波まで1本で対応できるのが素晴らしい。フィンセッティングを変えると全く別のボードみたいになるのも面白かったです。唯一の不満は5フィンで少し重いことでしょうか。
スキルレベル別おすすめ度

- 初心者(★★☆☆☆)
ショートボードでのテイクオフができるレベルでないと楽しめません。初心者にはミッドレングスがおすすめです。 - 中級者(★★★★★)
最も適したターゲット層。パドリングが楽になり、ターン練習にも最適でした。 - 上級者(★★★★☆)
パフォーマンス性は高いものの、よりアグレッシブなサーフィンには物足りない場面も。
現在購入可能な類似モデル
ショートエッグは廃盤となりましたが、現在のナナゼロラインナップには同様のコンセプトを持つモデルがあります。
🏄♂️ ナナゼロ SH03
- SH03 スモールウェーブパフォーマンス
- 価格:¥79,800
- 特徴:小波特化のパフォーマンスモデル
🏄♀️ ナナゼロ SH04
- SH04 ハイパフォーマンスショートボード
- 価格:¥79,800
- 特徴:30代・40代向け軽量EPSボード
🌊 ナナゼロ HB02
- HB02 ハイブリッドボード
- 価格:¥84,800
- 特徴:オールラウンド性能を重視
よくある質問
Q
ナナゼロ ショートエッグはまだ購入できますか?
A
残念ながら2024年に廃盤となり、公式サイトでの購入は不可能です。中古市場では稀に見つかることがありますが、現在は類似モデルのSH03やSH04をおすすめします。
Q
ショートエッグに最も近い現行モデルはどれですか?
A
オールラウンド性能を重視するならHB02、小波でのパフォーマンスを求めるならSH03、より本格的なショートボード性能を求めるならSH04がおすすめです。
Q
初心者でもショートエッグは使えましたか?
A
ショートボードでのテイクオフができる初中級者以上でないと楽しめませんでした。完全な初心者には、ミッドレングスやファンボードがおすすめです。
まとめ:ショートエッグの価値と現在の選択肢

ナナゼロ ショートエッグは、短い期間でしたが多くのサーファーに愛された「オールラウンドに楽しめる万能ショートボード」でした。特に30代後半以降の体力の衰えを感じ始めたショートボーダーにとって、理想的な選択肢だったと言えます。

メイ
廃盤になってしまったのは残念だけど、現在のナナゼロにも素晴らしいモデルがあるのね。SH03やSH04も気になるな!
はい。ショートエッグのコンセプトは現在のモデルにも受け継がれています。特にSH03は小波性能に特化し、SH04はよりパフォーマンス志向になっています。どちらもショートエッグの良さを感じられるはずですよ。

ヒガ
現在ショートエッグに興味をお持ちの方は、以下の現行モデルをチェックしてみてください:
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サーフィン歴8年、ショートボーダー30代男性
体力の衰えを感じ始めた30代後半で購入しました。パドリングが楽になり、テイクオフの回数が格段に増えました。それでいてターン性能もしっかりしているので、まさに大人のショートボードという感じです。廃盤になってしまったのが本当に残念。