こんにちは、ヒガシーサーです。本記事ではサーフィン初心者さんにオススメのサーフボードについて、Instagram(13,000人)のアンケート結果を踏まえて、まとめています。具体的には以下のことを知ることができます。
- サーフィン初心者向けおすすめサーフボード【2022年度版】
- サーフィン初心者によくある失敗例
- 最速で上手くなるためのサーフボードの選び方
上記のことを「サーフィン初心者さん、初級者さん」に役立つ情報としてまとめているので、参考にしてもらえたら嬉しいです。
ちなみに2022年現時点で、私が初心者さんにオススメしているサーフボードはコチラです。↓↓↓
- ワックス不要
- フィンの交換ができる
- 6’4″ 43L の大きさがちょうど良い
という理由です。また別の大きさのソフトボードですが、ソフトトップボードの性能レビューをまとめた記事はコチラです。通常のスポンジボードよりもサーフィンの練習に向いていて、波のキャッチもとてもスムーズです。
目次
Youtubeでオススメサーフボードまとめを見る
以下の動画はまだビーチアクセスのソフトボードに出会う前にまとめたものです。
ビーチアクセスの紹介はありませんが、色々なソフトボードに乗ってきた筆者の体験談と、インスタグラムで13,000人のサーファーさんにアンケートをお願いした結果をまとめています。
Youtube動画:https://youtu.be/C79zBODIT8s
2022年 Beach Access のソフトボードをオススメする理由

2022年から日本発のサーフブランド「Beach Access ビーチアクセス」のソフトボードを使い始めました。ビーチアクセスはネームバリューこそないものの、ソフトボードの品質が高く、筆者も初めて乗った時に驚きました。
ビーチアクセスのソフトボードは、EPSハードボードにスポンジを被せた「ソフトトップボード」です。ソフトトップボードのテクノロジーで有名なのは、ミックファニングのソフトボードですね。

ミックファニングのソフトボードは、通常のソフテックのソフトボードと比べて2万円〜5万円ほど高価で、乗り味はいいけどコスパが悪いということで、初心者さんや中級者にオススメしにくいソフトボードでした。
そのミックファニングのソフトトップボードと、同じ仕組みを採用しているビーチアクセスのソフトボードは、8.0ft 66L というミニロングが「送料込 59,800円」という価格で購入できます。
実際に私も使ってみていますが、とにかくサーフィンの練習に繋がるソフトボードだなと感じています。
通常のスポンジボードはパドリングとテイクオフの練習に向いていますが、レールを入れたターンの練習には向いていません。レールが厚くて、アウトラインのデザインが雑だからです。
ビーチアクセスのソフトボードは、世界チャンピオンの板にも使われている AKU Shaper と呼ばれるシェイプマシンで削られています。
ぶっちゃけ、なんで無名なのかが分からないくらいこだわって作られているソフトボードなんですよね。
専門用語が多くなりましたが、まとめると「ちゃんとサーフィンの基本練習ができるソフトボード」なので、2022年現時点で一番オススメできるソフトボードになります。
サーフィン初心者にオススメのソフトボード 3選

ビーチアクセスのソフトボード
ヒガシーサーが愛用しているソフトボードは「Beach Access」です。日本発のブランドで、海外製品と比べても、とても丁寧に作られているのが気に入ってます。
Amazonや楽天でも購入できますが、公式サイトで利用できる5%OFFクーポンコードがあるので、公式サイトで買うのがお得です。
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初心者にオススメのソフトボード
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中級者以上にオススメのソフトボード
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13,000人に聞いたサーフィン初心者にオススメのサーフボード5選


- ソフテック ローラー 6,6 フィート
- コストコのスポンジボード
- MFソフトボード
- キャッチサーフ
- オーシャンアース
インスタアンケートでは上記5社のサーフボードを推す声が多かったです。他には88、ジャスティス、Crimeなどいくつかのメーカーさんも人気でしたね。
他にもたくさんのオススメサーフボードを回答してもらいましたが、全体の声としては「スポンジボード」を推す声が8割以上でした。
集計した結果では上記5社のスポンジボードが特にオススメされていました。次にアンケート結果をもとに筆者が乗ってみた感想からまとめていきます。
ソフテック ローラー がオススメの理由


SOFTECH ソフテック サーフボードは世界中で最も知名度が高いソフトボードブランドの一つです。日本でも人気が高く、ソフトボードが世の中に普及し始めた頃から人気です。
SOFTECHはサーフィン世界チャンピオン経験もある「トム・キャロル」が開発に携わっていたスポンジボードなのでサーフィンに適した性能を追求されています。
ムラサキスポーツや大手のサーフショップでも取り扱いが多く、スクールでもよく使われているので、日本でもトップクラスに知名度が高いスポンジボードブランドです。
筆者は「ソフテック ローラー 7.0フィート」を愛用しています。
私の場合は子どもたちとタンデムサーフィンするために購入したので7.0フィートを使っています。
波が小さい時にガンガン波を掴んでくれるので、普段の遊び用としても活躍してくれます。子どもたちが小さな波で練習する時にも使っていて、初心者にはとても使いやすいサーフボードですね。
サーフィン初心者さんが、サーフィン練習のために買うなら6,6程度のサイズがオススメです。
コストコのスポンジボード がオススメの理由

コストコのスポンジボードを推す声が最も多かったです。

私はハワイでコストコのファンボードを購入して、子どもたちとサーフィンしたり、ワイキキのパラダイスというショートボード向けのポイントでサーフィンしました。
使ってみた印象としては「重すぎる」でした。
確かに波をキャッチする能力は高いですが、スポンジボードで8.0フィートあったので重くて持ち運びがキツイです。
女性はちょっとむずかしいんじゃないかなと思いました。
また、サーフボードの性能は価格なりで、めちゃめちゃボヨンボヨンってするので、よく海に刺さります。インスタグラムでも同じ声を回答してもらいました。
コスパは良いけれど、取り回しの悪さと、性能がそこまで良くないってことで、ソフテックよりはオススメできないなというのが筆者の感想です。
ミックファニンソフトボード TWIN TOWN がオススメの理由

3度のワールドチャンピオンに輝いたミックファニングが手掛けるMFソフトボードは、サーフボードとしての性能は抜群に高いです。
私も友人が使っているものを乗せてもらいましたけど、ソフテックやコストコと比べて、スポンジボード特有のボヨンボヨン感が少なく、すごくよく作られているなと思いました。
サーフィンをサーフィンらしく楽しむために、すごくよく設計されています。
ただ、注意点として他社のソフトボードと比べて浮力が小さいです。同じ長さでもソフテックやキャッチサーフは70リットル以上ありますが、ミックファニングのソフトボードは50L程度のものが多いです。
ということは、初級者以上の方にとっては持ち運びやすいし、サーフィンのターンも楽しめる素晴らしい性能であることは確かですが、初心者さんが「波をキャッチする」のはソフテックと比べて練習が必要です。
しかし、初級者までステップアップできていれば、最も適したサーフボードになることは間違い無いです。
波をキャッチする能力も高く、ドルフィンスルーの練習もできて、ターンの練習もできる。初心者ではないけど、まだまだ上手にテイクオフができない初級者さんにとってはベストな選択肢だと思います。
個人的にはドルフィンスルーも練習できそうな、TWIN TOWN 7,0 のモデルが良さそうです。
キャッチサーフ CATCH SURF ODYSEA LOG 7’0″

インスタアンケートでも票数が多かった キャッチサーフ のソフトボードも初心者にオススメです。
ソフテックと性能は似ていますが、見た目がカワイイので、おしゃれなサーファーさんに人気のイメージです。
性能はソフテックとそれほど変わりませんが、価格が5万円以上するので、そこは財布と見た目と相談が必要ですね。
また、注意点として初心者に人気の ODYSEA は持ち手の溝がないので、持ち運びはソフテックよりも持ちにくいです。
オーシャンアース イージーライダー
インスタアンケートでは「オーシャンアース イージーライダー」を推す声も多かったです。
このスポンジボードでテイクオフができるようになりました!という声も多かったので、初心者さんにオススメです。
ただ、後々サーフボードを売るって時にリセールバリューはソフテックと比べて安くなりそうですね。同じ値段で買うならソフテックの方がコスパは高いと言えます。
アンケートの結果ではソフテックを推す声が多かった
インスタグラムで13,000人のサーファーにアンケートを取った結果は「ソフテックローラー 6’6」がオススメということでした。
- 波をキャッチしやすい
- 5万円以下で買える
- 売るときも高く売れる
- 代表的なソフトボード
- 持ち手がある
- フィン付き
上記の項目をしっかり満たしていて、波に乗るというサーフィンの目的を3歳、5歳の子どもでも体験できます。
筆者は7ftサイズのソフテックを使っています。子どもたちとタンデムもできるし、波が小さい時に遊ぶ用としても使っています。
6’6のサイズだと子どもたちとタンデムはむずかしいけど、初心者が楽しめるサイズ感ですね。
価格も他社に比べて比較的安いですし、サーフィンを教えるスクールでも一番よく見かけるブランドです。ということは、需要がなくならないので売るときも高い値段で売れる。(重要)
結果的に一番コスパが良いスポンジボードです。
どれを選んだ方がいいか分からないときは、とりあえず ソフテック ローラー 6’6 を選ぶのもアリですね。
サーフィン初心者が失敗するサーフボードの選び方 5つの事例
- 最初からショートボードを買う
- 先輩からボードを譲ってもらう
- 知識がないままネットで買う
- ショップでいきなりオーダーする
- プロサーファーと同じボードを買う
多くの初心者サーファーがやってしまいがちですが、上記の5つの方法でサーフボードを選んでしまうと、上達が遅くなり、モチベーションも下がってしまうので注意しましょう。
サーフボード選びの目的とサーフィンのレベルが合っていないと上達できない
サーフィンには初心者、初級者、中級者、上級者という感じでサーフィンレベルに合わせたサーフボードの選び方があります。
- 初心者は「波を意図的にキャッチする」ことが目標
- 初級者は「ドルフィンスルー、基本動作の練習」が目標
- 中級者は「基本動作の練習、楽しむこと」が目標
- 上級者は「パフォーマンスを上げる」が目標
初心者さんは波を意図的にキャッチするという目標があるので、波をキャッチすることが目的です。その目的に合わせてサーフボードを選んでいけば、サーフィンの苦手意識はなくなります。
本記事ではサーフィン初心者さんが、最速で中級者にステップアップするサーフボード選びをオススメしているので、順番にステップアップしていくことを推奨しています。
サーフィン初心者さんはまず「波を意図的にキャッチできる」ことができて、ようやく初級者にステップアップできます。
なので、その目的に一番向いているサーフボードを選びましょう。そして、インスタアンケートでも分かった通り、サーフィン経験者がオススメしているスポンジボードを選ぶのが最速の上達手順になります。
意外とソフトボードはむずかしい
- サーフボードの側面が分厚い
- 曲がろうとすると引っかかる
- 普通のサーフボード以上に繊細な体重移動が必要
サーフィン初心者はソフトボードで練習するのが一般的ですが、実はサーフィンの基本練習には向いていないことも多いです。
特にレールと言われるサーフボードの側面部分が分厚く、少しの体重移動でも引っかかったりしちゃうから。
だからサーフィン初心者は真っ直ぐしか進めないし、ターンしようとするとすぐに倒れちゃうんですね。
実は意外とむずかしいんです。
サーフィン初心者が最速で上達するための手順書
- 波に乗る楽しさを体験する
- 意図的に波に乗る
- 波に乗る作業量を増やす
- サーフスケートで練習する
- ソフトボードを売って2本目を買う
失敗しないサーフボードの選び方は、正しい手順を踏むことで、NSAが定める「中級者」レベルまで最速で到達することができます。
NSAが定めるサーフィンのレベル
級 | 要求される技術 | レベル |
5級 | 25m程度の泳力があること。 パドリングをしてゲッティングアウトできること。 テイクオフしてある程度サーフボードの上に立つことができること。 | 初心者 |
4級 | 5級の能力に加えてテイクオフから確実なターンをし、 プルアウトできること。 | 初級者 |
3級 | テイクオフからレールを使ったターンで加速できること。 カットバックもしくはリエントリーができること。 ロングボードは上記の技術に加え、 ウォーキング・ウォーキングバックができること。 ※3級以上にはバランスも要求される。 | 中級者 |
2級 | フリーライディングで、スピード、パワー、フロー、 コントロールなどをジャッジクライテリアに沿って審査する。 その日のコンディションに合わせたグッドスケール(6.0ポイント以上) に入るライディングができることが合格の判断基準となる。 | 上級者 |
1級 | フリーライディングで、スピード、パワー、フロー、 コントロールなどをジャッジクライテリア(基準)に沿って審査する。 2級以上の積極性、波を見る能力、ポジショニングなども審査の対象となる。 その日のコンディションに合わせたエクセレントスケール(8.0ポイント以上) に入るライディングができることが合格の判断基準となる。 | エキスパート |
参考:https://www.nsa-surf.org/license/
NSAの基準で考えると「5級」から「3級」のレベルまでが初心者〜中級者ということになりますね。正しい手順を踏めば3級レベルになるのはそう難しくないです。
【1】サーフィンの目的「波に乗る」を体験しよう
サーフィンの目的はなんといっても「波に乗る」ことです。この波に乗るという体験をすることで、サーフィンの楽しさに気づくことができます。
しかし、サーフィンは海で遊ぶスポーツなので危険もあります。いきなりサーフボードを買ったり、先輩に連れていかれるままサーフィンをしても上達どころか楽しむことも難しいです。
まずはインストラクターさんがいるサーフィンスクールを利用して、そこでサーフィンを体験してから次のステップに進むのが一番オススメです。
ソフトボード で「波に乗る」
サーフィン初心者さんがサーフボード選びで失敗しがちなのは「一つのボードで全部をやろうとする」からです。
初心者から初級者へのステップアップは「波を自分の意思でキャッチできる」ようになること。
それができてからドルフィンスルーやターンの練習に向いている2本目のボードを選ぶのがオススメです。
【3】スポンジボードで波に乗る作業量を増やす
スポンジボード(ソフトボード)は通常のサーフボードと違い柔らかい素材で出来ています。なので怪我の心配も少ないし、ぶつけて壊れる可能性も低いです。
だからガンガン練習ができるし、波をキャッチできる能力が高いので「波に乗る本数」を増やすことができます。
この「波に乗る」という作業量を増やすことで、意図的に波をキャッチすることができるようになるので、初心者から初級者へステップアップすることができます。
【4】サーフスケートで練習する
意図的に波に乗れるようになってきたら、次は「陸上トレーニング」にお金を使っていきましょう。
多くの初級者さんがここで2本目のサーフボードを買ってしまうので、中級者までの道のりが非常に遅くなるので注意が必要です。
もし、あなたが最速でステップアップをしたいなら「反復練習」にお金をかけた方が将来的に節約になります。
オススメはサーフスケートを使って、サーフィンの感覚を練習することです。
サーフィンがむずかしいのは、野球やサッカーのように反復練習ができないから。でもサーフスケートがあれば毎日練習できます。
サーフィンが上達しないのは反復練習ができないから。じゃあ反復練習ができちゃったら?
簡単に上達しちゃうんですね。
サーフスケートについてもまとめているので、もし良かったらコチラの記事も読んでみてね↓
【5】ソフトボードを売って2本目のサーフボードを買う
最後に「サーフボードを売る」という体験をしてもらいたいです。なぜならサーフボードは中古でも高く売れます。
スポンジボードは需要も高く、売るときも値崩れしにくいです。買った価格とさほど変わらない価格で売れる可能性も高いです。
リセールバリューという考え方ですが、他のスポンジボードブランドとは違ってソフテックは人気も需要も高いので、売るときも高く売れます。
サーフボードはリサイクルショップ、フリマアプリ、買取サイトで売る方法があります。
高く売れるのはメルカリです。
買取サイトの「スポーツ高く売れるドットコム」はサーフボードの買い取りにも力を入れているので、オススメの買取サイトです。
サーフィン初心者にオススメのサーフボードまとめ

ビーチアクセスのソフトボード
ヒガシーサーが愛用しているソフトボードは「Beach Access」です。日本発のブランドで、海外製品と比べても、とても丁寧に作られているのが気に入ってます。
Amazonや楽天でも購入できますが、公式サイトで利用できる5%OFFクーポンコードがあるので、公式サイトで買うのがお得です。
5%OFFクーポンコード:higashisa
初心者にオススメのソフトボード
5%OFFクーポンコード:higashisa
中級者以上にオススメのソフトボード
5%OFFクーポンコード:higashisa
2022年、サーフィン初心者に最もオススメしたいサーフボードは上記の3つです。理由は通常のスポンジボードよりソフトトップボードの方がサーフィンの練習になるからです。
スポンジボードは軽くて持ち運びがしやすいけど、海の上では重さも重要になってきます。
軽すぎると風に流されるし、波に乗るときも波の推進力をキャッチしにくいんですよね。
だからソフトトップボードのようにある程度浮力があって、それに設計もきちんとされているソフトボードを選ぶことで、サーフィンのステップアップを早めることができます。
もちろん多くのサーファーさんがオススメしているソフテックでも練習はできます。ソフテックのスポンジボードはブランドバリューが高くて、売るときも高く売れるのがメリットです。
ビーチアクセスは2020年に立ち上げたばかりの日本発のブランドなので、まだ認知度は低いですがサーフィン系インフルエンサーが愛用していることも多く、どんどん広まっていきそうです。
以上がサーフィン初心者さんにオススメしたいサーフボードのまとめでした。参考にしてもらえたら嬉しいです。