こんにちは、ヒガシーサーです。ビーチアクセスのテストライダーおよび開発チームの一員として、日々様々なサーフボードをテストしています。サーフィン歴20年以上の経験と、ビーチアクセスの全モデルを実際に試乗してきた立場から、このブランドのソフトボードについて徹底的に解説します。
ビーチアクセスは日本のサーフコンディションに特化して開発された国内ブランドです。直接販売(D2C)モデルを採用することでコストを抑えながらも、高品質なソフトボードを提供しています。特にワックスフリー機能を全モデルに搭載するなど、使いやすさにこだわったブランドです。

AI先生
ソフトボードは安全性が高いだけでなく、現在のモデルはパフォーマンス性も非常に高い。特にビーチアクセスは日本のサーフ環境に特化した設計で、初心者から上級者まで幅広く対応している点が特徴だ。
この記事では、ビーチアクセスの全シリーズ・全モデルについて、テストライダーとしての実体験をもとに以下のポイントを徹底解説します:
- 3つのシリーズの特徴と違い(HSシリーズ、Standardシリーズ、m-softシリーズ)
- サーファーレベル・体重・波質別のおすすめモデル
- 各モデルの実際の性能と使用感
- 他ブランドとの比較と特徴
- 5%OFFクーポンの利用方法
目次
ビーチアクセスとは:ブランド概要と特徴

ビーチアクセスは、日本のサーフシーンに合わせて開発された国産ソフトボードブランドです。特に小波が多い日本の波質に対応したモデル設計が特徴で、D2C(Direct to Consumer:直接販売)方式を採用することでコストパフォーマンスの高い製品を提供しています。
他のソフトボードブランドと比較した際の主な特徴は以下の3点です:
- ワックスフリー機能:ほとんどのモデルに滑り止め加工を施しており、ワックスを塗る手間が不要です。暑い日でも効果が持続し、車内や保管場所が汚れにくいというメリットがあります。
- 日本の波質に特化した設計:サイズが小さめの波でも楽しめるよう、浮力とパドリングのしやすさを重視した設計になっています。
- コストパフォーマンスの高さ:D2C方式により中間マージンを省くことで、同等品質の他ブランド製品と比較して10〜20%程度リーズナブルな価格設定を実現しています。

アキ
ワックスフリーって本当に滑らないんすか?普通のボードみたいにワックス塗らなくても大丈夫なんすかね?

AI先生
完全に滑らないというわけではない。ワックスフリーは特殊な滑り止め加工が施されており、通常の使用では十分な滑り止め効果を発揮する。ただし、冬場や大きな波では追加のデッキパッドが必要になる場合もある。また、レギンスなどの合成繊維との相性にも注意が必要だ。初心者向けには非常に便利な機能だが、条件によっては対策が必要だということを理解しておくべきだ。
ビーチアクセスの3シリーズ比較

ビーチアクセスのソフトボードは、ターゲットユーザーや性能特性によって3つのシリーズに分かれています。初めに各シリーズの概要を比較しておきましょう。
比較項目 | HSシリーズ | Standardシリーズ | m-softシリーズ |
---|---|---|---|
対象レベル | 中級〜上級者 | 初心者〜中級者 | 完全初心者・子供 |
価格帯 | 66,800円〜84,800円 | 58,800円〜72,800円 | 39,800円〜46,800円 |
構造 | 高密度EPSコア エポキシ+高品質FG 1〜2本ストリンガー | 高密度EPSコア エポキシ+FG 1〜2本ストリンガー | EPSコア FGなし 2本ストリンガー |
重量 | 軽量 | 標準 | 超軽量 |
パフォーマンス | 高性能(ハードボードに近い) | バランス型 | 安定性重視 |
特徴 | 本格的性能と安全性の両立 | 汎用性の高さ | 扱いやすさと低価格 |
HSシリーズの特徴

HSシリーズは、ビーチアクセスの中で最も高性能なプレミアムラインです。中級〜上級者向けに設計されており、ハードボードに近い操作性と軽量性が特徴です。
このシリーズは1本または2本のストリンガーと高密度防水EPSフォームをコアに使用し、エポキシレジンコーティングと6oz + 6oz ファイバーグラスで強化された堅牢な構造を採用しています。デッキはワックスフリーの4mm IXPE/EVAソフトトップで、快適性と安全性を両立しています。
HSシリーズは以下のようなサーファーに最適です:
- サーフィンの基本動作をマスターし、より高度なマニューバーに挑戦したい中級者
- ハードボードの操作性と安全性を両立させたボードを求める上級者
- スピード感とレスポンスの良さを重視するサーファー
- 軽量なボードを求めるサーファー
Standardシリーズの特徴

Standardシリーズは、初心者〜中級者向けの汎用性の高いメインラインです。バランスの取れた性能と価格で、最も人気の高いシリーズとなっています。
このシリーズは1-2本のストリンガーと高密度防水EPSフォームをコアに使用し、エポキシレジンコーティングと2重の6オンスファイバーグラスで補強した信頼性の高い構造です。デッキは4mm IXPE/EVAソフトトップで安全性を確保し、光沢HDPEボトムによる滑りの良さを実現しています。幅広いサイズバリエーションで、様々なサーファーのニーズに対応します。
Standardシリーズは以下のようなサーファーに最適です:
- サーフィンを始めて数ヶ月〜数年の初中級者
- 安定性とパフォーマンスのバランスを求めるサーファー
- 様々な波のコンディションで楽しみたいオールラウンダー
- コストパフォーマンスを重視する実用派
m-softシリーズの特徴
m-softシリーズは、完全な初心者や子供向けのエントリーラインです。最も安価で軽量なシリーズで、サーフィンを手軽に始めたい方に最適です。
このシリーズはEPSコアフォームにIXPEフォームデッキとHDPEフォームボトムという単純な構造で、2本のストリンガーによる強度確保とソフトトライフィンの安全性が特徴です。ファイバーグラスレイヤーを省略した軽量設計により、子供でも楽に持ち運べる重量を実現しています。
m-softシリーズは以下のようなサーファーに最適です:
- サーフィンを初めて体験する完全初心者
- 子供や若年層のサーファー
- 家族での海水浴にサーフィンも楽しみたい方
- 超軽量ボードを求めるサーファー

アキ
初心者なんで安いm-softシリーズがいいかなと思ってるんすけど、ちょっと上達したらすぐに物足りなくなったりしません?

AI先生
その懸念は正しい。m-softシリーズは最初の数ヶ月には適しているが、基本動作をマスターしたらすぐに性能不足を感じるだろう。本気でサーフィンを続ける意思があるなら、最初からStandardシリーズを選ぶ方が長期的には賢明だ。少し高いが、成長に合わせて1〜2年は使えるボードになる。予算に余裕があるならStandardシリーズの7’0″か7’6″クラスがおすすめだ。
自分に合ったビーチアクセスボードの選び方

ビーチアクセスの豊富なラインナップから最適なボードを選ぶには、サーファーレベル、体重・体格、よく乗る波質の3要素を考慮することが重要です。以下に、それぞれの要素に基づいた選び方をご紹介します。
サーファーレベル別おすすめモデル
- m-soft 8’0″ ワックスフリー
最も初心者向きの軽量モデル。安定感があり、パドリングとテイクオフが容易です。 - Standard 8’0″ ミニロング ハンドル付き
持ち運びやすいハンドル付きで、安定感と安全性を重視した設計です。 - Standard 7’2″ ミッドレングス
初心者でも扱いやすいサイズで、上達後も長く使えるモデルです。
- Standard 7’0″ ミッドレングス
オールラウンドに使えるバランスの良いモデル。小波から中波まで対応可能です。 - Standard 6’6″ クアッド ミッドレングス
クアッドフィンの加速性能で小波でもスピードが出せるモデルです。 - HS 6’2″ エッグ シングルスタビ
ステップアップ向きのパフォーマンスモデル。ターン性能が高く、上達が早まります。
- HS 5’10” フィッシュ
高性能フィッシュテールで小波でも動きやすく、スピード感のあるライディングが可能です。 - HS 6’0″ ツイン
ツインフィンによる解放感とスピード感を楽しめるハイパフォーマンスモデルです。 - Standard 6’4″ ミッドレングス
軽快な動きとバランスの良さを兼ね備えた万能モデルです。
体重・体格別おすすめモデル
体重はサーフボード選びにおいて非常に重要な要素です。適切な浮力(ボリューム)を持つボードを選ぶことで、パドリングのしやすさやコントロール性が大きく変わります。
体重 | 初心者向け | 中級者向け | 上級者向け |
---|---|---|---|
40〜55kg | m-soft 6’0″ (52L) m-soft 7’0″ (68L) | Standard 6’4″ (42L) Standard 6’6″ (42L) | HS 5’10” フィッシュ (34L) |
55〜70kg | m-soft 7’0″ (68L) Standard 7’2″ (56L) | Standard 7’0″ (48L) HS 6’2″ エッグ (40L) | HS 6’0″ ツイン (33L) Standard 6’4″ (42L) |
70〜85kg | m-soft 8’0″ (85L) Standard a8’0″ (66L) | Standard 7’6″ (52L) HS 7’6″ (51L) | Standard 6’8″ (49L) HS 6’10” (45L) |
85kg以上 | Standard 8’0″ (73L) Standard 9’0″ (74L) | Standard 8’0″ (66L) HS 9’4″ (73L) | Standard 7’6″ (52L) HS 7’6″ (51L) |
体重別の選び方の基本原則として、以下のガイドラインを参考にしてください:
- 初心者:体重1kgあたり約1〜1.5リットルのボリュームが目安
- 中級者:体重1kgあたり約0.7〜1リットルのボリュームが目安
- 上級者:体重1kgあたり約0.4〜0.7リットルのボリュームが目安
ただし、これはあくまで目安であり、好みの乗り味や波のコンディション、フィットネスレベルによって最適なボリュームは変わってきます。また、身長によっても適したボードの長さは変わります。身長が高い場合は、ボリュームが適切でも長さが足りないと安定感が損なわれる場合があります。
波質別おすすめモデル
よく乗る波のサイズやパワーによっても、適したボード選びは変わってきます。日本の波質に応じたおすすめモデルを紹介します。
サーファーレベル | おすすめモデル | 特徴 |
---|---|---|
初心者 | m-soft 8’0″ ワックスフリー Standard 8’0″ ミニロング | 浮力が大きく、パドリングが容易。小さな波でも進みやすい。 |
中級者 | Standard 7’0″ ミッドレングス HS 6’10” クアッドフィッシュ | 浮力と機動性のバランスが良く、小波でも楽しめる。 |
上級者 | HS 5’10” フィッシュ Standard 6’8″ クアッドフィッシュ | フィッシュテールの特性で小波でもスピードを維持しやすい。 |
サーファーレベル | おすすめモデル | 特徴 |
---|---|---|
初心者 | Standard 7’2″ ミッドレングス Standard 7’0″ ミッドレングス | 安定性がありながらも操作性の良さを備えたモデル。 |
中級者 | Standard 6’6″ クアッド ミッドレングス HS 6’2″ エッグ シングルスタビ | ターンのしやすさとスピード感を両立したモデル。 |
上級者 | HS 6’0″ ツイン Standard 6’4″ ミッドレングス | レスポンスが良く、ダイナミックなターンが可能なモデル。 |
サーファーレベル | おすすめモデル | 特徴 |
---|---|---|
初心者 | 非推奨 (経験を積んでから挑戦) | 初心者は大波でのサーフィンは危険なため、経験を積んでから挑戦しましょう。 |
中級者 | Standard 7’0″ ミッドレングス Standard 6’6″ クアッド ミッドレングス | 安定性とコントロール性を備え、大波でも安心して乗れるモデル。 |
上級者 | HS 6’0″ ツイン Standard 6’4″ ミッドレングス | 高いレスポンス性とコントロール性で大波のパワーを活かせるモデル。 |
HSシリーズ:高性能ソフトボードの詳細

HSシリーズは、ビーチアクセスの最高峰ラインで、性能と安全性を両立させた中級〜上級者向けのモデルシリーズです。テストライダーとして実際に乗り込んできた体験から、各モデルの特徴と乗り味を詳しく解説します。
HS 5’10” フィッシュ(34L)
このモデルは、HSシリーズの中で最もコンパクトな高性能フィッシュボードです。テール幅が広いフィッシュテールによる浮力と加速性能を確保しながら、サイズを抑えることで機動性も高く、中〜上級者に最適なモデルです。
- 小波でも驚くほど加速性能が高く、スピード感のあるライディングが可能
- フィッシュテールとツインフィンの組み合わせによる解放感のあるターン
- 軽量かつ反応が早く、ハードボードに近い操作感
- 中波から小波まで幅広いコンディションで楽しめる汎用性
- 初心者には操作が難しく、中級者以上向け
- サイズが大きい波では安定性に欠ける場合がある
- 比較的薄いデッキのため、適切な体重範囲(55kg以下推奨)を考慮する必要がある
HS 5’10” フィッシュは、シングルコンケーブからダブルコンケーブへと移行するボトム形状を採用しており、スピードとコントロール性のバランスが取れています。Futuresフィンボックスを採用しており、フィンを交換することで波質や好みに合わせた調整が可能です。
テストライダーとして様々な波で試したところ、特に腹〜胸サイズの波で最高のパフォーマンスを発揮します。小波ではフィッシュテールの特性を活かしたスピード感のあるライディングが可能で、フェイスの緩やかな波でも楽しめます。
HS 6’0″ ツイン(33L)
このモデルは、ウィング付きラウンドピンテールとツインフィン設定を組み合わせた個性的なパフォーマンスボードです。性能に対するこだわりが強い上級者向けのモデルで、独特の乗り味を楽しめます。
- ツインフィンの特性を活かした解放感のあるライディングが可能
- テール形状により、ホールド感とリリース感のバランスが絶妙
- スピードがありながらレールからレールへの切り替えがスムーズ
- オルタナティブデザインを好む上級者に最適
- 上級者向けの特化型モデルで、初心者〜中級者には扱いが難しい
- ボリュームが少なめ(33L)のため、体重55〜70kg程度のサーファーに最適
- ツインフィン特有の乗り心地に慣れが必要
このモデルの特筆すべき点は、シングルコンケーブからダブルコンケーブを経てvee形状へと移行するボトム形状です。この複雑な形状により、高速走行時の安定性とリリース感の両立を実現しています。
テストライダーとして様々な条件で試乗した結果、このモデルは特に胸〜肩サイズの波で最高のパフォーマンスを発揮します。波のフェイスを縦横無尽に走るような、創造的なサーフィンをしたい上級者に最適です。ただし、初心者や中級者には操作が難しいため、ある程度の経験を積んでからの挑戦をお勧めします。
HS 6’2″ エッグ シングルスタビ(40L)
このモデルは、中級者がステップアップするのに最適な万能タイプのミッドレングスです。エッグシェイプとシングル+スタビレーターのフィン設定により、安定感と操作性のバランスが絶妙です。
- エッグシェイプにより、パドリングが楽で波のキャッチが容易
- シングル+サイドフィンのセッティングによるスムーズなターン
- ある程度の浮力(40L)がありながらも操作性が高い
- ロングボードからの移行や、中級者のステップアップに最適
- 完全な初心者には少し扱いにくい場合がある
- 体重55〜70kg程度のサーファーに最適(それ以上だと少し浮力不足の可能性)
- 極端に小さな波では、もう少し長めのボードの方が有利な場合も
このモデルは、ボトム形状にシングルコンケーブからダブルコンケーブを経てvee形状へと移行する複雑なデザインを採用しています。これにより、パドルとテイクオフの安定感を保ちながら、ボトムターンからカットバックなどの基本マニューバーが練習しやすくなっています。
開発チームとして関わり、テストライダーとして様々な条件で試した結果、このモデルは特に腹〜胸サイズの波で安定したパフォーマンスを発揮します。中級者がステップアップして、ターンやトップ・ボトムの連続など、よりダイナミックなサーフィンを目指すのに最適なモデルです。

アキ
HSシリーズってちょっと値段が高い気がするんすよね。これだけの価格差があるなら、ハードボードの方がいいんじゃないっすか?

AI先生
確かにHSシリーズは価格帯が高いが、それ相応の価値がある。ハードボードに匹敵する性能と安全性を両立している点が最大の特徴だ。特に混雑したポイントや不安定な波質でのサーフィンが多い人には、安全性と性能のバランスを考えると理にかなっている。また、ハードボードと比べて傷がつきにくく、修理の手間やコストも少ない。長期的に見れば、コストパフォーマンスは決して悪くない。
HS 6’10” クアッドフィッシュ(45L)
このモデルは、フィッシュテールの特性とミッドレングスの安定感を融合させた、中級者向けの万能モデルです。クアッドフィン設定により、加速性能が高く、小波でも十分に楽しめるのが特徴です。
- フィッシュテールの浮力とドライブ感を楽しめる
- クアッドフィンならではのスピードとホールド感
- ミッドレングスの安定感とフィッシュのレスポンスを両立
- 小波からミドルサイズの波まで対応可能
- 完全な初心者にはコントロールが難しい場合がある
- 体重70〜85kg程度のサーファーに最適な浮力設計
- 急激なターンよりも、フローのあるサーフィンに向いている
このモデルは、シングルコンケーブからダブルコンケーブへと移行するボトム形状により、パドリングの際の直進安定性とターン時のレスポンスの両立を実現しています。Futuresフィンボックスを採用しており、フィンのサイズや硬さを変えることで、波質や好みに合わせた調整が可能です。
テストライダーとして様々な条件で試した結果、このモデルは特にモモ〜胸サイズの波で最高のパフォーマンスを発揮します。小波でも十分なスピードを生み出せる設計で、日本の平均的な波質に非常に適しています。これからレベルアップを目指す中級者や、小波でも楽しみたい上級者におすすめのモデルです。
HS 7’6″ ミッドレングス シングル(51L)
このモデルは、ロングボードのような滑らかなライディングと、ミッドレングスの操作性を融合させた、スタイリッシュなサーフィンを楽しみたい中級〜上級者向けのモデルです。シングルフィン設定により、クラシカルなライディングが楽しめます。
- シングルフィンによるスムーズなトリムと滑らかなターン
- 十分な浮力と長さによる早いテイクオフと安定感
- ピンテールによる高いコントロール性
- シングルフィンの操作感に慣れが必要
- 体重70kg以上のサーファーに適した浮力設計
- 急なターンよりも、滑らかなライディングに向いている
このモデルは、シングルコンケーブからダブルコンケーブを経てvee形状へと移行するボトム形状により、直進安定性とターン性能のバランスを取っています。Futuresフィンボックスを採用しており、フィンの大きさや形状を変えることで、乗り味を調整できます。
テストライダーとして様々な条件で試乗した結果、このモデルは特にモモ〜腹サイズの小波でもしっかりとスピードに乗れる性能を発揮します。クラシカルなライディングを楽しみたい中級者から上級者に最適なモデルで、特にロングボードからのダウンサイジングを考えている方におすすめです。
Standardシリーズの魅力と特徴
ビーチアクセスのStandardシリーズは、初心者から中級者まで幅広く対応する汎用性の高いソフトボードです。HSシリーズほどの高性能性はありませんが、コストパフォーマンスに優れ、十分な性能と安全性を兼ね備えています。


アキ
初心者なんですけど、HSシリーズとStandardシリーズ、どっちを選べばいいんすか?何が違うんすか?

AI先生
単純に言えば、Standardシリーズは初心者に最適だ。HSシリーズはパフォーマンス重視で中級者向けだが、Standardは適度な性能と安定性のバランスがとれている。価格も1万円ほど抑えられ、コストパフォーマンスが高い。初めてのソフトボードならStandardシリーズを選びなさい。技術が向上してきたらHSシリーズを検討すればいい。
- ストリンガー構成: 1-2本のストリンガー(サイズによって異なる)
- コア素材: 高密度防水EPSフォーム
- 補強素材: エポキシレジンコーティングと2重の6オンスファイバーグラス
- デッキ材: 4mm IXPE/EVAソフトトップ(ワックスフリー)
- ボトム材: 光沢HDPEボトム
- フィン: 多くはFuturesフィンボックス(一部ソフトフィン)
- 価格帯: ¥58,800〜¥68,800
Standardシリーズのターゲット層
Standardシリーズは以下のようなサーファーに最適です:
- サーフィンを始めたばかりの初心者
- 技術向上を目指す中級者(特に小〜中波での練習用)
- コストパフォーマンスを重視するサーファー
- 安全性と適度な性能のバランスを求める人
- 家族でシェアして使いたい人
Standardシリーズの主要モデル詳細
6’4″ ミッドレングス: 経験者も満足の高性能モデル

6’4″ ミッドレングスは、Standardシリーズの中でも特に操作性に優れたモデルです。初心者の上達段階や、経験者の小波用ボードとして優れた選択肢となります。
サイズ | 6’4″ x 21″ x 2 3/4″ |
ボリューム | 42L |
重量 | 約4.2kg |
テール形状 | ラウンドピン |
ボトム形状 | シングルコンケーブ〜Vee |
フィン | トライフィン(Futures) |
価格 | ¥58,800 |
カラー | AquaGray、White |
構造 | 1本バンブーストリンガー |
- 短めのレングスで取り回しやすく、操作性が高い
- トライフィン構成による安定感とレスポンスのバランス
- 42Lの適度なボリュームで浮力と動きやすさを両立
- 軽量設計(約4.2kg)で持ち運びや操作が容易
- Standardシリーズながら高いパフォーマンス性能
- 完全初心者にはやや取り回しが難しい場合も
- ボリュームが少なめなので体重75kg以上の方には浮力不足の可能性
- 波のパワーが弱い場合、加速感がやや物足りない
このモデルは特に中級者の小波用ボードとして、または初心者が上達段階で乗り換えるボードとして最適です。テストライダーとしての経験から、特に体重55〜70kgのサーファーに適しており、小〜中波で非常に扱いやすいと感じました。1本のバンブーストリンガーにより柔軟性と強度のバランスが良く、ターン時のレスポンスも良好です。
6’6″ クアッド ミッドレングス: 小波でも楽しめる高い運動性能

6’6″ クアッド ミッドレングスは、エッグシェイプに高い運動性能を組み合わせた多用途モデルです。クアッドフィン構成により、小波でもスピードを維持しやすく、楽しくサーフィンができます。
サイズ | 6’6″ x 20 7/8″ x 2 3/4″ |
ボリューム | 42L |
重量 | 約4.5kg |
テール形状 | ラウンドピン |
ボトム形状 | ハルエントリー〜シングル〜ダブル |
フィン | クアッドフィン(Futures) |
価格 | ¥58,800 |
カラー | Beige、White、AquaGray |
構造 | 1本バンブーストリンガー |
- クアッドフィン構成による高い加速性と推進力
- エッグシェイプによる浮力と安定感の向上
- 小波条件でも十分な楽しさを提供
- ハルエントリー形状によるパドリングの容易さ
- 中級者の技術向上に最適なレスポンス
- クアッドフィン構成は初心者には扱いにくいことも
- 体重75kg以上の方には少しボリュームが不足する可能性
- 大きな波ではやや不安定になることがある
このモデルを何度もテストした経験から、特に小波のコンディションでその真価を発揮することがわかります。クアッドフィン構成によるスピード感と推進力が特徴で、パワーの弱い波でも十分な走りを楽しめます。初心者が上達してきた段階や、中級者の日常使いのボードとして優れた選択肢です。
7’0″ ミッドレングス: オールラウンドな性能のベストセラー

7’0″ ミッドレングスは、ビーチアクセスの中でも特に人気の高いモデルです。初心者から中級者まで幅広く対応し、小波から中波まで様々なコンディションで楽しめるオールラウンドな性能を持っています。
サイズ | 7’0″ x 21 1/2″ x 2 7/8″ |
ボリューム | 48L |
重量 | 約6.0kg |
テール形状 | ピンテール |
ボトム形状 | シングルコンケーブ〜Vee |
フィン | シングル+サイドフィン(Futures) |
価格 | ¥61,800 |
カラー | Beige、White、AquaGray |
構造 | 2本木製ストリンガー |

アキ
初心者なんですけど、この7’0″を選ぶか、もっと長いボードにするか悩んでます。目安ってありますか?

AI先生
体重と目標による。7’0″は48Lあるので、体重70kgまでの初心者なら十分な浮力がある。長期的に上達を考えるなら7’0″はバランスが良い。しかし体重が75kg以上なら8’0″を推奨する。また、安定性を最優先するなら長いボードの方が良いが、上達のペースは少し遅くなる。手持ちの車のサイズも考慮すべきだ。
- 48Lの十分なボリュームで初心者でも安定したテイクオフが可能
- シングル+サイドフィン構成による直進安定性とコントロール性のバランス
- 2本ストリンガー構造による優れた強度と耐久性
- テール幅を絞った設計でターン性能も良好
- 小〜中波まで幅広いコンディションに対応可能
- 約6.0kgとやや重量があり、女性や子供には持ち運びが大変な場合も
- 7フィートの長さはコンパクトカーでの運搬が少し難しい場合がある
- 上級者にとっては動きがやや鈍く感じることも
テストライダーとして数多くのモデルを試してきた経験から、このモデルはビーチアクセスの中でも特にバランスの取れた万能選手だと言えます。7’0″という長さは初心者に安定感を提供しながらも、扱いにくさを感じさせないサイズです。シングル+サイドフィンの構成は、直進安定性を保ちながらも適度なターン性能を発揮します。
特に注目すべきは48Lというボリュームで、体重70kgまでの初心者にとって十分な浮力を提供します。また、テール幅を絞った設計により、初心者ボードでありながらターン時の反応性も良好です。ストリンガーが2本入っているため、強度と耐久性も優れています。
8’0″ ミニロング: 様々なバリエーションで初心者をサポート

8’0″ ミニロングは、ビーチアクセスのStandardシリーズの中でも特に初心者向けに設計されたモデルです。Standardシリーズには8’0″のモデルがいくつかバリエーションがあります。主な2つのバリエーションを見ていきましょう。
8’0″ ミニロング ハンドル付き: 安全性重視の初心者モデル

サイズ | 8’0″ x 23″ x 3″ |
ボリューム | 66L |
重量 | 約7.6kg |
テール形状 | スカッシュ |
ボトム形状 | シングルコンケーブ〜vee |
フィン | ソフトトライフィン |
価格 | ¥66,800 |
カラー | White |
構造 | 2本ストリンガー |
- キャリーハンドル付きで持ち運びが容易
- 66Lの大きなボリュームで安定したパドリングとテイクオフ
- ソフトフィンによる優れた安全性
- 幅広のアウトラインによる高い安定感
- 体重85kgまでの大柄な初心者にも対応
- 約7.6kgとやや重量があり、小柄な方には持ち運びが大変
- 8フィートの長さはコンパクトカーでの運搬が難しい場合がある
- ソフトフィンによりパフォーマンス性能はやや制限される
- ターン性能は限定的で、主に真っすぐ乗ることに最適化
8’0″ ピンテール ミニロング: スタイリッシュなライディングを追求
サイズ | 8’0″ x 22″ x 2 7/8″ |
ボリューム | 56L |
重量 | 約6.5kg |
テール形状 | ピンテール |
ボトム形状 | シングルコンケーブ〜ダブルコンケーブ〜vee |
フィン | プラスチックシングル |
価格 | ¥66,800 |
カラー | Beige、White |
構造 | 2本木製ストリンガー |
- ピンテールによる高いコントロール性能
- シングルフィン構成によるスムーズなライディング
- 適度なボリューム(56L)でスタイリッシュなサーフィンが可能
- ボトム形状の工夫による優れた波乗り性能
- 中級者のスキル向上にも適したモデル
- 完全初心者には少し扱いが難しい
- ハンドル付きモデルより持ち運びにやや手間がかかる
- ボリュームが比較的少なめなので体重80kg以上の方には不向き
- 小波ではやや加速に欠ける場合も
8’0″のミニロングは、そのサイズと浮力から初心者に特におすすめのモデルです。ハンドル付きモデルは安全性と持ち運びやすさを重視し、完全な初心者や家族での使用に最適です。一方、ピンテールモデルはよりスタイリッシュなサーフィンを楽しみたい方や、少し上達した方に向いています。
特に注目すべきは、ハンドル付きモデルの66Lという大きなボリュームで、体重の大きな初心者でも安定したテイクオフができます。対照的に、ピンテールモデルは56Lと控えめなボリュームながら、ピンテールとボトム形状の工夫により優れたコントロール性能を発揮します。
m-softシリーズ: ファミリー向け入門モデル
ビーチアクセスのm-softシリーズは、完全な初心者や子供向けのエントリーモデルです。最も安価で軽量なシリーズとなっており、サーフィンを手軽に始めたい方に最適な選択肢となります。
- ストリンガー構成: 2本ストリンガー
- コア素材: EPSコアフォーム
- デッキ材: IXPEフォームデッキ(ワックスフリー)
- ボトム材: HDPEフォームボトム
- フィン: ソフトトライフィン
- 特長: 軽量設計、安全性重視、お求めやすい価格
- 価格帯: ¥39,800〜¥46,800
m-softシリーズは、HSシリーズやStandardシリーズに比べてよりシンプルな構造となっています。ファイバーグラスレイヤーを省略した軽量設計により、子供でも楽に持ち運べる重量を実現しています。安全性を最優先した設計で、家族でのサーフィン入門や休日の海水浴でのレジャーにも最適です。
m-soft 6’0″ ワックスフリー: 子供や小柄な方向けの軽量モデル
サイズ | 6’0″ x 21″ x 3 1/8″ |
ボリューム | 52L |
重量 | 約3.2kg |
フィン | ソフトトライフィン |
価格 | ¥39,800 |
カラー | White、White/Blue |
構造 | EPSコア、2本ストリンガー |
- 約3.2kgの超軽量設計で子供でも持ち運びが容易
- 52Lの大きなボリュームで浮力が高く、初心者でも安定
- ソフトフィンによる高い安全性
- シリーズ最安価格(¥39,800)でコストパフォーマンスに優れる
- 6フィートのコンパクトなサイズで収納や運搬が容易
- 体重60kg以上の大人には浮力が不足する場合がある
- シンプルな構造のため耐久性はHSやStandardシリーズに劣る
- パフォーマンス性能は限定的
- 大きな波や荒れたコンディションには不向き

アキ
子供用のボードを探してるんですけど、m-softシリーズとStandardシリーズどっちがいいですか?値段も気になるっす…

AI先生
子供向けならm-softシリーズが明らかに優れている。理由は3つだ。まず軽量性だ。m-soft 6’0″は約3.2kgと非常に軽く、子供でも扱える。次に価格だ。m-softは39,800円からとStandardシリーズより2万円近く安い。最後に安全性だ。シンプルな構造とソフトフィンで安全に配慮されている。子供の年齢と体格によってサイズを選べばいい。
m-soft 6’0″ ワックスフリーは、特に子供や小柄な初心者、女性に最適なモデルです。約3.2kgという超軽量設計は、子供でも簡単に持ち運べる重さで、サーフィンの楽しさを余計な苦労なく体験できます。52Lという大きなボリュームは、体重55kgまでの方に十分な浮力を提供し、安定したテイクオフをサポートします。
このモデルの最大の魅力は、¥39,800という手頃な価格と軽量性の組み合わせです。サーフィンを始めたばかりの子供や、レジャーとして気軽に楽しみたい方にとって、理想的な入門ボードと言えるでしょう。
m-soft 7’0″ ワックスフリー: 小〜中柄な初心者に最適なエントリーモデル
サイズ | 7’0″ x 22 1/2″ x 3 3/8″ |
ボリューム | 68L |
重量 | 約4.0kg |
フィン | ソフトトライフィン |
価格 | ¥43,800 |
カラー | White/Yellow、White |
構造 | EPSコア、2本ストリンガー |
- 約4.0kgと軽量設計で持ち運びが容易
- 68Lの大きなボリュームで中柄な大人にも十分な浮力
- ソフトフィンによる高い安全性
- 適度な長さで波のパワーを拾いやすい
- 手頃な価格(¥43,800)で入門モデルとして最適
- シンプルな構造のため耐久性はHSやStandardシリーズに劣る
- パフォーマンス性能は限定的でステップアップには限界がある
- 体重85kg以上の大柄な方には浮力が不足する可能性
- 7フィートサイズはコンパクトカーでの運搬が難しい場合も
m-soft 7’0″ ワックスフリーは、小〜中柄な初心者や、6’0″モデルでは物足りない方に最適なモデルです。7フィートという適度な長さと68Lという大きなボリュームにより、波のパワーを拾いやすく、安定したテイクオフが可能です。特に体重55〜70kgの方に適したモデルと言えます。
約4.0kgという軽量設計は、子供から大人まで幅広いユーザーに対応し、ビーチからの持ち運びも苦になりません。シンプルな構造ながらも2本のストリンガーを採用しており、適度な強度と軽量性のバランスが取れています。¥43,800という手頃な価格も魅力の一つで、サーフィンを始めたばかりの方や、家族で共有するボードとして理想的です。
m-soft 8’0″ ワックスフリー: 家族で楽しめる万能入門モデル
サイズ | 8’0″ x 23 1/2″ x 3 1/2″ |
ボリューム | 85L |
重量 | 約5.0kg |
フィン | ソフトトライフィン |
価格 | ¥46,800 |
カラー | White/Blue、White |
構造 | EPSコア、2本ストリンガー |

アキ
m-softの8’0″と、Standardシリーズの8’0″ミニロングの違いってなんですか?値段もけっこう違うし、どっちがいいんでしょう?

AI先生
主な違いは3つだ。第一に構造と耐久性。m-softはシンプルな構造で軽量(5.0kg)だが、Standardは頑丈な構造で重い(7.6kg)。第二に価格。m-softは46,800円とStandardより20,000円安い。第三に性能。m-softは安全性と浮力が優先され、Standardはより本格的なサーフィン性能がある。完全初心者や家族で使うならm-soft、上達を目指すなら少し投資してStandardが良い。価格と軽さを重視するならm-soft一択だ。
- 85Lの大きなボリュームで大柄な初心者も安心
- 約5.0kgとStandardシリーズより軽量で持ち運びが容易
- 8フィートのサイズで安定感があり、小波でも楽しめる
- ソフトフィンによる高い安全性
- 価格が手頃(¥46,800)で家族への投資として最適
- パフォーマンス性能は限定的で上達に伴い物足りなく感じる可能性
- シンプルな構造のため頻繁な使用には耐久性で劣る場合も
- 8フィートの長さは車での運搬に制約がある
- m-softシリーズの中では最も高価(¥46,800)
m-soft 8’0″ ワックスフリーは、家族全員で楽しめる万能入門モデルです。85Lという大きなボリュームは、体重80kgまでの方に十分な浮力を提供し、安定したテイクオフをサポートします。8フィートという長さは初心者にとって理想的で、小さな波でも十分に楽しむことができます。
約5.0kgという重量は、同サイズのStandardシリーズ(約7.6kg)と比較すると明らかに軽く、ビーチからの持ち運びが容易です。シンプルな構造と軽量設計ながら、2本のストリンガーによって適度な強度を確保しています。これらの特徴から、サーフィンを始めたばかりの方や、レジャーとして楽しみたい家族全員で共有するボードとして優れた選択肢と言えます。
m-softシリーズの中で最も高価ながら、Standardシリーズと比較すると大幅にリーズナブルな価格設定であることも魅力です。性能と価格のバランスを重視する方に特におすすめします。
体重・スキルレベル別モデル選びガイド
ビーチアクセスの各モデルは、体重やスキルレベルによって最適な選択肢が異なります。自分に合ったモデルを選ぶための参考として、以下の表をご活用ください。
体重別おすすめモデル
体重 | 初心者向け | 中級者向け | 上級者向け |
---|---|---|---|
40〜55kg | m-soft 6’0″ (52L) m-soft 7’0″ (68L) | HS 5’10” フィッシュ (34L) Standard 6’4″ (42L) | HS 5’10” フィッシュ (34L) HS 6’0″ ツイン (33L) |
55〜70kg | m-soft 7’0″ (68L) m-soft 8’0″ (85L) | HS 6’2″ エッグ (40L) Standard 6’6″ クアッド (42L) | HS 6’0″ ツイン (33L) HS 6’2″ エッグ (40L) |
70〜85kg | m-soft 8’0″ (85L) Standard 7’0″ (48L) | HS 6’10” クアッドフィッシュ (45L) Standard 7’6″ クアッド (52L) | HS 6’10” クアッドフィッシュ (45L) HS 7’6″ ミッドレングス (51L) |
85kg以上 | Standard 8’0″ ミニロング (66L) Standard 9’0″ ロングボード (74L) | Standard 8’0″ スカッシュテール (73L) HS 7’6″ ミッドレングス (51L) | HS 7’6″ ミッドレングス (51L) Standard 9’0″ ロングボード (74L) |
スキルレベル別おすすめモデル
スキルレベル | おすすめモデル | 特徴 |
---|---|---|
完全初心者 | m-soft 8’0″ (85L) Standard 8’0″ ハンドル付き (66L) Standard 7’2″ ミッドレングス (56L) | 高い浮力と安定性 安全性重視 テイクオフのしやすさ |
初心者(少し経験あり) | Standard 7’0″ ミッドレングス (48L) m-soft 7’0″ (68L) Standard 6’6″ クアッド (42L) | 適度な浮力と操作性 扱いやすさ 上達に合わせた性能 |
中級者 | HS 6’2″ エッグ (40L) Standard 6’4″ ミッドレングス (42L) HS 6’10” クアッドフィッシュ (45L) | バランスの取れた性能 小波での楽しさ ターン性能の向上 |
上級者 | HS 5’10” フィッシュ (34L) HS 6’0″ ツイン (33L) HS 7’6″ ミッドレングス (51L) | 高いパフォーマンス性能 レスポンスの良さ 多様な波質への対応 |
上記の表はあくまで一般的な目安です。実際の選択には、個人の体格、surfィン場所の波質、目標とするサーフスタイルなど、様々な要素を考慮する必要があります。テストライダーとしての経験から、自分に合ったボードを選ぶ際には、少し挑戦的なモデルよりも、最初は安定感のあるモデルから始めることをお勧めします。
また、浮力(ボリューム)に関しては、初心者の場合は体重の約1.5倍のリッター数がある程度の目安となります。例えば、体重60kgの初心者であれば、90L前後のボードが理想的です。ただし、m-softシリーズやStandardシリーズは浮力が高めに設計されているため、表に示した通り、体重に対して少し少ないボリュームでも十分な浮力を得られる傾向があります。
ボードの選択に迷った場合は、まずは浮力があり安定感のあるモデルから始め、スキルの向上に合わせて徐々にサイズダウンしていくことをお勧めします。
シリーズ別比較まとめ
ここまでビーチアクセスの各シリーズと主要モデルを詳しく見てきましたが、シリーズごとの特徴を簡潔にまとめておきましょう。選択の参考にしてください。
比較項目 | HSシリーズ | Standardシリーズ | m-softシリーズ |
---|---|---|---|
価格帯 | 高め (¥66,800〜¥73,800) | 中程度 (¥58,800〜¥68,800) | 手頃 (¥39,800〜¥46,800) |
対象ユーザー | 中級〜上級者 | 初心者〜中級者 | 初心者・子供 |
パフォーマンス性能 | ◎ 高性能 | ○ 適度な性能 | △ 初心者向け性能 |
安全性 | ○ フィンで若干注意 | ◎ 安全性配慮 | ◎ 最大限の安全性 |
耐久性 | ◎ 高耐久 | ○ 十分な耐久性 | △ 適度な耐久性 |
重量 | 中程度 | やや重め | 軽量 |
特徴 | ハードボードに近い性能 上級者も満足の操作性 | バランスの取れた性能 初心者から中級者まで対応 | 軽量で扱いやすい コストパフォーマンス優先 |
このように、ビーチアクセスの3つのシリーズはそれぞれ異なる特徴と対象ユーザーを持っています。選び方の基本的な考え方としては、以下のポイントがあります:
- 予算重視の完全初心者や子供向け → m-softシリーズ
- バランス重視の初心者〜中級者 → Standardシリーズ
- 性能重視の中級者〜上級者 → HSシリーズ
実際にボードをお選びになる際は、上記の比較を参考にしながら、自分のレベル、体格、目標とするサーフスタイル、よく行くサーフポイントの波質などを総合的に考慮することをお勧めします。
ビーチアクセスの共通機能と特徴
ビーチアクセスのソフトボードは、シリーズやモデルによって特性が異なりますが、いくつかの共通した機能や技術が採用されています。ここでは、各モデルに共通する主要な機能と特徴について詳しく解説します。
ワックスフリー機能の仕組みと利点
ビーチアクセスの多くのモデルに採用されている「ワックスフリー」機能は、サーフィン体験を快適にする重要な特徴の一つです。

ワックスフリー機能は、ボードのデッキ(上面)部分に特殊な滑り止め加工が施されており、従来のサーフボードで必要だったワックス(滑り止め)を塗る手間が不要になります。具体的には4mm厚のIXPE/EVAソフトトップ素材に微細な凹凸加工が施されています。
- 準備時間の短縮:サーフィン前のワックス塗りが不要で、すぐに海に入れる
- 耐熱性の向上:暑い日でもワックスが溶け出す心配がない
- 車内や保管場所の清潔さ:ワックスが車や収納場所に付着する心配がない
- 環境への配慮:ワックスによる海洋汚染を低減できる
- コスト削減:ワックスの購入費用が不要
- 波のコンディションによる制約:冬場や波が高い場合は追加デッキパッドが必要な場合も
- 素材との相性:レギンス等の合成繊維を着用していると滑りやすい場合がある
- 擦れの可能性:太もも部分との接触による擦れに注意が必要
- 経年劣化:長期間の使用で滑り止め効果が徐々に低下する

アキ
ワックスフリーって、波が大きい時でも全然滑らないんすか?先輩から「大事な時に滑るぞ」って言われて不安なんすよね…

AI先生
半分正しく半分間違いだ。ワックスフリーデッキは通常の波では十分な滑り止め効果を発揮する。ただし、1.5m以上の波や冬場の激しいサーフィンでは、追加デッキパッドの検討が賢明だ。Beach Accessなら前足部分にデッキパッドを追加するだけで解決する。先輩の発言は過度に懸念させるものだ。ほとんどの初中級者の使用シーンでは問題ない。
EPSコア構造の特性と従来構造との違い
ビーチアクセスのソフトボードは、すべてEPS(発泡ポリスチレン)フォームをコアに使用しています。この構造はサーフボードの性能に大きく影響します。

EPS構造は、従来の多くのソフトボードで使われてきたPU(ポリウレタン)フォームコアとは様々な点で異なります。
EPSコア構造の主な利点は、軽量性と浮力の高さです。これによりパドリングが容易になり、波をキャッチしやすくなります。特に初心者や体力に自信のない方、女性やジュニアサーファーにとって大きなメリットとなります。また、反発性が高いため、波の力を効率よく速度に変換しやすく、小波でもスピードが出やすいという特徴があります。
ビーチアクセスのボードでは、このEPSコアをエポキシレジンとファイバーグラスで覆うことで強度を高め、さらに1-2本のストリンガー(芯材)を追加することで、軽量性を保ちながら十分な強度と耐久性を確保しています。特にHSシリーズとStandardシリーズでは、この構造がパフォーマンスの高さに直結しています。
フィンシステムの種類と選び方
ビーチアクセスのソフトボードには、モデルによって異なるフィン構成とフィンシステムが採用されています。フィン構成はボードの操作性や波に対する反応に大きく影響するため、重要な要素です。

フィン構成の種類と特徴
- シングルフィン:直進安定性に優れ、初心者向け。ノーズライドやトリミングに適した伝統的な構成。
- ツインフィン:フィッシュボードなどに採用される構成。スピードと解放感のあるライディングが特徴。
- トライフィン(スラスター):最もオールラウンドな構成。安定性とターン性能のバランスが良く、多様な波質に対応。
- クアッドフィン:ドライブ感があり、スピードが出やすく、切れのあるターンが可能な構成。
- 2+1構成:センターフィンとサイドフィンを組み合わせた構成。安定性とターン性能をバランス良く両立。
シリーズ別フィンシステム
ビーチアクセスでは、シリーズによって異なるフィンシステムを採用しています:
- HSシリーズ:ほぼすべてのモデルがFuturesフィンボックスを採用。高性能フィンの装着が可能で、フィンの交換や調整が容易。
- Standardシリーズ:多くのモデルがFuturesフィンボックスを採用。一部モデルはプラスチック製またはソフトフィンを装備。
- m-softシリーズ:全モデルがソフトフィンを採用。安全性を重視した設計で、初心者や子供向け。

アキ
フィンって結局どれがいいんすか?クアッドって速いって聞いたんすけど、トライフィンの方が曲がりやすいって言う人もいて…初心者は何を選べばいいんすか?

AI先生
完全な初心者にはシングルフィンか2+1構成が最適だ。直進安定性が高く、波をキャッチしやすい。少し慣れたらトライフィンがオールラウンドで使いやすい。クアッドはスピードは出るが操作が難しく、初心者には向かない。Standardシリーズの7’0″ミッドレングスなら2+1構成で、安定感とターンのバランスが良い。フィンの種類よりまずはボードサイズの方が重要だ。
フィンの選択は、サーファーのスキルレベル、波のコンディション、好みのサーフスタイルに応じて行うのが理想的です。初心者の場合は、安定性を重視したフィン構成からスタートし、徐々に操作性を重視したものへと移行していくことをおすすめします。
他ブランドとの比較分析
ビーチアクセスのソフトボードは、他の多くのブランドと競合しています。ここでは、主要な競合ブランドとの比較を通じて、ビーチアクセスの特徴や位置づけを明らかにします。
主要ブランドとの比較

ソフトボード市場では、ソフテック、キャッチサーフ、オディシー、ウェーブバンディット、ドスク、といった多くのブランドが競合しています。以下の表では、これらの主要ブランドとビーチアクセスを様々な観点から比較しています。
評価項目 | ビーチアクセス | ソフテック | キャッチサーフ | オディシー |
---|---|---|---|---|
価格帯 | 中〜高(¥39,800〜¥87,800) | 中(¥35,000〜¥80,000) | 高(¥60,000〜¥120,000) | 低〜中(¥30,000〜¥60,000) |
品質・耐久性 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
パフォーマンス | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
安全性 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
ラインナップの充実度 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
日本の波への適応性 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
アフターサービス | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
この比較から、ビーチアクセスの特徴として以下のポイントが浮かび上がります:
- 品質とパフォーマンスのバランスが良く、価格帯は中〜高めだが価値に見合っている
- 特に日本の波のコンディション(小〜中波が多い)に適した設計がされている
- 安全性に対する配慮が高く、初心者にも安心して使用できる
- モデルラインナップが多様で、様々なニーズに対応できる
価格帯と性能の比較
各ブランドは、価格帯によって性能や対象とするサーファー層が異なります。以下では、価格帯別に各ブランドの位置づけを整理します。
エントリー価格帯(¥30,000〜¥50,000)
この価格帯では、ビーチアクセスのm-softシリーズが競合します。同価格帯のオディシーやソフテックのエントリーモデルと比較すると、ビーチアクセスは軽量性と、日本の波に適したデザインが特徴です。特に子供や体力に不安のある初心者には、軽量設計のm-softシリーズがおすすめです。
ミドル価格帯(¥50,000〜¥70,000)
この価格帯は最も競争が激しいセグメントです。ビーチアクセスのStandardシリーズは、この価格帯でバランスの良い選択肢となっています。ソフテックの同価格帯モデルと比較すると、ビーチアクセスの方がFuturesフィンボックスを採用しているモデルが多く、将来的なアップグレードの余地があります。また、キャッチサーフの同価格帯モデルと比較すると、やや価格が抑えられている点が魅力です。
ハイエンド価格帯(¥70,000以上)
この価格帯では、ビーチアクセスのHSシリーズとキャッチサーフのハイエンドモデルが競合します。パフォーマンス面ではキャッチサーフが若干優れている場合もありますが、ビーチアクセスHSシリーズは日本の波質に特化した設計と、若干抑えめの価格が魅力です。特に中級者以上で日本の小〜中波を楽しみたいサーファーには、HSシリーズが良い選択となるでしょう。
日本の波質に合わせた特徴
ビーチアクセスの大きな特徴の一つは、日本のサーフィン環境に特化した設計思想です。

アキ
海外ブランドと日本のメーカーって何が違うんすか?先輩が「海外のボードは日本の波じゃ合わない」って言ってたんすけど…

AI先生
それは部分的に正しい。日本の波は、特に太平洋側では、小〜中サイズでパワーの弱い波が多い。海外ブランドは、カリフォルニアやオーストラリアなど、波のサイズやパワーが大きい環境で設計されていることが多い。ビーチアクセスは日本の波質に合わせて、小波でもスピードが出やすい浮力配分や、パドリングのしやすさを重視した設計をしている。特にHSシリーズとStandardシリーズは、日本のビーチブレイクの特性を考慮して開発されている。
日本の波質に合わせた具体的な特徴として、以下の点が挙げられます:
- 小波でのパフォーマンス向上:日本の多くのビーチでよく見られる小さな波でも推進力を得やすいよう、浮力配分やロッカー(反り)が調整されています。
- 湘南や千葉など混雑するポイントでの機動性:混雑したラインナップでも素早く方向転換できるよう、多くのモデルでターンのしやすさが考慮されています。
- 波質の変化への対応:日本の波は短時間で条件が変わりやすいため、様々な波質に対応できる汎用性の高い設計がされています。
- 日本人の体格に合わせたサイジング:欧米人向けの外国製ボードに比べ、日本人の平均的な体格に合わせたボリュームとサイズ展開がされています。
これらの特徴は、特にビーチアクセスのStandardシリーズで顕著に見られ、日本のサーファーから高い評価を受けている理由の一つとなっています。
クーポン情報と購入ガイド
ビーチアクセスのソフトボードを購入する際の重要な情報をまとめました。クーポン情報、購入時の注意点、メンテナンス方法など、購入前後に知っておくと役立つ情報を解説します。
5%OFFクーポン「higashisa」の使い方
ビーチアクセスの公式サイトでは、当サイト読者限定の5%OFFクーポンを利用することができます。
- STEP
公式サイトで商品を選ぶ
ビーチアクセス公式サイト(https://beachaccesssurf.com/)にアクセスし、購入したい商品をカートに入れます。
- STEP
カート画面でクーポンコードを入力
カート画面で「クーポンコードを入力」の欄に「higashisa」と入力し、適用ボタンをクリックします。
- STEP
割引の確認と決済
正しく適用されると、合計金額から5%割引が適用されます。割引が反映されたことを確認してから決済手続きを完了させましょう。

購入時の注意点とアドバイス
ビーチアクセスのソフトボードを購入する際は、以下の点に注意すると良いでしょう。
- 自分に合ったサイズ選び:体重、身長、スキルレベルに合わせて適切なサイズを選びましょう。特に体重に対するボリューム(リッター数)は重要です。
- シリーズの選択:初心者はm-softかStandardシリーズ、中級者以上はStandardかHSシリーズを検討しましょう。
- 波質に合わせた選択:主に小波で乗る場合は浮力のあるモデル、様々な波質に対応したい場合はオールラウンドなモデルを選びましょう。
- フィンシステムの確認:フィンの種類やシステムがニーズに合っているか確認しましょう。将来的なアップグレードを考えるならFuturesフィンボックス搭載モデルがおすすめです。
- 付属品の確認:フィンやリーシュコードが付属しているかどうかを確認し、必要に応じて別途購入を検討しましょう。
また、購入時には以下の点も考慮すると良いでしょう:
- 配送方法と送料:サーフボードは大型商品のため、送料が高額になる場合があります。公式サイトでは一定金額以上の購入で送料無料になるキャンペーンを実施していることもあるので、チェックしましょう。
- 保証内容:製造上の欠陥に対する保証期間や条件を確認しておきましょう。一般的に使用による通常の損耗は保証対象外となります。
- 返品・交換ポリシー:万が一のときのために、返品や交換の条件を事前に確認しておくことをおすすめします。
長く使うためのメンテナンス方法
ビーチアクセスのソフトボードを長く良い状態で使用するためには、適切なメンテナンスが重要です。
- 使用後の洗浄:使用後は必ず真水でしっかりと洗い流し、特に海水が付着したままにしないようにしましょう。フィンボックスやリーシュプラグ周辺も丁寧に洗います。
- 適切な乾燥:洗った後は直射日光を避け、風通しの良い日陰で乾燥させます。完全に乾かさずに保管すると、カビや素材の劣化の原因になります。
- 保管方法:長期間保管する際は、平らな面に水平に置くか、専用のボードラックを使用しましょう。直射日光が当たらない涼しい場所を選び、特に高温環境(車内など)での保管は変形の原因となるため絶対に避けてください。
- 定期点検:定期的にフィンやリーシュの取り付け部分をチェックし、緩みや損傷がないか確認しましょう。また、ボード表面のキズや凹みもチェックし、早めに対処することで劣化を防ぎます。
- 修理と補修:小さな傷や剥がれは、専用の修理キットで早めに補修することをおすすめします。大きな損傷の場合は、専門店での修理を検討しましょう。
また、フィンやリーシュコードなどの付属品も定期的にチェックし、劣化や損傷がある場合は早めに交換することで、安全に長く使用することができます。
よくある質問(FAQ)
ビーチアクセスのソフトボードに関して、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。モデル選択や使用方法、技術的な質問など、様々な疑問にお答えします。
モデル選択に関する質問
Q
初心者ですが、どのモデルから始めるべきですか?
A
完全な初心者の方には、安定性と浮力のある以下のモデルをおすすめします:
– 体重60kg未満:m-soft 7’0″ または Standard 7’0″ ミッドレングス
– 体重60-80kg:Standard 7’2″ ミッドレングスまたは8’0″ ミニロング
– 体重80kg以上:Standard 8’0″ ミニロングまたは9’0″ ロングボード
子供や若年層の初心者には、特に軽量で扱いやすいm-softシリーズがおすすめです。
Q
StandardシリーズとHSシリーズの違いは何ですか?
A
主な違いは性能と対象レベルです。Standardシリーズは初心者〜中級者向けの汎用モデルで、安定性とコストパフォーマンスを重視しています。HSシリーズは中級者〜上級者向けの高性能モデルで、ハードボードに近い操作性と反応性を持ち、より高度なサーフィンを楽しめます。構造面ではHSシリーズの方が高品質な素材と精密な造りになっており、それに伴い価格も高くなっています。
Q
どのくらいのボリューム(リッター数)のボードを選べばよいですか?
A
一般的な目安として、初心者は体重の約1.5倍、中級者は約1.2倍、上級者は約1倍のリッター数が適しています。例えば、体重70kgの初心者なら約105L程度のボードが良いでしょう。ただし、これはあくまで目安であり、実際には波のコンディションやサーフスタイル、体力なども考慮して選ぶことをおすすめします。ビーチアクセスでは、Standardシリーズの7’0″(48L)〜8’0″(66L)が70kg前後の初心者に人気です。
Q
次のボードにステップアップするタイミングはいつ頃ですか?
A
以下のような状況になったら、次のボードへのステップアップを検討するタイミングです:
– 現在のボードで安定してテイクオフができ、基本的なターンもコントロールできるようになった
– 現在のボードが「遅い」「反応が鈍い」と感じるようになった
– より難しい波や状況にチャレンジしたいと感じる
一般的には、初心者ボードで1年程度、または30〜50回の海での経験を積んだ後に検討するケースが多いですが、個人の上達速度や目標によって異なります。
使用上の質問
Q
ワックスフリーデッキは本当にワックスが不要ですか?
A
基本的には、ワックスは不要です。ワックスフリーデッキは特殊な滑り止め加工が施されており、通常の波のコンディションでは十分な滑り止め効果を発揮します。ただし、以下のような場合は追加のデッキパッドや部分的なワックスの使用を検討してもよいでしょう:
– 大きな波(1.5m以上)でのライディング
– 冬場の激しいサーフィン
– ウェットスーツのゴム素材と相性が悪い場合
ほとんどの初中級者の使用シーンでは、追加の滑り止めは不要です。
Q
リーシュコードはどのように選べばよいですか?
A
リーシュコードはボードのサイズに合わせて選ぶのが基本です:
– 6’0″以下のショートボード:6フィート程度のリーシュ
– 6’0″〜7’6″のミッドレングス:7〜8フィート程度のリーシュ
– 7’6″以上のロングボード:9フィート以上のリーシュ
初心者の場合は、太めのリーシュ(8mm前後)を選ぶと安心です。また、ビーチブレイクでは足首に装着するアンクルタイプ、リーフブレイクではふくらはぎに装着するカーフタイプが適しています。リーシュは安全に関わる重要な装備なので、安価なものではなく信頼性の高いブランドのものを選ぶことをおすすめします。
Q
ボードに傷がついた場合はどうすればよいですか?
A
傷の程度によって対処方法が異なります:
– 小さな擦り傷:ソフトボード専用の修理キット(Ding Repair Kit)で修復できます。
– デッキ部分の剥がれ:水に強い特殊な接着剤(コンタクトセメントなど)で修復可能です。
– 深い亀裂や大きな損傷:専門店での修理を検討してください。
特に水の侵入が懸念される損傷は、早めに修理することが重要です。ボードに水が入ると重くなり、性能が低下するだけでなく、内部の劣化も進みます。DIYで修理する場合は、必ず修理面を清潔で乾燥した状態にしてから作業を始めてください。
技術的な質問
Q
Futuresフィンは交換できますか?おすすめのフィンはありますか?
A
はい、HSシリーズとStandardシリーズの多くに採用されているFuturesフィンボックスは、市販のFuturesフィンシステム対応のフィンと交換可能です。おすすめのフィンはレベルによって異なります:
– 初心者:安定性重視の大きめのフィン(Futures F4、Alpha Seriesなど)
– 中級者:バランスの取れたオールラウンドフィン(Futures F6、Controllers、JJF Seriesなど)
– 上級者:反応性重視のフィン(Futures RTMなど)
フィンの交換は、付属の六角レンチを使って数分で行えます。ただし、m-softシリーズはソフトフィンが固定式となっているため、交換はできません。
Q
ビーチアクセスのソフトボードはどのくらいの耐久性がありますか?
A
適切なケアと使用方法を守れば、ビーチアクセスのソフトボードは3〜5年程度の使用に耐えます。シリーズによって耐久性が異なり、HSシリーズが最も高い耐久性を持ち、Standardシリーズがそれに続き、m-softシリーズは比較的短めの耐久性となります。
耐久性に影響する主な要因:
– 使用頻度:週1回程度の使用なら5年、週3回以上の頻繁な使用なら2〜3年程度
– 保管方法:直射日光や高温を避けた適切な保管が寿命を延ばす
– 使用環境:岩場の多いポイントでの使用は耐久性を低下させる
– メンテナンス:定期的な洗浄と損傷の早期修理が重要
ボードの寿命を延ばすためには、使用後の洗浄と適切な保管が最も重要です。
Q
コストパフォーマンスの高いモデルはどれですか?
A
コストパフォーマンスの観点から特におすすめのモデルは以下です:
– 初心者向け:Standard 7’0″ ミッドレングス(¥61,800)は、価格と性能のバランスが良く、長く使えるモデルです。
– 中級者向け:Standard 6’4″ ミッドレングス(¥58,800)は、操作性と価格のバランスが良く、ステップアップにも適しています。
– 家族共用:m-soft 8’0″(¥46,800)は、価格が抑えめながら、大人から子供まで幅広く使用できます。
– 最高のパフォーマンス:HS 6’0″ ツイン(¥66,800)は、価格はやや高めですが、性能の高さを考えると非常にコストパフォーマンスに優れています。
これらのモデルは、各カテゴリで価格に対する性能や使いやすさの評価が高いモデルです。
Q
ビーチアクセスのボードで空輸(飛行機)は可能ですか?
A
はい、可能です。ビーチアクセスのソフトボードは、硬いエッジがないソフト構造のため、多くの航空会社でスポーツ用品として受託手荷物として輸送できます。ただし、以下の点に注意が必要です:
– 航空会社の規定確認:航空会社によって長尺物の受け入れ条件や追加料金が異なるため、事前に確認が必要です。
– 適切な梱包:専用のボードケースか、最低でもボードソックスで保護することをおすすめします。
– フィンの取り外し:可能であればフィンを取り外し、別途保護して持ち運びましょう。
– 出発前の準備:空港でのチェックインに時間がかかる場合があるため、余裕を持って到着することをおすすめします。
特に軽量なm-softシリーズとStandardシリーズの短いモデルは、旅行に適しています。
まとめと関連記事リンク
ビーチアクセスのソフトボードについて、シリーズの特徴や選び方、他ブランドとの比較、メンテナンス方法など、様々な角度から詳しく解説してきました。これまでの内容を踏まえて、最終的な推奨モデルと購入の判断材料をまとめます。
サーファータイプ別おすすめモデル(2025年最新)
- Beach Access 8’0″ ミニロング ハンドル付き – 最も安定性が高く、初めてのサーフィンに最適
- Beach Access 7’0″ ミッドレングス – バランスの取れた性能で、成長に合わせて長く使える
- Beach Access 7’2″ ミッドレングス – 安定性と操作性のバランスが良く、上達が早い方向け
- Beach Access HS 6’2″ エッグ シングルスタビ – オールラウンドに使えるバランスの良いモデル
- Beach Access 6’4″ ミッドレングス – 操作性と安定性を両立し、さまざまな波質に対応
- Beach Access HS 6’0″ ツイン – スピード感のあるライディングを楽しみたい方に最適
- Beach Access HS 5’10” フィッシュ – 小波でもスピードが出やすく、フロー感のあるライディングが可能
- Beach Access 6’8″ クアッドフィッシュ – 小〜中波でパワーを生み出しやすい設計
- Beach Access 6’6″ クアッド ミッドレングス – 幅広でボリュームがあり、パドリングと波キャッチが容易
- Beach Access m-soft 8’0″ ワックスフリー – 軽量で扱いやすく、大人から子供まで幅広く使用可能
- Beach Access Standard 8’0″ ミニロング ハンドル付き – 安全性と持ち運びやすさを重視したファミリーモデル
- Beach Access m-soft 7’0″ ワックスフリー – 軽量で子供や女性でも扱いやすいミドルサイズモデル
最終的な判断ポイント
ビーチアクセスのソフトボードを選ぶ際の最終的な判断ポイントをまとめました:
- 自分のレベルを正直に評価する:過小評価も過大評価も避け、現在のスキルレベルに合ったモデルを選びましょう。
- 体重とボードボリュームの関係を重視:浮力が足りないと上達が遅れ、楽しさも半減します。特に初心者は多めの浮力を確保しましょう。
- 主に乗る波質を考慮:小波が多いポイントならフィッシュタイプやボリュームのあるモデル、パワーのある波が多い場所なら反応性重視のモデルが適しています。
- 将来の成長を見越す:すぐに卒業してしまうようなモデルではなく、ある程度の期間使い続けられるモデルを選ぶと経済的です。
- 実際に店舗で見る・触れる:可能であれば実物を見て、重さや大きさを確認することをおすすめします。
最後に、ビーチアクセスのソフトボードを購入する際は、当サイト読者限定の5%OFFクーポンコード「higashisa」をぜひご活用ください。
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