nanazero HB01 Standard EPS トライフィン レビュー|正直な感想

4 min
ナナゼロ HB01 Standard EPS トライフィンモデル

ショートボードからミッドレングスへの移行を考えている方や、もう少し短いボードに挑戦したい方におすすめなのが、nanazero HB01 Standard EPS トライフィンです。

サーフィン歴20年の実践者として、nanazeroのテストライダーを務めている経験から、2ヶ月間実際に使用した正直な評価をお伝えします。

メイ

メイ

nanazero HB01ってツインフィンとトライフィンがあるみたいだけど、どう違うのかな?

メイ:サーフィン歴3年の初級者

HB01はハイブリッドボードの略で、ショートとミッドレングスの中間サイズなんです。今回レビューするStandard EPS トライフィンは、従来のツインフィンモデルより安定感が増していて、より幅広いレベルの方におすすめできるボードになっています。

ヒガ:サーフィン歴20年の解説者

ヒガ

ヒガ

nanazero HB01 Standard EPS トライフィンの基本仕様

ナナゼロ HB01 Standard EPS トライフィンモデル
ナナゼロ HB01 Standard EPS トライフィンモデル
基本仕様
  • サイズ:6’0″(183cm)
  • 構造:Standard EPS(ウッドスキンなし)
  • フィンシステム:トライフィン(Futures Fin ボックス対応)
  • カラー:Black
  • 参考価格:詳細は公式サイトでご確認ください
  • 推奨レベル:初級者〜中級者

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2ヶ月間の実際の使用テスト結果

テストライダーとして、以下の3つの異なるコンディションで計3回のセッションを行いました。

  1. 膝腰サイズ:小波でのテイクオフ性能確認
  2. パワーのある腰腹サイズ:ターン性能とスピード確認
  3. 台風うねりの胸肩サイズ:パワーウェーブでの安定性確認

体格別の乗り心地について

私の体格(身長163cm、体重55kg)では、正直なところオーバーフロー気味でした。

しかし、180cm以上、70kg以上の男性サーファーの方が試乗された際は、非常に調子が良いという評価をいただきました。

このボードの適正体重は60kg以上の方におすすめです

HB01ツインフィンとの比較評価

Standard EPS トライフィンの改善点
  • トライフィンによる安定感の向上
  • ウッドスキンなしで若干重量アップ、反応がスムーズに
  • 体重をしっかり傾けたターンが可能
  • よりラディカルな動きにも対応
  • Blackカラーの美しいデザイン
ツインフィンと比較した変化点
  • ターンの軽快さは若干減少
  • ツインフィン特有のスピード感は控えめに
  • より多くのサーファーが乗りやすい設計
メイ

メイ

ツインフィンって上級者向けって聞いたことがあるけど、トライフィンになることで初心者にも乗りやすくなるの?

その通りです!ツインフィンは浮力が強く不安定感もあったので、上級者向けでした。しかしトライフィンになったことで安定感が生まれ、より幅広いレベルの方が楽しめるボードになりました。

ヒガ

ヒガ

技術的な性能評価

ナナゼロ HB01 Standard EPS トライフィンモデル
ナナゼロ HB01 Standard EPS トライフィンモデル

テイクオフ・パドリング性能

テイクオフ性能は非常に優秀です。

  • 豊富なボリュームで早いテイクオフを実現
  • パドリングがスムーズで疲労軽減
  • 波キャッチ力が高く、小波でも楽しめる
  • パドルバトルに疲れたショートボーダーに最適

ターン性能とマニューバビリティ

ボトムターンもトップターンも素直に反応してくれます。

ただし、適正体重以下の場合(私の55kgのケース)はオーバーフローのため、ミッドレングスのようにゆっくり大きなターンが基本になります。

鋭いターンを狙うとレールが引っかかることがあるため、体重に見合ったサイズ選択が重要です。

スピード・加速性能

加速性とスピードに関しては、波の質にもよりますが高いレベルです。

ただし、ミッドレングスのような長いボードと比べると、慣性モーメントによる波キャッチ力では劣ります。

どんな人におすすめ?推奨・非推奨ガイド

ナナゼロ HB01 Standard EPS トライフィンモデル
ナナゼロ HB01 Standard EPS トライフィンモデル

おすすめする人

  • ショートボーダーで楽に波をキャッチしたい方
  • パドリングバトルに疲れた方
  • ミッドレングスから短いボードに挑戦したい方
  • 体重70kg以上の初級者〜中級者
  • リラックスした自然なサーフィンを楽しみたい方

おすすめしない人

  • パフォーマンスショートのように動かしたい方
  • 長めのミッドレングスのような乗り味を期待する方
  • 体重60kg以下の軽めの方(オーバーフローのため)
  • 完全な初心者(ある程度の基礎技術が必要)

購入前に知っておきたいポイント

Q

ツインフィンとトライフィン、どちらを選ぶべき?

A

初級者〜中級者にはトライフィンがおすすめです。より安定感があり、幅広いレベルの方が楽しめます。ツインフィンは上級者向けで、独特の乗り味を求める方に適しています。

Q

体重55kgでも乗れますか?

A

乗ることはできますが、オーバーフロー気味になります。もう少し小さいサイズがあれば理想的ですが、現在のラインナップでは70kg以上の方におすすめです。

Q

小波でも楽しめますか?

A

はい、膝腰サイズでもテストしましたが、テイクオフが早く小波でも十分楽しめます。豊富なボリュームで波キャッチ力が高いのが特徴です。

総合評価とまとめ

nanazero HB01 Standard EPS トライフィンは、ツインフィンからの進化により、より多くのサーファーが楽しめるボードになりました。

ビシバシ動かしたい方には不向きですが、リラックスした自然なサーフィンを楽しみたい方にとっては非常に良いボードです。

特に、ショートボードでのパドルバトルに疲れた方や、ミッドレングスから短いボードに挑戦したい方には、まさに理想的な選択肢といえるでしょう。

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メイ

メイ

詳しいレビューありがとう!私も体重的にはギリギリだけど、ショートボードに挑戦する前の段階として検討してみたいな。

そうですね。メイさんなら現在の7’0″から少しずつ短くしていく過程で、このHB01は良い選択肢になると思います。体重がぴったりなら、さらに乗りやすさを実感できるはずです。

ヒガ

ヒガ

nanazero HB01について詳しく知りたい方は、nanazero完全ガイドで全モデルの比較もご覧いただけます。また、HB01 ツインエッグの情報は「HB01 WOODSKIN ツインエッグレビュー」をご覧ください。

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ヒガシーサー

ヒガシーサー

ブロガー/クリエイター/サーフボード開発

サーフィン歴20年の経験を持つ週末サーファー。Beach Accessとnanazeroのテストライダーおよびサーフボード・サーフスケート・フィン開発チームに参加。19年間上達できなかった経験から、科学的アプローチで効率的に上達する方法を研究。この経験を基に、初心者から中級者の週末サーファーが安全で楽しいサーフィンライフを送るための実践的な情報を発信しています。
Instagram:@higashisacom(3.5万人フォロワー)
YouTube:@higashisa(1.8万人登録者)
著書:「ブログで簡単!アフィリエイト 稼ぐ力をつけるための教科書」他3冊

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