【初めてのサーフィン】トラブル回避のために知っておきたい7つのポイント

6 min
ヒガシーサー

ヒガシーサー

ブロガー/クリエイター

サーフィン歴20年の中級者。間違った上達方法で苦しんだ経験から、科学的メソッドで効率的に上達する方法を発信。初心者から中級者までのサーファーが安全で楽しいサーフィンライフを送るための情報を提供。インスタフォロワー3.5万人、YouTube登録者1.7万人。サーフボードブランドの会社員。

FOLLOW

サーフィンは、海と波を楽しみながら体を動かす、最高のスポーツの一つです。しかし、初めて海に入り、波に乗ろうとすると、様々なトラブルが発生することがあります。

例えば、沖に出る前に転倒したり、波に飲み込まれたり、他のサーファーと衝突してしまったり、海流に流されてしまったり、紫外線による日焼けや熱中症などです。

これらのトラブルを回避するために、サーフィン初心者は、いくつかのポイントを抑える必要があります。この記事では、「サーフィン初心者 トラブル」と検索するユーザーの検索意図に応えて、サーフィン初心者がトラブルを回避するために知っておくべき7つのポイントを詳しく紹介します。

この記事を読むことで、サーフィン初心者の方は、安全かつ楽しくサーフィンを楽しむことができるようになるでしょう。サーフィン初心者の方や、これからサーフィンを始めたいと考えている方には、必見の記事です。

サーフィン初心者がよく体験するトラブルとは?

サーフィンルール

サーフィン初心者にとっては、初めてのサーフィンでのトラブルに遭遇することがよくあります。例えば、波にのまれたり、他のサーファーとぶつかったり、怪我をしたりすることがあります。

これらのトラブルは、初心者にとっては非常にストレスや不安を引き起こします。特にルール違反やマナー違反で他のサーファーに怒鳴られて、それがトラウマになってサーフィンをやめていく方も本当に多いです。

この記事では、サーフィン初心者がよく体験するトラブルについて、具体的な事例を交えて解説します。また、トラブルを回避するための具体的な対処法や注意点も紹介します。

初心者の方にとって、サーフィンでのトラブルは楽しい体験を台無しにするだけでなく、危険な状況に陥る可能性もあります。そのため、この記事を参考にして、サーフィン初心者がトラブルを回避し、安全かつ楽しいサーフィンを体験できるようになることを目指しましょう。

海に入る前に転んで怪我をする

これは沖縄県砂辺のサーフポイントでよくあることですが、テトラポットや人工物から海に入るポイントではよく起こります。コンクリートは苔が生えて滑ることがあり、初心者さんや、そのポイントに入る初めてのサーファーによく起こります。

コンクリートの上で転んでしまうと、サーフボードが壊れてしまうだけではなく、怪我にも繋がるので、テトラポットや人工物から海に入るポイントでは、特に気をつけるようにしましょう。

波に飲み込まれてパニックになる

サーフィン初心者の頃は、波に飲まれることに慣れることも大事です。サーフィンに適した波は50cmの波でもパワーがあることに驚くでしょう。

波もどんどんやってきますから、なかなか沖に出れません。そんな中で「セット」と呼ばれる大きな波が2,3本続けてやってくる波に飲まれることがあります。

上も下も分からないもみくちゃにされることがあり、そこでパニックになって酸素を消耗し、海水を飲んでしまい、危険な状況になってしまうこともあります。

他のサーファーと衝突する(クラッシュする)

サーフィン初心者が必ず経験すると言っても過言ではない、他のサーファーさんとぶつかって怪我やボードの破損をしてしまうことを「クラッシュする」と言います。

サーフィンは波に乗るスポーツなので、ある程度のスキルがないとサーファーを避けることができません。サーフィン初心者さんは当然、そのスキルがないので、例えば波に押されて、そのまま他のサーファーのところに突っ込んでしまってぶつかってしまうことがあります。

また逆のパターンもあります。沖から波に乗ってくるサーファーを避けることができずにぶつかってしまう。

そういうこともよく起こります。

海流(カレント)に流される

サーフィン初心者さんは海流に流されることも多いです。特にパドリング力がない場合や、波の大きな時に沖(アウト)で波待ちしてたら知らず知らずのうちに沖に流されていた・・・ということは私もよく経験してきました。

カレントに流されることで怖いのは、沖に流されてしまって、パニックになること。そうすると酸素が少なくなり、過呼吸気味になって、パドリングをしても進まないと感じてしまい、余計にパニックに陥ってしまうことです。

他にも波が良く割れる場所の内側にハマってしまい、永遠にそこから出られないということもよく起こります。

海流・潮の流れ(カレント)は上級者やプロでも、逆らって漕ぐことは難しく、よく見極めて、カレントを使いこなす必要があります。

紫外線による日焼けや熱中症

サーフィン初心者さんは真夏の紫外線の怖さを知らないことが多く、そのせいで過度な日焼け、熱中症を起こしてしまうこともあります。

紫外線は生物を殺すほどの有害な光線なので、日焼け止めや帽子、日焼け対策を徹底するのがサーファーの常識です。

また熱中症は自覚症状がないことがほとんどで、気付いたらめまいがして意識を失ったり、嘔吐したりすることがあります。特に多いのが二日酔いや水分不足の状態で海に入って熱中症になるパターンです。

サーフィン初心者のうちは紫外線対策もきっちり行うことが大切です。

サーフィン初心者がトラブルを回避するために知っておくべき7つのポイントとは?

サーフィンは楽しいスポーツですが、初心者にとってはトラブルに巻き込まれることも少なくありません。しかし、適切な知識や技術を身につけることで、トラブルを回避することができます。この記事では、サーフィン初心者がトラブルを回避するために知っておくべき7つのポイントを解説します。初めてのサーフィンでの失敗やトラブルを防ぐために、しっかりと押さえておきたいポイントを紹介しています。サーフィン初心者の方はもちろん、経験者でも再確認できる内容となっています。サーフィンを安全かつ楽しんで行うために、ぜひこの記事を参考にしてください。

初めてのポイントに一人では入らない

初めてのポイントには一人で入らず、必ず誰かと一緒に入るようにしましょう。初めてのポイントでは、危険がいっぱいで何が起こるか分からないため、誰かと一緒に入ることで安全性が増します。また、初めてのポイントでは、サーファー同士で情報共有することが大切です。初めてのポイントに入る前に、地元のサーファーやサーフショップのスタッフに聞いてみることをおすすめします。

サーフィンスクールやガイドを活用する

初心者の方は、サーフィンスクールやガイドに参加することをおすすめします。サーフィンスクールやガイドには、初心者に必要な技術や知識を備えたプロのインストラクターがいます。サーフィン初心者の方は、自己流で学ぶよりも、プロから正しい技術や知識を学ぶことで、より安全にサーフィンを楽しむことができます。

サーフィンのルールとマナーをしっかり学ぶ

サーフィンには、ルールとマナーがあります。初心者の方は、ルールとマナーをしっかり学びましょう。ルールやマナーを知らないと、他のサーファーとのクラッシュやトラブルが起こる可能性があります。ルールやマナーを守ることで、サーフィンを楽しく安全に行うことができます。

参考記事:【サーフィンのルール違反】初心者が守るべき基本的な7つのルール

自分のレベル以上の波には入らない

初心者の方は、自分のレベル以上の波には入らないようにしましょう。自分のレベル以上の波に入ると、事故や怪我のリスクが高まります。また、自分のレベルに合わせた波を選ぶことで、より楽しくサーフィンを行うことができます。

サーフィン保険に加入する

サーフィンは自然の力を利用するスポーツであるため、万が一の事故や怪我を防ぐことは難しいです。そこで、サーフィン保険に加入することで、万が一の事故や怪我に備えましょう。サーフィン保険には様々な種類があり、自分に合った保険を選ぶことが大切です。サーフィン保険には以下のものがあります。

ルール違反やクラッシュした場合は謝る

サーフィンは複数のサーファーが同じ波を共有するスポーツであり、ルールとマナーが非常に重要です。ルールを守らない行為や他のサーファーに危険を与えるような行為は絶対にしてはいけません。例えば前乗りや、スネーキングなどは明確なルール違反で、トラブルが起こりやすいことです。

もし、ルール違反やクラッシュをしてしまった場合は、すぐに相手に謝りましょう。謝罪することで、相手に失礼をしたことを認め、トラブルを回避することができます。

紫外線と熱中症対策をちゃんとやる

サーフィンをする上で、紫外線と熱中症に注意が必要です。長時間海にいると、紫外線による日焼けや熱中症になる可能性があります。特に夏場は、紫外線が強く、熱中症になりやすいため、十分な対策が必要です。帽子や日焼け止め、ウェットスーツの着用、ラッシュガードの着用などは誰でも簡単にできます。

意外と忘れがちなのが適度な水分補給です。海に入る前に十分な水分補給を行いましょう。また筆者は塩分チャージを海に持って行って、1時間ごとに食べたりしています。(ゴミはちゃんと持ち帰ります)

筆者も熱中症は何度か経験しているので、真夏の暑い時期は無理をしないでサーフィンを楽しむように心がけています。

サーフィン初心者がトラブル回避に失敗した場合の対処法とは?

サーフィン初心者にとって、トラブルを回避することは非常に重要ですが、それでも何らかの問題が発生する可能性があります。

そこで、この記事では、サーフィン初心者がトラブル回避に失敗した場合に起こりうる状況と、その対処法について紹介します。

自信を持って海に入ったはずが、思い通りに波に乗れずに転倒してしまった、強い流れに巻き込まれてしまった、サーフボードが他のサーファーにぶつかってしまったなど、様々なトラブルがあります。

しかし、そのような状況に陥っても、冷静に対処することができれば、怪我をせずに済んだり、周りの人々とトラブルを回避できたりします。この記事を読んで、トラブルが起こった際に自分自身で冷静に判断し、対処するためのノウハウを学んでいきましょう。

冷静になること

サーフィン初心者さんのうちは、想定外のトラブルはよく起こります。例えばカレントに流されたり、急なサイズアップでドキドキしたりするなど・・・本当によくあります。

仮にカレントに流されても、まずは深呼吸をして落ち着きましょう。サーフボードがあれば、パドリングができます。進んでないように感じても、海に対して平行に、横にパドリングすればカレントは抜けられることが多いです。

また急なサイズアップで波に飲まれた時も慌てないでください。リーフブレイクの場合は頭をガードする動作は必要ですが、基本的に波に飲まれてしまった時は慌てずにやり過ごすようにしましょう。

慌ててパニックになると酸素が消耗されて、たった1秒、2秒の海中でも息が続かなくなります。それを避けるためにも「冷静になる」ことが本当に重要です。

周りに助けを求めること

サーフボードが流されたり、恐怖で体が動かなくなったり、怪我をした場合は遠慮なく周りのサーファーに助けを求めてください。

恥ずかしいと感じる必要はありません。みんな初心者の頃に色々なトラブルを経験しているので、必ず誰かが助けてくれます。

いざというときは遠慮なく周りに助けを求めましょう。

危険が起きた時に一人で岸に上がれないポイントには入らないこと

カレントに流される、サーフボードのリーシュコードが切れてしまった・・・そういうトラブルが起きてしまうこともサーフィンです。

もしも一人でサーフポイントに入って、カレントに流されたり、サーフボードが流されてしまった時に、一人の力で岸に戻れないポイントには絶対に入らないようにしてください。

そもそも一人でサーフポイントに入ることが危険なことなので、初心者のうちは必ず誰か他のサーファーがいるポイントに入るようにしましょう。

まとめ

サーフィン初心者がトラブルを回避するためには、ポイントに入る際に一人で入らずに常に同伴者をつけたり、サーフィンスクールやガイドに参加することが大切です。

また、ルールやマナーをしっかり学び、自分のレベル以上の波には入らず、サーフィン保険に加入することで安心感を得ることができます。

さらに、ルール違反やクラッシュした際は謝ることや、紫外線や熱中症対策も忘れずに行うことが大切です。これらの7つのポイントを押さえることで、サーフィン初心者さんがサーフィン中に起こってしまうトラブルのリスクを最小限にすることなので、ぜひ実践してくださいね。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*