サーフィン ウェットスーツ 選び方のまとめ

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サーフィン

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サーフィンのウェットスーツは目的、素材、デザインなど色々な選び方があります。またサーフボード同様にサーフィンのウェットスーツにも専門用語と専門知識が日常会話的に使われています。

例えばフルスーツ、シーガル、ロングジョンというサーフィンのウェットスーツのデザインに関する言葉や、ジャーフル、セミドライなどウェットスーツの役割が違う言葉もあります。他にも素材(マテリアル)の専門用語があったりするので、初心者さんには分かりにくかったりしますよね。

本記事を執筆しているヒガシーサーは真冬でも水温18度前後の温かい沖縄でサーフィンをしています。そのため真冬でも「3mm/4mmのジャーフル」「3mmのシーガル」で十分という使い方をします。

ウェットスーツは好みのブランドや形、素材があると思いますが、筆者がおすすめしているのは「Patagonia」のウェットスーツです。

パタゴニアアウトレット
転載:パタゴニア公式サイト

パタゴニアは自然を愛するサーファーにぴったりのブランドなので、パタゴニアを選ぶだけで、なんとなくグッドサーファーになっている感情になれます。(笑)

私も最近はいろいろなサーフグッズをパタゴニアに移行しているところです。ということでウェットスーツの種類や名前、選び方などをまとめていきますね。

サーフィン ウェットスーツの種類

ウェットスーツには多くの種類(形やデザインが違う)があります。

  • フルスーツ
  • シーガル
  • ロングジョン
  • ロングスリープスプリング(ロンスプ)
  • スプリング
  • ショートジョン
  • ワンピース(女性)
  • タッパー
  • ベスト

以上がいまの主流になっているサーフィンのウェットスーツの種類です。

サーフィン ウェットスーツ フルスーツとは?

パタゴニアアウトレット
転載:パタゴニア公式サイト

フルスーツは首から手首、足首までをカバーするウェットスーツの名前です。体全体をウェットスーツでカバーできるので「フルスーツ」と言われています。沖縄では11月〜4月ごろまで着用しています。

サーフィン ウェットスーツ シーガルとは?

シーガルはフルスーツの上半身部分を半袖にした形状のウェットスーツの名前です。フルスーツと比べて寒いですが、その代わり半袖なのでパドリングがとても楽になるというメリットがあります。

沖縄では11月〜1月、4月〜6月ごろまで活躍します。

サーフィン ウェットスーツ ロングジョン

ロングジョンはフルスーツの上半身部分をノースリーブにした形状のウェットスーツの名称になります。沖縄ではあまり見かけませんが、真夏で外気は温かいのに、海水温が冷たいという地域で活躍します。最近はロングジョンとタッパーを組み合わせるスタイルも増えてきています。女性は体のラインが綺麗に見えるので、女性にもオススメのウェットスーツです。

沖縄では10月〜12月、4月〜6月ごろまで活躍します。

サーフィン ウェットスーツ ロングスリーブスプリング(ロンスプ)

ロングスリープスプリングは通称ロンスプと呼ばれています。

ロンスプの特徴は下半身部分が半ズボンな形、上半身は長袖のデザインのウェットスーツです。水温は暖かいけど、気温や外気が寒い時に役立ちます。

私も初心者の頃にロンスプを使っていましたが、下半身の日焼けの仕方が気になりました。

サーフィン ウェットスーツ スプリング

スプリングは、半袖半ズボンのデザインになります。水着で入れるくらいの気温や水温のときに使ったりします。

子ども用のウェットスーツとしても着脱がしやすいのでオススメです。

怪我防止に使う用途にも向いているので、スプリングの使用用途は幅広いです。

サーフィン ウェットスーツ ショートジョン

ショートジョンは上半身袖なし、下半身膝上のデザインです。沖縄の海でも昼間は温かいけど、朝、夕は少しひんやりする時期などに使ったりします。

最近はフロントジップ式のタッパーと組み合わせて使う方も多くなりました。

また、沖縄ではボトムがリーフ(海底がサンゴや岩)なので怪我防止のためにショートジョンを真夏に使うのもアリです。

子どもたち用のサイズもあるので、ぜひぜひ活用したいウェットスーツですね。

サーフィンウェットスーツ ワンピース

ワンピースは女性仕様のワンピース型ショートジョンと言われています。見た目もかわいいですが、1番は日焼け跡のラインが綺麗に見えることでしょう。

ワンピース型のウェットスーツを愛用している友人の女性も、タッパーやロンスプと違って日焼けあとが目立たないのがすごく良いって言ってました。

夏場のビキニでは寒い季節なんかにオススメです。

サーフィンウェットスーツ タッパー

筆者がよく着用しているウェットスーツがこのタッパーです。筆者はとても寒がりなので、沖縄の夏でも少し気温が下がったりするとタッパーをすぐ着けます。

怪我防止にもなりますし、水着と一緒に着られるのでとても楽チンです。

一着持っているとハワイやバリなどのサーフトリップでも活躍するのでオススメですよ。

サーフィンウェットスーツ ベスト

ベストタイプのウェットスーツは真夏でも体温の保持や、怪我防止に繋がるので使い勝手が良いウェットスーツです。

タンクトップスタイルなので、腕に日焼けあとが付かないのがいいですね。

また真夏でも台風のように風が強い時に着用すると寒く感じないので、意外と活用シーンは多いです。

サーフィン ウェットスーツ 5mm、3mm、2mmとは?

サーフィンで使うウェットスーツには5mm、3mm、2mmという言葉がよく使われます。

これはサーフィンのウェットスーツに使われている生地の厚みを表す単位です。

生地が厚ければ保温性が増しますが、その反面で動きにくくなるデメリットもあります。

そのため、4mm/3mm、5mm/3mmという形で腕の部分は生地を薄くして、胸や背中などは生地を厚くしているウェットスーツもあります。

単純に厚くすれば体温保持ができるというものではなく、ウェットスーツの素材や、サイズによっても大きく変わってきます。

沖縄では真冬でも3mmジャーフルで十分ですが、筆者は寒がりなので4mm前後のジャーフルを使うことが多いです。

サーフィン ウェットスーツ素材の違いは?

ウェットスーツの素材は大きく分けて2つあります。1つがスキンと言われるラバー素材を使ったもの。もう1つはジャージと言われる伸縮性に優れた素材を使ったものがあります。

スキン(ラバー素材)のメリットは防寒性に優れているところですが、爪で引っ掻いたり、なにかに引っ掛けたりすると破れてしまうこともあります。

ジャージ素材のメリットは伸縮性が高いことです。最新のウェットスーツでは生地が改良されていてジャージでもスキン並みに保温性が高いものや、滅多なことでは破れないような素材に進化しています。

沖縄のように海水温が高い地域ではジャージ素材のフルスーツ、もしくは胸と背中部分にラバー素材を使用しているウェットスーツであれば真冬でも寒さを感じずにサーフィンができます。

サーフィン ウェットスーツ おすすめブランド

サーフィン用のウェットスーツを販売しているブランドはとても多いです。またサーフィンに限っては性能以外に、ブランドのかっこよさ、環境への配慮などの付加価値も加わるので、一概にどのブランドがオススメとは言いにくい雰囲気があります。

多くのサーファーは地元で愛されているウェットスーツブランドを使うことがステータスにもなります。

また、地元のサーフショップで購入・オーダーすることもサーファー同士の繋がりに発展するのでウェットスーツを購入すること以外にもメリットが多いです。

しかし、最近はAmazonや楽天市場のようなネットショップで海外ブランドのウェットスーツや、品質の高いウェットスーツも格安で購入することができます。

筆者は人見知り、地元サーファーの繋がりがほとんどないため、ネットショップでボードやウェットスーツ、サーフグッズを購入しています。

人それぞれの選び方がありますが、私がおススメするウェットスーツのブランドをまとめていきます。

パタゴニア ウェットスーツ

パタゴニアは当ブログを読んでる方にオススメのウェットスーツです。

性能そのものよりも、サーファーとしての在り方、自然環境への意識など、多くのことにおいてメリットがあります。

特にYULEXと呼ばれる自然素材の植物ベースから作られたウェットスーツは世界中で話題になりました。

環境負荷が少ない製品を取り扱い、ブランドメッセージも強烈なPatagoniaは当ブログ一押しのブランドです。

Fellow ウェットスーツ

Fellow ウェットスーツはJPSA公認のウェットスーツブランドですが、私は全く知りませんでした。

Amazon や 楽天市場 で売れているウェットスーツらしいのですが、その評判がすごく良いので気になっています。

縫製やステッチについても悪い評判が少なく、素材も最新のものを採用していながら、低価格でハイパフォーマンスなウェットスーツになっています。

オンラインでの取り扱いのみになるので、コスト削減に成功しているようです。既製サイズのウェットスーツを購入しても、返品交換に応じてくれるらしいので、今度試しに購入してレビューしてみます。

沖縄ブレッシング ウェットスーツ

沖縄でサーフィンをしているなら、沖縄ブレッシングがオススメです。セミドライからジャージのフルスーツまで幅広くウェットスーツの製品を揃えています。沖縄県うるま市に工房があります。

リップカール ウェットスーツ

世界3大サーフブランドの一つ「リップカール」のウェットスーツは、3度の世界チャンピオンに輝いたミックファニングのスポンサーとしても有名な世界的なウェットスーツブランドです。

格安のウェットスーツから、世界チャンピオンが使うような運動性能が高いウェットスーツまで販売されています。

沖縄で使うなら2万円台のウェットスーツでも十分です。

Dove ウェットスーツ

Doveは日本のサーフィン用ウェットスーツ業界で最も歴史があるウェットスーツブランドの1つです。

Dove ウェットスーツはプロサーファーの脇田貴之選手をサポートし続けているウェットスーツブランドであり、歴史が長く、日本のサーフシーンを牽引してきたウェットスーツブランドなので人気が高いブランドです。

BeWet ウェットスーツ

2017年に50周年を迎えたBewetは、どんな時代でも最新の素材、最新のパフォーマンスに合わせてウェットスーツを作っているメーカーです。

  • INFINITY
  • Bewet Passion
  • XBack
  • Free Shoulder

などサーファーの動きをとことんまでサポートする機能を備えたウェットスーツが多いのも Bewet ウェットスーツの特徴です。

常に最新のテクノロジーやマテリアル(素材)を採用している Bewet はだれでも一度は使ってみたいと思うウェットスーツブランドですね。

22022モデル BE WET OCEAN 5×3 FULL SUITS FRONT COVER ノンジップタイプ BLK 正規品 (XL)
BEWET

オニール ウェットスーツ

オニール社と言えば「サーフィン用ウェットスーツ」を生み出した世界的ブランドです。

創業者のジャックオニール氏の有名な言葉に「I just wanted to surf longer(私はただ、より長くサーフしたかった)」に表されるように、自分たちがサーフィンするためにウェットスーツの開発に至ったという話です。

オニール社の創業者、ジャックオニール氏は2017年94歳でこの世を去りましたが、いまなお最新のウェットスーツを世に出し続けるオニール社の製品は今後も世界中で愛されるウェットスーツになるでしょう。

オニール社のウェットスーツはカラフルなカラーのウェットスーツもオーダーできるので、おしゃれなウェットスーツが欲しい方にオススメです。

21-22 O’NEILL SUPERFREAK FSC SEMIDRY/オニール スーパーフリーク フューズ SC セミドライ 5×3 WG-6670 ウェットスーツ サーフィン フルスーツ
O'NEILL(オニール)

ビラボン ウェットスーツ

ムラサキスポーツでも取り扱われているビラボン のウェットスーツは、日本でも人気が高い海外ブランドです。

ビラボンと言えば「元CTワールドチャンプのパーコ(ジョエルパーキンソン)」を長年サポートしてきたブランドとして有名です。WSLをサポートしていることもあり、全世界的に人気の高いブランド。

既製品であれば日本でも5万円以下で3mmフルスーツが手に入るのでコスパも良いですね。カッコいいのでオススメです。

21-22 Billabong ビラボン セミドライ ウェットスーツ チェストジップ 5x3mm メンズ [BB018-606] TYLER WARLLEN CHEST ZIP タイラーウォーレン スキン 裏起毛 NEW CARBON-X SUPER BLACK (BLK, ML_R(身長:172cm/体重:67kg))
BILLABONG(ビラボン)

ハーレー ウェットスーツ

ナイキに買収されたハーレーはアメリカ西海岸カルチャーを色濃く反映したお洒落なブランドです。

ウェットスーツのラインナップも人気で、特にアドバンテージエリートシリーズは品質も見た目もトップクラスのウェットスーツです。

ハーレーメンズウェットスーツ 3mm 2mm シーガル アドバンテージプラス HURLEY (L)
ハーレー

エクセル ウェットスーツ

ハワイのノースショア生まれのウェットスーツブランドで、私もこれまでいくつか愛用してきました。

価格も手頃なものが多く、Amazonでも最新モデルが購入できるのがおススメです。

エクセル ウェットスーツ メンズ 3×2mm フルスーツ ウエットスーツ サーフィンウェットスーツ Xcel Wetsuits

クイックシルバー ウェットスーツ

サーフィン業界の大手ブランド「クイックシルバー」のウェットスーツは価格と製品のバランスが良く、世界中で愛用されています。

吊るしで買うことがほとんどなので、サイズが合えばコスパに優れたウェットスーツになります。

サーフィン ウェットスーツ 種類と選び方のまとめ

サーフィンで使うウェットスーツには、過去のサーファーたちが培ってきた経験や叡智が生かされた製品です。

保温性、運動性能、環境配慮など、サーファーたちの想いがテクノロジーと合わさって生まれた製品ですが、今ではインターネットでも色々なウェットスーツが安価で手に入るようになりました。

本記事が、あなたのサーフィンライフ、ウェットスーツ選びの参考になれば幸いです。

ヒガシーサー

ヒガシーサー

ブロガー/クリエイター

サーフィン歴20年の中級者。間違った上達方法で苦しんだ経験から、科学的メソッドで効率的に上達する方法を発信。初心者から中級者までのサーファーが安全で楽しいサーフィンライフを送るための情報を提供。インスタフォロワー3.4万人、YouTube登録者1.5万人。サーフボードブランドの会社員

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