第三章 サーフィン パドリングの要点まとめ

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第3章 せかやさサーフィン パドリング
第3章の要点

本章ではカラダの仕組みを使って【疲れないパドリング】のやり方を解説します。情報のベースとなっているのは、サーフィンのオンラインスクール【Corrective Surf’n’ Fitness】の科学的メソッドになっています。

パドリングのやり方って色々あるんだな。と気付いてもらえたら嬉しいです。

シーシー

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サーフィンのパドリング よくある失敗例

  • 腕が疲れる
  • 1時間で腕が上がらなくなる
  • クロールしている
  • 首と腰が痛む
  • 肩が痛む
  • 肘が痛む
  • パドリングはパワーだと考えていた

上記のどれか一つでも当てはまっているなら、それはパドリングのやり方が間違っているからかもしれません。

サーフィン 正しいパドリングの口コミ

  • 4時間パドルしても疲れなくなった
  • 前に進めるようになった
  • 肘が痛くなくなった
  • 肩が痛くなくなった
  • 腕を使っていないから疲れなくなった
  • 肩甲骨付近が筋肉痛になる

これらは、コレクティブサーフィンフィットネスの会員さんが、正しいパドリングを実践して得られた効果の一部です。筆者だけではなく多くの方が同じような成功体験を手に入れています。

正しいパドリングを身につければ、サーフィンがとてもラクにカンタンになります。

シーシー

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疲れないパドリングとは?

第3章 せかやさサーフィン パドリング

【疲れないパドリング】とは Corrective Surf’n’ Fitness で推奨されているパドリング方法です。

カラダの仕組みでパドリングするので疲れにくく、肘や肩を痛めることもなくなります。

筆者は19年間、腕の力でパドリングしていたので、肘や肩に慢性的な痛みを抱えていました。

カラダの仕組みでパドリングする方法を学んでからは、嘘のように肘や肩の痛みがなくなりました。

だからこそ、疲れないパドリングは多くのサーファーに知ってもらいたいテクニックです。

パドリングイズパワーだと思っていました…

シーシー

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疲れないパドリングのやり方【1分の練習動画】

  1. 足を閉じて、お尻を締める
  2. アゴを上げて、肩甲骨を寄せる
  3. 小指から水面に落として、肘で引く

サーフィンの正しいパドリングは、海の力、カラダの仕組み、マインドセット、道具の力を使います。ただ、一つ一つを説明すると、すごく長くなってしまいますので、ザックリまとめると上記の3項目になります。

この3項目には、科学的メソッドが詰まっていて、それを意識して練習することで普段のサーフィンでも無意識で出来るようになります。

最初は慣れないけど、反復練習で上達します。

シーシー

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クロールとパドリングの違い

1分動画(Shorts)

サーフィンのパドリングでは【水泳のクロール】を応用する方も多いです。特に水泳を学んでた方はクロール気味にパドリングすることが多いです。

例えば、水泳にもクロールや平泳ぎなど、色々な泳法があります。

サーフィンのパドリングもその一種だと考えてもらうと分かりやすいです。

クロールは回転運動、パドリングはサーフボードの上に乗ってからの平衡運動になるので、そもそも道具や泳ぎ方が違います。

前に進むという目的は同じですが、道具と泳法がそれぞれで違うってことを意識するといいでしょう。

クロールとパドリングは種目が違う泳法って覚えてもらうと分かりやすいです。

シーシー

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クロールの特徴

1分動画(Shorts)

  • 回転運動
  • 背骨を使う
  • 親指を意識する漕ぎ方

クロールの特徴は、背骨を中心にカラダを回転させて泳ぐ方法です。カラダの軸を右、左と交互に入れ替えて行うので、手の動きは自然と親指から水面に入れることになります。

パドリングの特徴

1分動画(Shorts)

  • 平衡運動
  • 背中を使う
  • 小指を意識する漕ぎ方

パドリングの特徴は、サーフボードの真ん中に乗り、軸を固定して泳ぐ方法です。カラダの軸を真ん中に固定した上で、水を漕ぐ動きなので、小指から水面に入れる方がカラダの仕組み上、無理がありません。

考え方としては、歩く動作と同じです。親指から下に落とすと歩きにくいですが、小指から下に落とすと歩きやすくなります。

パドリングで腕が疲れる理由

1分動画(Shorts)

  • 腕を伸ばしている
  • 漕ぐ場所が違っている
  • 腕や手に力が入っている

正しいパドリングが疲れない理由

1分動画(Shorts)

  • 腕を伸ばさない
  • 漕ぐべき場所で漕いでいる
  • 腕や手の平は脱力している

サーフィンのパドリングで小指と薬指を意識する理由

小指と薬指の画像

  1. カラダの仕組みだから
  2. 親指を捻ると腕が動く
  3. 薬指と小指を捻ると背中が動く
  4. 親指を前に出すと手のひらが硬直して開く
  5. 小指を前に出すとリラックスして手が閉じる
  6. 薬指は骨が繋がっている
  7. 小指は一番パワーがある(力士は小指でまわしを掴む)

パドリングで足を閉じる3つの理由

  1. 軸がブレるのを防ぐため
  2. 肩甲骨を寄せて胸を開きやすくする
  3. アゴをボードから離すため

パドリングで足を閉じるのは、サーフボードをなるべく進みやすくするためです。

パドリングで初心者さんがやりがちなのが、足を広げてバランスを取ろうとすること。

足を広げると胸とアゴの位置がサーフボードに近くなり、サーフボードの前側の抵抗が強くなります。

そして、軸が真ん中に定まっていないので、パドリングをしようとすると軸が左右にブレて、さらに大きな抵抗をサーフボードが受けることになります。

両手と両足を前に歩こうとしても、左右に重心が動いて歩きにくいように、サーフボードの上でも同じことが起きてしまいます。

なので、なるべく足を閉じて軸を真ん中に定める意識を持ってパドリングするのがオススメです。

お尻をキュッと締めると軸が安定するよ。

シーシー

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お尻を締める3つの理由

1分動画(Shorts)

  1. お尻が締まってないと背筋で反って硬くなる
  2. サーフボードの前の抵抗を減らす
  3. サーフボードの後ろの抵抗を増やしたい

パドリング中にお尻をキュッと締めると、サーフボードの前の方の抵抗を少なくし、テール側の抵抗を増やせるようになります。

簡単に言うと【波のパワーをサーフボードがキャッチしやすい状態】になるってことですね。

お尻が締まっていないと、背筋で胸を反って、アゴを上げようとするので、体全体が硬直してしまいます。

逆に、足を閉じてお尻を締めると、カラダの仕組みを使って胸を開くことができ、アゴも自然に上がります。

試しに立った状態で試してみましょう。

両足を組んで真っ直ぐ立ち、お尻をキュッと締めると、背中の肩甲骨が寄りますよね。その時、自分の胸が自然に開いてて、アゴも上がっているはずです。

そうすることでサーフボードの軸を安定させることができて、重心もテール側に残すことができるので、サーフボードが波をキャッチしやすくなります。

お尻を締めることで、無理なくアゴを上げることができるよ。

シーシー

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アゴを上げる3つの理由

  1. パドリングのスペースが欲しい
  2. 周辺視野を広くしたい
  3. 脱力ができるようにしたい

パドリングでアゴを上げる理由は、パドリングのスペースを作ること、視野を広くすること、体全体を脱力することが目的です。

筆者はアゴを上げることができなくて、十年以上も肩の脱臼癖に悩まされてきました。

要因はスペースのない姿勢でパドリングをして、肩から回してたこと。下を見ながらパドリングをしていたため首よりも後ろに腕を回そうとしてたこと。スペースもない、下を見ているためカラダが硬直していたこと。

これらが組み合わさって、パドリングすると肩がズレるという悩みを十年以上抱えてきました。

10年以上も肩の痛みに悩まされてきましたが、正しいパドリングを身につけてからは一度も肩がズレることがなくなりました。

整骨院や整体に通っても治らなかったのに。

なのでパドリングをする時は必ずアゴを上げるようにしてください。ただ、カラダの仕組みを使って無理なく上げることが大事です。

間違ったパドリングが肩や肘の慢性的な怪我に繋がります。

シーシー

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テイクオフ時のパドリングはどうするの?

1分動画(Shorts)

  1. テール側に重心を移動する
  2. 回転を早くしない
  3. 深く漕ぐ(腕は伸ばさない)
  4. パワーゾーンを見る

次章でも解説しますが、基本的にはパドリングのやり方は同じで考えるといいでしょう。

テール側に重心を移動するのは、私も浮力の大きなボードでサーフィンするときに意識して使っています。

例えば通常の沖に出るパドリングでは、サーフボードの真ん中あたりに重心を意識してカラダの位置を置くようにしています。

でも波に乗る時は、それだとノーズ側の抵抗を受けて刺さっちゃうので、テイクオフの時はカラダの位置を後ろにズラして重心を後ろにするようにしています。

そして、大事なポイントですがテイクオフ時のパドリングは慌てたり、急いだり、速く漕ごうとしてはいけません。

筆者もよくダブルパドルやバタ足などやってしまいますが、あれは逆効果になります。

特に【最後のひと掻き】が足りないとよく言われたりしますが、最後のひと掻きで乗れる、乗れないが決まってる時点で失敗しています。

パドリングは回転数を速くするのではなくて、腕を深く入れて肘で引くだけでOK。もちろんその時アゴを下げてはいけません。

次章で詳しく解説します。

シーシー

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サーフィンの正しいパドリングを3つに要約すると?

1分動画(Shorts)

  1. 足を閉じてお尻を締める
  2. 肩甲骨を寄せてアゴを上げる
  3. 小指から落として肘で引く

サーフィンの正しいパドリングをカンタンにまとめると、【足を閉じてお尻を締める】、【肩甲骨を寄せてアゴを上げる】、【小指から落として肘で引く】の3つになります。

この3つの動きの中に、科学的メソッドが詰まっているので、あれこれ考えずに練習しながら実践していきましょう。

この3つを覚えておけばOKです!

シーシー

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補足 パドリングでなぜ小指を下にしないといけないのか

第3章 せかやさサーフィン パドリング

なぜ小指を下にしないといけないのか。

ここからはもっと詳しく【小指を下にする理由】を知りたい方に向けてまとめています。

カラダの仕組み【親指、人差し指、中指でグーパーする】

カビキラー動画(Shorts)

親指、人差し指、中指は器用に動かすことができる指です。

ひねったり、よじったりすると、上腕部分の筋肉が連動していることが分かります。

例えば、カビキラーのスプレーボトルを使ったことがある人は分かると思いますが、あれって数回プッシュしただけで上腕に乳酸が溜まって疲れませんか?

親指で掴んで、人差し指と中指でプッシュするとすぐに疲れます。でも実は薬指と小指でプッシュするようにすると全然疲れないんですよ。

パドリングも実は全く同じなんです。

カラダの仕組み【薬指と小指でグーパーする】

前述しましたが、薬指と小指をグーパーしても疲れません。なぜなら薬指は骨を使っていて、小指は背中の筋肉を使っているから。

カラダの部位の中でも背中の筋肉は特に大きいです。

こうした大きな筋肉で動かす指なので、パワーもあり疲れにくくなります。その分、親指や人差し指と比べて器用さはありません。

パドリングで疲れないというのは、骨と背中の大きな筋肉を使っているから疲れないというカラダの仕組みなんですね。

肩や肘に慢性的な痛みを抱えている人にも効果的なパドリング方法なので、ぜひ実践してみてください。

カラダの仕組み【親指を前に出すと手が硬直して開く】

パドリングは脱力が大事です。よくあるハウツー本や動画には、手のひらを少し開いて、水の中でS字を描くようにパドリングすると教えられていますが、それを19年間実践してきた身としては、完全に間違った知識だと言えます。

まず手のひらを少し開くためには、親指を前に出さないと手は開きません。

そして、手を開くことを意識すると、自然に手の平と腕に力が入ってしまい、さらにS字を描くという意識もあるから余計に力で漕ごうとしています。

これ、どういうことかというと、熊手で水を掻こうとしているんですよね。熊手のしかも先の方で漕ぐ意識なものだから、全然効率が悪いパドリングをしていることになります。

カラダの仕組み【小指を前に出すと手がリラックした状態で閉じる】

脱力をするためには小指を前に出すと、手のひらはリラックスした状態で自然に閉じるようにできています。

例えばドアの取っ手を掴んで開ける時、親指を前に出して開けることはしません。小指を前に出して肘で引いたり、押したりしていませんか?

あの状態が最も手を閉じやすく、掴みやすいから、自然とカラダが動くようになっています。

パドリングの手はSUPのパドルと同じです。手を少し閉じた状態の方が水をよく掴めるし、パドルの柄の部分を使うことで水を漕ぐ面積を増やすことができます。

腕の深さでスピードを変えるのも、同じような理屈です。

手のひらをSUPパドルの先の部分をイメージする、腕をパドルの柄の部分をイメージすると分かりやすいです。

水面でS字を描くというのは、脱力していれば手のひらが自然に内転してくれます。でも力が入っていると内転しません。

これもSUPのパドルと同じ原理ですね。

リラックスして水を掴めるように、小指を意識していきましょう。

カラダの仕組み【歩くときも小指が下にくる】

シンプルに考えましょう。

あなたが歩く時、走る時、小指はどこにありますか?

小指から落として歩いていませんか?

それとも間違ったパドリングのように親指から落として歩いていますか?

人間の身体能力は素晴らしいです。一番疲れない動かし方を知っています。

でもあえて疲れる動かし方を選ぶこともできます。あなたはどっちですか?

子どもと砂遊びするときは無意識で小指を下にして砂を集める

カラダの使い方の多くは、子どもと遊んでいると気付くことができます。

海で砂遊びをするときに、どうやって砂を集めているか意識して見てみてください。

熊手を使うこともありますし、スコップを使うこともあります。

その時の子どもたちの親指や小指を観察すると、よく分かります。

効率よく砂をかき集めるには、小指を前に出して肘で引いてます。また小指を下にして手を軽く閉じることを無意識でやっています。

子どもたちの体の動きから学ぶことは本当に多いので、彼らは私の先生です。

次は4章【サーフィンのテイクオフを安定させるコツ】だよ。

シーシー

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3章を画像で復習する

世界一やさしいサーフィン上達講座の全体像(画像)

コレクティブメソッド
コレクティブメソッド_2

【せかやさサーフィン】はサーフィン初心者がサクッと最短で上達してもらうためのテクニックをまとめています。テクニックとは小手先のものではなく【使い方】に重点を置いています。

やさしいサーフィン上達講座の流れ

序章世界一やさしいサーフィン上達講座の本質
1章サーフィン科学的メソッドの構成
2章タケル体操でカラダのパフォーマンスを高めよう
3章パドリングの要点
4章テイクオフの要点
5章ドルフィンスルーの要点
6章ニュートラルポジションの要点
7章傾ける、屈伸する、捻るの要点
8章パワーゾーンでサーフィンする方法
9章サーフィン上達の手順
終章サーフィン実力確認クイズ

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