nanazero のサーフボード『ミッドレングス MID04 ツイン』はどんなサーフボードですか?
『MID04』はミッドレングスの長さあるので、サーフィン初級者でも乗りやすいツインフィンのサーフボードです。
- nanazero サーフボード ミッドレングス MID04 ツイン の特徴
- nanazero サーフボード ミッドレングス MID04 ツイン はどんなサーファーにオススメ?
- nanazero サーフボード ミッドレングス MID04 ツイン を損しないで買う方法
本記事では『nanazero WOODSKIN サーフボード MID04 ツイン』の魅力とイマイチなポイントを徹底レビューしています。実際に試乗した上でのレビューを担当しているのはサーフィン歴20年、ブログ歴15年のヒガシーサー(@higashisacom)です。※現在はnanazeroのサーフボード開発やマーケティングにも携わる社員でもあります。
本ページをブックマークしておけば、いつでも『nanazero ミッドレングス MID04 ツイン』の詳細なレビューを読むことができるので、購入検討をされてる方は参考にしてみてください。
撮影協力:Kanato Hamaguchi(@soundman.k)、Junichi Ishadou(@junichi.ishadou)
目次
MID04 ツイン: nanazeroのミッドレングスサーフボードの独特な特徴
モデル | ミッドレングス MID04 ツイン |
---|---|
特徴 | ミッドレングス、ツイン |
MID05 | ¥103,800円(税、送料込) |
カラー | ワインレッド |
対応レベル | 初級者〜上級者 |
対応する波 | ヒザ〜カタ |
ブランド名 | nanazero |
5%OFFクーポンコード | higashisa |
『nanazero サーフボード ミッドレングス MID04 ツイン』は日本発のEPSサーフボードブランド「nanazero」が販売しているミッドレングスのサーフボードです。
MID04はクアッドフィンモデルもありますが、テストを繰り返し、よりサーフィンをリラックスして楽しめる用にツインフィンモデルも登場しました。
また、nanazeroサーフボードでは初めてのグロス加工を施し、見た目の部分で新しいカラーとして発売されています。
\5%OFFクーポンコード:higashisa/
YouTube動画で解説: MID04 ツインでのサーフ体験レビュー
購入前必読: nanazero MID04 ツインの全情報
- 日本発EPSサーフボードブランド
- サステイナブル・エコフレンドリー
- 売上の1%を環境保護団体に寄付
- PU製と比べて環境負荷が小さいEPS製
- 成長の早いバンブーや桐を使ったウッドスキンを使用
- D2Cブランドでコスパが高い
補足説明: nanazeroはEPSサーフボードの新しいブランドとして、サステナビリティとサーフィンの楽しみを融合させた活動を展開しています。環境に対する取り組みが特徴で、1%の売上寄付などの仕組みでサーファーに環境保護への参加を提案しています。オンライン販売と独自の製造技術により、手頃な価格で高品質な商品を提供しています。
nanazero EPSサーフボードが環境を意識してやっていること
- 温室効果ガスの低減:サーフボード1本を製造する際に排出される二酸化炭素量は、軽自動車を1時間走らせる時に排出される量の20倍以上です。nanazeroは売上の1%を環境保護のために寄付し、温室効果ガス削減に取り組んでいます。
- 再生可能な資源の利用:nanazeroのサーフボードは、成長が早く育てやすい桐の木をストリンガーとデッキ、ボトムに使用しています。これにより、再生不可能な材料よりも環境負荷が低くなります。
- リサイクル可能な資源の活用:nanazeroは、リサイクルEPSコアを使用してサーフボードを製造しています。これにより、環境への影響を低減しながら、耐久性が高く長持ちするサーフボードを提供しています。
これらの取り組みを通じて、nanazeroはサーフボード製造における環境への影響を意識し、環境負荷の低減に努めています。
EPSサーフボードのメリット・デメリット
小見出し: EPS製サーフボードのいいところ
- 軽さ:PU製よりも軽くて、持ち運びがラクです。
- 丈夫さ:PU製に比べて壊れにくくて、長持ちします。
- 環境に優しい:PU製よりも丈夫なため大量生産のPU製とは違い環境負荷を抑えることができます。
補足説明: nanazeroが生産しているEPS製サーフボードは、一般的なサーフボードによく使われるPU素材より軽くて、丈夫です。また内部にはウッドスキンを採用し、バンブーや桐のような早く育つ木を使っています。ウッドスキンは軽さと丈夫さを両立しながら、成長の早い木を使うことで、できるだけ環境負荷のダメージを小さくできるように採用されています。
小見出し: EPS製サーフボードのちょっと困るところ
- 価格がちょっと高い:PU製よりもちょっとお値段が高めです。
- 修理費用がかかる:壊れた時の修理費用がちょっと高くなります。
- 紫外線で色が変わりやすい:日光に弱くて、黄ばみやすいです。
補足説明: EPS製サーフボードは、作るのにかかる費用がちょっと高いので、買ったり修理したりするときにお金がかかります。また、PU製のボードに慣れている人には、ちょっと乗りにくいかもしれません。でも、EPSの特徴を理解して使っている人には、乗りやすいと感じるでしょう。
nanazero MID04 ツイン 乗ってみた感想【ヒガシーサー】
- グロス加工のワインレッドがカッコいい
- 波キャッチはものすごく速い
- ゆったり大きなターンを楽しむボード
nanazero MID04 はクアッドフィンのモデルから試乗しました。クアッドフィンも安定感があって面白かったけど、ツインフィンにすることで、よりクルーズ感が楽しめるサーフボードになっています。
クルーズ感の感じ方は人それぞれですが、波キャッチがとても速くなり、テイクオフも容易になりました。それによりライディングに余裕が生まれるので、テイクオフ後のサーフィンをよりゆったり楽しめます。
nanazero MID04 ツイン 実際に試した方の口コミ・感想
サーフィン歴20年、マルチボーダー30代男性
ヒガシーサーです。MID04はツインフィンの割にパドリングもテイクオフも非常に安定しています。6’6″という長さのツインフィンはどうかなと思いましたが、ターンもゆったり大きなラインを描くことができて、乗っていて非常に楽しいサーフボードでした。
Instagram(@higashisacom)
nanazero MID04 ツインはどんなサーファーにオススメ?対象レベルは?
- サーフィン初級者〜上級者
- パドリングが辛くなった方
- 見た目もカッコいいグロス加工のサーフボードを探している方
MID04 はサーフィン初級者〜上級者まで楽しめるミッドレングスサーフボードです。す6’6″の長さはミッドレングスとして考えると短めですが、十分なボリュームがあり、びっくりするほど波キャッチは速いです。
ツインフィンは通常安定しませんが、MID04のサイズがあればパドリングもテイクオフも安定しているのでサーフィン初級者の方でもツインフィンを楽しめます。
また nanazero では初めてのティントカラー、グロス加工のモデルで、大人っぽい見た目が好きな方にはオススメです。
nanazero MID04 ツインの5つの特徴
- コストパフォーマンスが高い
- 購入金額の1%が環境保護団体に寄付される
- グロス加工のワインレッド
- 波キャッチが非常に速い
- ツインフィンのミッドレングス
nanazero サーフボードは輸入代理店やサーフショップなどの中間業者を通していない直売メーカーになります。そのためサーフボードを適正価格でユーザーに届けることができているのでコスパは高いです。
nanazero MID04 ツインのイマイチなポイント
- クアッドモデルと比べると深いターンはできない
- レールを使ってサーフィンする必要がある
クアッドフィンのモデルと比べると、ツインフィンはフィンの枚数が少なくなるので、深いターンはやりにくくなります。
そのため掘れる波では、少し安定感が落ちます。
またツインフィンのサーフボードは、レールを入れることで安定するので、レールサーフィンができないと難しいと感じると思います。
しかし、逆に考えるとレールサーフィンの練習に向いているので、私は初中級者のレールサーフィンを練習するサーフボードにおすすめです。
nanazero MID04 ツインの総合評価
nanazero MID04 ツイン デザインの特徴
- 幅広なアウトライン
- 弱いノーズロッカー
- ツインフィン
MID04 のサーフボードデザインは、サーフィン中上級者がパフォーマンスを楽しむというよりも、サーフィン初級者〜上級者が、波の小さい日でも楽しめるように設計されています。
nanazero MID04 ツイン フィッシュ スペック表
- ボトム形状:ハルエントリー〜シングルコンケーブ〜ダブルコンケーブ〜vee
- レール形状:ミディアム
- デッキ構造:4ozファイバーグラス、ウッドスキン、6ozファイバーグラス
- ボトム構造:4ozファイバーグラス、ウッドスキン、4ozファイバーグラス
- コア:リサイクルEPSフォーム
- ストリンガー:1本のバンブーストリンガー
- フィン設定:ツイン(シングルタブ・Futuresフィン対応)
MID04のスペック表を見ると、最もその恩恵が大きいなと思うのがボトム形状です。『ハルエントリー〜シングルコンケーブ〜ダブルコンケーブ〜vee』によって、ノーズからサーフボード中心までは水の流れをボードの下に作り出すことで、圧倒的なまでの直進性を生み出してくれます。
そこからなだらかにダブルコンケーブへと移行し、テール付近にVeeを施すことで、サーフボードを傾けやすく作られています。
直進性に優れていながら、傾けやすく作られているので、思い通りにコントロールもできるというデザインになっています。
MID04 ツインに最適なフィン設定ガイド
※フィンの購入は公式サイトなら5%OFFクーポン「higashisa」が利用できます。
MID04に相性の良いフィンはターンが大きくできるセッティングです。私の乗り方だとキールフィンのようにベースが広くて、角度が寝ているタイプのフィンを合わせるとターンの相性が良いと感じました。
MID04 ツインで最高のサーフィン体験を!乗り方のコツ
- 大きなターンを意識する
- ショートボードの乗り方を捨てる
- リラックススタイルが向いている
MID04 はツインフィンですが、レトロフィッシュのような短さではなく、6’6″の長さがあるので、ターンの半径は大きくなります。そのためショートボードの乗り方ではなく、ミッドレングスの乗り方で乗ることが楽しむコツです。
ツインフィンは通常、レールを使って、クイックな動きを楽しむことができますが、MID04は全体的にボリュームが大きいので、リラックスしたターンを楽しむサーフボードになります。
一般的なサーフボードのボリュームから乗り方を考えるのもアリ
体重 (kg) | 初心者 | 初・中級者 | 中級者 | 中・上級者 | 上級者 |
---|---|---|---|---|---|
50-60kg | 40-48L | 36-44L | 32-40L | 28-36L | 24-32L |
60-70kg | 48-56L | 44-52L | 40-48L | 36-44L | 32-40L |
70-80kg | 56-64L | 52-60L | 48-56L | 44-52L | 40-48L |
80-90kg | 64-72L | 60-68L | 56-64L | 52-60L | 48-56L |
90-100kg | 72-80L | 68-76L | 64-72L | 60-68L | 56-64L |
注意事項:
- このテーブルは一般的な目安です。個人の体格、技術レベル、乗る波の条件などによって適正ボリュームは変わります。
- 初心者は浮力を確保するため、より大きなボリュームが推奨されます。
- 技術レベルが上がるにつれて、より小さなボリュームのボードを扱えるようになります。
- ボードの形状(ショートボード、ファンボード、ロングボードなど)によっても適正ボリュームは異なります。
- 波のコンディションや好みのサーフィンスタイルによっても、適正ボリュームは変わる場合があります。
- 実際のボード選びの際は、経験豊富なショップスタッフやインストラクターに相談することをおすすめします。
nanazero 他モデルと比較する
ショートエッグ | The Fish | HB01 | MID01 | MID02 | MID02(TWIN) | MID03 | MID04 | MID04(TWIN) | MID05 | Mini Mal | LOG01 | LOG02 | LOG03 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
対応レベル | 中級者〜 | 中級者〜 | 中級者〜 | 初級者〜 | 初心者〜 | 初心者〜 | 初級者〜 | 初級者〜 | 初級者〜 | 初級者〜 | 初心者〜 | 初級者〜 | 初心者〜 | 初級者〜 |
サイズ1 | 5’8 (31L) | 5’4 (32L) | 6’0 (38L) | 6’4 (40L) | 6’8 (42L) | 6’8 (41L) | 6’10 (45L) | 6’6 (42L) | 6’6(42L) | 7’0 (45L) | 7’6 (54L) | 9’0 (68L) | 9’2(75L) | 9’4(74L) |
サイズ2 | 5’10(34L) | 5’6″(34L) | – | 6’6″(42L) | 7’0″(48L) | – | – | – | – | – | 8’0″(61L) | 9’4″(74L) | – | – |
テール | ラウンドピン | スワロー | ラウンドピン | ラウンドピン | ピンテール | ツインピン | ピンテール | ラウンドピン | ラウンドピン | フィッシュ | ラウンドピン | ピンテール | ラウンドピン | ノーズライダー |
価格1 | 89,800円 | 89,800円 | 94,800円 | 99,800円 | 103,800円 | 103,800円 | 103,800円 | 103,800円 | 103,800円 | 107,800円 | 111,800円 | 123,800円 | 118,800円 | 118,800円 |
価格2 | 89,800円 | 89,800円 | – | 103,800円 | 107,800円 | – | – | – | – | – | 115,800円 | 123,800円 | – | – |
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実際の波でのMID04 ツイン: ライディングフォトギャラリー
サーファーが最も尋ねるMID04 ツインに関するQ&A
Q
初心者でも楽しめますか?
A
全くの初心者さんには厳しいですが、テイクオフができるレベルから楽しめます。
Q
フィンは付いてますか?
A
フィンは付属していません。おすすめは『nanazero キールフィン』です。
Q
沖縄本島も送料無料ですか?
A
はい、沖縄本島も送料無料ラインです。沖縄の離島は送料がかかるので、詳しくはメーカーにお問合せください。
完全ガイド: nanazero MID04 ツインの総合レビュー
最後に『MID04』を一言でまとめると、どんなボードですか?
『MID04』はリラックスしたサーフィンに向いているミッドレングスツインです。
nanazero MID04 はクアッドフィンとツインフィンの2種類が発売されています。本記事でレビューしているツインフィンモデルはリラックスしたスタイルで楽しむことに向いています。
圧倒的とも言えるほど波キャッチが速く、うねりからでもテイクオフができます。またツインフィンのデメリットでもある不安定さを、幅広なアウトラインとミッドレングスのサイズで補っており、安定したパドリングとターンを楽しむことができます。
MID04はメーカー直販で、コスパ良くミッドレングスツインを楽しむには最適なサーフボードです。
個人的にはサーフィン初中級者のレールサーフィンの練習にオススメしたいですね。
nanazero 全商品 5%OFF クーポンコード
クーポンコード:higashisa
当サイト限定で利用できる5%OFFクーポンコード。利用期限はありませんが、予算上限に達し次第、使えなくなります。予算上限に達していない内にご利用ください。
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サーフィン歴、ショートボーダー30代男性
ショート、ミッドレングス、ロングに乗っています。MID04 ツインはテイクオフはとても速いと感じました。フィンのセッティングで乗り味が変わるので、一概には言えませんが、レールを使ったサーフィンができないと難しいと感じると思います。
Instagram(@junichi_ishadou)