このページはサーフボード完全ガイドとビーチアクセス ソフトボード完全ガイドの一部です。
「ビーチアクセスのソフトボードは種類が多すぎて、どのシリーズを選べばいいのか分からない…」
「HSシリーズとStandardシリーズの違いは何?自分にはどちらが合っているの?」
「m-softシリーズは他と比べて何が違うの?価格差の理由は?」
このような疑問をお持ちではないでしょうか?
実はビーチアクセスには3つの主要シリーズがあり、それぞれ構造・特性・価格帯・対象ユーザーが大きく異なります。誤った選択をすると、自分のスキルレベルや目的に合わないボードを購入してしまう可能性があります。
この記事では、サーフィン歴20年以上、かつBeach Access開発参加者である私(ヒガシーサー)が、3シリーズの明確な違いと選び方を徹底解説します。全モデルの試乗経験と製品開発の内部知見に基づく情報なので、どのシリーズ・モデルが自分に最適かを確実に判断できるようになります。

メイ
ビーチアクセスのソフトボードって見た目も性能も良さそうだけど、HSシリーズとStandardシリーズとm-softシリーズの違いがいまいち分からないの。何を基準に選べばいいのかな?
それぞれのシリーズは構造も用途も大きく異なります。HSシリーズはハードボードに近い性能重視モデル、Standardシリーズは安定性と性能のバランス型、m-softシリーズは軽量で扱いやすい入門モデルです。この記事では各シリーズの特徴を体型・スキル・目的別に分かりやすく解説するので、自分に最適なモデルが見つかりますよ。

ヒガ
目次
ビーチアクセス3シリーズの構造と特徴比較表

まずはビーチアクセスの3シリーズの違いを比較表でご紹介します。特徴と対象者を一目で把握できるようにまとめました。
項目 | HSシリーズ | Standardシリーズ | m-softシリーズ |
---|---|---|---|
構造 | ソフトトップ・ハードボトム (1本バンブーストリンガー) | ソフトトップ・ソフトボトム (1-2本ストリンガー) | 軽量EPSコア (2本ストリンガー) |
デッキ | ワックスフリーデッキ | ワックスフリーデッキ | ワックスフリーデッキ |
重量感 | 中(Standardより軽め) | 重(3シリーズで最も重い) | 軽(3シリーズで最も軽い) |
性能特性 | ハードボードに近い ターン性能重視 | 安定感とターン性能の バランス型 | 安定性と波キャッチ 性能重視 |
フィン | Futures互換 | Futures互換またはシングル | ソフトトライフィン |
価格帯 | 高価(¥66,800〜¥73,800) | 中価格(¥58,800〜¥72,800) | 低価格(¥39,800〜¥46,800) |
主な対象者 | 中級者〜上級者 ハードボード経験者 | 初心者〜中級者 上達志向の初心者 | 初心者 子供・シニア |
波質適性 | 小波〜中波 | 小波〜大波 | 主に小波 |
それでは各シリーズの詳細な特徴と対象者について解説していきます。
HSシリーズの特徴と対象者
HSシリーズはビーチアクセスの中で最も高性能なプレミアムライン。ハードボードに近い乗り味と高い操作性が特徴です。
HSシリーズの構造的特徴

HSシリーズの最大の特徴は「ソフトトップ・ハードボトム」構造です。デッキ面はソフトな素材(EVA)で快適性と安全性を確保しつつ、ボトム(底面)はハードシェルで覆われています。
この構造によって、従来のソフトボードにはないハードボードに近い反発力と滑走性を実現。1本のバンブー(竹)ストリンガーが入っており、強度と適度な「しなり」のバランスが取れています。
また、全モデルにFutures互換のフィンボックスを採用。フィンの交換が可能で、様々な波質やライディングスタイルに合わせた細かな調整ができます。
HSシリーズのメリット
- ハードボードに近い乗り味と性能:ボトムがハード素材のため、ソフトボードとは思えない反発力とスピード感があります。
- 優れたターン性能:レールの効きが良く、ボトムターンやカットバックなどのマニューバーがしやすい構造です。
- Futuresフィンシステム:高品質なハードフィンが使用でき、波質や好みに合わせてフィンをカスタマイズできます。
- Standardシリーズよりも軽量:一般的なソフトボードよりは重いものの、Standardシリーズと比較すると取り回しやすい重量です。
- ワックスフリーデッキ:ワックスを塗る手間がなく、常に適度なグリップ力を維持できます。
- 耐久性の高さ:ハードボトム構造により、一般的なソフトボードよりも耐久性に優れています。
HSシリーズのデメリット
- 高価格:ビーチアクセスの中で最も高価なシリーズです(66,800円〜)。
- 絶対的な初心者には扱いにくい:反応が敏感で、サーフィン未経験者には操作が難しい場合があります。
- 一般的なソフトボードよりも重い:m-softシリーズや他社の軽量ソフトボードと比べると重量があります。
- ハードボトムによるリスク:万が一の接触時には、完全ソフトタイプよりも衝撃が大きい可能性があります。
- モデルによっては波のパワーが必要:特に短いモデルは、ある程度のパワーがある波でないと性能を発揮しにくいことがあります。
HSシリーズのおすすめモデル3選
HSシリーズの中でも特におすすめの3モデルを紹介します。それぞれ異なるサーフスタイルに最適化されています。
- STEP
HS 6’2″ エッグ シングルスタビ
最もバランスの取れたオールラウンドモデル。40L前後の浮力があり、テイクオフが比較的容易でありながら、シングル+スタビライザーフィンの組み合わせで安定感とターン性能を両立。詳細レビューはこちら
- STEP
HS 6’10” クアッドフィッシュ
小波性能と安定感を両立したモデル。45L前後の浮力と独特のフィッシュテールデザインで波乗り率が高く、クアッドフィンで加速性能も優れています。中級者の小波用セカンドボードとして最適です。
- STEP
HS 7’6″ ミッドレングス シングル
流れるようなライディングスタイルに最適なモデル。51Lの浮力とシングルフィンによる安定感と直進性が特徴。中級者のファーストボードとしても、上級者のセカンドボードとしても活躍します。
HSシリーズが向いている人・向いていない人
HSシリーズが適している人と、あまり向いていない人の特徴をまとめました。
HSシリーズが向いている人 | HSシリーズが向いていない人 |
---|---|
・ハードボード経験者でソフトボードに移行したい人 ・テイクオフはマスターしてターンの練習をしたい人 ・性能重視でコストより価値を重視する人 ・フィンを交換してセッティングを楽しみたい人 ・中〜上級者でセカンドボードを探している人 | ・サーフィン初心者(特に未経験者) ・低予算でソフトボードを探している人 ・できるだけ軽量なボードを求める人 ・安定性を最優先する人 ・子供や高齢者など安全性を特に重視する人 |

メイ
HSシリーズはハードボードに近い性能が魅力なんだね!私はテイクオフはできるけど、これからターンを練習したいから興味あるな。でも価格が高いのがちょっと悩みどころかも…
確かにHSシリーズは他シリーズより高価ですが、ハードボードに近い性能で安全性も両立している点が価値です。メイさんのようにテイクオフができてターンを練習したい段階なら、HS 6’2″エッグシングルスタビがおすすめですよ。ただ、予算を重視するならStandardシリーズの7’0″も選択肢になりますね。

ヒガ
Standardシリーズの特徴と対象者
Standardシリーズはビーチアクセスの基幹モデルで、安定性と操作性のバランスが取れた万能ラインです。幅広いサーファーレベルに対応しています。
Standardシリーズの構造的特徴

Standardシリーズは「ソフトトップ・ソフトボトム」構造を採用。デッキ面はHSシリーズと同様のソフト素材(EVA)ですが、ボトム面もソフト素材でコーティングされています。
内部には高密度EPSフォームコアを使用し、モデルに応じて1本または2本のウッドストリンガーが入っています。この構造により、十分な強度と安定性を確保しながらも、ある程度のフレックス(しなり)を持っています。
フィンシステムはモデルによって異なり、Futures互換のフィンボックスまたはシングルフィンボックスを採用しています。一部の初心者向けモデルには、安全性を考慮したソフトフィンが付属しています。
Standardシリーズのメリット
- 安定性と操作性のバランス:適度な重量感があり、波に乗ってからの安定性が高く、初心者でも扱いやすいです。
- 優れた波キャッチ性能:重量があるため直進安定性が高く、小さな波でもパドリングしやすい特性を持っています。
- 幅広いモデル展開:6’4″から9’0″まで、様々なサイズとシェイプが用意されており、幅広いニーズに対応します。
- 耐久性の高さ:しっかりとした作りで、初心者の練習用として長く使えます。
- ワックスフリーデッキ:HISシリーズと同様、ワックスを塗る手間がなく、常に適度なグリップ力を維持できます。
- 優れたコストパフォーマンス:HSシリーズより価格が抑えられている一方で、十分な性能を発揮します。
Standardシリーズのデメリット
- 重量感:3シリーズの中で最も重く、女性や子供には持ち運びが大変な場合があります。
- ターン性能の制限:HSシリーズと比較すると、急激なターンやレールの効きはやや劣ります。
- 中価格帯:m-softシリーズと比べると価格は高めです(58,800円〜)。
- 重さによる取り回しの難しさ:特に大きめのモデル(8’0″以上)は、陸上での取り回しに慣れが必要です。
- 小波での機動性の制限:重量があるため、特に波のパワーが弱い時は素早い動きが難しい場合があります。
Standardシリーズのおすすめモデル3選
Standardシリーズの中でも特におすすめの3モデルを紹介します。
- STEP
Standard 7’0″ ミッドレングス シングルスタビ
最もバランスの取れた万能モデル。48Lの浮力と7’0″の絶妙な長さで、初心者のステップアップから中級者まで幅広く対応。シングル+スタビライザーフィンで安定性とターン性能を両立。詳細レビューはこちら
- STEP
Standard 6’6″ クアッドミッドレングス
コンパクトで扱いやすいオールラウンドモデル。42Lの浮力とクアッドフィンによる加速性能が特徴。テイクオフに慣れてきた初心者から中級者まで使いやすいサイズとシェイプ。詳細レビューはこちら
- STEP
Standard 8’0″ ミニロングハンドル付き
初心者に最適な安定感抜群のモデル。66Lの大きな浮力と8’0″の長さで波キャッチが容易。キャリーハンドル付きで持ち運びも便利。サーフィン初心者や子供、シニアに特におすすめ。詳細レビューはこちら
Standardシリーズが向いている人・向いていない人
Standardシリーズが適している人と、あまり向いていない人の特徴をまとめました。
Standardシリーズが向いている人 | Standardシリーズが向いていない人 |
---|---|
・テイクオフを練習中の初心者 ・安定性と操作性のバランスを求める人 ・中級者へのステップアップを目指す人 ・重量感のある安定したボードを好む人 ・コストパフォーマンスを重視する人 | ・軽量なボードを求める人(女性・子供など) ・極端に性能を求める上級者 ・より低予算でボードを探している人 ・持ち運びの容易さを最優先する人 ・小波メインで機動性を求める人 |

メイ
Standardシリーズは安定感があって初心者から中級者まで幅広く使えるんだね!7’0″ミッドレングスは波キャッチもしやすそうだし、値段もHSシリーズよりリーズナブルで魅力的だな。でも重いのがちょっと心配かも…
確かにStandardシリーズは少し重いですが、その重量が波での安定性に繋がっています。特に7’0″モデルは約6kg程度で、女性でも慣れれば扱えるサイズです。水中では浮力で軽く感じますし、海までの移動距離が短ければ問題ないでしょう。重量が気になる場合は持ち運び用のキャリーバッグを活用するのもおすすめですよ。

ヒガ
m-softシリーズの特徴と対象者
m-softシリーズは最も入門に適したエントリーモデルで、軽量性と安全性を重視したラインです。サーフィン初心者や子供、シニアに最適です。
m-softシリーズの構造的特徴

m-softシリーズは従来型のソフトボード構造をベースにしていますが、デザインや素材選びに工夫が加えられています。軽量EPSコアを使用し、全体が柔らかいソフト素材でコーティングされています。
内部には2本のストリンガーが入っており、軽量でありながらも十分な強度を確保。一般的なモールド(金型)製ソフトボードの欠点を改善した設計になっています。
また、他のシリーズと同様にワックスフリーデッキを採用。フィンは安全性を考慮したソフトトライフィンが標準装備されています。
m-softシリーズのメリット
- 軽量設計:3シリーズの中で最も軽く、女性や子供でも扱いやすい重量です。
- 安全性の高さ:全体がソフト素材で、衝突時のリスクが最小限に抑えられています。
- 優れた波キャッチ性能:軽量設計のため、風の弱い条件では非常に波キャッチが容易です。
- 手頃な価格:3シリーズの中で最も安価で、サーフィン入門としても負担が少なくなっています(39,800円〜)。
- ミニマルでスタイリッシュなデザイン:一般的なソフトボードにありがちな派手な色使いを抑え、シンプルで洗練されたデザインです。
- ワックスフリーデッキ:他シリーズと同様にワックスを塗る手間がなく、初心者にも扱いやすいです。
m-softシリーズのデメリット
- 限定的なターン性能:他シリーズと比較すると、ターンの切れ味やレールの効きが劣ります。
- 風の影響を受けやすい:軽量なため、風が強い日は流されやすく、海面のコブを拾いやすい傾向があります。
- フィンのカスタマイズができない:固定式のソフトフィンのため、フィン交換による性能調整ができません。
- シェイプの自由度が低い:基本的な金型製造のため、HSやStandardシリーズほど多様なシェイプが提供されていません。
- 上達に限界がある:サーフィンの上達というよりは、波に乗る楽しさを体験するための設計です。
m-softシリーズのおすすめモデル3選
m-softシリーズは3つのサイズ展開があり、それぞれの特徴を紹介します。
- STEP
m-soft 8’0″ ワックスフリー
初心者に最適な安定感抜群のモデル。85Lの大きな浮力で波キャッチが非常に容易。約5.0kgと持ち運びやすい重量で、初めてのサーフィンや家族での利用に最適です。
- STEP
m-soft 7’0″ ワックスフリー
バランスの取れた中間サイズ。68Lの浮力と約4.0kgの軽量設計で、小柄な方や女性に特におすすめ。波の力が弱い日でも波キャッチしやすく、扱いやすいサイズです。
- STEP
m-soft 6’0″ ワックスフリー
子供や軽量者向けのコンパクトモデル。52Lの浮力と約3.2kgの超軽量設計で、子供でも扱いやすい特性。家族でのビーチデイや子供のサーフィン入門に最適です。
m-softシリーズが向いている人・向いていない人
m-softシリーズが適している人と、あまり向いていない人の特徴をまとめました。
m-softシリーズが向いている人 | m-softシリーズが向いていない人 |
---|---|
・サーフィン未経験の絶対的初心者 ・子供やシニア ・女性など体力に不安がある人 ・軽さと安全性を最優先する人 ・低予算でサーフィンを始めたい人 ・家族で共有して使いたい人 | ・テイクオフ後のターン練習をしたい人 ・サーフィンの上達を目指す人 ・中〜上級者 ・風が強い日でも安定感を求める人 ・フィン交換など細かな調整を楽しみたい人 ・長期的にサーフィンを続ける予定の人 |

メイ
m-softシリーズは軽くて安全、しかも安価なんだね!初めてサーフィンする友達を連れて行くときとか、家族でビーチに遊びに行くときに最適そう。テイクオフの練習用としても良さそうだけど、ターンが上手くなりたいわたしには物足りないかな?
その通りです。m-softシリーズはサーフィンの「体験」や「入門」には最適ですが、上達のための練習ツールとしては限界があります。メイさんのようにテイクオフができてターン練習をしたい段階なら、StandardシリーズやHSシリーズの方が適しています。ただ、サーフィン仲間を増やすためのセカンドボードとしては非常に役立ちますよ。

ヒガ
シリーズ別・体重別おすすめモデル一覧
サーフボード選びで最も重要な要素の一つが体重です。以下の表で、あなたの体重に最適なビーチアクセスのモデルを確認できます。
体重 | HSシリーズ | Standardシリーズ | m-softシリーズ |
---|---|---|---|
40〜55kg | HS 5’10” フィッシュ (34L) ※操作性重視 | Standard 6’4″ ミッドレングス (42L) Standard 6’6″ クアッド (42L) | m-soft 6’0″ (52L) ※最も扱いやすい |
55〜70kg | HS 6’2″ エッグ (40L) HS 6’0″ ツイン (33L) | Standard 7’0″ ミッドレングス (48L) ※バランス型の定番 | m-soft 7’0″ (68L) |
70〜85kg | HS 6’10” クアッドフィッシュ (45L) | Standard 7’6″ クアッド (52L) Standard 7’0″ ミッドレングス (48L) | m-soft 8’0″ (85L) |
85kg以上 | HS 7’6″ ミッドレングス (51L) | Standard 8’0″ ミニロング (56L) Standard 9’0″ ロングボード (74L) | m-soft 8’0″ (85L) |
体重が軽い方は、浮力のあるm-softシリーズが扱いやすく、体重が重い方はより安定感のあるStandardシリーズの長めのモデルがおすすめです。HSシリーズは中級者以上で体重の軽い方にも扱いやすいモデルが揃っています。
シリーズ別・サーファーレベル別おすすめモデル
サーフィン経験やスキルレベルによって、おすすめのモデルも変わってきます。自分のレベルに合ったボードを選びましょう。
サーファーレベル | HSシリーズ | Standardシリーズ | m-softシリーズ |
---|---|---|---|
初心者 (波に乗れない〜テイクオフ練習中) | 非推奨 ※反応が敏感すぎる | Standard 8’0″ ハンドル付き Standard 9’0″ ロングボード | m-soft 8’0″ ※最も安定感あり |
初中級者 (テイクオフは7割成功、ボトムターン練習中) | HS 6’2″ エッグ HS 6’10” クアッドフィッシュ | Standard 7’0″ ミッドレングス Standard 7’6″ クアッド ※バランスが良い | 非推奨 ※上達に限界あり |
中級者 (ボトムターン成功、カットバック練習中) | HS 5’10” フィッシュ HS 6’0″ ツイン ※最も反応良い | Standard 6’6″ クアッド Standard 6’4″ ミッドレングス | 非推奨 |
上級者 (様々なマニューバーができる) | HS 5’10” フィッシュ HS 6’0″ ツイン ※ハードボードの代替として | 非推奨 ※性能に限界あり | 非推奨 |
初心者には安定性の高いm-softシリーズや長めのStandardシリーズが、中級者には操作性とバランスの良いHSシリーズやStandardシリーズの短めのモデルがおすすめです。上級者ならHSシリーズが最適でしょう。

メイ
私はテイクオフはだいたいできるけど、ボトムターンがまだうまくできない初中級者くらいかな。体重は58kgだから、Standard 7’0″かHS 6’2″エッグが向いていそうだね!
メイさんの場合は、その2つがまさに最適です!Standard 7’0″は安定感があってオールラウンドに使いやすく、HS 6’2″はより反応が良くてターンの練習がしやすいです。予算と使用頻度を考えると、Standard 7’0″は長く使えるコスパ最強モデル、HS 6’2″は上達速度を重視するならベストチョイスと言えますね。初めてならStandard、2本目ならHSという選び方も理想的です。

ヒガ
シリーズ別・波質別おすすめモデル
サーフィンする波のコンディションによって、最適なボードは異なります。普段サーフィンする波質に合わせて選びましょう。
波質 | HSシリーズ | Standardシリーズ | m-softシリーズ |
---|---|---|---|
小波 (スネ〜ヒザ) | HS 5’10” フィッシュ HS 6’10” クアッドフィッシュ ※フィッシュ形状が小波に強い | Standard 7’6″ クアッド Standard 7’0″ ミッドレングス ※重量感が活きる | m-soft 8’0″ m-soft 7’0″ ※軽量で波を捉えやすい |
中波 (ヒザ〜胸) | HS 6’2″ エッグ HS 6’0″ ツイン ※全モデル対応可能 | Standard 7’0″ ミッドレングス Standard 6’6″ クアッド ※オールラウンドに使える | m-soft 8’0″ ※風の影響を受けやすい |
大波 (胸〜肩以上) | HS 7’6″ ミッドレングス ※長めのモデルが安定 | Standard 8’0″ ミニロング Standard 7’0″ ミッドレングス ※重量感と安定性が強み | 非推奨 ※安定性に欠ける |
小波条件ではフィッシュ形状や軽量なm-softシリーズが活躍し、中波ではどのシリーズも使いやすくなります。大波ではより安定感のあるStandardシリーズや長めのHSシリーズがおすすめです。
ビーチアクセスおすすめモデル選びの5つのポイント
ビーチアクセスのソフトボードを選ぶ際に押さえておきたい5つのポイントをまとめました。
- STEP
スキルレベルを正直に評価する
自分の実力を過大評価せず、現在のスキルレベルに合ったモデルを選びましょう。テイクオフがまだ安定していない初心者はm-softシリーズやStandard長めのモデル、テイクオフはできるがターンを練習中ならStandard中間モデルやHSシリーズの安定型が適しています。反応の良いHSシリーズの短いモデルは、中級者以上に適しています。
- STEP
体重に合った浮力を選ぶ
体重に適した浮力(リッター数)のモデルを選ぶことが重要です。体重が軽い人は小さめのモデルでも扱いやすいですが、体重が重い人は十分な浮力を持つモデルを選ぶことが大切です。目安としては、体重(kg)×0.8〜1.0のリッター数が適切です。例えば体重70kgなら56〜70Lくらいが目安となります。
- STEP
サーフィンする波質を考慮する
よくサーフィンする波質に合ったモデルを選びましょう。小波が多いエリアではフィッシュ形状のHS 5’10″やHS 6’10″、または軽量なm-softシリーズが活躍します。波質が安定しないエリアではStandardシリーズの万能型がおすすめです。風の強いエリアでは軽すぎるm-softは避け、安定感のあるStandardシリーズを選ぶと良いでしょう。
- STEP
目的とサーフスタイルを明確にする
何のためにビーチアクセスを購入するのかを明確にしましょう。上達を目指すならHSシリーズやStandard中間サイズ、ファミリーでの利用ならm-softシリーズ、セカンドボードとしてならHSシリーズの個性的なモデルなど、目的によって最適なモデルは変わります。同様に、流れるようなスタイルを好むならシングルフィン、アグレッシブなスタイルならクアッドフィンのモデルが向いています。
- STEP
持ち運びのしやすさも考慮する
海岸まで車で直接行ける環境なら重量はあまり問題になりませんが、駐車場から遠い場所や公共交通機関を使う場合は重量も重要な要素です。Standardシリーズは耐久性と性能が高い一方で最も重いため、女性や体力に不安がある人は、より軽量なm-softシリーズやHSシリーズを検討すると良いでしょう。キャリーバッグの使用も検討してください。
ビーチアクセス5%OFFクーポンの使い方
ビーチアクセスの全モデルは、5%OFFクーポンを使用してお得に購入することができます。以下がクーポン適用方法です。
【5%OFF】クーポンコード:higashisa
- STEP
Beach Access公式サイトで商品を選択
Beach Access公式サイトにアクセスし、購入したいモデルをカートに追加します。
- STEP
カート画面でクーポンコードを入力
カート画面の「クーポンコード」入力欄に「higashisa」と入力し、「適用」ボタンをクリックします。
- STEP
割引適用を確認して決済へ進む
合計金額から5%が割引されたことを確認し、決済手続きへ進みます。
このクーポンコードは他のセールや割引と併用できるため、さらにお得に購入できる場合があります。クーポンコードの詳細はこちらをご覧ください。
よくある質問
Q
ビーチアクセスの3シリーズの主な違いは何ですか?
A
HSシリーズはハードボトム構造で性能重視の中〜上級者向け、Standardシリーズはソフトボトム構造で安定性と操作性のバランスが取れた初〜中級者向け、m-softシリーズは軽量EPSコアの完全ソフト構造で初心者向けという違いがあります。価格帯もHSが最も高く、Standardが中間、m-softが最も安価です。
Q
初心者ですが、上達を考えると最初からHSシリーズを買うべきですか?
A
絶対的な初心者の場合は、最初からHSシリーズは推奨していません。HSシリーズは反応が敏感で操作が難しく、テイクオフが安定していない初心者には挫折リスクがあります。まずはStandardシリーズの8’0″や7’0″、またはm-softシリーズで基本を習得し、テイクオフが7割以上成功するようになってからHSシリーズへの移行を検討することをおすすめします。
Q
ビーチアクセスのワックスフリーデッキは本当に効果がありますか?
A
はい、非常に効果的です。全シリーズで採用されているワックスフリーデッキは、常に適度なグリップ力を保ち、ワックスを塗る手間が省けます。特に暑い日でもワックスが溶けて滑る心配がなく、車内や保管場所も汚れません。ただし、冬場や波が高い場合はより強いグリップ力が必要になることもあるので、そのような場合は部分的にワックスを追加するか、デッキパッドの併用を検討すると良いでしょう。
Q
ビーチアクセスとソフテックやキャッチサーフなど他社ソフトボードとの主な違いは?
A
ビーチアクセスの主な特徴は、全モデルにワックスフリーデッキを採用し、HSシリーズのようなハードボードに近い高性能モデルからm-softシリーズの入門モデルまで幅広いラインナップがあることです。特に日本のコンディションに合わせた設計になっている点が強みで、HSシリーズはハードボトム構造を持つ数少ないソフトボードです。ソフテックやキャッチサーフは主に初心者向けの完全ソフト構造が中心で、ビーチアクセスのように性能重視のモデルは少ない傾向があります。
Q
ビーチアクセスの耐久性はどうですか?どのくらいの期間使えますか?
A
適切に使用・保管すれば、ビーチアクセスのソフトボードは3〜5年以上使用できます。特にStandardシリーズとHSシリーズは頑丈な構造で、耐久性に優れています。m-softシリーズも一般的なソフトボードより丈夫ですが、より丁寧な取り扱いが必要です。耐久性を高めるためには、直射日光を避けた保管、淡水でのこまめな洗浄、ボードバッグでの保護などが効果的です。
まとめ:あなたに最適なビーチアクセスシリーズの選び方
ビーチアクセスの3シリーズは、それぞれ特徴と対象ユーザーが明確に分かれています。あなたに最適なシリーズとモデルの選び方をまとめると:
- HSシリーズ:中〜上級者、ハードボード経験者、性能重視の方に最適。テイクオフはマスターしているが、より操作性の高いボードでターン練習をしたい人におすすめ。
- Standardシリーズ:初中級者、安定性と操作性のバランスを求める方に最適。これから上達を目指すサーファーや、オールラウンドに使いたい人におすすめ。
- m-softシリーズ:初心者、子供、シニア、軽量で安全性を重視する方に最適。サーフィン入門や家族との共有用、または軽い持ち運びを求める人におすすめ。
自分のスキルレベル、体重、よく行くポイントの波質、そして使用目的を考慮して、最適なモデルを選びましょう。無理をせず自分に合ったボードを選ぶことが、サーフィンを長く楽しむための鍵です。
最後に、忘れずに5%OFFクーポンコード「higashisa」を活用して、お得にビーチアクセスのソフトボードを入手してください。クーポンは何度でも使用可能で、セール時にも併用できるお得なコードです。
サーフィンをより楽しく、より上達するためのパートナーとして、ビーチアクセスのソフトボードがあなたのサーフライフをサポートしてくれることを願っています。
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用しており、記事内のリンクから商品購入があった場合に手数料を受け取ることがあります。ただし全ての商品レビューは実際の使用経験に基づいた正直な評価であり、読者の皆様に最適な商品選びのお手伝いをすることを最優先にしています。
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