目次
MID02に飽きた人へ──ターンの質が変わるミッドレングス
ミッドレングスはイージーで楽しい。
波キャッチが速く、ゆったりとしたライディングを楽しめる。
初めてショートから乗り換えた時、こんなに楽なサーフィンがあるのかと感動しました。
でも、正直…最近はもう少し動かしたいと思うようになりました。
ミッドレングスはイージーで楽しいけれど、もう少しキレが欲しい。もう少しルース性が欲しい。
そう思ってる人、いませんか?
サーフィン歴20年以上、nanazeroのテストライダーとして約40本の波でMID07をテストした私が、ミッドレングスのクルージングに飽きた人へ向けて、本格派ツインフィンミッドレングスの魅力をお伝えします。

YouTubeでも詳しくレビューしています:
- 特徴:ツインフィン専用設計のパフォーマンス志向ミッドレングス
- 価格:91,800円〜(MIDシリーズ最安でコスパ最強)
- おすすめ:MID02に飽きた中級者、ツインフィンでターンを楽しみたい人
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MID07とは?ツインフィン専用のパフォーマンスミッドレングス
nanazero MID07パフォーマンスツインは、2025年に発売されたツインフィン専用設計のミッドレングスサーフボードです。
Standard EPS素材で91,800円という高コスパを実現し、パフォーマンス志向の中〜上級者をターゲットにしたモデル。
MIDシリーズの中で最も「ターン性能」に特化しており、ミッドレングスのイージーさを保ちながら、ショートボードのようなキレのあるサーフィンを楽しめます。
サーフィン歴20年以上、nanazeroのテストライダーとして約40本の波でMID07をテストした私が、本音で評価します。
MID07の詳細スペックと価格(91,800円の理由)
基本スペックと価格
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 価格 | 6’4″: ¥91,800 / 6’6″: ¥96,800 |
| サイズ展開 | 6’4″ (34L) / 6’6″ (37L) |
| 素材 | Standard EPS |
| 構造 | デッキ6oz×2、ボトム4oz×2、バンブーストリンガー |
| ボトム形状 | フラット〜ダブルコンケーブ〜わずかなVee |
| レール形状 | ミディアム〜ロー |
| フィンシステム | ツインフィン(Futures対応) |
| 推奨レベル | 中級者〜上級者 |
| カラー | Sky Blue |

MID07が91,800円と他のMIDモデル(103,800円)より約12,000円安い理由は、Standard EPS素材を採用しているためです。
なぜMIDシリーズ最安なのか?
Standard EPS vs WOOD SKIN
- Standard EPS: リサイクルEPSフォーム+ファイバーグラス
- WOOD SKIN: 上記+木材スキン層(耐久性・浮力が若干向上)
WOOD SKIN版は見た目の美しさと耐久性で優位ですが、性能面での違いはほぼありません。
コストパフォーマンスを重視するなら、Standard EPS版のMID07は最適な選択です。
体重別推奨サイズ
| 体重 | 推奨サイズ | 理由 |
|---|---|---|
| 45-55kg | 6’4″ (34L) | ちょうど良い浮力でコントロールしやすい |
| 55-65kg | 6’4″ (34L) または 6’6″ (37L) | レベルと好みで選択 |
| 65-75kg | 6’6″ (37L) | 十分な浮力を確保 |
私は体重55kgで6’4″ 34Lを使用していますが、ベストマッチでした。
MID02/MID03/MID04との決定的な違いを徹底比較
MID07 vs MID02(最も比較される)
MID02はnanazeroミッドレングスの定番モデルで、最も比較されます。
比較表
| 項目 | MID07 | MID02 |
|---|---|---|
| 価格 | ¥91,800〜 | ¥103,800〜 |
| 長さ | 6’4″〜6’6″ | 6’8″〜7’4″ |
| ボリューム | 34L〜37L | 40.6L〜50.6L |
| フィン | ツインのみ | センター+サイド(2+1) |
| テール | ラウンドピン | ラウンドピン |
| ボトム | Vee+ダブルコンケーブ | シングル〜ダブルコンケーブ〜Vee |
| レール | ミディアム〜ロー | ミディアム |
| 目的 | ターンを楽しむ | ゆったりクルージング |
| 推奨レベル | 中級者〜上級者 | 初級者〜上級者 |
| 波キャッチ | 普通 | 非常に良い |
| ターン性能 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| 直進性 | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| 乗りやすさ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
決定的な3つの違い
1. 目的が違う
- MID02:波キャッチが容易でゆったりとクルージング
- MID07:ターンを楽しむためのパフォーマンス設計
2. ボトム形状が違う
- MID02:シングルからダブルコンケーブへの自然な移行
- MID07:全体的にフラットなロッカー+Vee+ダブルコンケーブでレールtoレールを重視
3. レールが薄め
- MID02:ミディアムレールで安定性重視
- MID07:ミディアム〜ローレールで丁寧なレールワークを促す

どちらを選ぶべきか?
- MID02を選ぶべき人:初めてのミッドレングス、波キャッチ重視、ゆったりサーフィン
- MID07を選ぶべき人:MID02に飽きた、ツインフィンの切れ味を味わいたい、ターン重視
MID02からMID07へのステップアップが最も自然な流れです。
nanazero MID02 WOODSKIN 徹底レビュー
MID07 vs MID03(同じツインフィン)
MID03もツインフィンなので混同されやすいですが、明確に異なります。
比較表
| 項目 | MID07 | MID03 |
|---|---|---|
| 価格 | ¥91,800 | ¥103,800 |
| 長さ | 6’4″〜6’6″ | 6’10” |
| ボリューム | 34L〜37L | 45.2L |
| 素材 | Standard EPS | WOOD SKIN |
| ボトム | Vee+ダブルコンケーブ | シングル〜ダブルコンケーブ〜Vee |
| レール | ミディアム〜ロー | ミディアム〜テーパー |
| 特徴 | パフォーマンス特化 | バランス型ツイン |
違いのポイント
- サイズ感:MID03は6’10” 45Lでかなり大きい
- 目的:MID03はツインフィンを試したい初級〜中級者向け
- ターン性能:MID07の方がシャープで切れ味がある
- 波キャッチ:MID03の方が圧倒的に良い
MID03は「ツインフィンを試してみたいけど、波キャッチも捨てたくない」という人向け。
MID07は「本格的にツインフィンでターンを楽しみたい」という人向けです。
MID07 vs MID04(同じパフォーマンス志向)
MID04ツインも比較されますが、乗りこなしの難易度が大きく違います。
比較表
| 項目 | MID07 | MID04 ツイン |
|---|---|---|
| 価格 | ¥91,800 | ¥103,800 |
| 長さ | 6’4″〜6’6″ | 6’6″ |
| ボリューム | 34L〜37L | 42.0L |
| 素材 | Standard EPS | WOOD SKIN |
| ボトム | Vee+ダブルコンケーブ | ハルエントリー〜シングル〜ダブルコンケーブ〜Vee |
| 難易度 | 中 | 高 |
MID04との関係性
実は私はMID04ツインがハマった時のターンが一番気持ちよくて好きなんです。
でもなかなかMID04ツインは乗りこなすのは難しくて、私には体重に対してのボリュームが大きすぎたんですよね。
逆にいうと、私でも乗りこなしやすいMID04のようなツインがあれば最高なのに…
そんな想いをnanazeroと一緒に作ったのがMID07です。
MID04の良さ(ツインフィンの気持ちよさ)を残しつつ、より多くの人が乗りこなせるサイズとボリュームに調整されています。
全MIDシリーズ比較表
| モデル | 価格 | 長さ | フィン | 特徴 | 推奨レベル |
|---|---|---|---|---|---|
| MID01 | ¥99,800〜 | 6’4″〜6’6″ | 2+1 | ショート系移行 | 中〜上級 |
| MID02 | ¥103,800〜 | 6’8″〜7’4″ | 2+1 | オールラウンド | 初〜上級 |
| MID03 | ¥103,800 | 6’10” | ツイン | バランス型ツイン | 初〜上級 |
| MID04 | ¥103,800 | 6’6″ | ツイン/クアッド | ターン重視 | 中〜上級 |
| MID05 | ¥103,800〜 | 6’8″〜7’0″ | クアッド | フィッシュ | 中〜上級 |
| MID06 | ¥96,800〜 | 6’10″〜7’2″ | シングル | 直進性 | 中〜上級 |
| MID07 | ¥91,800〜 | 6’4″〜6’6″ | ツイン | パフォーマンス特化 | 中〜上級 |
| MID08 | ¥107,800〜 | 7’2″〜7’6″ | シングル/クアッド | 万能型 | 初〜上級 |
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実際の乗り心地──3ヶ月40本の波でテストした結果
沖縄のリーフブレイクで、様々なコンディションの中、約40本の波でテストしました。

波キャッチ性能:ミッドレングスとしては普通
波キャッチ性能は、ミッドレングスとしては普通です。
nanazeroのミッドレングスは波キャッチ性能が高いモデルが多いので、それと比べたら遅いぐらいです。
MID02との比較
- MID02:パドルを2-3回で波をキャッチ
- MID07:パドルを4-5回で波をキャッチ
ただし、これは「ミッドレングスとしては」という話。
ショートボードから移行する人には十分すぎるほどの波キャッチ性能です。
テイクオフからボトムターンまでの流れ:スムーズ
テイクオフからボトムターンが、nanazeroの中でも特にスムーズ。
波キャッチからテイクオフ、ファーストターンまでの動作の中で、引っ掛かるところがありません。
この「引っ掛かりのなさ」が、MID07の最大の魅力です。

ターン性能:ツインフィンの適度なルース性
ターンは、ツインフィンのラウンドピンテールなので適度にルースで、すごく気持ちいい。
スムーズにレールtoレールでサーフィンすると軽快に動いてくれます。

重要な注意点
ただし、蹴り込んだり、踏み込んだり…体重をグッとかけて、短い時間で傾けてターンするようなサーフィンには向きません。
絶対に引っ掛かります。
なので逆を言えば、このボードで練習すれば、勝手にレールtoレールのサーフィンができるようになるということです。
フェイスを横に走る感覚:最高のドライブ感
テイクオフして、ボトムに降りてレールを入れて、フェイスを滑る。
このシンプルな動きの中で、どれだけ丁寧に傾けられるか。
それができた時のスムーズなドライブ感。
最高です。

セクションでの動き:刺さりにくい
リッピングやローラーコースターのようなセクションでも刺さりにくい。
ロッカーはミッドレングスで考えると普通ぐらいですが、なぜかそこまで刺さりません。
ノーズエリアのボリュームも落としているためでしょう。


ドルフィンスルーの可否
6’4″ 34Lであれば、ドルフィンスルーは可能です。
ただし、MID02の7’0″ 45Lのような大きなモデルと比べれば、という話。
ショートボードのような軽快さはありませんが、頭サイズの波でも潜れます。

MID07が向いているサーファーの特徴
こんな人におすすめ
1. MID02に飽きた人
MID02のゆったりしたクルージングに飽びてきた人には、最適なステップアップモデルです。
2. ツインフィンの切れ味を味わいたい人
ツインフィン特有のルース性を味わいたいけど、いきなりショートボードサイズは不安という人に。
3. レールワークを練習したい人
蹴り込むサーフィンではなく、丁寧なレールワークを身につけたい人に最適。
このボードは、強制的にレールtoレールのサーフィンを学ばせてくれます。
4. コスパ重視の中級者
91,800円という価格は、他のMIDモデルより12,000円安い。
性能は十分なので、コスパ重視の人には最適です。
5. 体重50-60kgの人
私のように体重が軽めの人には、6’4″ 34Lがジャストフィット。
多くのミッドレングスは大きすぎるので、MID07はちょうど良いサイズです。
こんな人には合わない
1. サーフィン初心者
ツインフィンの特性を理解する必要があるため、初心者には不向きです。
最初のミッドレングスや、ミッドレングスらしいイージーな乗り味を楽しむならMID02の方が良いです。
2. 蹴り込む・踏み込むサーフィンをする人
トライフィンのサーフボードに乗り慣れている人は、最初は戸惑います。
このボードはレールワーク中心になるため、ショートボード的なパフォーマンスを求めるなら別のボードを選ぶべきです。
3. 波キャッチ重視の人
MID02のような圧倒的な波キャッチ性能を求めるなら、MID07は物足りないかもしれません。
4. ツインフィン初心者
トライフィンしか乗ったことがない人は、最初は難しいと感じるかもしれません。
レールワークの基本を理解している人向けです。
5. 体重75kg以上の人
6’6″ 37Lでも、体重が重い人には浮力不足の可能性があります。
その場合はMID02やMID08など、より大きなモデルを検討してください。
レベル別適性判断
| レベル | 適性 | 理由 |
|---|---|---|
| 初心者 | ✗ | ツインフィンの特性理解が必要 |
| 初級者 | △ | テイクオフはできるが、ターンで苦戦する可能性 |
| 中級者 | ◎ | レールワーク習得に最適 |
| 上級者 | ○ | 物足りない可能性もあるが、リラックスサーフィンには最適 |
推奨スキルレベル:ショートボード中級者以上、ミッドレングス初級者以上
サイズ選びとフィンセッティングガイド
詳細なサイズ選びガイド
体重別推奨サイズ(詳細版)
| 体重 | 推奨サイズ | 浮力感 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 45-50kg | 6’4″ (34L) | ジャスト | 最も操作しやすい |
| 50-55kg | 6’4″ (34L) | ジャスト | 私(55kg)のベストサイズ |
| 55-60kg | 6’4″ (34L) | やや余裕 | パフォーマンス重視ならこちら |
| 60-65kg | 6’4″ or 6’6″ | – | レベルと好みで選択 |
| 65-70kg | 6’6″ (37L) | ジャスト | バランス良し |
| 70-75kg | 6’6″ (37L) | やや少なめ | 中級者以上推奨 |
現在のボードから換算する方法
- ショートボード使用中:現在のボード+8-10L程度
- ファンボード使用中:現在のボード-5-8L程度
- ロングボード使用中:体重×0.6-0.65倍のリッター数
初めてのツインフィンなら
まずは6’4″から始めることをおすすめします。
小さめから始めた方が、ツインフィンの特性を理解しやすいです。
フィンの選び方・セッティング完全ガイド
フィンのセッティングは非常に重要です。このボード、フィンで大きく変わります。

私が試したフィン
1. Fiberglassのミッドレングス ツインフィン 5.3″
- 特徴:適度な硬さとホールド感
- 評価:★★★★☆
- 向いている波:腰〜頭サイズ
2. Honeycomb ツインフィン 5.2″ シングルタブ
- 特徴:軽量でルース
- 評価:★★★★☆
- 向いている波:膝〜胸サイズ
3. Honeycomb キールフィン Ⅱ シングルタブ
- 特徴:面積が大きく安定感あり
- 評価:★★★☆☆
- 向いている波:小波〜腰サイズ
結論:5.2″または5.3″のツインフィンが最適
波質にも合わせる必要がありますが、まだ最適解は見つかっていない感じです。
個人的には5.2″、5.3″が合っているとは思いますが、まだちょっと模索中です。
フィンは別売り
MID07にはフィンが付属していないため、別途購入が必要です。
nanazero公式サイトで、上記のフィンを購入できます。
初めてのツインフィンなら
Honeycomb ツインフィン 5.2″から始めるのがおすすめです。
価格も7,980円と手頃で、軽量なのでターンの感覚を掴みやすいです。
シングルフィンからツインフィンへの移行アドバイス
- 最初は不安定に感じる:トライフィンやシングルフィンと比べて、初めは不安定に感じます
- ターンが抜ける感覚:これがツインフィンの特徴。慣れると気持ちいい
- レールワーク重視:体重をグッとかけるのではなく、丁寧に傾ける
- 2-3セッションで慣れる:多くの人は2-3回のサーフィンで慣れます
最適な波質とコンディション
向いている波
- 小波〜腰サイズ:★★★★★(最適)
- 腰〜胸サイズ:★★★★☆
- 胸〜頭サイズ:★★★☆☆
向いていない波
- 頭オーバー:ボリューム不足でパドルが厳しい
- チョッピー:ツインフィンは荒れた海面に弱い
- ダンパー:ターンできないので楽しめない
最適なポイント
- ポイントブレイク:★★★★★
- ビーチブレイク:★★★★☆
- リーフブレイク:★★★★☆
- リバーマウス:★★★☆☆

購入前に知っておくべきメリット・デメリット
- 一般的なミッドレングスより一段階上のターンの質
- スムーズなテイクオフから繋がるターン
- ツインフィンの適度なルース性
- ミッドレングスの波キャッチの良さを残しながらターンの楽しさを実現
- MIDシリーズ最安のコスパ(91,800円)
- サーフィン初心者には難しい(ツインフィンの特性理解が必要)
- 万人向けではない(パフォーマンス寄り)
- 波キャッチはMID02に劣る
改善してほしいポイント
正直、色々探したんですけどね…
悔しいけど、今は見当たらないです。
ただ、万人向けのミッドレングスではないことは確かです。パフォーマンス寄りなので。
ちなみに、いま手元にある MID07 はテストモデルのためストリンガーに重いバンブー素材を使ってました。
製品版では改良されているので問題ないです。
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よくある質問(FAQ)
Q
MID07とMID02、どちらを選ぶべきですか?
A
ミッドレングスとしてのゆったりした楽しみ方はMID02が上です。でも、ミッドレングスのクルージングに飽きた人、ツインフィンの切れ味を味わいたい人にはMID07が良い選択になります。MID02からMID07へのステップアップが一番自然な流れだと思います。
Q
MID07は初心者でも乗れますか?
A
初心者の方にはおすすめしません。MID07はツインフィンの特性を理解する必要があるため、最初のミッドレングスや、ミッドレングスらしいイージーな乗り味を楽しむならMID02の方が良いです。ショートボード中級者以上、ミッドレングス初級者以上であれば楽しめます。
Q
どのサイズを選ぶべきですか?
A
私は体重55kgなので、6’4″ 34L がベストでした。50kg〜60kgの人であればちょうど良いと思います。体重が60kg以上の方は6’6″ 37Lを検討してください。現在使用しているボードのボリューム+8-10L程度を目安にすると良いでしょう。
Q
おすすめのフィン設定を教えてください
A
私が試したのはFiberglassのミッドレングス ツインフィン 5.3″、Honeycomb ツインフィン 5.2″ シングルタブ、Honeycomb キールフィン Ⅱ シングルタブの3種類です。個人的には5.2″、5.3″が合っていると思いますが、まだ最適解は模索中です。波質にも合わせる必要があります。初めてのツインフィンなら、Honeycomb 5.2″から始めるのがおすすめです。
Q
MID04ツインとの違いは何ですか?
A
MID04ツインがハマった時のターンは最高に気持ちいいのですが、乗りこなすのは難しく、体重に対してのボリュームが大きすぎる場合があります。MID07は、MID04ツインの良さを残しつつ、より乗りこなしやすいサイズとボリュームに調整されたモデルです。
Q
なぜMID07は他のMIDモデルより安いのですか?
A
Standard EPS素材を採用しているためです。WOOD SKIN版は木材スキン層が追加され、見た目の美しさと耐久性で優位ですが、性能面での違いはほぼありません。コストパフォーマンスを重視するなら、Standard EPS版のMID07は最適な選択です。
Q
フィンは付属していますか?
A
いいえ、MID07にはフィンが付属していません。別途購入が必要です。Futures対応のツインフィンを用意してください。nanazero公式サイトで購入できます。
Q
ドルフィンスルーはできますか?
A
6’4″ 34Lであれば、ドルフィンスルーは可能です。ショートボードのような軽快さはありませんが、頭サイズの波でも潜れます。ただし、MID02の7’0″ 45Lのような大きなモデルと比べると、という話です。
Q
どんな波に最適ですか?
A
小波〜腰サイズが最適です。胸〜頭サイズでも対応できますが、頭オーバーになるとボリューム不足でパドルが厳しくなります。ポイントブレイクやビーチブレイクで真価を発揮します。
Q
WOOD SKIN版はありますか?
A
現在、MID07はStandard EPS版のみの展開です。WOOD SKIN版は発売されていません。コスパを重視した設計のため、Standard EPS素材を採用しています。
まとめ:MID07を選ぶべき人、避けるべき人
MID07を選ぶべき人
- MID02のクルージングに飽きた人
- ツインフィンでターンを楽しみたい人
- レールワークを本格的に学びたい人
- 体重50-65kgの中級者
- コスパ重視でパフォーマンスも求める人
MID07 パフォーマンスツイン。
ゆったりしすぎるミッドレングスに飽きた人。
ツインフィンのルース性を味わいたい人。
そんな人にぴったりのボードだと思います。
MID07を避けるべき人
- サーフィン初心者
- 初めてのミッドレングスとして検討している人
- 波キャッチ性能を最優先する人
- トライフィンしか経験がない人
- 体重75kg以上の人
サーフィン歴20年以上、nanazeroのテストライダーとして約40本の波でテストした私が断言します。
このボードは、ミッドレングスのイージーさを保ちながら、ターンの質を一段階引き上げたい人のためのボードです。
ただし、万人向けではありません。
ショートボード中級者以上、ミッドレングス初級者以上の方で、レールワークの基本を理解している方に最適です。
MID02からMID07へのステップアップ。
これが一番自然な流れだと思います。
購入情報とクーポン
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