nanazero MID07徹底レビュー|ターン性能を極めた本格派ミッドレングス

11 min
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MID02に飽きた人へ──ターンの質が変わるミッドレングス

ミッドレングスはイージーで楽しい。

波キャッチが速く、ゆったりとしたライディングを楽しめる。

初めてショートから乗り換えた時、こんなに楽なサーフィンがあるのかと感動しました。

でも、正直…最近はもう少し動かしたいと思うようになりました。

ミッドレングスはイージーで楽しいけれど、もう少しキレが欲しい。もう少しルース性が欲しい。

そう思ってる人、いませんか?

サーフィン歴20年以上、nanazeroのテストライダーとして約40本の波でMID07をテストした私が、ミッドレングスのクルージングに飽きた人へ向けて、本格派ツインフィンミッドレングスの魅力をお伝えします。

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nanazero ミッドレングス MID07 ハイパフォーマンスツイン

YouTubeでも詳しくレビューしています:

3行でわかるMID07
  • 特徴:ツインフィン専用設計のパフォーマンス志向ミッドレングス
  • 価格:91,800円〜(MIDシリーズ最安でコスパ最強)
  • おすすめ:MID02に飽きた中級者、ツインフィンでターンを楽しみたい人
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MID07とは?ツインフィン専用のパフォーマンスミッドレングス

nanazero MID07パフォーマンスツインは、2025年に発売されたツインフィン専用設計のミッドレングスサーフボードです。

Standard EPS素材で91,800円という高コスパを実現し、パフォーマンス志向の中〜上級者をターゲットにしたモデル。

MIDシリーズの中で最も「ターン性能」に特化しており、ミッドレングスのイージーさを保ちながら、ショートボードのようなキレのあるサーフィンを楽しめます。

サーフィン歴20年以上、nanazeroのテストライダーとして約40本の波でMID07をテストした私が、本音で評価します。

MID07の詳細スペックと価格(91,800円の理由)

基本スペックと価格

項目詳細
価格6’4″: ¥91,800 / 6’6″: ¥96,800
サイズ展開6’4″ (34L) / 6’6″ (37L)
素材Standard EPS
構造デッキ6oz×2、ボトム4oz×2、バンブーストリンガー
ボトム形状フラット〜ダブルコンケーブ〜わずかなVee
レール形状ミディアム〜ロー
フィンシステムツインフィン(Futures対応)
推奨レベル中級者〜上級者
カラーSky Blue
nanazero_mid07
nanazero MID07 パフォーマンスツイン

MID07が91,800円と他のMIDモデル(103,800円)より約12,000円安い理由は、Standard EPS素材を採用しているためです。

なぜMIDシリーズ最安なのか?

Standard EPS vs WOOD SKIN

  • Standard EPS: リサイクルEPSフォーム+ファイバーグラス
  • WOOD SKIN: 上記+木材スキン層(耐久性・浮力が若干向上)

WOOD SKIN版は見た目の美しさと耐久性で優位ですが、性能面での違いはほぼありません

コストパフォーマンスを重視するなら、Standard EPS版のMID07は最適な選択です。

体重別推奨サイズ

体重推奨サイズ理由
45-55kg6’4″ (34L)ちょうど良い浮力でコントロールしやすい
55-65kg6’4″ (34L) または 6’6″ (37L)レベルと好みで選択
65-75kg6’6″ (37L)十分な浮力を確保

私は体重55kgで6’4″ 34Lを使用していますが、ベストマッチでした。

MID02/MID03/MID04との決定的な違いを徹底比較

MID07 vs MID02(最も比較される)

MID02はnanazeroミッドレングスの定番モデルで、最も比較されます。

比較表

項目MID07MID02
価格¥91,800〜¥103,800〜
長さ6’4″〜6’6″6’8″〜7’4″
ボリューム34L〜37L40.6L〜50.6L
フィンツインのみセンター+サイド(2+1)
テールラウンドピンラウンドピン
ボトムVee+ダブルコンケーブシングル〜ダブルコンケーブ〜Vee
レールミディアム〜ローミディアム
目的ターンを楽しむゆったりクルージング
推奨レベル中級者〜上級者初級者〜上級者
波キャッチ普通非常に良い
ターン性能★★★★★★★★☆☆
直進性★★★☆☆★★★★★
乗りやすさ★★★☆☆★★★★★

決定的な3つの違い

1. 目的が違う

  • MID02:波キャッチが容易でゆったりとクルージング
  • MID07:ターンを楽しむためのパフォーマンス設計

2. ボトム形状が違う

  • MID02:シングルからダブルコンケーブへの自然な移行
  • MID07:全体的にフラットなロッカー+Vee+ダブルコンケーブでレールtoレールを重視

3. レールが薄め

  • MID02:ミディアムレールで安定性重視
  • MID07:ミディアム〜ローレールで丁寧なレールワークを促す
nanazero ミッドレングス mid07 パフォーマンスツイン
nanazero MID07 ミッドレングスにしては薄めのレール

どちらを選ぶべきか?

  • MID02を選ぶべき人:初めてのミッドレングス、波キャッチ重視、ゆったりサーフィン
  • MID07を選ぶべき人:MID02に飽きた、ツインフィンの切れ味を味わいたい、ターン重視

MID02からMID07へのステップアップが最も自然な流れです。

nanazero MID02 WOODSKIN 徹底レビュー

MID07 vs MID03(同じツインフィン)

MID03もツインフィンなので混同されやすいですが、明確に異なります。

比較表

項目MID07MID03
価格¥91,800¥103,800
長さ6’4″〜6’6″6’10”
ボリューム34L〜37L45.2L
素材Standard EPSWOOD SKIN
ボトムVee+ダブルコンケーブシングル〜ダブルコンケーブ〜Vee
レールミディアム〜ローミディアム〜テーパー
特徴パフォーマンス特化バランス型ツイン

違いのポイント

  • サイズ感:MID03は6’10” 45Lでかなり大きい
  • 目的:MID03はツインフィンを試したい初級〜中級者向け
  • ターン性能:MID07の方がシャープで切れ味がある
  • 波キャッチ:MID03の方が圧倒的に良い

MID03は「ツインフィンを試してみたいけど、波キャッチも捨てたくない」という人向け。

MID07は「本格的にツインフィンでターンを楽しみたい」という人向けです。

nanazero MID03 徹底レビュー

MID07 vs MID04(同じパフォーマンス志向)

MID04ツインも比較されますが、乗りこなしの難易度が大きく違います。

比較表

項目MID07MID04 ツイン
価格¥91,800¥103,800
長さ6’4″〜6’6″6’6″
ボリューム34L〜37L42.0L
素材Standard EPSWOOD SKIN
ボトムVee+ダブルコンケーブハルエントリー〜シングル〜ダブルコンケーブ〜Vee
難易度

MID04との関係性

実は私はMID04ツインがハマった時のターンが一番気持ちよくて好きなんです。

でもなかなかMID04ツインは乗りこなすのは難しくて、私には体重に対してのボリュームが大きすぎたんですよね。

逆にいうと、私でも乗りこなしやすいMID04のようなツインがあれば最高なのに…

そんな想いをnanazeroと一緒に作ったのがMID07です。

MID04の良さ(ツインフィンの気持ちよさ)を残しつつ、より多くの人が乗りこなせるサイズとボリュームに調整されています。

nanazero MID04 ツイン徹底レビュー

全MIDシリーズ比較表

モデル価格長さフィン特徴推奨レベル
MID01¥99,800〜6’4″〜6’6″2+1ショート系移行中〜上級
MID02¥103,800〜6’8″〜7’4″2+1オールラウンド初〜上級
MID03¥103,8006’10”ツインバランス型ツイン初〜上級
MID04¥103,8006’6″ツイン/クアッドターン重視中〜上級
MID05¥103,800〜6’8″〜7’0″クアッドフィッシュ中〜上級
MID06¥96,800〜6’10″〜7’2″シングル直進性中〜上級
MID07¥91,800〜6’4″〜6’6″ツインパフォーマンス特化中〜上級
MID08¥107,800〜7’2″〜7’6″シングル/クアッド万能型初〜上級
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実際の乗り心地──3ヶ月40本の波でテストした結果

沖縄のリーフブレイクで、様々なコンディションの中、約40本の波でテストしました。

MID07
nanazero MID07 パワーのある波にテイクオフ

波キャッチ性能:ミッドレングスとしては普通

波キャッチ性能は、ミッドレングスとしては普通です。

nanazeroのミッドレングスは波キャッチ性能が高いモデルが多いので、それと比べたら遅いぐらいです。

MID02との比較

  • MID02:パドルを2-3回で波をキャッチ
  • MID07:パドルを4-5回で波をキャッチ

ただし、これは「ミッドレングスとしては」という話。

ショートボードから移行する人には十分すぎるほどの波キャッチ性能です。

テイクオフからボトムターンまでの流れ:スムーズ

テイクオフからボトムターンが、nanazeroの中でも特にスムーズ。

波キャッチからテイクオフ、ファーストターンまでの動作の中で、引っ掛かるところがありません。

この「引っ掛かりのなさ」が、MID07の最大の魅力です。

MID07 フロントサイドのトップターン
MID07 フロントサイドのボトムターン

ターン性能:ツインフィンの適度なルース性

ターンは、ツインフィンのラウンドピンテールなので適度にルースで、すごく気持ちいい。

スムーズにレールtoレールでサーフィンすると軽快に動いてくれます。

MID07 フロントサイドのトップターン
MID07 フロントサイドのトップターン

重要な注意点

ただし、蹴り込んだり、踏み込んだり…体重をグッとかけて、短い時間で傾けてターンするようなサーフィンには向きません。

絶対に引っ掛かります。

なので逆を言えば、このボードで練習すれば、勝手にレールtoレールのサーフィンができるようになるということです。

フェイスを横に走る感覚:最高のドライブ感

テイクオフして、ボトムに降りてレールを入れて、フェイスを滑る。

このシンプルな動きの中で、どれだけ丁寧に傾けられるか。

それができた時のスムーズなドライブ感。

最高です。

MID07 フロントサイドのクルージング
nanazero MID07 クルージング

セクションでの動き:刺さりにくい

リッピングやローラーコースターのようなセクションでも刺さりにくい。

ロッカーはミッドレングスで考えると普通ぐらいですが、なぜかそこまで刺さりません。

ノーズエリアのボリュームも落としているためでしょう。

nanazero ミッドレングス mid07 パフォーマンスツイン
MID07 バックサイドのボトムターン
nanazero_mid07_ミッドレングス-10
MID07 バックサイド ローラーコースター

ドルフィンスルーの可否

6’4″ 34Lであれば、ドルフィンスルーは可能です。

ただし、MID02の7’0″ 45Lのような大きなモデルと比べれば、という話。

ショートボードのような軽快さはありませんが、頭サイズの波でも潜れます。

nanazero ミッドレングス mid07 パフォーマンスツイン
nanazero MID07

MID07が向いているサーファーの特徴

こんな人におすすめ

1. MID02に飽きた人

MID02のゆったりしたクルージングに飽びてきた人には、最適なステップアップモデルです。

2. ツインフィンの切れ味を味わいたい人

ツインフィン特有のルース性を味わいたいけど、いきなりショートボードサイズは不安という人に。

3. レールワークを練習したい人

蹴り込むサーフィンではなく、丁寧なレールワークを身につけたい人に最適。

このボードは、強制的にレールtoレールのサーフィンを学ばせてくれます。

4. コスパ重視の中級者

91,800円という価格は、他のMIDモデルより12,000円安い。

性能は十分なので、コスパ重視の人には最適です。

5. 体重50-60kgの人

私のように体重が軽めの人には、6’4″ 34Lがジャストフィット。

多くのミッドレングスは大きすぎるので、MID07はちょうど良いサイズです。

こんな人には合わない

1. サーフィン初心者

ツインフィンの特性を理解する必要があるため、初心者には不向きです。

最初のミッドレングスや、ミッドレングスらしいイージーな乗り味を楽しむならMID02の方が良いです。

2. 蹴り込む・踏み込むサーフィンをする人

トライフィンのサーフボードに乗り慣れている人は、最初は戸惑います。

このボードはレールワーク中心になるため、ショートボード的なパフォーマンスを求めるなら別のボードを選ぶべきです。

3. 波キャッチ重視の人

MID02のような圧倒的な波キャッチ性能を求めるなら、MID07は物足りないかもしれません。

4. ツインフィン初心者

トライフィンしか乗ったことがない人は、最初は難しいと感じるかもしれません。

レールワークの基本を理解している人向けです。

5. 体重75kg以上の人

6’6″ 37Lでも、体重が重い人には浮力不足の可能性があります。

その場合はMID02やMID08など、より大きなモデルを検討してください。

レベル別適性判断

レベル適性理由
初心者ツインフィンの特性理解が必要
初級者テイクオフはできるが、ターンで苦戦する可能性
中級者レールワーク習得に最適
上級者物足りない可能性もあるが、リラックスサーフィンには最適

推奨スキルレベル:ショートボード中級者以上、ミッドレングス初級者以上

サイズ選びとフィンセッティングガイド

詳細なサイズ選びガイド

体重別推奨サイズ(詳細版)

体重推奨サイズ浮力感備考
45-50kg6’4″ (34L)ジャスト最も操作しやすい
50-55kg6’4″ (34L)ジャスト私(55kg)のベストサイズ
55-60kg6’4″ (34L)やや余裕パフォーマンス重視ならこちら
60-65kg6’4″ or 6’6″レベルと好みで選択
65-70kg6’6″ (37L)ジャストバランス良し
70-75kg6’6″ (37L)やや少なめ中級者以上推奨

現在のボードから換算する方法

  • ショートボード使用中:現在のボード+8-10L程度
  • ファンボード使用中:現在のボード-5-8L程度
  • ロングボード使用中:体重×0.6-0.65倍のリッター数

初めてのツインフィンなら

まずは6’4″から始めることをおすすめします。

小さめから始めた方が、ツインフィンの特性を理解しやすいです。

フィンの選び方・セッティング完全ガイド

フィンのセッティングは非常に重要です。このボード、フィンで大きく変わります。

nanazero ミッドレングス mid07 パフォーマンスツイン
MID07にFiberglass(ファイバーグラス) ミッドレングス ツインフィン 5.3″ シングルタブを装着

私が試したフィン

1. Fiberglassのミッドレングス ツインフィン 5.3″

  • 特徴:適度な硬さとホールド感
  • 評価:★★★★☆
  • 向いている波:腰〜頭サイズ

2. Honeycomb ツインフィン 5.2″ シングルタブ

  • 特徴:軽量でルース
  • 評価:★★★★☆
  • 向いている波:膝〜胸サイズ

3. Honeycomb キールフィン Ⅱ シングルタブ

  • 特徴:面積が大きく安定感あり
  • 評価:★★★☆☆
  • 向いている波:小波〜腰サイズ

結論:5.2″または5.3″のツインフィンが最適

波質にも合わせる必要がありますが、まだ最適解は見つかっていない感じです。

個人的には5.2″、5.3″が合っているとは思いますが、まだちょっと模索中です。

フィンは別売り

MID07にはフィンが付属していないため、別途購入が必要です。

nanazero公式サイトで、上記のフィンを購入できます。

初めてのツインフィンなら

Honeycomb ツインフィン 5.2″から始めるのがおすすめです。

価格も7,980円と手頃で、軽量なのでターンの感覚を掴みやすいです。

シングルフィンからツインフィンへの移行アドバイス

  1. 最初は不安定に感じる:トライフィンやシングルフィンと比べて、初めは不安定に感じます
  2. ターンが抜ける感覚:これがツインフィンの特徴。慣れると気持ちいい
  3. レールワーク重視:体重をグッとかけるのではなく、丁寧に傾ける
  4. 2-3セッションで慣れる:多くの人は2-3回のサーフィンで慣れます

最適な波質とコンディション

向いている波

  • 小波〜腰サイズ:★★★★★(最適)
  • 腰〜胸サイズ:★★★★☆
  • 胸〜頭サイズ:★★★☆☆

向いていない波

  • 頭オーバー:ボリューム不足でパドルが厳しい
  • チョッピー:ツインフィンは荒れた海面に弱い
  • ダンパー:ターンできないので楽しめない

最適なポイント

  • ポイントブレイク:★★★★★
  • ビーチブレイク:★★★★☆
  • リーフブレイク:★★★★☆
  • リバーマウス:★★★☆☆
nanazero ミッドレングス mid07 パフォーマンスツイン
nanazero MID07 ノーズからテールまでVeeコンケーブが施されている

購入前に知っておくべきメリット・デメリット

nanazero MID07のメリット
  • 一般的なミッドレングスより一段階上のターンの質
  • スムーズなテイクオフから繋がるターン
  • ツインフィンの適度なルース性
  • ミッドレングスの波キャッチの良さを残しながらターンの楽しさを実現
  • MIDシリーズ最安のコスパ(91,800円)
nanazero MID07のデメリット
  • サーフィン初心者には難しい(ツインフィンの特性理解が必要)
  • 万人向けではない(パフォーマンス寄り)
  • 波キャッチはMID02に劣る

改善してほしいポイント

正直、色々探したんですけどね…

悔しいけど、今は見当たらないです。

ただ、万人向けのミッドレングスではないことは確かです。パフォーマンス寄りなので。

ちなみに、いま手元にある MID07 はテストモデルのためストリンガーに重いバンブー素材を使ってました。

製品版では改良されているので問題ないです。

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よくある質問(FAQ)

Q

MID07とMID02、どちらを選ぶべきですか?

A

ミッドレングスとしてのゆったりした楽しみ方はMID02が上です。でも、ミッドレングスのクルージングに飽きた人、ツインフィンの切れ味を味わいたい人にはMID07が良い選択になります。MID02からMID07へのステップアップが一番自然な流れだと思います。

Q

MID07は初心者でも乗れますか?

A

初心者の方にはおすすめしません。MID07はツインフィンの特性を理解する必要があるため、最初のミッドレングスや、ミッドレングスらしいイージーな乗り味を楽しむならMID02の方が良いです。ショートボード中級者以上、ミッドレングス初級者以上であれば楽しめます。

Q

どのサイズを選ぶべきですか?

A

私は体重55kgなので、6’4″ 34L がベストでした。50kg〜60kgの人であればちょうど良いと思います。体重が60kg以上の方は6’6″ 37Lを検討してください。現在使用しているボードのボリューム+8-10L程度を目安にすると良いでしょう。

Q

おすすめのフィン設定を教えてください

A

私が試したのはFiberglassのミッドレングス ツインフィン 5.3″、Honeycomb ツインフィン 5.2″ シングルタブ、Honeycomb キールフィン Ⅱ シングルタブの3種類です。個人的には5.2″、5.3″が合っていると思いますが、まだ最適解は模索中です。波質にも合わせる必要があります。初めてのツインフィンなら、Honeycomb 5.2″から始めるのがおすすめです。

Q

MID04ツインとの違いは何ですか?

A

MID04ツインがハマった時のターンは最高に気持ちいいのですが、乗りこなすのは難しく、体重に対してのボリュームが大きすぎる場合があります。MID07は、MID04ツインの良さを残しつつ、より乗りこなしやすいサイズとボリュームに調整されたモデルです。

Q

なぜMID07は他のMIDモデルより安いのですか?

A

Standard EPS素材を採用しているためです。WOOD SKIN版は木材スキン層が追加され、見た目の美しさと耐久性で優位ですが、性能面での違いはほぼありません。コストパフォーマンスを重視するなら、Standard EPS版のMID07は最適な選択です。

Q

フィンは付属していますか?

A

いいえ、MID07にはフィンが付属していません。別途購入が必要です。Futures対応のツインフィンを用意してください。nanazero公式サイトで購入できます。

Q

ドルフィンスルーはできますか?

A

6’4″ 34Lであれば、ドルフィンスルーは可能です。ショートボードのような軽快さはありませんが、頭サイズの波でも潜れます。ただし、MID02の7’0″ 45Lのような大きなモデルと比べると、という話です。

Q

どんな波に最適ですか?

A

小波〜腰サイズが最適です。胸〜頭サイズでも対応できますが、頭オーバーになるとボリューム不足でパドルが厳しくなります。ポイントブレイクやビーチブレイクで真価を発揮します。

Q

WOOD SKIN版はありますか?

A

現在、MID07はStandard EPS版のみの展開です。WOOD SKIN版は発売されていません。コスパを重視した設計のため、Standard EPS素材を採用しています。

まとめ:MID07を選ぶべき人、避けるべき人

MID07を選ぶべき人

  1. MID02のクルージングに飽きた人
  2. ツインフィンでターンを楽しみたい人
  3. レールワークを本格的に学びたい人
  4. 体重50-65kgの中級者
  5. コスパ重視でパフォーマンスも求める人

MID07 パフォーマンスツイン。

ゆったりしすぎるミッドレングスに飽きた人。

ツインフィンのルース性を味わいたい人。

そんな人にぴったりのボードだと思います。

MID07を避けるべき人

  1. サーフィン初心者
  2. 初めてのミッドレングスとして検討している人
  3. 波キャッチ性能を最優先する人
  4. トライフィンしか経験がない人
  5. 体重75kg以上の人

サーフィン歴20年以上、nanazeroのテストライダーとして約40本の波でテストした私が断言します。

このボードは、ミッドレングスのイージーさを保ちながら、ターンの質を一段階引き上げたい人のためのボードです。

ただし、万人向けではありません。

ショートボード中級者以上、ミッドレングス初級者以上の方で、レールワークの基本を理解している方に最適です。

MID02からMID07へのステップアップ。

これが一番自然な流れだと思います。

購入情報とクーポン

nanazero公式サイトで購入

MID07は、nanazero公式サイトで購入できます。

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配送・保証について

  • 送料:全国送料無料
  • 保証:6ヶ月品質保証付き
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  • 納期:通常2-3週間

セール情報

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詳しくは以下の記事をご覧ください。

ナナゼロ セール開催日はいつ?

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ヒガシーサー

ヒガシーサー

ブロガー/クリエイター/サーフボード開発

サーフィン歴20年の経験を持つ週末サーファー。Beach Accessとnanazeroのテストライダーおよびサーフボード・サーフスケート・フィン開発チームに参加。19年間上達できなかった経験から、科学的アプローチで効率的に上達する方法を研究。この経験を基に、初心者から中級者の週末サーファーが安全で楽しいサーフィンライフを送るための実践的な情報を発信しています。
Instagram:@higashisacom(3.5万人フォロワー)
YouTube:@higashisa(1.8万人登録者)
著書:「ブログで簡単!アフィリエイト 稼ぐ力をつけるための教科書」他3冊

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