「nanazero ショートエッグ」は、初心者から上級者まで幅広いサーファーにとって、乗りやすいEPSサーフボードです。
nanazero ショートエッグはどんなサーフボードですか?
サーフィン初級者〜上級者まで楽しめるEPSサーフボードです。
こんにちは、ヒガシーサーです。本記事は nanazero ショートエッグ 5’8” の特徴と乗ってみた感想をまとめたブログ記事です。
nanazero ショートエッグって本当のところどうなの?自分のサーフィンスタイルでも楽しめるかな?と悩んでいる方の参考にしてもらえるように、正直な感想を紹介しています。
目次
nanazero Short Egg 動画紹介
nanazero Short Egg の特徴
モデル | ショートエッグ |
---|---|
特徴 | ウッドスキン、EPS、ショートボード |
ショートエッグ 5’8″ | 89,800円(税、送料込) |
ショートエッグ 5’10” | 89,800円(税、送料込) |
対応レベル | 初級者〜上級者 |
対応する波 | ヒザ〜カタ |
ブランド名 | nanazero |
5%OFFクーポンコード | higashisa |
nanazero Short Egg は日本発のEPSサーフボードブランド「nanazero」のショートボードラインナップになります。
Short Egg は5’8″(31L)と5’10″(34L)の2サイズが用意されていて、身長や体重、スキルレベルやサーフィンの目的によって2つのサイズから選べるようになっています。
筆者が試乗したのは5’8″(31L)のモデルでしたが、これが本当に調子良くて・・・このクオリティのEPSサーフボードが送料込み89,800円で購入できるのは嬉しいですね。
nanazero とは?
- サステナブルなEPSサーフボードを作っているブランド
- 製造者がユーザーに直接販売するD2Cブランド
- 売上の1%を環境保護団体に寄付する 1% For The Planet Member
nanazeroは2023年2月に発足した日本発のEPSサーフボードブランドです。
nanazero はサステナビリティ(持続可能性)にこだわったサーフボード作りをコンセプトとして掲げているブランドになります。
例えば「1% For The Planet Member」に加入し、売上の1%を環境保護団体に寄付する活動もしています。
ユーザーは nanazero のサーフボードを選ぶだけで、環境保護活動家として証明できるのが嬉しいポイントですね。
サーフボード作りにもサステナブルを考慮し、成長の早いバンブー素材をストリンガーに採用したり、ウッドスキンとEPSを組み合わせて丈夫で長く使えるサーフボードを作っています。
またオンライン販売に特化しているブランドのため、店舗のコストやスタッフのコストがサーフボードの原価に乗っかっていません。
2023年2月のブランドローンチからわずか2週間でミッドレングスサーフボードが売り切れるなど、国内ではサーフィン系インフルエンサーを中心に非常に人気のあるサーフボードブランドです。
nanazero EPSサーフボードのメリットとデメリット
- 軽い
- 丈夫
- 耐久性が高く、長持ちする
- 環境に優しい素材を使用している
- 適正価格で購入できる
- 送料無料
- ブランドの知名度が低い
- オンライン限定
EPSサーフボードが乗りにくいは誤解
私はPU製サーフボードを15年以上乗ってきましたが、PU製と比べてEPSサーフボードが乗りにくいと感じたことはありません。
しかし、PU製のサーフボードと比べて、サーフボードのしなりが弱く、反発力が強いので「乗り味が堅い」という印象を持つサーファーも多いです。
面の悪いコンディションでは、波のコブを拾いやすく、失速してしまうことが多いと言われていて、PUと比べて乗りにくいという声もネット上ではチラホラ見聞きします。
しかし、それはあくまでも「いつもPU製のサーフボードに乗ってきたヒトの印象」でしかありません。
EPS製に乗り慣れてるサーファーの場合、そのEPSの特性を理解してサーフィンができているので、上記で言われているデメリットは感じられません。
野球で例えると、いつも金属バットで野球していた高校生が、いきなり木製のバットに変えた時に「芯に当たらないと飛ばないから、やっぱり金属バットの方が打ちやすいね」と言うようなものです。
逆もまた然りで、いつも木製バットで野球していた高校生が、金属バットを使ったら、同じように違和感を感じるでしょう。
つまり引き出しが少ないサーファーが言ってるだけなので、あんまり気にする必要はありません。道具や素材にはそれぞれ特性があるので、その特性を理解した上で選ぶことが大切です。
nanazero Short Egg(ショートエッグ)の魅力
nanazero Short Egg(ショートエッグ)の魅力は、ヘイデンシェイプスのヒプト・クリプトを彷彿とさせるアウトラインで、ショートボーダーがオールラウンドに楽しめるEPSサーフボードです。
対応レベルはサーフィン初級者〜上級者まで幅広く楽しむことができますが、特に体力が衰えてきた30代後半のショートボーダーにとってはちょうど良いオールラウンドサーフボードになります。
その理由は幅広なアウトラインとパフォーマンス性の高い設計になっているから。幅広なボリュームゾーンのおかげで、初級者〜中級者でも安定したテイクオフができます。
nanazero Short Egg のデメリット・メリット
nanazero ショートエッグで筆者が感じたデメリットとメリットはコチラです。
- 89,800円(税込、送料込み)
- オールラウンドショートボード
- 小波でもテイクオフが早い
- トライフィンで乗るのが調子良い
- サーフトリップに行くならコレ一本
- EPSで9万以下はコスパ高い
- ウッドスキンの見た目ではない
- 普通のトライフィンボックスで良かったと思う
nanazeroブランドはウッドスキンのデザインが魅力的なので、ウッドスキンの木目が見えてた方がカッコいいなと思いました。性能はとても良いです。
nanazero Short Egg の総合評価
nanazero ショートエッグ(Short Egg)は一見するとクルーズ系のショートボードに見えますが、乗ってみるとパフォーマンス系の動きもできるEPSサーフボードでした。
ボリュームゾーンがサーフボードのノーズ側に寄っていて、テイクオフからターンまでが非常に安定しています。
波キャッチも通常のショートボードと比べて、かなり速いです。体力が衰えてきた30代後半の私にはピッタリです。
テールはピンテールなので、腰以上のパワーのある波では波の力を上手に流しながら波をキャッチできるので、テイクオフが非常に安定しています。
幅がワイドなのでサーフィン初中級者は落ち着いて手を置くことができ、テイクオフが安定します。
上級者はテイクオフからのキレのあるターンができます。EPS×ウッドスキンなので硬い印象はありますが、波に合わせた時のターンのキレはEPSらしいサーフボードでした。
バリバリのパフォーマンス系とは違いますが、乗り手のスキルに合わせてサーフィンを楽しめるオールラウンドなサーフボードですね。
もしサーフトリップに1本しか持っていけないとしたら、小波〜アタマサイズの波にも対応できる Short Egg を持っていきます。
そんな風に思えるサーフボードです。
ただ、せっかくのウッドスキンなので、ウッディな見た目だったら星5つでしたね。白もカッコいいけど。
nanazero ショートエッグ のイマイチなポイント
nanazero ショートエッグはコスパの良いEPSサーフボードですが、私が感じたイマイチなポイントもあります。※個人的な感想です。
- 初心者向けではない
- オールホワイト
- トライフィンの方が良い(5フィン)
初心者さん向けではない
nanazero ショートエッグはサーフィン初級者でもテイクオフがしやすい幅広なデザインになっています。
でも実際に乗ってみると、サーフィン初級者以上の方がちょっとだけパドリングを楽にしたい、テイクオフを楽にしたいという時に使うサーフボードかなと感じました。
ショートボード中級者以上であれば、パドリングの速さ、テイクオフの速さのメリットを感じることができますが、サーフィン初級者であればそのメリットも感じにくいかもしれません。
nanazero らしくはないかも
nanazero は見た目がカッコいいタイプのサーフボードが多く、ウッドスキンを採用しているサーフボードはウッディな質感があった方がいいなと思いました。
普通にトライフィンかクアッドで良かったと思う
フィンボックスが増えると、その分重量が増えるので、EPSの良さを活かすのであればフィンボックスを減らしてトライフィン(3つのフィンボックス)にした方が良かったかも。5フィンプラグの好みもありますが、筆者はトライかクアッドの一つに絞った方がいいと思いました。
nanazero ショートエッグ デザインの特徴
nanazero ショートエッグはサーフィン中級者が、1本だけショートボード持ちたいと思っているなら、その欲求を満たしてくれるオールラウンドなサーフボードです。
ただし、よく言われている「マジックボード」とか「反則級ボード」みたいなタイプのボードではありません。
というか、そもそもマジックボードなんて存在しません。
普通にオールラウンドに乗れるEPSサーフボードで、コスパが良いモデルというのが私の評価です。
nanazero スペック表
- ボトム形状:シングルコンケーブ〜ダブルコンケーブ〜Vee
- レール形状:ミディアム
- デッキ構造:4ozファイバーグラス、ウッドスキン、6ozファイバーグラス
- ボトム構造:4ozファイバーグラス、ウッドスキン、4ozファイバーグラス
- コア:リサイクルEPSフォーム
- ストリンガー:1本のウッドストリンガー
- フィン設定:5フィン(シングルタブ・Futuresフィン対応)
nanazero ショートエッグ 機能性
ショートエッグは扱いやすいEPSサーフボードです。
5つのフィンボックスがあり、スラスターフィンとクアッドフィンのどちらにも対応しています。スピード感を楽しみたい時はクアッドフィン、素早い動きが求められる時はスラスターフィンを使って、気分や波の状況に合わせて楽しむことができます。
ただ、私はクアッドフィンは合わなかったので、オススメはツインフィン+スタビライザーのセッティングです。スラスターよりもルースな乗り味になるので、とても楽しいです。
ショートエッグは、ノーズとテールのロッカーが弱く、波キャッチが速いです。
また、ボリュームゾーンのシングルコンケーブが水の力でボードを持ち上げてくれるのでスピードが生まれやすく、波に乗るのが早く、スピード感を楽しむことができます。これが、ショートボード初級者でも乗りやすいと感じる理由です。
このサーフボードは、安定感とスピード感がバランス良く、さまざまな波の条件に対応できます。だから、波の状態が予測できないサーフトリップの際にも、このショートエッグがおすすめです。
nanazero ショートエッグ 初級者、中級者、上級者の乗り方と乗り心地の違い
nanazero ショートエッグはサーフィン初級者〜上級者まで楽しめるEPSサーフボードですが、スキルレベルやサーフィンのスタイルによって、様々な乗り方を楽しめるボードです。
本章では、ショートボードでテイクオフができる初級者さんから、ショートボードで思い通りにターンができて、バックサイドも楽しめる中級者さん、そして波のパワーゾーンを上手に使い、縦に動くサーフィンができる上級者さんのそれぞれで楽しめる乗り方と乗り心地の違いについてまとめていきます。
以下は一般的な適正ボリュームの表になります。
サーフボードの適正ボリュームから乗り方を考えてみよう
サーフボードは適正ボリュームという指標がありますが、あくまでも参考値なので適正ボリュームを選ぶことが正解というわけではありません。
筆者は適正ボリュームでサーフボードを選ぶのではなく、自分の目的、サーフボードの目的、サーフボードの個性から選ぶようにしてます。
体重 (kg) | 初心者 | 初・中級者 | 中級者 | 中・上級者 | 上級者 |
---|---|---|---|---|---|
50-60kg | 40-48L | 36-44L | 32-40L | 28-36L | 24-32L |
60-70kg | 48-56L | 44-52L | 40-48L | 36-44L | 32-40L |
70-80kg | 56-64L | 52-60L | 48-56L | 44-52L | 40-48L |
80-90kg | 64-72L | 60-68L | 56-64L | 52-60L | 48-56L |
90-100kg | 72-80L | 68-76L | 64-72L | 60-68L | 56-64L |
注意事項:
- このテーブルは一般的な目安です。個人の体格、技術レベル、乗る波の条件などによって適正ボリュームは変わります。
- 初心者は浮力を確保するため、より大きなボリュームが推奨されます。
- 技術レベルが上がるにつれて、より小さなボリュームのボードを扱えるようになります。
- ボードの形状(ショートボード、ファンボード、ロングボードなど)によっても適正ボリュームは異なります。
- 波のコンディションや好みのサーフィンスタイルによっても、適正ボリュームは変わる場合があります。
- 実際のボード選びの際は、経験豊富なショップスタッフやインストラクターに相談することをおすすめします。
サーフィン初級者の乗り方と乗り心地
nanazero ショートエッグはバランスの良いサーフボードです。パドリングもイージーでテイクオフも安定しています。
ショートエッグに乗る場合、目標をはっきりさせると上手に乗ることができます。例えばサーフィン初級者さんであれば「テイクオフからパワーゾーンを使ってターンをする」を目標にすると良いでしょう。
サーフィン初級者さんにはスラスターフィン(真ん中、サイド)のフィンシステムで楽しむのがオススメです。オーソドックスに乗ることができるので、サーフィンの練習にも繋がります。
ボリュームがあるので、あまり動かそうとせず、体重移動を意識して乗るのがオススメです。
サーフィン中級者の乗り方と乗り心地
中級者さんは好みのサーフィンスタイルが見つかっているはずなので、自分の目標に合わせたライディングをしましょう。
フィンのシステムはスラスター、クワッドどちらも楽しめます。
スピード感のあるサーフィンがしたいならクワッドがオススメ。サーフィンの基本的な動きの練習がしたいならスラスターという風に分けてもいいと思います。
筆者はスラスターで乗るのが一番バランスが良いと感じました。
サーフィン上級者の乗り方と乗り心地
サーフィン上級者さんは「ヘイデンシェイプス ヒプト・クリプトに乗ったクレイグ・アンダーソン」のように大きな波に乗っても面白いと思います。
実際、私は腰腹以上のサイズの時に、パフォーマンス性が高くなるボードだなと感じました。
フィンのセッティングはスラスターが基本。ルースさを出して面白く乗りたい場合はツインフィン+スタビライザーもオススメです。
パフォーマンス性の高い動きをしてくれるので、見た目のフォームバランス以上に乗りやすいのが特徴です。
どのような波のコンディションに向いているか?
nanazero ショートエッグはパワーのある腰〜頭ぐらいの波に向いています。逆にパワーのないダラダラした波には向いてません。
パワーのない波で楽しむなら、ミッドレングスやレトロツインの様な小波向けのサーフボードの方がオススメです。
しかし、パフォーマンスショートよりも幅がワイドなので小波でも楽しめます。私の乗ってみた環境では、腰〜頭のパワーのあるコンディションで楽しめました。
nanazero ショートエッグを選ぶメリット
nanazero ショートエッグはオールラウンドに楽しめるサーフボードですが、サーフィンのスキルレベルと、目的に合わせて選ぶようにしましょう。
ショートボードでテイクオフができない初心者さんにはオススメできません。ショートボードでもテイクオフができる初級者さんであれば、練習ボードとしても使えます。
テイクオフから安定したターンができる中級者さんであれば、オールラウンドに乗れるショートボードになります。
上級者さんはどんなサーフボードでも楽しめるスキルがあると思いますが、nanazero ショートエッグは、ヘイデンシェイプスのヒプト・クリプトに近い設計なので、ハイパフォーマンスにも、クルーズ系にも乗り方に合わせてサーフィンできます。
一本あれば、サーフトリップにも普段のサーフィンにも活躍できるサーフボードなのでオススメです。
5’8″ 20 2 1/2 ピンテールの取り回しの良さ
私が愛用しているショートエッグは「5’8″ 20 2 1/2」です。幅広ですがショートボードのように片手で持ち歩きできて取り回しはとても楽ですね。
nanazero のサーフボードは幅広のものが多く、男性の私でも片手で持てるボードは少ないです。レトロツインの The Fish ですら幅が広くて片手で持ち上げることが難しいので、ショートエッグは取り回しが非常に楽チンで助かっています。
nanazero 他のボードとの違い
ショートエッグ | The Fish | HB01 | MID01 | MID02 | MID02(TWIN) | MID03 | MID04 | MID04(TWIN) | MID05 | Mini Mal | LOG01 | LOG02 | LOG03 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
対応レベル | 中級者〜 | 中級者〜 | 中級者〜 | 初級者〜 | 初心者〜 | 初心者〜 | 初級者〜 | 初級者〜 | 初級者〜 | 初級者〜 | 初心者〜 | 初級者〜 | 初心者〜 | 初級者〜 |
サイズ1 | 5’8 (31L) | 5’4 (32L) | 6’0 (38L) | 6’4 (40L) | 6’8 (42L) | 6’8 (41L) | 6’10 (45L) | 6’6 (42L) | 6’6(42L) | 7’0 (45L) | 7’6 (54L) | 9’0 (68L) | 9’2(75L) | 9’4(74L) |
サイズ2 | 5’10(34L) | 5’6″(34L) | – | 6’6″(42L) | 7’0″(48L) | – | – | – | – | – | 8’0″(61L) | 9’4″(74L) | – | – |
テール | ラウンドピン | スワロー | ラウンドピン | ラウンドピン | ピンテール | ツインピン | ピンテール | ラウンドピン | ラウンドピン | フィッシュ | ラウンドピン | ピンテール | ラウンドピン | ノーズライダー |
価格1 | 89,800円 | 89,800円 | 94,800円 | 99,800円 | 103,800円 | 103,800円 | 103,800円 | 103,800円 | 103,800円 | 107,800円 | 111,800円 | 123,800円 | 118,800円 | 118,800円 |
価格2 | 89,800円 | 89,800円 | – | 103,800円 | 107,800円 | – | – | – | – | – | 115,800円 | 123,800円 | – | – |
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この記事を執筆しているヒガシーサーは nanazero サーフボード の全ての種類に乗りました。ショートからロングまで沖縄の海で試しています。
nanazero はどちらかというとミッドレングスやファンボードのように、ゆったり楽しむ系のサーフボードが多いので、ショートボードは正直どうなのかなと懐疑的だったんです。
しかし、nanazero ショートエッグに乗ってみて、それが間違いだったことを悟りました。
ハイパフォーマンスのようなボードではありませんが、小さな波から胸肩ぐらいのパワーのあるリーフブレイクの波までオールラウンドに楽しめるショートボードです。
ミディアムレールとピンテールのおかげで、サーフィンの基本動作が非常にやりやすくなっています。
ショートエッグはショートボードのオールラウンド性と、オルタナティブのようなクルーズ性を楽しめる万能なボードです。
nanazero ショートエッグ の楽しみ方
nanazero ショートエッグ は、パフォーマンスサーフボードにもなるし、クルーズを楽しむオルタナティブ系にもなります。
フィンのセッティングが重要で、通常のパフォーマンスを求めるならスラスターのセッティングをしてください。クアッドでも楽しめます。
個人的に気に入ってるのがツイン+スタビライザーのセッティング。このセッティングにすると、スラスターよりはルースだけど、ツインフィンよりは縦の動きができる。
ちょうど良いバランスで楽しむことができるボードになります。
もちろん、パワーのある大きな波の場合は通常のスラスターにする方が安定感のあるパフォーマンスを出せました。
nanazero ショートエッグが最適なシチュエーション
メンツルの腰〜頭のコンディションです。またダラダラした波よりも、パワーのあるリーフブレイクの波が合うと思います。
ロッカーは緩いですが、乗ってみると掘れる波でも安定したテイクオフからターンができます。
ただ風が入るコンディションだとEPS製ということもあり、若干遅れる場面もありました。そこはスキルで補うのが良いですね。
サーフィン中級者の使い方
サーフィン中級者の課題は「前足に乗ること」「パワーゾーンを見ること」とコーチからアドバイスをもらっています。
それにショートボードの場合、サーフィン中級者は横に動かし、上級者は縦に動くサーフィンになるというアドバイスをもらっています。
そのためショートエッグのように動かしやすいサーフボードを使って、ちゃんと縦の動きを意識してサーフィンをする練習が必要です。
サーフィンの基本動作「傾ける、屈伸する、ひねる」の3つに加えて、前足加重に乗る練習、パワーゾーンをちゃんと使う練習をショートエッグで練習しましょう。
向いているサーフィンスタイル
nanazero ショートエッグ はヒプトクリプトに近い設計なので「クレイグ・アンダーソン」のように10フィートの波に挑戦するのも良いですが、私はもっとファンに楽しむのに向いてると思いました。
レトロツインの様なリラックススタイルでもなく、パフォーマンスショートのような忙しいスタイルでもなく、その中間のような楽しみ方が向いてるのかなと感じました。
プロサーファーがヒプトクリプトのレビューをしている動画も多いですが、正直、あの感じの考え方は一般サーファーには向いてません。
どうしてもパフォーマンス寄りの発想になってしまっていますからね。
そうではなくて、リラックスしすぎず、かつサーフィンの基本的な動きとパフォーマンス性能を発揮できるボードなので、自分の赴くまま乗るのがオススメです。
リラックスしすぎない、パフォーマンスしすぎない。
抽象的ではあるけど、そういうサーフボードなんじゃないかなと思います。
ライディング画像
よくある質問
Q
初心者でも楽しめますか?
A
ショートボードでテイクオフができるレベルでないと楽しめないと思います。
Q
フィンは付いてますか?
A
フィンは付属しないので別で購入する必要があります。オススメはトライフィンで乗ることです。
Q
沖縄本島も送料無料ですか?
A
はい、沖縄本島も送料無料ラインです。沖縄の離島は送料がかかるので、詳しくはメーカーにお問合せください。
【まとめ】nanazero ショートエッグ
最後に「ショートエッグ」を一言でまとめると、どんなボードですか?
一本で大体のことができるオールラウンドのサーフボード。
nanazero ショートエッグ を一言にまとめると「一本で大体のことができるオールラウンドのサーフボード」になります。
もちろん主観です。
筆者のような30代後半で体力も衰えてきたマルチボーダー(ミッドレングスもレトロツインもロングも乗る)にとっては、久しぶりに「今日、ショートボードに乗ろうかな」と思ってしまうボードです。
レトロツイン、ミッドレングス、ロングボードでリラックスしながら楽しむのもアリだけど、もう少しパフォーマンス性が欲しい。でも、ハイパフォーマンス系はパドリングやテイクオフが面倒くさい。
という気持ちに応えてくれるボードがこの「ショートエッグ」だと私は感じています。
nanazero クーポンコード
当ブログ限定で nanazero ショートエッグに使える 5%OFF クーポンコードがあります。ただ、このクーポンコードの予算上限がいつ無くなるかは予想できないので、もし欲しいと思ったら、そのタイミングでクーポンコードを使って購入するのがオススメです。
クーポンコード:higashisa
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