nanazero WOODSKIN サーフボード HB01 ツインエッグはどんなサーフボードですか?
nanazero WOODSKIN サーフボード HB01 ツインエッグはミッドレングスとショートボードのいいとこ取りをしたハイブリッドなサーフボードです。
- HB01 ツインエッグの特徴
- HB01 ツインエッグがオススメのサーファー
- HB01 ツインエッグをお得に買う方法
本記事ではnanazero WOODSKIN サーフボード HB01 ツインエッグの魅力とイマイチなポイントを徹底レビューしています。実際に試乗した上でのレビューを担当しているのはサーフィン歴20年、ブログ歴15年のヒガシーサー(@higashisacom)です。※現在はnanazeroのサーフボード開発やマーケティングにも携わる社員でもあります。
本ページをブックマークしておけば、いつでも nanazero WOODSKIN サーフボード HB01 ツインエッグ の詳細なレビューを読むことができるので、購入検討をされてる方は参考にしてみてください。
撮影協力:Kanato Hamaguchi(@soundman.k)、Junichi Ishadou(@junichi.ishadou)
目次
nanazero WOODSKIN サーフボード HB01 ツインエッグの特徴
モデル | HB01 ツインエッグ |
---|---|
特徴 | ハイブリッドタイプ、ツインフィン |
HB01 | ¥94,800円(税、送料込) |
カラー | WOODSKIN |
対応レベル | 中級者〜上級者 |
対応する波 | ヒザ〜アタマ |
ブランド名 | nanazero |
5%OFFクーポンコード | higashisa |
nanazero WOODSKIN サーフボード HB01 ツインエッグは日本発のEPSサーフボードブランドnanazeroが販売しているサーフボードです。
現在、世界で流行しているハイブリッドタイプで、ショートボードでもなく、ミッドレングスでもなく、両方のいいとこ取りをしたサーフボードになります。
現在の円安、物価高の影響によりサーフボードはショートボードでも12万円〜20万円の価格帯が一般的ですが、nanazero HB01 はEPS製サーフボードでありながら94,800円(税、送料込)で購入できるコスパの優れたハイブリッドサーフボードになります。
\5%OFFクーポンコード:higashisa/
開発の裏話
実はHB01は当初、シングル+サイドフィンのセッティングでしたが、テストを重ねていく上でツインフィンのセッティングが最適という答えに辿り着き、製品版が完成しました。
アウトラインの細かな変更や、フィンの位置、テール幅の調整など、テストにテストを重ねて現在の形になりました。
サーフィンをリラックスしたスタイルで楽しめるように、アベレージサーファーが笑顔になれるように開発されたサーフボードがこのHB01になります。
【YouTube動画】nanazero WOODSKIN HB01 ツインエッグ
HB01 ツインエッグを購入する前に nanazeroについて知っておきたいこと
- 日本発EPSサーフボードブランド
- サステイナブル・エコフレンドリー
- 売上の1%を環境保護団体に寄付
- PU製と比べて環境負荷が小さいEPS製
- 成長の早いバンブーや桐を使ったウッドスキンを使用
- D2Cブランドでコスパが高い
補足説明: nanazeroはEPSサーフボードの新しいブランドとして、サステナビリティとサーフィンの楽しみを融合させた活動を展開しています。環境に対する取り組みが特徴で、1%の売上寄付などの仕組みでサーファーに環境保護への参加を提案しています。オンライン販売と独自の製造技術により、手頃な価格で高品質な商品を提供しています。
EPSサーフボードのメリット・デメリット
メリット
- PU製と比べて軽い
- PU製と比べて丈夫
- PU製と比べて環境負荷が小さい
補足説明:
EPS製のサーフボードは、一般的に使用されるPU素材に比べ、軽く丈夫で環境に優しいという特性があります。成長の早いバンブーや桐の使用により、さらなる耐久性が加わっています。
デメリット
- PU製と比べると高価
- リペア費用が高くなる
- 紫外線で黄ばみやすい
補足説明:
EPS製のサーフボードは、材料費や加工費が高いため、価格やリペアなどのメンテナンス費用が高くなることがあります。また、特定の波質やPU製のサーフボードに乗り方に慣れたサーファーからは、乗りづらいと感じられることがあるようです。しかし、EPS製の特性を理解し活用しているサーファーには、これらのデメリットを感じにくい場合も多いです。
nanazero HB01 ツインエッグ 乗ってみた感想【ヒガシーサー】
- ショートと比べてパドリングが速い
- ショートと比べて波キャッチが速い
- サーフィン中級者以上におすすめ
nanazero HB01 ツインエッグ 実際に試した方の口コミ・感想
サーフィン歴15年、身長170cm、体重65kg
普段はパフォーマンスショートに乗っています。HB01はツインフィン特有のルース感が面白かったです。パフォーマンスショートと比べてパドリングもイージーで、テイクオフも速く、乗り味もゆったりしているので、波の小さい時にゆっくり乗るのが楽しいと思いました。(@junya_kinjo)
サーフィン歴20年、身長163cm、体重53kg
ショート、ミッドレングス、ロングに乗っています。163cm、体重53kgの小柄な私にHB01の38Lはかなりオーバーフローになります。しかし、ワイドなアウトラインが波キャッチをイージーにしてくれて、パドリングも楽なので、アラフォーの私にとってはちょうど良いボリューム感だと思いました。綺麗なアウトラインとボトムの形状が、ターンの流れをとてもスムーズにしてくれて、フィンを変えることでアグレッシブに攻めることも、ルースに楽しむこともできました。サーフィン中級者にとってはすごく楽しいサーフボードだと思います。(@higashisacom)
nanazero HB01 ツインエッグはどんなサーファーにオススメ?対象レベルは?
- サーフィン初級者〜上級者
- 普段ショートボードに乗っている方
- リラックスしたスタイルを楽しみたい方
HB01 ツインエッグはテイクオフからターンができるサーフィン初級者から、サーフィン上級者までが楽しめるサーフボードです。
普段ショートに乗っている方は、イージーな波キャッチと気持ちの良いターンがクセになるでしょう。
ミッドレングスに乗っている方は、いつもより短い長さでアグレッシブにサーフィンを楽しむこともできます。
基本的には厚めの波をリラックスしたスタイルで楽しむサーフィンに向いています。
筆者の環境はリーフブレイクなので、台風うねりなどでサーフィンしましたが、掘れ上がる波でも問題なく楽しめました。
nanazero HB01 ツインエッグの特徴
- コスパに優れている
- 購入金額の1%が寄付される
- パドリングが速い
- 波キャッチがとっても速い
- ツインフィン
nanazero HB01 はEPS製ですが94,800円(税、送料込)で購入できるコスパに優れたサーフボードです。
しかし、安くても品質が悪いわけではありません。
D2Cブランド(メーカーがユーザーに直接販売する)なので、サーフボード本来の適正価格で販売しているので、この価格帯で購入ができます。
それだけでなく、購入金額の1%が環境保護団体に寄付されます。これは大人サーファーとしては嬉しいポイント。
サーフボードの性能としてはEPS製なので非常に軽量で丈夫に作られています。
パフォーマンス性能の高いシェイプデザインになっているので、コントロールもしやすくツインフィン初心者にも扱いやすいのが特徴的です。
nanazero HB01 ツインエッグのイマイチなポイント
- サーフィン初心者向きではない
HB01はワイドなラウンドピンテールと、ツインフィンの組み合わせになるので、レールを使ったターンが苦手なサーフィン初心者には向いていません。
普段トライフィンに乗り慣れている方は、センターフィンがないため、安定性に欠けると感じると思います。
特に普段からパフォーマンスショートのトライフィンに乗っているサーファーは、最初苦戦するかもしれません。ヒトによってはイマイチに感じるポイントもあるので、注意してください。
nanazero HB01 ツインエッグ の総合評価
nanazero HB01 ツインエッグはショートボードとミッドレングスの良いとこ取りをしたハイブリッドボードです。ミッドレングスよりもアグレッシブに、ショートボードよりもリラックスしたサーフィンを楽しみたい方に向いています。
nanazero HB01 ツインエッグ デザインの特徴
- 幅広なアウトライン
- ラウンドピンテール
- ツインフィン
ツインフィンのサーフボードはスワローテールが多いですが、HB01はラウンドピンテールとなっています。そのためスワローテールと比べて波キャッチの初速は遅れますが、ターンの弧を最後まで粘るようにターンできるところが特徴的です。
nanazero HB01 ツインエッグ のスペック
- ボトム形状:ハルエントリー〜シングルコンケーブ〜ダブルコンケーブ〜vee
- レール形状:ミディアム〜ロー
- デッキ構造:4ozファイバーグラス、ウッドスキン、6ozファイバーグラス
- ボトム構造:4ozファイバーグラス、ウッドスキン、4ozファイバーグラス
- コア:リサイクルEPSフォーム
- ストリンガー:1本の木製ストリンガー
- フィン設定:ツイン
相性の良いフィンセッティング
※公式サイトなら5%OFFクーポン「higashisa」が利用できます。
nanazero HB01 ツインエッグにはキールフィンと、キールフィンよりも高さのあるフィンを波に合わせて使い分けています。
フィンセッティングで乗り味が変わるので、自分の好みのフィンセッティングを探すのもオススメです。
nanazero HB01 ツインエッグ 乗り方は?
- ロブ・マチャドをイメージする
- 力の抜けた脱力サーフィンがオススメ
- アグレッシブよりリラックス
個人のサーフィンスタイルによって変わると思いますが、HB01ツインエッグをショートボードのように縦のラインでサーフィンするよりも、ロブ・マチャドのようなスムーズでリラックスしたサーフィンをイメージするのが合っていると思います。
でも、ミッドレングスのようなクルーズ感を楽しむタイプでもなく、時にアグレッシブに、時に脱力してリラックスするように、どちらにも振り幅を持っていけるのがこのボードの魅力ポイントだと思います。
ショートボードはアグレッシブにサーフィンできて、ミッドレングスは大きなターンとクルーズを味わえる楽しみがありますが、どちらも一つのことに特化しているので、HB01のように両方楽しめるというのは、なかなか面白い体験でした。
nanazero HB01 ツインエッグと他サーフボードの比較
nanazero HB01シリーズと比較対象になるのは、ショートエッグ、The Fish、MID01になります。
nanazero 他のボードとの違い
ショートエッグ | The Fish | HB01 | MID01 | MID02 | MID02(TWIN) | MID03 | MID04 | MID04(TWIN) | MID05 | Mini Mal | LOG01 | LOG02 | LOG03 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
対応レベル | 中級者〜 | 中級者〜 | 中級者〜 | 初級者〜 | 初心者〜 | 初心者〜 | 初級者〜 | 初級者〜 | 初級者〜 | 初級者〜 | 初心者〜 | 初級者〜 | 初心者〜 | 初級者〜 |
サイズ1 | 5’8 (31L) | 5’4 (32L) | 6’0 (38L) | 6’4 (40L) | 6’8 (42L) | 6’8 (41L) | 6’10 (45L) | 6’6 (42L) | 6’6(42L) | 7’0 (45L) | 7’6 (54L) | 9’0 (68L) | 9’2(75L) | 9’4(74L) |
サイズ2 | 5’10(34L) | 5’6″(34L) | – | 6’6″(42L) | 7’0″(48L) | – | – | – | – | – | 8’0″(61L) | 9’4″(74L) | – | – |
テール | ラウンドピン | スワロー | ラウンドピン | ラウンドピン | ピンテール | ツインピン | ピンテール | ラウンドピン | ラウンドピン | フィッシュ | ラウンドピン | ピンテール | ラウンドピン | ノーズライダー |
価格1 | 89,800円 | 89,800円 | 94,800円 | 99,800円 | 103,800円 | 103,800円 | 103,800円 | 103,800円 | 103,800円 | 107,800円 | 111,800円 | 123,800円 | 118,800円 | 118,800円 |
価格2 | 89,800円 | 89,800円 | – | 103,800円 | 107,800円 | – | – | – | – | – | 115,800円 | 123,800円 | – | – |
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nanazero HB01 ツインエッグのライディング画像
163cm 53kg ヒガシーサーのライディング画像
180cm 75kg ライダーさんのライディング画像
nanazero HB01 ツインエッグによくある質問
Q
初心者でも楽しめますか?
A
レールを使ったターンができるようになってからオススメです。
Q
フィンは付いてますか?
A
フィンは付属していません。ツインフィン用のフィンセッティングがオススメです。
Q
沖縄本島も送料無料ですか?
A
はい、沖縄本島も送料無料ラインです。沖縄の離島は送料がかかるので、詳しくはメーカーにお問合せください。
【まとめ】nanazero HB01 ツインエッグのレビュー
最後に「HB01」を一言でまとめると、どんなボードですか?
HB01 ツインエッグはサーフィンの醍醐味である「ターン」を楽しむことに特化したサーフボードです。フィッシュタイプのツインとは全然乗り味が違うので、ぜひ楽しんでほしいですね。
nanazero WOODSKIN HB01 ツインエッグ の特徴や口コミ、オススメのフィンセッティングをまとめました。
実際に乗っている動画やライディング画像を、プロのカメラマンと編集者にお願いしてHB01の特徴が伝わるように編集しました。
少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。
nanazero 5%OFF クーポンコード
当ブログ限定で nanazero 全商品に使える 5%OFF クーポンコードを発行してもらいました。フィンやアクセサリーにも使えるので、ぜひ使ってください。
※クーポンコードは予算上限に達し次第、使えなくなります。そのため予算上限に達していない内に使用しましょう。
クーポンコード:higashisa
サーフィン歴10年、身長180cm、体重75kg
ショート、ミッドレングス、ロングに乗っています。HB01 ツインエッグは軽量で扱いやすいです。身長と体重がある私でもパドリングの速さと波キャッチの速さは感じられました。ツインフィン特有のルース感と、テール幅の広いラウンドピンのおかげで、極上なターンの楽しさを味わうことができます。すごく良いボードだと思います。ただし、ツインフィンはレールを入れることで安定するので、レールを使ったサーフィンができる中級者以上の方にオススメだと感じました。
(@junichi_ishadou)