この記事はサーフスケート完全ガイドの一部です。初めてサーフスケートを購入した方や、サーフィンの陸トレとして効果的な練習方法を探している方に向けて、上達が早い乗り方と練習法を紹介します。

メイ
サーフスケートを買ったけど、どうやって乗ったらいいか分からなくて…。サーフィンみたいに波に乗るわけじゃないから、どんな練習をしたらいいのかな?
サーフスケートは最初は不安定に感じるかもしれませんが、基本的なステップを踏めば1週間程度で基本動作をマスターできますよ。私も20年以上サーフィンをしていますが、サーフスケートは陸上でサーフィンの動きを練習できる素晴らしいツールです。今回は初心者の方が躓きやすいポイントを押さえながら、効率的な上達法をお伝えします。

ヒガ
目次
サーフスケートとは?サーフィンとの関係性
サーフスケートは、通常のスケートボードとは異なり、サーフィンの動きを陸上で再現できるように設計された特殊なスケートボードです。その核心となる特徴は、前輪の「トラックシステム」にあります。このトラックは、サーフボードのような深いターンやカービングを可能にする特殊な構造を持っています。
サーフスケートがサーフィンと深く関連する理由は主に次の3点です:
- 動きの類似性:レールからレールへの体重移動、上半身と下半身の捻り、重心の上下動など、サーフィンの基本動作をほぼ完全に再現できます
- 筋肉の使い方:サーフィンで使う体幹筋群、足腰の筋肉、バランス感覚を同様に使います
- 感覚の養成:サーフィンに必要な「フロー感覚」「リズム感」「前傾姿勢でのバランス」を陸上で獲得できます
サーフスケートは、波のない日や悪天候の日でもサーフィンの感覚を維持したり、基本動作を反復練習したりするための優れたトレーニングツールとして、多くのサーファーに活用されています。また、サーフィン未経験者がサーフィンの基本感覚を事前に身につけるための入門ツールとしても効果的です。
サーフスケート初心者が最初に知っておくべきこと
サーフスケートを始めるにあたって、まず押さえておくべき基本的な知識を紹介します。これらを理解していると、上達のスピードが格段に上がります。
1. トラックの種類と特性を知る
サーフスケートの挙動を決定づける最大の要素は「トラック」です。トラックの種類によって、乗り方や安定性、上達曲線が大きく異なります。
トラックタイプ | 初心者向け度 | 特徴 | 代表ブランド |
---|---|---|---|
RKPインスパイア系 | ★★★☆☆ | 比較的安定性が高く、正しい体重移動の練習に適している | Carver CX |
ピボットアーム系 | ★★★★☆ | 滑らかな動きで初心者でもポンピング感覚を掴みやすい | Carver C7 |
トーション&スプリング系 | ★★☆☆☆ | 非常にルーズで上級者向き、サーフィンに最も近い動き | YOW, Smoothstar |
エントリーモデル系 | ★★★★★ | 安定性重視で初心者に優しい設計、コスパ良好 | WOODY PRESS, nanazero |
初心者の方は、まず安定性のあるトラックから始めることをおすすめします。不安定すぎるモデルを選ぶと、基本動作の習得前に挫折してしまう可能性があります。特にC7やWOODY PRESSのような、ある程度の安定性を持ちながらもサーフィンの動きを再現できるモデルが理想的です。
2. サーフスケートに適した練習場所
練習場所の選定は、安全かつ効果的な練習のために重要です。特に初心者は以下のポイントを考慮して練習場所を選びましょう。
- 平坦な場所:最初は完全に平らなコンクリートやアスファルトの場所を選びましょう
- 十分な広さ:少なくとも5m×5m程度のスペースがあると、基本的なポンピングやターンの練習に適しています
- 障害物がない:特に初心者の段階では、車や人通りがなく、障害物の少ない場所を選びましょう
- 適度な傾斜(上達後):基本動作に慣れてきたら、緩やかな傾斜のある場所でポンピングの練習をすると効果的です
おすすめの練習場所:
- 学校の校庭や体育館の外周
- 公園の舗装された広場
- 駐車場(車の少ない時間帯)
- 河川敷の舗装された遊歩道
注意点:公道でのサーフスケート走行は法律的にグレーゾーンです。歩行者や車の多い場所、繁華街での練習は避け、公園や駐車場など私有地や許可された場所で練習しましょう。特に初心者は、必ずヘルメットやプロテクターを着用することをおすすめします。

ヒガ
3. 必要な安全装備
サーフスケートは通常のスケートボードと比べて不安定な特性があるため、特に初心者は安全装備を着用することが重要です。
- ヘルメット:後頭部までしっかり覆うスケートボード用またはサイクリング用
- 手首プロテクター:転倒時に最も負傷しやすい手首を保護
- 膝プロテクター:膝をついての転倒から保護
- 肘プロテクター:肘の擦り傷や打撲から保護
さらに、サーフスケート用の専用シューズを使用することで、グリップ力が向上し、ボードコントロールが容易になります。スケートボード用シューズは平らな靴底と耐久性のあるデザインが特徴で、サーフスケートにも適しています。詳しくはサーフスケートにおすすめのスケートシューズ5選をご覧ください。
サーフスケートの基本姿勢とスタンス
サーフスケートでは、正しい基本姿勢を身につけることが上達の鍵です。サーフィンと同様に、バランスの取れたスタンスがすべての動きの土台となります。
1. 適切なスタンスの見つけ方
サーフスケートでは、レギュラースタンス(左足前)とグーフィースタンス(右足前)の2種類があります。自分に合ったスタンスを見つけるには以下の方法が効果的です。
- STEP
自然な姿勢チェック
リラックスした状態で立ち、誰かに後ろから軽く押してもらいます。バランスを取ろうとして自然に出た足が前足になります。
- STEP
スライディングテスト
靴下を履いた状態で滑らかな床の上に立ち、スライドするように一歩踏み出します。自然に出た足が前足の可能性が高いです。
- STEP
実際に試してみる
両方のスタンスを実際に試してみて、より安定感があり、コントロールしやすい方を選びます。初心者は両方を試す価値があります。
スタンスが決まったら、足の位置を決めましょう。一般的な目安は以下の通りです:
- 足幅:肩幅よりやや広め
- 前足の角度:進行方向に対して約45度
- 後ろ足の角度:進行方向に対して約75〜90度

メイ
サーフスケートに乗る基本姿勢って、サーフィンと同じなのかな?膝を曲げる角度とか、体重のかけ方とか気になるんだけど。
基本的にはサーフィンと同じ姿勢を意識するといいですよ。特に重要なのは「ニュートラルポジション」という基本姿勢です。これはどんな動きにも移行しやすい、力みのない自然な姿勢のことで、サーフィンでもサーフスケートでも基本となります。

ヒガ
2. ニュートラルポジションの作り方
ニュートラルポジションは、サーフィンとサーフスケート両方の基本となる姿勢です。次の要素を意識して姿勢を作りましょう。
- 膝の曲げ:両膝を軽く曲げ、低めの姿勢をキープする(約120度)
- 背筋:背中は自然に伸ばし、極端な前傾や後傾は避ける
- 肩と腰:肩と腰は進行方向に対して平行に保つ
- 腕の位置:両腕は軽く前に出し、バランスを取りやすくする
- 重心:体重は両足の間に均等に分散させる(前足・後ろ足どちらかに極端に偏らない)
- 視線:前方(進行方向)を見る
初心者がよく陥る間違いは、後ろ足に体重を過度にかけてしまうことです。サーフスケートでは、ニュートラル(中立)な姿勢から始めることで、あらゆる方向への動きにスムーズに移行できます。
- あらゆる動きの「準備姿勢」として機能する
- バランスが取りやすく、初心者でも安定感がある
- 体に余計な緊張がなく、長時間乗っていても疲れにくい
- サーフィンの基本姿勢と同じため、練習効果が直接サーフィンに活かせる
サーフスケートの基本動作:ステップバイステップガイド
サーフスケートの基本動作を順番に習得していくことで、効率的に上達することができます。ここでは初心者が最初の1週間で習得すべき基本動作を順を追って説明します。
1. 基本的な乗り方とバランスのとり方(1〜2日目)
最初のステップは、サーフスケートの上でバランスを取り、動き始める感覚を掴むことです。
- STEP
静止した状態でのバランス練習
平らな場所で、サーフスケートに乗り、ニュートラルポジションを取ります。壁や手すりなど、つかまるものがある場所で練習するとよいでしょう。両足を肩幅よりやや広めに置き、膝を軽く曲げます。この状態で30秒〜1分間バランスを保つ練習をします。
- STEP
ゆっくりとした体重移動
静止バランスに慣れたら、前後左右にゆっくりと体重を移動させてみましょう。膝の曲げ伸ばしと連動させると、よりコントロールしやすくなります。この練習で、サーフスケートの反応や特性を体感します。
- STEP
プッシュオフの練習
次に、サーフスケートを動かす基本動作「プッシュオフ」を練習します。前足をデッキに乗せた状態で、後ろ足で地面を蹴って前進します。スピードが出すぎないよう、最初はゆっくりと行いましょう。プッシュした後は、後ろ足もデッキに乗せてニュートラルポジションを取ります。
2. ポンピングの基本(2〜3日目)
ポンピングとは、地面を蹴らずに波のような動きで前進する技術で、サーフスケートの最大の特徴と言えます。サーフィンのパドリングに相当する、推進力を生み出す重要な動作です。
ポンピングのメカニズム(仕組み)を理解すると習得が早くなります。ポンピングは「加重」と「抜重」の繰り返しで推進力を生み出します。
- STEP
基本ポジションを取る
ニュートラルポジションで軽く膝を曲げた状態から始めます。肩と腰は進行方向に対して平行に保ちます。
- STEP
上半身をひねる(反時計回り)
レギュラースタンスの場合、上半身を反時計回り(左)にひねります。このとき、視線も自然に左に向けます。腰も同じ方向にひねりますが、上半身ほど大きくはひねりません。
- STEP
膝を曲げながら沈み込む(加重)
体をさらに沈め、両膝を深く曲げます。このとき、トラックに圧力をかけるように体重をかけます。
- STEP
上半身を反対方向にひねる(時計回り)
今度は上半身を反対方向(時計回り・右)にひねります。視線も自然に右に向けます。
- STEP
膝を伸ばして立ち上がる(抜重)
膝を伸ばしながら体を持ち上げます。これが「抜重」と呼ばれる動作です。トラックが元の位置に戻ろうとする力が推進力になります。
- STEP
繰り返す
これらの動作を連続して行い、スムーズな波のような動きを作ります。リズムが重要で、左右のひねりと上下の動きを連動させることがポイントです。

メイ
ポンピングの練習をしてみたけど、全然前に進まないんだよね。コツとかあるのかな?あと、足だけで漕ごうとしても上手くいかないし…
多くの初心者が足だけでポンピングしようとして苦労します。サーフスケートのポンピングは「全身運動」です。特に、上半身と下半身の連動、そして重心の上下動が重要です。足首や膝だけで動かそうとせず、肩から腰、膝までの動きを連動させてみてください。また、最初は少し斜面を使うと感覚をつかみやすいですよ。

ヒガ
- 上半身の回転を大きく:肩と腰の回転を意識的に大きくすると効果的です
- 視線を使う:視線の方向と体の動きを連動させると、自然な回転が生まれます
- リズム感:一定のリズムでポンピングすると効率よく推進力が生まれます
- 加重と抜重のタイミング:沈み込む(加重)タイミングと立ち上がる(抜重)タイミングを意識する
- 腕の使い方:腕を振ることで上半身の回転を助けることができます
3. 基本的なターンの練習(3〜5日目)
ポンピングに慣れてきたら、次はターンの練習です。ターンはサーフィンの基本動作の一つで、サーフスケートでもマスターすべき重要テクニックです。
サーフスケートで練習できる主なターンは以下の3種類です:
- フロントサイドターン:進行方向に対して前方(胸側)への旋回
- バックサイドターン:進行方向に対して後方(背中側)への旋回
- ボトムターン:サーフィンの波の底(ボトム)で行うターンを模したターン
まずはフロントサイドターンから練習しましょう。フロントサイドターンは比較的簡単で、多くの初心者がまず習得するターンです。
- STEP
適切なスピードを得る
プッシュオフかポンピングで、ターンに適した中程度のスピードを得ます。あまりに遅いとターンが難しく、速すぎると制御が難しくなります。
- STEP
目線を向ける
ターンしたい方向に目線を向けます。これは最も重要なステップです。体は目線の向いた方向に自然と動く傾向があります。
- STEP
肩と腰を回転させる
目線に続いて、肩と腰をターンの方向に回転させます。上半身の回転が大きいほど、シャープなターンになります。
- STEP
体重移動とエッジの利用
ターンの方向にかかとをやや沈める(エッジングと言います)ことで、ボードがその方向に曲がります。体重を前足と後ろ足の間で適切に分配します。
バックサイドターンも基本的な流れは同じですが、背中側への回転のため、視界が制限され、少し難しく感じるかもしれません。最初はゆっくりと、大きな半径でバックサイドターンを練習しましょう。
4. ボトムターンと連続ターンの練習(5〜7日目)
基本的なターンに慣れてきたら、サーフィンのボトムターンを意識した練習に進みましょう。ボトムターンはサーフィンの基本中の基本で、波の壁を上るための重要な技術です。
サーフスケートでのボトムターンシミュレーションは、サーフィンのボトムターンの感覚を陸上で養うのに非常に効果的です。
- STEP
ボトムターンのイメージを持つ
サーフィンのボトムターンをイメージします。波の底(ボトム)から波の壁を駆け上がるようなイメージです。スケートでは平らな地面上で行いますが、イメージは重要です。
- STEP
加速して低い姿勢を取る
ポンピングで加速し、ターン開始前に膝を深く曲げて低い姿勢を取ります。ここで重要なのは、しっかりと沈み込むことです。
- STEP
目線と肩の回転
一般的なターンと同様に、まず目線を向け、次に肩と腰を回転させます。フロントサイドボトムターンでは、進行方向に対して90度以上回転させるイメージで行います。
- STEP
立ち上がりながら前進
ターンの後半で徐々に立ち上がり、前方への推進力を生み出します。サーフィンでは波の壁を駆け上がるこの動作が重要です。
ボトムターンのコツは、「沈み込んで→回転して→立ち上がる」というシンプルな流れを意識することです。特に立ち上がるタイミングが重要で、早すぎると推進力が生まれず、遅すぎるとターンが完成しません。
さらに練習を重ねることで、連続したターンができるようになります。これはポンピングとターンを交互に行うことで実現します。詳しいテクニックについてはサーフスケートでできるサーフィントリック練習法をご参照ください。
サーフィンのための効果的なサーフスケート練習法
サーフスケートは、サーフィンのスキル向上に非常に効果的なツールです。ここでは、サーフィンの各動作をサーフスケートで効果的に練習する方法を紹介します。
1. テイクオフ後の横への動きを練習
サーフィン初心者がよく苦戦するのが、テイクオフ後すぐに横に走る動作です。サーフスケートでこれを効果的に練習できます。
- サーフスケートを静止させた状態で、両手をデッキにつけて伏せのポジションを取ります(パドリングポジション)
- 素早く立ち上がり(テイクオフ)、すぐに目線を左右どちらかに向けます
- 目線に続いて肩と腰を回転させ、ボードを横に走らせます
- これを左右両方向で練習します
この練習は、テイクオフ直後に正しい方向に体を向けるための筋肉記憶を作るのに役立ちます。詳しい方法はサーフィン初心者がテイクオフから横に走るためのサーフスケート練習方法で解説しています。
2. アップスンダウンの練習
「アップスンダウン」はサーフィンの基本中の基本で、波の斜面を上ったり下ったりする動作です。サーフスケートでは、次のように練習できます。
- 平らな場所で、サーフスケートを直線的に進ませます
- 目線を左右どちらかに向け、その方向にターンを開始します(フロントサイドまたはバックサイド)
- ターン中に膝を曲げながら沈み込み(ダウン)、ターンの後半で膝を伸ばして立ち上がります(アップ)
- 逆方向にも同じ動作を行い、左右交互に繰り返します
この練習は、サーフィンで波の斜面を利用するときの上下動と方向転換を同時に体得するのに役立ちます。詳細はサーフスケートでアップスンダウンが上達する練習方法をご覧ください。
3. ボトムターンとカットバックの練習
サーフィンのボトムターンとカットバックは、波を最大限に活用するための重要な技術です。サーフスケートでこれらを練習する方法を紹介します。
カットバックは、波の頂点(トップ)で方向転換する技術で、ボトムターンから連続して行うことが多いです。サーフスケートでは次のように練習できます。
- 先に説明したボトムターンを行います
- ボトムターン完了後、反対方向に視線を向け、急激な方向転換を行います
- このとき、後ろ足にやや多めの体重をかけて、テールスライドするような感覚を意識します
- 両腕を使って回転を補助し、上半身を大きく回転させます
ボトムターンとカットバックを連続して行うことで、サーフィンでの一連の動きを練習できます。サーフスケートでのターンはサーフスケートでできるサーフィントリック練習法で詳しく解説しています。
1週間で上達するためのサーフスケート練習プログラム
初心者が効率的にサーフスケートの基本をマスターするための、1週間の練習プログラムを紹介します。1日30分程度の練習を想定していますが、時間があればもう少し長く練習するとより効果的です。
日数 | 練習内容 | ポイント |
---|---|---|
1日目 | バランス練習 基本スタンス確認 プッシュオフ | 安全な場所で、まずは乗る感覚に慣れる 転倒に備え、安全装備を着用する |
2日目 | スタンス確認 ポンピング入門 体重移動 | 全身を使った動きを意識する 上半身と下半身の連動を感じる |
3日目 | ポンピング練習 フロントサイドターン入門 | ポンピングのリズムを掴む 目線の使い方を意識する |
4日目 | フロントサイドターン練習 バックサイドターン入門 | ターン時の体重移動を意識する 両方向のターンを均等に練習する |
5日目 | バックサイドターン練習 ボトムターン入門 | バックサイドの目線の使い方 沈み込みと立ち上がりの連動 |
6日目 | ボトムターン練習 連続ターン入門 | ターン後の推進力を意識する 左右交互のターンを滑らかに |
7日目 | 総合練習 サーフィン動作シミュレーション | これまでの技術を組み合わせる サーフィンのイメージを持ちながら練習 |
この7日間のプログラムを通じて、サーフスケートの基本的な動きをマスターすることができます。ただし、個人の運動能力や経験によって進度は異なりますので、無理せず自分のペースで進めましょう。

メイ
1週間の練習プログラムを試してみたよ!最初は全然うまく乗れなかったけど、3日目くらいからポンピングのコツが分かってきて、5日目には簡単なターンもできるようになったの。体全体を使うっていうアドバイスが効いたみたい!
よくある質問(FAQ)
Q
サーフスケートで練習するとサーフィンは本当に上達するの?
A
はい、適切な練習方法で取り組めば確実に上達します。サーフスケートはサーフィンの動きを陸上で再現できるため、体重移動や回転など、サーフィンの基本的な動作を何度も反復練習できます。特に初中級者のボトムターンやカットバックなどの技術向上に効果的です。ただし、パドリングやテイクオフなど、サーフィン特有の技術は別途練習が必要です。
Q
初心者が最初に買うべきサーフスケートのブランドやモデルは?
A
初心者には、ある程度の安定性があり、サーフィンのような動きも実現できる中間的なモデルがおすすめです。具体的には、CarverのCXトラックモデル、nanazeroのサーフスケート、WOODY PRESSなどが良い選択肢です。非常に不安定なYOWやSmoothstarなどは、少し経験を積んでからの購入をおすすめします。詳しくはサーフスケートおすすめ5選をご覧ください。
Q
ポンピングがうまくできません。コツはありますか?
A
ポンピングのコツは「全身を使うこと」です。多くの初心者は足や膝だけでポンピングしようとしますが、上半身と下半身の連動が重要です。特に肩と腰の回転を意識してください。また、リズム感も大切です。最初は少し斜面のある場所で練習するとコツをつかみやすいでしょう。上半身の回転→沈み込み→立ち上がりという一連の流れを意識して練習してみてください。
Q
40代からサーフスケートを始めても遅くないですか?
A
決して遅くありません!サーフスケートは年齢に関係なく始められるスポーツです。実際、40代、50代から始める方も多くいます。ただし、安全面に十分配慮し、最初は安定性のあるモデルを選び、必ずヘルメットやプロテクターを着用してください。また、最初はゆっくりとしたペースで基本動作から練習することをおすすめします。40代、50代からのサーフスケート入門については【年代別】40代・50代からのサーフスケート入門で詳しく解説しています。
まとめ:サーフスケートで効率的にサーフィンスキルを向上させよう
サーフスケートは、サーフィンの陸上トレーニングとして優れた効果を発揮するだけでなく、それ自体が楽しいスポーツです。この記事で紹介した基本的な乗り方と練習法を実践することで、1週間という短期間でも基本的な動きをマスターし、サーフィンのスキル向上に役立てることができるでしょう。
サーフスケートの練習のポイントをまとめると:
- 正しいスタンスと基本姿勢をマスターすることが上達の基礎
- ポンピングは全身を使った動きで、上半身と下半身の連動が重要
- ターンでは目線の使い方が最も重要で、体は目線の向いた方向に自然と動く
- サーフィンの動きを意識して練習することで、陸上練習の効果を最大化
- 安全に配慮し、適切な装備と練習場所で練習することが長続きの秘訣
サーフスケートは、波のコンディションに左右されず、時間や場所を選ばずに練習できる素晴らしいツールです。サーフィンが上達するだけでなく、体幹強化やバランス感覚の向上など、健康面でも多くのメリットがあります。
この記事で紹介した練習法をベースに、あなた自身のペースで徐々にスキルを高めていってください。そして何より、サーフスケートを楽しむことが最も大切です。楽しみながら練習することで、自然と上達していくでしょう。
サーフスケートの上達を通じて、次回のサーフィンでは新たなレベルのパフォーマンスを実現できることを願っています!
関連記事
より詳しい情報を知りたい方は、以下の関連記事もご覧ください:
- 【2025年最新】サーフスケート完全ガイド|初心者から上級者まで選び方とおすすめモデルを徹底解説
- 【2025年最新】サーフスケート おすすめ5選|初心者から上級者まで自分に合ったボードの選び方
- 【ブランド比較】Carver vs YOW vs ウッディープレス|サーフスケート3大ブランドの特徴と選び方
- サーフスケートでアップスンダウンが上達する練習方法|効果的なサーフィン陸トレガイド
- サーフィン初心者がテイクオフから横に走るためのサーフスケート練習方法
- 【年代別】40代・50代からのサーフスケート入門|年齢を感じさせない乗り方と選び方
- サーフスケート安全ガイド|ヘルメットとプロテクターで怪我を防ぐ重要性
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