大好きなサーファー『ロブ・マチャド』がデザインしたファイヤーワイヤーサーフボードの『The CREEPER』に試乗しました。
FIREWIREのサーフボードには最新テクノロジーが採用されていて、今回友人から借りた『The CREEPER』はファイヤーワイヤーが開発した『TIMBER TEK』は最先端のハイパフォーマンスボードと言われています。
この記事を読むことで以下のことがざっくり分かります。
ざっくりと
- The CREEPERの特徴
- TIMBER TEKの特徴
- ファイヤーワイヤーを持つメリット
という感じでまとめていきますよ。
目次
ファイヤーワイヤーのボードラインナップについて
ファイヤーワイヤーのサーフボードは以下3つのラインナップがあります。
- LFT
- FST
- TIMBER TEK
[st-kaiwa-1144]よく分からないんですけど、何が違うんですか?[/st-kaiwa-1144]
[st-kaiwa-1152]ファイヤーワイヤーのサーフボードは主に3つのラインナップがあって、その中の一つに TIMBER TEK があるんだ。[/st-kaiwa-1152]
[st-kaiwa-1144]3つのラインナップ?[/st-kaiwa-1144]
[st-kaiwa-1152]LFT、FST、TIMBER TEK。それぞれ特徴や乗り味が違うんだよ。詳しくはコチラの動画を見てみてね。[/st-kaiwa-1152]
LFTとは
- それなりの強度はあるけどデッキ面にへこみが出来る
- センターに高密度フォームのストリンガー
- 通常のセンターストリンガーの板に近いけどしなりからの反発が強いくターンの伸びや加速が特徴
LINEAR FLEX TECHNILOGY(LFT)は簡単に言うとボードの中央にストリンガーを用いたハイパフォーマンス用のボードです。とてもざっくりした表現なので、詳細は公式サイトでご覧になって欲しいけど、これまでストリンガータイプのサーフボードに乗り慣れてきた人でも違和感なく乗りこなせるようになっています。
FSTとは
- 強度が高くフットマークやへこみが出来にくい
- 板の寿命が長い
- 1番しなりが強い。左右のねじれからの反発でも加速。踏み込んだあとの反発から加速が好きなサーファーにおすすめ(パワー系)
FUTURE SHAPES TECHNOLOGY(FST)は恐らくファイヤーワイヤーサーフボードで最も人気のあるラインナップでしょう。沖縄でも見かけることがあるほど世界中のマーケットで愛されています。ざっくり言うとストリンガーレス+バルサレールで良くしなるボードです。それだけでなく耐衝撃性が高くフットマークやへこみも出にくいのでボード自体の寿命が長いのも特徴ですよね。
TIMBER TEK
- 強度が高くフットマークやへこみができにくい
- 桐を利用した究極のエコボード
- 踏み込んだ時の感覚がめっちゃ硬い!反発からの加速を得にくい。ロブマチャドがお気に入り。
TIMBER TEKは環境に配慮したサーファーなら誰もが目指したいエコボード+最新テクノロジーの組み合わせからできています。また環境に配慮したからと言ってサーフィン的に劣っているわけではありません。LFTやFSTのようにハイパフォーマンスを意識した”しなり”からの反発は得られませんが、ロブマチャドが愛用しているようにファンなサーフィンに向いています。
[st-kaiwa-1152]今回、ボクが試乗したボードは TIMBER TEK です。[/st-kaiwa-1152]
The CREEPERの特徴
ざっくり
- 最近のパフォーマンスボードとは全く違う乗り心地
- コントロール性は高い
- 直進性はびっくりするほど早い
あくまでもざっくりな特徴ですが、ロブマチャドがデザインされたボードなのでハイパフォーマンスを目的に作られたボードではありません。後心地はどこまでもスムーズだし、レールを入れ続けながらスムースにターンし続けるロブらしいボードです。それでもファンになりすぎず、沖縄のような掘れた波でも問題なく波をつかむことができました。
エントリーロッカーの形状からは「遅れるだろうな」って思いましたが、むしろパドルなしでも波を掴んでしまうほどの滑水性がありました。詳細は次章でまとめます。
The CREPPREに乗ってみた感想
私が今回試乗した The CREEPER のスペックはコチラです。
- LENGTH:5’6
- WIDTH:19 1/2
- THICKNESS:2 8/3
- TAIL:ROUND
- VOLUME:28.5
そして私のざっくり感想はコチラです。
乗ってみた感想
- あきらかに水の掴みが早い
- しなりがなく踏み込んでも上手く反発を得られない
- 楽しい、楽しい、楽しい
最後主観で終わってしまいましたが、ざっくりとした乗り心地は以上のような感じでした。
あきらかに水の掴みが早かった
あくまでも主観なので話半分に聞いててほしいんですが、とにかくボードの取り回しがスムーズです。例えば沖縄は突然セットが入って目の前のリーフにヒットしていきなり割れちゃうみたいな波がよくきます。
こういう波の割れ方の場合は体重が軽いキッズや女性はワンパドルとかで乗っていきますよね。おっさんの私には難しかったわけです。
CREEPERはこういう波をほんとにワンパドルで乗れちゃうほど水の掴みが早い。まだ数回波に乗っただけなのでデータの確証はありませんが、滑りがすごかったですね。
上手く反発を得られない
慣れの問題です。ボードの問題ではなく慣れだと思いますが、TIMBER TEKのCREEPERは先程の動画でも語られている通りしなりからの反発をほとんど得られません。
とにかく硬い感じで、踏み込んでもグイっと加速するような感覚はなかったです。とにかく真っ直ぐ走っていって、レールコントロールでしか加速していかない感じですね。
私レベルの実力ではたったの数回で乗りこなせるほど簡単なものではありませんでした。その代わりしっかりレールターンの練習ができるのでサーフィンレベルの上達に向いてると思います。
楽しい
これも主観で申し訳ないですが、とにかく楽しいです。TIMBER TEKの乗り心地と、ロブデザインの CREEPER の組み合わせはサーフィンの楽しさを凝縮したって感じです。
今回はトライフィンで試乗したけどCREEPERはクアッドやツインフィンでも楽しいはず。とにかく楽しい。めっちゃ楽しい。
The CREEPER に感じるファイヤーワイヤーサーフボードのクオリティの高さ
実は数年ぶりにサーフィン熱が加熱してきました。これまでブロガーとして、父親としてビジネスと子育てに力を入れてきましたが、今年はもっとサーフィンしていくつもりです。
ファイヤーワイヤーのサーフボードはハワイで何度か試乗しましたが、正直言ってコストが高いので買う気はなかったんですが、ブログからの収益も増えてきたし『TIMBER TEK』の乗り心地が楽しかったので買うつもりです。
LFTやFSTも試乗してみたいけど沖縄では試乗イベントが少ないので買うしかないよね(笑)
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まとめ
FIREWIRE The CREEPER はとにかく楽しいファンボード。通常のストリンガーボードとは全く乗り心地が違うけど、とにかく水の滑りが良いボードだなーと思いました。しなりからの反発のイメージがいつもと違うので乗りこなせるようになるまで時間がかかりそうですが、ロブ・マチャドのように無理のないスムーズなターンとサーフィンができるのは楽しい。
見た目もカッコイイし、大人なら一本は持っておきたいサーフボードの一つですね。インテリアとして映えるし、サーフィンの道具としても耐久性が高い。最高やん。
またサーフィン熱が加熱してきたので今後もレビューを増やしていきますね。