サーフスケートは、サーフィンの感覚を陸上で楽しめる魅力的な陸トレグッズで、初心者から上級者まで幅広い人々に人気があります。
通常のスケートボードと違ってサーフィンの練習に特化しているモデルが多いため、オーストラリアを始めとするサーフィン先進国のサーフィンスクールやトレーニングコースでも積極的に採用されています。
しかし、多種多様なブランドとモデルが存在するため、自分に合ったボードを見つけるのは簡単なことではありません。
この記事では、『サーフスケート おすすめ 5選』と題し、初心者から上級者まで、自分に合ったボードを見つける方法を徹底的に比較して紹介します。
目次
サーフスケート初心者向けの選び方
サーフスケート初心者の方にとって、適切なボードを選ぶことは、楽しく続けるための大切なポイントです。ここでは、初心者向けに選び方を解説します。
目的に合わせて選ぶ
サーフスケートはサーフィン上達のために使う目的や、サーフスケートそのものを楽しむ目的など、ヒトそれぞれで違いますが、本記事では「サーフィン上達のために使う」を想定してまとめています。
自分のスキルに合わせて選ぶ
サーフスケートは初心者向けと上級者向けがあります。本記事ではサーフスケート初心者でも乗りやすいモデルを厳選して紹介しています。
サーフスケートの性能で選ぶ
サーフスケートは主にトラックの性能、ウィールのタイプなど考慮すべき点が多いですが、基本的にはトラックの動きが特徴なので、トラックの性能で選ぶようにします。本記事では、サーフスケート初心者でも複数のメーカーの特徴を知ってもらえるようにまとめています。
サーフスケートの価格で選ぶ
サーフスケートは1万円〜6万円の価格帯で販売されています。格安モデルと高価格なモデルでは何が違うのかを比較検証して、サーフスケート初心者にとって買いやすい価格帯や、コスパのいいモデルを紹介します。
おすすめのサーフスケートブランドとモデル
ここでは、おすすめのサーフスケートブランドとそのモデルを紹介します。各ブランドの特徴とおすすめのモデルを確認して、自分にぴったりのサーフスケートを見つけましょう。
nanazero サーフスケート 31″ Bamboo Fish
- 2万円以下で送料無料
- サーフスケートの性能が高い、初心者でも安心して乗れる
- バンブー材を使用し、環境にも配慮されている
- 公式ストアなら5%OFFクーポンが利用できる【higashisa】
nanazero サーフスケート 31″ Bamboo Fish は日本発のサーフブランド『nanazero』が当サイトの編集長ヒガシーサーと共同開発したモデルです。サーフスケート初心者〜中級者が安全に乗れて、なおかつサーフィンの基本動作を練習できる用にテストを重ねて完成しています。サーフスケートの専門コーチにも試乗テストをしてもらい、サーフィンの感覚を再現できるようにトラックを調整しました。2万円以下で購入できて、見た目も優れているサーフスケートに仕上がっています。また、成長の早いバンブー材を使用することで環境負荷にも配慮しています。
Carver Skateboards(カーバースケートボード)
- ボードの長さが31.25インチで最も扱いやすいデッキサイズ
- CX4トラックの方が扱いやすくオススメ
- Carverの特徴である滑らかなカービングが楽しめる
Carver Skateboardsは、サーフスケートの草分け的存在で、高い品質とサーフィンに近い動きが特徴です。特に、トラックの技術が優れており、滑らかで自然なカービングが楽しめます。
カーバースケート オススメ モデル
YOW (ヤウ)
- 特殊なトラックのためサーフスケート中級者以上向け*
- 33.5インチのボードはYOWの中でも安定感のあるモデル
- パフォーマンスショートのような動きを練習できます
YOWは、スペイン発のサーフスケートブランドで、革新的なトラックシステムが特徴です。滑らかなカービングとパワフルなポンピングが可能で、サーフィンの動きをよりリアルに体感できます。
YOW おすすめ モデル
WOODY PRESS(ウッディープレス)
- 32インチがおすすめ
- カービングモデルが乗りやすく安定感がある
- 価格が安く機能性は十分
WOODY PRESSは2万円以下で購入できるコスパに優れたサーフスケートになります。価格が安く、乗りやすいためサーフスケート初心者におすすめできるモデルです。
ウッディープレス おすすめモデル
SLIDE SURFSKATE
- 32インチがおすすめ
- コスパと見た目の両方に優れたサーフスケート
- ムラサキスポーツやサーフショップで売られている
SLIDE SURFSKATEは、価格が手頃で扱いやすいモデルが多く、初心者にもおすすめのブランドです。滑らかなカービングが可能で、サーフィンやスケートボードの練習に最適です。
SLIDE おすすめ モデル
これらの30インチ〜32インチのサーフスケートモデルは、初心者におすすめのサイズで、扱いやすさと安定感が特徴です。ぜひ、これらのモデルを参考にして、自分に適したサーフスケートを見つけてください。
サーフスケート おすすめ5選のまとめ
- nanazero サーフスケート 31″ Bamboo Fish
- Carver KNOX QUILL 31.25inc
- YOW GABRIEL MEDINA 33.5inc
- WOODY PRESS 32″ Carving
- SLIDE CMC Pro 31インチ
サーフスケートは上記5つのサーフスケートの中から選べば、大きな失敗はありません。個人的にはサーフスケート初心者〜中級者まではコスパの良い『nanazero』か『WOODY PRESS』で十分だと思います。
最も性能が高いのは Carver なので、予算が5万円以上あるなら Carver もオススメです。
とはいえブランドやスペックで悩む時間があるなら、コスパの良いサーフスケートを手に入れて「サーフィンの反復練習ができる環境」を手に入れた方が結果的に上達は早くなります。
サーフスケートを手に入れて、正しい練習方法を学んで、コツコツと練習時間を増やすことがサーフィン上達の近道です。
サーフスケートの練習方法とテクニック
サーフスケートの練習方法やテクニックを学ぶことで、サーフィンの上達を目指しましょう。
私たちは、サーフスケートの経験者および専門家として、あなたが自分にピッタリのボードを選ぶ手助けができるよう、さまざまなブランドとモデルを分析し、最もおすすめの5つを厳選しました。
サーフスケートは、サーフィンの練習や『サーフボードの上に立って板をコントロールするスキル』の向上にも役立ちます。
私たちがサーフィンのトレーニングにサーフスケートをオススメする理由は『1万時間の法則』が関係しています。
反復練習が難しいサーフィンだからこそ、その感覚を陸上でも練習できて、なおかつ楽しみながらサーフィンの技術を向上するのにサーフスケートが最適だと考えています。
このセクションでは、初心者向けの基本的な練習方法や平地での練習方法、さらにバンクを使った練習方法を紹介します。
これらの練習方法を通じて、サーフスケートの動きをマスターし、波乗りの感覚を磨くことができます。このセクションを読むメリットとして、効率的に上達する方法や、自分に合った練習方法を見つけることが可能です。
サーフスケート 平地での練習動画
サーフスケート バンクを使った練習動画「コーチからのアドバイス付き」
サーフスケートの安全対策
サーフスケートを楽しむ上で、安全対策は欠かせません。このセクションでは、ユーザーが知りたい安全対策について説明し、怪我を防ぐための方法を学べます。セクションを読むメリットとして、安全に楽しみながら上達することができます。具体的には、ヘルメットやパッドの着用、適切な場所での練習などの安全対策を説明します。これらの対策を実践することで、サーフスケートをより安全に楽しむことができます。
ヘルメットやパッドの着用は本当に大事です!【転倒動画アリ】
怪我を防ぐための安全対策を行いましょう。
- ヘルメットやパッドの着用: サーフスケートをする際には、頭部や関節を保護するためにヘルメットやパッドを着用しましょう。特に初心者は、転倒や衝突のリスクが高いため、これらの保護具が重要です。
- 適切な場所での練習: サーフスケートを行う場所は、できるだけ交通量が少なく、路面が滑らかな場所を選びましょう。また、可能であればスケートボードパークで練習するのがおすすめです。
- 練習前のウォームアップ: サーフスケートを始める前に、筋肉をほぐすためにウォームアップを行いましょう。筆者が転倒したのは朝の6時の時間帯で、十分なウォームアップができてない状態で起こった事故でした。
- 自分のスキルに合った練習をする: 無理なトリックや高速走行を避け、自分のスキルに合った練習を行いましょう。徐々にスキルアップしていくことで、安全に上達することができます。これもほんと大事です。
サーフィン上達にスケボー練習が欠かせない理由
- 一つとして同じ波で練習ができない
- 大人になってからは週末しか行けない
- 1回のライディングでボードの上に立ってる時間は長くて10秒
- 1回のサーフィンで波に乗れる回数は3〜10回
- サーフィンの反復練習はウェーブプールがないと無理
スポーツの上達には知識と反復練習が必要です。サーフィンの難しい点は『反復練習ができない』こと、『正しい知識が手に入りにくい』が理由です。
反復練習ができない点は、毎回海のコンディションが変わることや、1本の波につきライディング時間が10秒以下であることが理由です。
正しい知識が手に入りにくいというのは、日本のサーフィンはスポーツサイエンスやアカデミックな科学的根拠に基づいた理論よりも、プロサーファーの経験則で教わることが多いことが理由です。
例えば「パドリングの練習は海でパドリングするしかない」や「サーフスケートで練習したら変な癖がつく」のような言葉ですね。
上記の言葉は科学的根拠が全くありません。
日本のサーフィンは文化的思考が根強いため、スポーツサイエンスを取り入れにくくなっていますが、サーフスケートの選び方や正しい練習方法はネットを通じて手に入れることもできます。
サーフィンの科学的メソッドを学べるスクールも少しずつ増えてきた
オーストラリア発のサーフィンの科学的メソッド『OMBEメソッド』をベースにしたオンラインのサーフィンスクール『Corrective Surf’n’ Fitness』など、サーフィンにスポーツサイエンスを取り入れてるスクールも増えてきていますが、まだまだ一般的ではありません。
これまで独学でサーフスケートを練習していたヒガシーサーも、正しい知識と練習方法を学んでからあっという間に上達しました。それこそ1、2週間で上達を実感できるくらいです。
サッカーや野球と同じ様にサーフィンをスポーツとして考えると、自己流や根性論が時間を無駄にしていると実感しました。
サーフィンの上達には「反復練習」と「正しい知識」が必要。その2つを実践するためにサーフスケートが欠かせないのです。
サーフィンの反復練習はサーフスケートで可能
サーフィンの感覚を鍛えるためにはサーフィンを続けるしかありませんが、サーフボードの上に乗って波を乗りこなすライディングはサーフスケートで練習できます。
サーフスケートはサーフィンのライディングの反復練習するために開発されており、サーフィン上達に特化しています。
サーフィン上達に特化しているため、毎日10分乗るだけでも、サーフィン数ヶ月分のライディング練習時間を積み重ねることができるため、サーフィンの上達に効果的なトレーニング方法になります。
サーフスケートを使って反復練習を続けた結果
- ライディングで転ばなくなった
- サーフィンの基本動作が身に付いた
- 無意識でニュートラルポジションができるようになった
サーフスケートを使って反復練習を続けていたら、35歳から学び直した私でも数ヶ月で上達できました。
サーフスケートがあれば、サーフィン初心者でも簡単に練習時間を増やすことができて、非常に効果が高いサーフィン上達方法です。
量質転化の法則、1万時間の法則はサーフスケートにも当てはまります。
50時間でサーフィンは中級者以上になれる
サーフィンは極端に反復練習がむずかしいスポーツですが、逆に考えると反復練習さえできれば誰でも中級者以上にはすぐになれます。
具体的には50時間の正しいライディング練習を積み重ねたら、間違いなくサーフィン中級者になれます。
理由はシンプルに、サーフィンのライディング時間は1本の波で10秒以下しかないから。仮に週に一回のサーフィンで10本の波に乗って、毎回10秒のロングライディングができても、1年間で積み重ねられる時間は1時間27分しかありません。
サーフスケートなら1日1時間を練習することができるので、サーフィンの約1年分の時間を1日でクリアできてしまいます。
サーフィンだけで50時間のライディングを達成しようとしたら35年以上かかりますが、サーフスケートなら週に一回1時間練習するだけで1年で52時間のライディング練習ができます。
つまり、サーフスケートがあればサーフィンの反復練習ができて、サーフィンを35年続けて得られる練習時間の積み重ねをたった1年で達成できるため、サーフィン中級者にステップアップするのは簡単!というのが私の考えです。
【まとめ】サーフスケート おすすめ 5選
- カーバースケート 31.25インチ(テイラー・ノックスモデル)
- YOW サーフスケート 33.5インチ(ガブリエル・メディーナモデル)
- nanazero サーフスケート 31″ Bamboo Fish
- ウッディープレス 32インチ カービングモデル
- SLIDE サーフスケート 32インチ
以上が私がオススメするサーフスケート5選になります。ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。ちなみに nanazero サーフスケート は私も開発に関わっているので、サーフィン初心者〜中級者が練習するのに最適なサーフスケートに仕上がっています。また特別に『5%オフクーポン:higashisa』も発行してもらったので、お得に買えます。