本記事で紹介している「時短に繋がる超効率サーフグッズ」を使ってないサーファーは「年間16時間以上もの貴重な時間をドブに捨ててる」ことになります。
内約はサーフィン前後の準備で20分、週1回のサーフィンを12カ月で計算すると約16時間になります。もちろん準備や時間以外にも時間を奪っている作業が沢山あるので、本来はもっと多くの時間を損失しています。
最低でも20分という意味でタイトルに書きました。
当サイトの読者は「大人サーファー」なので、時間こそが最も価値の高い資源ということを知っているはず。
なので本記事で紹介しているサーフグッズを揃えて「金で時間を買う」を徹底しましょう。
本記事はサーフィン歴20年、19年間、間違ってたシリーズでお馴染み?時間を世界一無駄にしてきたヒガシーサーが「時短に繋がるサーフグッズ」をまとめて紹介していきます。

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目次
サーフグッズは「時短になるか?」で選ぶ

- 時短が目的
- ワックスアップの時間を削減する
- フィンの脱着時間を削減する
- サーフボードの片付けや準備の時間を削減する
- ウェットスーツ脱着の時間を削減する
- 日焼け止めの塗り落としの時間を削減する
このチェックリストを活用してサーフグッズを選ぶようにしてください。
便利なサーフグッズは地球の生き物と同じくらいあります(ないけど)。その中からサーフグッズを衝動買いしてしまうのはお勧めできません。
まずは「目的」をはっきりさせて選んでいきましょう。
サーフィンの便利グッズを購入するときは「時短に繋がるか否か」で選ぶようにしてください。そうすると煩悩が抑制されます。
あなたの時間を奪い続けるサーフィン5項目をリストアップ
時短に繋がるサーフグッズを選ぶ前に、自分の時間を奪っている行動をリストアップしていきましょう。
- ワックスを塗る、剥がす、選ぶ、買う
- フィンの脱着
- サーフボードの準備と片づけ
- ウェットスーツの脱着
- スキンケア、日焼け止め
ざっとリストアップしてもこれだけの時間の無駄が発生します。そして、この無駄な時間を時短にするためにサーフグッズを選んでいきます。

時間を奪う行為をリストアップ、そのリストを解決していけば時短になります!
石油系ワックスは海も壊し、あなたの時間も奪う

全サーファーにお勧めしたいのが「ワックスアップの時間を失くせ」ということです。
そもそも売られているサーフワックスは石油由来のパラフィンを主成分にしています。パラフィンは水に強く、水に溶ける量はごくごく微量です。
もちろん魚が間違って食べることもあるでしょう。そうなると海の食物連鎖が崩れて、結果的に環境汚染に繋がります。
日焼け止めも同様に「海に環境負荷を与えない製品」を我々、大人のサーファーは使わなければいけません。
ワックスアップにかかる時間は年間16時間以上!タイムイズマネーの大人には似合わない

また、ワックスを塗ったり剥がしたりする時間も大問題。塗るのは毎回5分、しかもウェットスーツも汚れます。
ワックスを剥がす時間はもっと苦痛。リムーバーを使っても10分以上、リムーバーオイルを拭き取る時間、片付ける時間、手を洗う時間・・・もうほんと時間の無駄です。
他にもワックスをショップに買いに行くのも無駄です。通販で買えるし、必要だったら大量買すればいいだけ。
一番最悪なのがワックスがいざ必要なときに「無い!」「忘れた!」ってなること。そしたら周りのサーファーにワックスちょっと貸してくださいって聞かないといけない。
こうした一連の作業はすべて「いちばん大事な時間を損している」行為です。

ワックスアップはサーフィンのなかで一番時間を奪い続ける作業です。
フィンの脱着も時間を奪う!フィンキーシステムからFCS2に切り替えよう

またフィンの交換も台湾サーフトリップのときに、税関でフィンキーを没収されてから二度とフィンキーを使うまいと決めました。
もともとフィンの脱着にかける時間が嫌いでしたし、なんならネジバカになって上手く回らないときとか・・・もう・・・ね。察してください。
いや、もちろん普段は穏やかなんですよ。いかなる時も穏やかに過ごす人間ですが、こと「時間を奪う行為」に対しては防衛本能が働くというか。
多分、前世は待ち合わせで20時間ぐらい待たされた挙げ句、不慮の事故でこの世を去ったとかそういう感じなのかもしれない。それぐらい時間を奪うものが苦手です。

ちなみに待つのは平気ですが、人様を待たせてしまうことには過度なストレスを感じます。(気にしすぎサーファー)
ワックスアップの時間を金で買え!フィンはFCS2に統一しよう

ツブツブ感のグリップは捨てがたいですが、時間を奪うものは、お金を使って徹底的に排除するのが大人サーファーの義務です。
いまは幸いにも貼るタイプのワックスシート、ボトム面に貼るデッキパッドの性能が向上しているので、そちらを選びましょう。
毎回のワックスアップの時間も不要、ワックスを剥がす必要もない、ウェットスーツも汚れない。最高です!
また、フィンの脱着方法も時短に繋げていきましょう。
FCSやフューチャーフィンから「FCS2」に統一すればフィンの脱着が簡単になります。サーフトリップでフィンキーを没収されたり、フィンキーをそもそも忘れるなど、そういう凡ミスを防ぐことができます。
便利なアイテム「フィンプラー」を使えば、さらに時短ができるので、FCS2にしましょう。
貼るワックスでワックスアップの問題を解決する

ワックスに恨みでもあるの?
ってぐらいにワックスアップを嫌ってますが、そんなことはありません。
むしろワックスの匂いは大好きだし、上手にワックスアップできたツブツブのグリップ感はサーフィンのモチベーションを高めてくれるので大好きです。
問題は・・・「時間を奪う」ことなんです。
ワックスアップの時間、ワックスを剥がす時間、それらを含む一連の作業は時間の無駄だと思っています。
そのワックスアップの解決策として実践しているのが「貼るタイプのワックスシート」です。
ワックスシートのオススメはグリップ力が高い「クリスタルグリップ」でしたが、いまは販売してないっぽいですね。
グリップ力の評価が高い RS Pro HEXA TRACTION BOARDGRIP が人気です。

ただし擦れて痛くなるので、裸で入らない等の擦れ対策をやりましょう。
フィンプラーが超便利!FCS2フィンシステムに統一しよう

特にFCSやフューチャーフィンはフィンの脱着にフィンキーが必要になるし、フューチャーフィンは購入時にヤスリで削ったりしてボックスサイズに合わせる必要があります。
フィンの交換はサーフィン上達に欠かせないし、波のコンディションによってもフィンの役割を理解して交換します。なのでフィンの交換は大事。
でも無駄なのがフィンキーでの脱着です。これを時短にしてくれるのは「FCS2」を採用しているサーフボードに乗り換えること。
そして「FCS2」に統一したら「フィンプラー」というフィンの脱着アクセサリーを使いましょう。マジで感動するくらい楽になります。
FCS2はフィンキーを使わずにフィンの脱着ができます。最初はコツが要りますが、慣れると簡単に脱着できるようになります。
サーフボードの片付けと準備の時間を短縮してくれるサーフグッズ

次にサーフボードの片付けと準備の時間を短縮してくれるサーフグッズを紹介します。
サーフボードを車内に積むカーラックベルト
サーフボードを車内に積んでるヒトにオススメしたいのが脱着できるタイプのキャリアです。
毎回シートを倒してサーフボードを出し入れするより時短に繋がります。また、車内にアシストグリップが3つしかない車でもラックベルトなら簡単に脱着できるので便利です。
必要なときに取り付けて、不要なときに取り外せるところが気に入っています。特に子育て世代には欠かせないアイテムですね。
サーフボードスタンドは費用対効果低い!カインズの踏み台 ハイタイプがマルチユースで便利!
サーフボードスタンドは必須ではありませんがあると便利です。
ワックスは塗らないので関係ありませんが、フィンの脱着やサーフボードの準備や片づけのときに役に立ちます。
また専用のサーフボードスタンドもよく見かけますが、あれはサーフボードにしか使えないので投資の費用対効果としては低めです。
筆者は洗車時、子どもたちのお出かけにも使えるマルチユースな「踏み台 折り畳み」を2つ使っています。カインズやホームセンターに売ってるタイプでも十分です。
特にカインズの踏み台 ハイタイプは見た目もオシャレで、980円(税込)とコスパも良く、まじこれ子育てパパンにオススメです!
AutoGo 洗車タオルがすごい!サーフボードを洗って拭き取るマイクロファイバータオル
サーフボードに付いた海水や砂を洗い落とすために、ポリタンクからザバッと水を流しますよね。そのときカラダを拭いたタオルで水気を拭き取るヒトが多いと思います。
でも、ちょっとまってください。洗車用のマイクロファイバータオルを使えば、ちょっと海水が残ったサーフボードでもガンガン吸水してくれます。
一度マイクロファイバータオルを使うと、二度と普通のタオルには戻れません。
AutoGo 洗車タオル 40CM 3枚セットは、Amazon Prime で購入できてコスパが良いので気に入っています。
ウェットスーツと水着の脱着を楽にしてくれるアイテム

ウェットスーツと水着の脱着も時短可能できます。
冬場はウェットスーツインナー、夏場はインナーパンツで脱着時間を時短する

ウェットスーツインナーを着用すれば「ウェットスーツ脱着時のポロン」するのを防げるので着替えるときに便利です。
よくおじさんが平然と着替えてたりしますが、マジであれ最悪なのでやめてください。セクハラです。おじさんの着替えは隠していてもセクハラになります。
なので誰も傷つけないように細心の注意を払う必要があります。
またサーフトランクス用のインナーも夏場に活躍します。
沖縄は「チンクイ」や「クラゲ」に大事なところを刺されることも多いので、それを避けるためにもインナーはオススメです。

大人の身だしなみ。
マイクロファイバー素材のタオルポンチョを使う!FCS2がカッコいい

マイクロファイバー素材はサーフボードの水気を拭き取るのにも便利ですが、タオルポンチョもマイクロファイバーにしましょう。
「FCS II のお着替えポンチョ」は見た目もカッコよくてオススメ。筆者もコレを愛用しています。
これまでタオル素材のポンチョを使っていましたが、マイクロファイバー製のタオルポンチョにすることで格段に時間を短縮することができました。
タオルポンチョは洗濯機に入れるときにもかさばるし、乾燥機に入れても乾きにくいので、妻から「使わないでね」って言われてたんですよね。(笑)
でもマイクロファイバー素材ならすぐ洗えて、すぐ乾かすことができるので便利。
乾燥機に入れることはできませんが、陰干しで乾くので、超便利です!

妻からもOKもらいました!
コスパ最強ニトリのランドリーボックスをウォーターバケツに使う!タブトラッグス、TOOLS ウォーターボックスもオススメ

塗れたウェットスーツの持ち運びや着替えのときに使えるランドリーバスケットがあると、非常に便利です。
サーファーの間で人気なのは「TOOLS ウォーターボックス」ですが、筆者は以前からイギリス生まれの世界中で愛されているバケツの王様と言われる「タブトラッグス」を使ってきました。
TOOLS ウォーターボックスは四角くて、ひっくり返せばサーフボードスタンドとして使える点が魅力。
タブトラッグスは丸形ですが、サイズが大きくて、子どもたちと海に遊びに行くときも活躍。お風呂でも活躍。子育て便利グッズNO.1として愛用しています。
どちらも沖縄では手に入りにくく、送料が高い(特にTOOLS)。コスパはイマイチでした。
でも最近ウォーターバケツとしても使える「ニトリのランドリーバスケット角型」が698円で購入できると知って、そちらを購入して使っています。
コスパで選ぶならニトリのランドリーバスケットがオススメ。カラーが白しかないので汚れは目立ちますが、壊れたら新しいものを買い換えることができるので便利ですね。ちなみにウチは2つを使いまわしています。

ニトリのランドリーバスケットのコスパは異常!
TOOLS はコチラです。
ウェットスーツハンガーを使う
ウェットスーツを干すときに便利なウェットスーツハンガーは「折りたたみタイプ」が便利です。
クローゼットの中に入れていてもかさばらないし、サーフトリップや子連れ旅行でも活躍してくれます。
とは言っても通常のハンガーでも用途は満たせるので、優先順位はそこまで高くないですね。あれば便利だけど、必須ではないっていう感じです。
日焼け止めの時短

美容のプロに教わりながら動画を作って分かりましたが、紫外線ってガチで生物を殺す光線なんですね。怖い。
していますが、日焼け止めって塗るのも落とすのも面倒くさくないですか?
特に自分ひとりだったら全然問題ないんですよ。でも子どもたちも一緒に海に行くとき、かかる時間は3倍、4倍になります。
時短のためには、なるべく日焼け止めが要らないような対策をするべきだと思っています。

紫外線対策はマジ大事。
日焼け止めの正しい塗り方を学んでおく
紫外線が怖いってことは全サーファーが知るべきだけど、大前提として日焼け止めの正しい塗り方を覚えておきましょう。
コチラの記事で詳しく解説しています。
BILLABONG 長袖ラッシュガードを着用する

長袖ラッシュガード、ラッシュガード素材のジャケット、タッパーなどを着用してサーフィンすると日焼け止めを塗る箇所が少なくなります。
愛用しているのはラッシュガードのパーカーのタイプです。ビラボン公式サイトのファミリーセールのときに購入しました。
GUのアクティブインナーレギンスを履く

見た目的にNGなヒトも多いかもしれませんが、サーフトランクスの下にレギンスを履くのもオススメです。
レギンスは何でもいいですが「GUのアクティブインナーレギンス」がコスパが良くてオススメ。
BILLABONG サーフハットを被る(サーフィン用の帽子)

夏用のサーフィンハット、冬用のサーフキャップという感じで使い分けています。
サーフハットも見た目が著しく悪くなるので、見た目を損ないたくない方は BILLABONG のサファリハットタイプ(つばが広いタイプ)のサーフハットがオススメです。
私もビラボンのサーフハットを愛用しています。
夏でもフルスーツを着用する(子ども)
子どもたちは夏でもフルスーツを付けてもらっています。いろんな目的がありますが、ウェットスーツって楽なんですよね。
しかも安い!品質は高くありませんが、子どもたちはすぐに大きくなってしまうので、ワンシーズン使い捨てるぐらいの感覚で購入しています。
体温低下、日焼け、怪我防止のためにも我が家は夏でもウェットスーツを付けてもらうことが多いです。
時短に繋がるサーフグッズまとめ

- 時短に繋がるサーフグッズを選ぶ
- ワックスアップの時間を削減する
- フィンの脱着時間を削減する
- サーフボードの片付けや準備の時間を削減する
- ウェットスーツ脱着の時間を削減する
- 日焼け止めの塗り落としの時間を削減する
以上が時短に繋がるサーフグッズのまとめでした。
ビジネスマンとして、大人サーファーとして、「なるべくサーフィンの時間は大切にしていきたい」という想いからサーフィン時短術に命をかけています。
便利なサーフグッズ選びにはヒトそれぞれ目的があります。
「ヒガシーサーのサーフィンハック」では「便利グッズは時短のために選ぶ」を基準にしてきたので、自分のライフハックを紹介しています。
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