本記事はサーフィン初心者〜中級者向けにソフトボード(スポンジボード)をまとめました。
- ソフトボードの選び方
- ソフトボードのメリット・デメリット
- オススメのソフトボード
なるべく専門用語を使わずに、分かりやすくまとめています。
本記事はサーフィン用のソフトボードについて、なるべく専門用語を使わない形で分かりやすくまとめています。
【動画】ビーチアクセスのソフトボード 6’4″ と 7’0″ の比較
ヒガシーサーが愛用しているソフトボードは「Beach Access」です。日本発のブランドで、海外製品と比べても、とても丁寧に作られているのが気に入ってます。Amazonや楽天でも購入できますが、公式サイトが一番お得に購入できます。
初心者にオススメのソフトボード
【動画】Beach Access 8’0″ レビュー
目次
サーフィン ソフトボード とは?
- 外側が柔らかいスポンジで包まれているサーフボード
- 通常のハードボードではないサーフボード
サーフィンのソフトボードとは、通常のサーフボードと違い、外側がスポンジ素材で作られている安全なサーフボードのことを指します。
子供や初心者さんだけでも、怪我なく安全に楽しめるサーフボードとしてサーフィンスクールでは必ず導入されています。
2023年には、ソフトボードの性能も上がり、サーフィンの中級者や上級者もセカンドボードとして、ソフトボードを楽しむ傾向もあります。
筆者自身も子供たちと遊ぶソフトボードだけでなく、通常のサーフィン時に楽しめるソフトボードも愛用しています。
ソフトボードは安全に楽しめるサーフボードだよ!
シーシー
サーフィン初心者にオススメは 6’4ft〜8’0ft のソフトボード
サーフィンをこれから始めたい、もしくは始めている初心者さんにはサーフボードよりも「波に乗る感覚」を練習する必要があります。まだパドリングや波待ちがうまく出来ていないレベルを初心者さんと想定しています。
この初心者クラスのサーフボード選びで失敗してしまうと、サーフィン上達に非常に時間がかかってしまいます。
まずは「波に乗る感覚」を知るためにもソフトボードを選ぶようにしてください。ちなみにオススメは「ビーチアクセス」のソフトボードです。
まずは「波に乗る感覚」を練習できるソフトボードを選ぼう!
シーシー
サーフィン初級者にオススメのソフトボードは 6’4ft〜7’2ft のミッドレングス
パドリングができるようになって、波待ちもできるようになって、波に乗る感覚も知っている。テイクオフもできるようになったレベルを「サーフィン初級者クラス」としています。NSAの基準でいうと「5級」になります。
このレベルになると、次は「ドルフィンスルー(ダックダイブ)」を練習したり、ターンの練習などを行いたいです。
通常のハードボードに乗るのも良いですが、初級者クラスは最もクラッシュや怪我などが増える時期。なので個人的には 6’4ft 43L でノーズの形がドルフィンスルーができる形状になっています。
ソフトボードの多くはノーズが丸く、またノーズが細いのはサイズが小さかったりするので、ちょうど良いバランスのソフボードが少なかったりします。
その点、ビーチアクセスの6’4はサーフボードのバランスもちょうど良く、ドルフィンスルーもできる形になっているので、初級者からのステップアップに最適なソフトボードになります。
ここまで見事に初級者にピッタリのソフトボードは見当たらないので、素晴らしいですね。
ステップアップにはパドリングやドルフィンスルーの練習ができるソフトボードがオススメ!
シーシー
サーフィン中級者以上にオススメのソフトボードはソフトトップボード
サーフィン中級者以上の方がソフトボードを楽しむ場面のほとんどは「波が小さい日」や初心者にサーフィンを教える時ぐらいですよね。
でもミックファニングのソフトボードと、ビーチアクセスのソフトボードは、EPSハードボードをソフト素材で包んだ構造になっているので、サーフィン中級者以上の方でも違和感なく楽しめるソフトトップボードなんです。
キャッチサーフやソフテックのソフトボードに乗ったことがある方は多いと思いますが、一度ソフトトップボードの乗りやすさと比べてみてほしいと思います。
本当に全然違いますし、断然ソフトトップボードの方が乗りやすいです。
ソフトトップボードが一つあるとサーフィンの幅が広まるよ!
シーシー
ソフトボードはワックスが黒ずんでとても汚い
筆者はワックスで海が汚れる、ウェットスーツが汚れる、ワックスアップする時間がもったいないという理由で2015年ごろからワックスを使うのをやめました。
ソフトボードは通常のハードボード以上にワックスで汚くなります。ワックスリムーバーを使うとデッキ面の塗装も全部溶けて剥がれてしまうのでリムーバーも使うことができません。
そもそもワックスアップの歴史は樹脂系ハードボードから生まれています。
ソフトボードはそもそも材質が違うのでワックスアップ以外のやり方で滑り止めを行わなければいけません。
それなのにサーフィンの滑り止めはワックスアップしなきゃダメだみたいな感じでソフトボードもワックスアップしちゃったのが不幸の始まりです。
一度でもワックスを塗ってしまうと、黒ずんで汚くなるので売るときも売りにくくなります。ちなみに筆者が愛用していたソフトボードは4年使っていましたが、綺麗だったのですぐに買い手が見つかりました。
一番良いのは貼るタイプのワックスシートがオススメ。しかしデッキ面の素材に凹凸があるので、ワックスシートも剥がれやすいです。
なので筆者の場合は「剥がれたら新しいのを貼る」を繰り返してきました。
もしくは「ワックスを塗らなくても滑らないデッキ」を採用しているソフトボードを選ぶこと。個人的にはメンテナンスのことも考えてこのタイプのソフトボードをオススメしています。
ビーチアクセスのソフトボードはワックス不要のデッキ面を採用しています。ソフトトップボードだけではなくて、こうした利便性のことも考えて作られているので、みんなにオススメしています。
ソフトボードのワックスアップは本気でオススメできません。
シーシー
ソフトボードのメリット・デメリット
ソフトボードは通常のハードボードと構造も素材も違うので、サーフィンを楽しむ上でメリットとデメリットもあります。
ソフトボードでサーフィンをするメリット
- 素材が柔らかい
- ぶつかっても怪我になりにくい
- ぶつけてもサーフボードが壊れにくい
- 価格が安い
- 売るときも高く売れる
ソフトボードでサーフィンをするメリットは色々ありますが、一番は「怪我をしにくい」というところでしょう。
外側が柔らかいソフト素材なので自分自身もそうですが、他人を巻き込んでしまうクラッシュなどが発生しても、通常のハードボードと比べると怪我には繋がりにくいところです。
次の動画は極端ですが、海外で行われたパーティーウェーブという動画です。全員がソフトボードとソフトフィンでやっています。
動画では凄いことになっていますが、流石にこうなるとソフトボードでも怪我したりボードが壊れたりするので気をつけましょう。
ソフトボードはブランド問わず売るときに高く売れることもポイント。ソフトボードはスクールや子供たちの練習用としても人気なので中古市場も活発です。
需要がなくなることはほとんどありません。
ソフトボードのデメリット
- 見た目が初心者
- 選び方によっては上達を妨げる
- ターンの練習には向かない
- 水を吸って重くなる
- ワックスで汚くなる
ソフトボードでサーフィンしてると基本的には「初心者っぽい」から舐められます。こうした風潮はおそらく日本人だけでしょうが、海では邪魔扱いされたりしますね。
コストコのソフトボードやソフテックなど量産品の安価なソフトボードだと、遊ぶには適していますが上達には繋がりにくいです。
例えばターンができなかったり、ドルフィンスルーができなかったり。
ソフトボードの性質上、水を吸うと重たくなりますし、帰りの車内で水がポタポタ垂れてきて、シートが結構濡れていたということも起こります。
そして、前述しましたが「ワックスで汚くなる」というのが最も大きなデメリットですね。
ソフトボードはメリットも多いですが、選び方を間違えてしまうとデメリットも増えてしまうので注意して選ぶようにしましょう。
サーフィン ソフトボードは2種類ある
- ソフトトップボード
- スポンジボード
サーフィンのソフトボードは2種類あります。ビーチアクセスやMF Softboard が採用しているソフトトップボードと、コストコ、ソフテックが採用しているスポンジボードです。
ソフトトップボードは、通常のEPSハードボードをソフト素材で包んだ構造になっていて、適度なしなりと重さがあってハードボードに近い乗り味になっています。
スポンジボードは、真ん中にストリンガーと言われる支柱が入っていて、全体をスポンジで包んだ構造になっています。軽いのが特徴ですが、ボヨンボヨンとボードの反発が大きいので、ハードボードとは全く違う乗り味になります。
感覚的にはソフトトップボードはしっかり作られたサーフィン向けのボードで、スポンジボードはおもちゃって感じです。
サーフィンの練習に繋がるのはソフトトップボードかも!
シーシー
ソフトトップボードの特徴
- 内部にハードボードが使われている
- 外側をスポンジ素材で包んでいる
- スポンジボードと比べて多少重い
- ボヨンボヨンしないから乗りやすい
- スポンジボードと比べて割高
通常のサーフボードに近い乗り味だよ!
シーシー
スポンジボードの特徴
- 全体がスポンジで包まれている
- 軽くて持ち運びがしやすい
- ボヨンボヨンと弾む
- ソフトトップと比べて価格が安い
- ターンの練習には向いていない
安価なものが多いからお財布には優しいね!
シーシー
おすすめサーフィン ソフトボード ブランド
- Beach Access(日本発ブランド)
- Softeck
- MF Softboard
- COSTCO(コストコ)
関連記事:13,000人に聞いたサーフィン初心者にオススメのサーフボード5選!失敗例と失敗しない方法もまとめました
Beach Access ビーチアクセス ソフトボードの特徴
- ソフトトップボード
- ワックス不要のデッキ
- オンラインショップ
- 送料無料
2023年も一番オススメできるソフトボードだよ!
シーシー
MF Softboard ミックファニングソフトボードの特徴
- ソフトトップボード
- ワックス必要
- 価格が高い
どちらかというと中級者のセカンドボードとしてオススメかな。
シーシー
Softeck ソフテック ソフトボードの特徴
今日も一日乗っていこうw#insta360one #softech #ファンボード pic.twitter.com/FHswwyYChj
— ヒガシーサー (@higashisa) July 31, 2018
- ソフトボード
- ワックス必要
- 安価、量販店で安く買える
詳細なレビュー記事:ソフテックサーフボード 初心者向け 7ft ソフトファンボードのレビュー
子どもと遊ぶにはちょうどいい価格と性能だよ!
シーシー
COSTCO(コストコ)ソフトボードの特徴
- ソフトボード
- ワックス必要
- 安価
コスパ最強のコストコ!おもちゃとして選ぶのがいいね!
シーシー
【2023年度】サーフィン ソフトボード おすすめまとめ
- パドリングの練習ができる
- テイクオフの練習ができる
- ターンの練習ができる
- ドルフィンスルーの練習ができる
サーフィンの上達に繋げていきたいと考えてソフトボードを選ぶなら、上記項目の練習に繋がるソフトボードを選ぶようにしてください。
特にターンができること、ドルフィンスルーができることの2点は上達に欠かせません。
ソフトボードの外側のラインに「レール」と言われる箇所があります。このレールの形を見れば、そのボードがターンの練習ができるか、できないかを判断することができます。
安価なスポンジボードでは、このレールの形がサーフボードのお尻から頭まで一定の太さになっていて、太さも厚みも非常に大きいです。
太くて厚くなるとそれだけターンがしにくくなるので、練習に繋がりにくくなります。
あとはコストとの相談ですが、上達に繋げていきたいならビーチアクセスやMFソフトボードを選ぶと良いでしょう。
練習に繋げるならソフトトップボード、遊びで使うならスポンジボード!
シーシー