本記事は【ビーチアクセス 6’0” 38L ショートエッグ ワックスフリー】のレビューをまとめています。

ビーチアクセスの 6’0″ 38L はショートボード初心者でも乗れますか?

ミッドレングスサイズのボードでサーフィンした経験がある方なら初心者さんでも安定して乗れます!
本記事は、ビーチアクセスソフトボードの全13種類に試乗した上でレビューをまとめています。
1年以上の時間をかけて、春夏秋冬の全シーズンでテストしてきました。
そのテストを繰り返すことで得られたデータや経験をもとに、開発したオールラウンドのソフトボードが今回紹介しているボードです。
モデル | ビーチアクセス 6’0″ 38L |
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特徴 | ソフトトップボード、シングル+サイドフィン |
価格 | 55,800円(税、送料込み) |
クーポン使用 | 53,010円(クーポン利用後) |
対応レベル | 初心者〜中級者 |
対応する波 | ヒザ〜アタマ |
ブランド名 | Beach Access |
5%OFFクーポンコード | higashisa |

- ワックスフリーモデル
- パドリング、テイクオフ、ドルフィンスルーの練習ができる
- ソフト素材で安心・安全
- オールラウンドに楽しめる
- シングルフィン+サイドフィンで色んな楽しみ方ができる
- 特になし
コチラのボードはヒガシーサーとビーチアクセスのコラボモデル第二弾のソフトボードです。
オールラウンドに乗れて、ショートボード初心者さんや、ミッドレングスからのステップアップ向けに開発に携わりました。
特に意識したのは「パドリング」「テイクオフ」「ドルフィンスルー」ができること。
そしてソフトボードのデメリットを徹底的にリストアップして、できる限りデメリットを少なくして乗りやすくしたモデルです。
実際に作って、乗って試して「非常に安定したテイクオフができるショートボード」ということが分かりました。
本記事ではレビューと開発ストーリーについてまとめていきます。最後まで見てもらえると嬉しいです。
目次
この記事で分かること

- ビーチアクセス 6’0” 38L の特徴
- 他のモデルとの比較
- YouTubeの解説動画
- 本音のレビュー
- サーフィンの静止画
- 口コミ・評判
- よくある質問
- ビーチアクセスとは?
- なぜ6’0″38Lを開発したのか?
- クーポンの使い方
【特徴】ビーチアクセス 6’0″ 38L ショートエッグ ワックスフリー

- 初心者〜初級者の基本動作の練習ボード
- 中級者以上の「傾ける」「屈伸」「ひねる」の練習ボード
- ワックス不要モデル
- シングルフィン+サイドフィン
- 厚みを抑えたレール
- ドルフィンスルーができる
- ベージュカラーとアクアグレーの2モデル
初心者〜初級者の基本動作を練習できるソフトボード
- 疲れないパドリング
- テイクオフマスター
- ドルフィンスルー
通常の初心者向けスポンジボードはテイクオフやパドリングに特化しているので、サーフィン上達に必要なスキルを身につけられません。
例えば疲れないパドリングの練習ができない。テイクオフが上達しない。ドルフィンスルーができない。基本動作が身に付かない。
そんなデメリットがあります。
6’0″ 38L ショートエッグはそのデメリットを解消しつつ、ソフトボードらしい楽しさも味わえるように作られています。
サーフィン中級者以上の「傾ける」「屈伸」「ひねる」の練習ボードとして
- 傾ける
- 屈伸
- ひねる
この3つの動作はサーフィンの基本動作です。サーフィンの神様「ケリー・スレーター」も同じことを言ってました。
つまりこの3つの基本動作ができればサーフィンは上手くなります。
でも実はショートボードやパフォーマンスボードは板の反応が良すぎて、本人のスキルとは関係なしにターンができてしまいます。
私も19年間ショートしか乗ってこなかったので、初めてミッドレングスやソフトボードに乗った時に、基本が身についてないことを実感しました。
サーフィンの基本は「傾ける」「屈伸」「ひねる」の3つです。
それを練習するためには厚みのあるレール、オーバーフローのサーフボード、シングルフィンで乗れるボードが必要です。
ビーチアクセス 6’0″ 38L は普段ショートに乗っている中級者こそ試してほしい練習ボードなんです。
【YouTube動画】テイクオフ安定しすぎ!このショートエッグはステップアップに最適!
YouTube動画の内容
- 沖縄県砂辺のリーフブレイク
- セットが頭のコンディション
- 面がキレイなコンディション
- 中級者サーファーが試乗
リーフブレイクの掘れ上がる波でもテイクオフは安定するかどうか。それをテストしてきました。結論、掘れ上がる波でも非常に安定したテイクオフができていました。
【本音のレビュー】サーフィン中級者が6ヶ月乗り倒して分かったこと

忖度も誇張もなしで本音のレビューをしていきたいと思います。
まず、YouTube動画を撮影した時のコンディションは30分で20本以上の波に乗れました。
別のコンディションでも乗っていますが、平均して1時間に20本以上の波をキャッチできています。
ショートボードだけど波キャッチが非常に速いので、多くの波をキャッチできるサーフボードです。
パドリングが非常にスムーズ
ソフトボードは浮く力が強いので、小指から落として肘で引くパドリングがむずかしい場合も多いですが、このボードなら疲れないパドリングも実践できるので、非常にスムーズで楽なパドリングで波をキャッチできるのが嬉しいポイントです。
テイクオフの安定性が高い

6’0″の長さはソフトボードでは短いと感じるかもしれませんが、サーフボード理論をもとに開発されているので、非常に乗りやすいサーフボードになっています。
特に驚いたのは掘れ上がる波でも安定してテイクオフができるところ。
大きめのセンターフィンを使えることで、テール側に重心を作ることができるので、テイクオフが速く、安定もします。
ドルフィンスルーもできる
ソフトボードは浮く力が強く、ノーズが丸くなっていたりするので、ドルフィンスルーが難しいボードも多いです。
このサーフボードはノーズが尖っているので、ドルフィンスルーもできます。
体重54kgの私でも問題なくドルフィンスルーができました。
基本動作の練習ができるソフトボード

ターンも素直に反応してくれますが、通常のショートボードと比べてレールに厚みがあるので、しっかり体重移動が出来ないとキレイなターンができません。
でもこのボードでターンができるようになると、通常のショートボードのターンが簡単になり、上達したと錯覚するぐらいサーフィンが上手くなります。
基本動作ができていなくても、ショートボードやレールの薄いボードはターンが出来てしまうので、練習用として厚めのレール、オーバーフローのサーフボードに乗ることも大切だなと思いました。
パドリング、テイクオフ、ドルフィンスルーに加えて、サーフィンの基本動作も練習できるので、サーフィン上達の練習ボードとして最適です。
どんなヒトに向いてる?
- ショートにステップアップしたい方
- 基本動作を練習したいショート経験者
- 体重が軽いキッズのファーストボード
- サーフィンの基本を安全に練習したい方
一番オススメできるのは「将来、ショートボードにステップアップしたいサーフィン初心者〜初級者」です。
ソフト素材なので安全ですし、サーフィンの基本動作をしっかり練習できるソフトボードなので、安定したテイクオフで波をたくさんキャッチしつつ、基本動作の練習ができるボードなので、このボードを使ってサーフィンの基本を身につけてほしいですね。
外観・見た目

6’0″ 38L ショートエッグはベージュカラーとアクアグレーカラーの2モデルが発売されています。私が愛用しているのはアクアグレーモデルです。
- ショートエッグ
- ワックスフリーモデル
- シングル+サイドフィン
- アクアグレー
- ベージュ
レビューしているボードはテストボードなので、製品版とは外観デザインが異なります。またテストボードはワックスフリーではないモデルですが、製品版ではワックスフリーモデルを採用しています。詳しくは公式サイトでご確認ください。
【サーフィン静止画】沖縄県砂辺のリーフブレイク

波のトップに巻き上げられても、刺さらずに安定したテイクオフができる。

普通のスポンジボードならここで刺さっている。

厚すぎないレールとコンケーブのVeeが中級者でもターンができるように設計。

コントロールしやすいのでライン上にヒトがいても避けやすい。

シングル+サイドフィンで安定したターンが楽しめる。

科学的メソッドの「ニュートラルポジション」を練習しやすい。

テイクオフが安定しているため、視野を確保しやすい。

パワーゾーンでサーフィンができる。

バックウォッシュで急に掘れ上がる波でもテイクオフできる。

普通ならここで刺さる。

ショートの延長でトップターンもできる。

しっかりレールを入れた基本動作ができる。

ハイラインでのアップス&ダウンもできる。

セットの波

ボトムが隠れてるけど頭サイズのチューブ波。

ライン上にヒトがいてもコントロールしやすいので避けられる

しっかり基本動作ができる

大きめのセンターフィンで一味違った乗り味を楽しめる。

アクアグレーのモデル。
よくある質問
Q
現物を見ることはできますか?
A
残念ですがオンライン販売限定なので、現物を見たり触って確かめることはできません。その代わり公式サイトで写真や仕様などを詳しく掲載されています。
Q
試乗をすることはできますか?
A
こちらも残念ですが試乗をすることはできません。
Q
沖縄も送料無料地域ですか?
A
沖縄本島は送料無料地域に設定されています。離島に関しては送料がかかります。
Q
どんなフィンがオススメですか?
A
付属しているセンターフィン+スタビライザーでも楽しめますが、私は付属のセンターフィン+通常のXSサイズのサイドフィンを付けています。その方がターンの安定性が高くなります。またシングルフィンだけで乗ることもできますが、その場合は7インチのシングルフィンを付けて乗ることが多いです。
【開発ヒストリー】ソフトボードの弱点と利点を徹底的にリストアップした

ビーチアクセス 6’0″ 38L ショートエッグ ワックスフリーは、ソフトボードでよく直面する問題点を解決していくことでコンセプトがまとまっていきました。
ソフトボードの問題点あるある
- 見た目がザ・初心者
- テイクオフで刺さる
- ドルフィンが出来ない
- 基本動作の練習ができない
- 片手で持てない
このサーフボードは肩肘張らずに、リラックスしてサーフィンを楽しめるように設計しました。
また海外製ソフトボーの多くは見た目が「THE初心者」なので、見た目もシンプルでカッコいい外観にしています。
最も意識したのは「パドリング」「テイクオフ」「ドルフィンスルー」「フィンセッティング」「基本動作」の5つの基本を安全に練習できることです。
ソフトボードはテイクオフ特化のボードが多いので、なるべく他の練習もできるようにと考えて開発を進めてきました。
ドルフィンスルーはショートボードの基本スキルなので、その基本スキルの反復練習ができるようにしています。
最後に幅を広くしすぎず、片手で持てるボードサイズにしています。
疲れないパドリングを実践できること
私は日本のプロサーファーが教えるハウツー情報で両肩を脱臼しています。また速さを求めるパドリングを続けたことで両肘の炎症を慢性的に抱えていました。
身体能力を無視したパドリングは怪我に繋がります。
なのでオーストラリアの科学的メソッドで推奨されている「小指から入水して肘で引くパドリング」を実践しています。
ソフトボードは幅が広くてサイズも大きなタイプが多く、腕の短いヒトは科学的メソッドの「疲れないパドリング」を実践できないこともあります。
「ビーチアクセス 6’0” 38L ショートエッグ ワックスフリー」は6’0″の長さに抑えて、ノーズの幅も抑えているので小指から落として肘で引く「疲れないパドリング」を実践しやすいように設計しました。
テイクオフの安定



ソフトボードは水に浮く力が強いため、テイクオフが遅れることが多いです。
特に掘れ上がる波にはスポンジの浮力が関係していて、遅れて落とされることが多いです。
理由はいろいろありますが、私はテールが浮いてしまうことが大きな要因だと気付きました。
このソフトボードはテールを沈めやすくするためにラウンドテールにし、シングルフィン+スタビライザーを使って安定したテイクオフができるようにしました。
特に大きめのセンターフィンを設置できるのがメリットです。
大きめのセンターフィンのおかげで、重心がテールよりになるので、テールを沈めやすくなります。
そして大きいセンターフィンが後ろから来る波の力をもらいやすくしてくれるので、テイクオフの安定性に繋がりました。
※頭以上の波には小さいフィンの方がオススメです。
ロッカーが弱くて緩い角度になっているソフトボードは、沖縄のリーフブレイクのようは掘れる波は苦手ですが、テールが安定しているので急激に掘れ上がる波質でも安定したテイクオフができました。
驚いたのはテイクオフが遅れてしまっても、上から落とされる感覚はなくて、急激な斜面をちゃんと下りていけること。
この感覚を味わえたソフトボードは初めてだったので、すごく良かったですね。
ドルフィンスルーができること
ソフトボードはテイクオフ特化のモデルが多いので、ドルフィンスルーが難しいモデルが多いです。
このボードはドルフィンスルーができるように、ノーズをショートのように尖らせて、全体のボリュームを落としました。
体重54kgの私の場合でも、ドルフィンスルーができるギリギリのボリュームにしています。
フィンのセッティング
多くのサーファーがフィンセッティングを変えることで、サーフボードの乗り味がどう変わるのかを試したことがありません。
トライならずっとトライ。ツインならずっとツイン。
みたいな感じです。
フィンを交換できるサーフボードがあるのに、シングルやツイン、フィンレスを楽しもうとするサーファーが驚くほど少ないです。
サーフボードはもっと自由にフィンセッティングを変えて、どんなフィンでも違いを感じながらサーフィンをすると楽しくなります。
ロブ・マチャドが考案した FireWire Sunday のようにシングルでも、ツインでも、シングル+スタビでも楽しめるように設計しています。
基本動作の練習
どんなにサーフボードの性能が良くても、サーフィンの基本は「傾ける」「屈伸する」「ひねる」の3つです。
この3つの練習ができないボードは良いボードとは言えません。
テイクオフ特化、パドリングイージー特化のボードはいっぱいありますが、それだけだとサーフィンの練習には向いてません。
このボードはショートボードにステップアップしたい方、キッズが練習できるボード、経験者がフィンのセッティングを変えながら楽しめるボードです。
テイクオフ特化でもないし、パドリング特化でもないです。
オールラウンドにサーフィンを楽しみながら練習できるボードを目指して開発しました。
オススメのフィンセッティング

基本的にはセットで付いてくる付属のフィンでOK。
私はXSサイズのサイドフィンと、付属のシングルフィンをセットにして乗っています。
ツインフィンで乗るときはフィンの高さ(Depth)のあるタイプがオススメ。
キールフィンのような幅が広くて高さが低いタイプのフィンだと、イマイチ調子が良くなかったです。
シングルフィンだけで乗るときは7インチのシングルフィンで乗っています。
口コミ・評判 ビーチアクセス 6’0″ 38L ショートエッグ
ヒガシーサーの友人に乗ってもらった感想です。

ショートボード歴15年 中上級者 30代
普段はPU製のパフォーマンスショートに乗っています。ビーチアクセス 6’0″ 38L ショートエッグは乗りやすいサイズで、すごくバランスの良いソフトボードだと感じました。ボリュームも十分にあるのでサーフィン初心者さんやステップアップしたい初級者さんも乗りやすいと思います。
ビーチアクセス 5%OFF クーポンの使い方
- 公式サイトで購入する
- 購入予定のサーフボードをカートに入れる
- チェックアウトに進む
- クーポンコード入力をタップする
- 入力画面に「higashisa」を入力する
- 5%割引が適用される

クーポンコード:higashisa
ビーチアクセス ソフトボード 6’0″ 38L まとめ
このサーフボードは、様々なサーフボードをテストした中で「こんなソフトボードがあったらいいよね」を形にしたソフトボードです。
特にショートボードに憧れてるサーフィン初心者さん〜初級者さんにオススメできるボードとして開発しています。
個人的には一番乗りやすいソフトボードなので、本当にオススメです。
ショートボード歴10年 中上級者 30代
普段はパフォーマンスボードとミッドレングスに乗っています。ビーチアクセス 6’0″ 38L ショートエッグは身長180cmの私には普段乗っているショートボードに近いサイズで乗りやすかったです。シングルフィンでも楽しめて、ツインフィンでも楽しめるのが良いですね。