- 波を見ながらパドリングする
- ボードのテールに重心を置く
- ゆっくり立ち上がる
サーフィンのオンラインスクール「Corrective Surf’n’ Fitness」のテイクオフマスター講座で学んだことを要約しました。
第4章の内容は、コレクティブで受講できるテイクオフマスターの内容を要約して解説しています。
シーシー
目次
サーフィン テイクオフの定義とは
サーフィンのテイクオフの定義は【波に乗ること】です。
私もそうでしたが、サーフボードの上に立ち上がることがテイクオフということではないんですね。
波の力をサーフボードやカラダがしっかりキャッチすることで、波に乗っていくことができて、その波に乗ることがテイクオフになります。
なので寝そべった状態でも波に乗ることができたら、それはテイクオフで成功していると考えるようにしましょう。
サーフィン テイクオフの目的とは
サーフィンのテイクオフの目的は【波をキャッチして、サーフボードをコントロールすること】になります。
波に乗ったとしてもサーフボードが自分のコントロールできる状態になければ、テイクオフの目的は達成できません。
波に乗って、サーフボードをコントロールできる状態になって、初めてテイクオフの目的が達成されます。
Corrective Surf’n’ Fitness テイクオフマスター講座とは
サーフィンの科学的メソッドを学ぶことができるサーフィンのオンラインスクール「Corrective Surf’n’ Fitness」では、テイクオフマスターという講座があります。
この講座ではテイクオフの悩みを解決してくれる科学的メソッドを学べます。
私も過去に数回受講し、テイクオフの理解を深めてきました。そのおかげで掘れる波も、タルい波も自信を持ってテイクオフできるようになっています。
サーフィン テイクオフのよくある失敗例
- 波の力をキャッチできていない
- 波の速度に合わせていない
- サーフボードが刺さる
サーフィン テイクオフでよくある失敗例は、波の力をキャッチできていない、波の速度に合わせていない、サーフボードが刺さってしまうの3つです。
特にサーフボードが刺さってしまうのは、サーフボードのノーズ側に体重をかけていることで起こりやすくなります。
テイクオフに失敗することは誰にでもあるし、上級者でも成功しているように見えて、実は失敗しているというケースも多いです。
なのでテイクオフに失敗したからと自信を失くすのではなくて、みんな失敗していると考えて、改善の過程を楽しんでいきましょう。
サーフィン テイクオフの成功例
- 波の力をキャッチできている
- サーフボードが波に押されている
- サーフボードがコントロールできている
サーフィンのテイクオフは立ち上がることではなく、波の力をサーフボードがちゃんとキャッチできていることが大事です。
テイクオフ=立ち上がるという意識でいると、どうしても慌てて立ちあがろうとしてしまいます。
初中級者に多い失敗が、慌てて立ち上がることで、サーフボードがコントロールできない状態でターンしてしまうこと。
そうならないためには、まず立ち上がるという意識を、波をサーフボードがちゃんとキャッチすることを意識していきましょう。
サーフィンのテイクオフを成功させるために必要なマインド
- 笑顔でサーフィンする
- 怖くても視点を上げる
- 失敗してもいいんだよ
サーフィンのテイクオフは、マインドが 9割 と言っても過言ではありません。
マインドを整えてリラックスすることも大事。失敗したらどうしよう、パーリングが怖いと考えちゃうと体が強張ってしまいます。
失敗してもやり直せばいいし、やるべきことをシンプルにして、自分ができたことを必ず1つ褒めるようにしてあげてください。
失敗してもいいんだよ。と自分に言ってあげましょう。
シーシー
サーフィン テイクオフの動画
サーフィン テイクオフに成功する手順
- 波を見ながらパドリングする
- ボードのテール側に体重をかける
- ゆっくり立ち上がる
サーフィンのテイクオフは簡単です。
上記の3つの項目を頭の中で唱えるだけで大丈夫です。
海の上ではあまり考えすぎると、サーフィンが楽しくなくなっちゃうので、陸トレで反復練習するのがオススメです。
陸トレで反復練習をしていれば、海の上では無意識で出来るようになります。
サーフィンのテイクオフに成功する手順をまとめると
- 笑顔でサーフィンする
- サーフボードの力を使う
- 陸トレで反復練習する
笑顔でサーフィンするとうまくいきます。これは精神論ではなくてカラダの仕組みを使っています。
緊張したり怖がると体が固まります。笑顔で楽しむと弛緩してカラダが動ける状態になります。
その上で、自分の力ではなくサーフボードの力、海の力を使えるようになりましょう。
テイクオフの目的は立ち上がることではなく、サーフボードが波の力をキャッチすることです。
ということは自分の力を磨くよりも、サーフボードの力と海の力を使えるようにする方が正しいということです。
そして最後に海で頑張るということをやめましょう。
スポーツも仕事もスキルは反復練習で身に付きます。サーフィンは海で行うスポーツですが、海では反復練習がむずかしいです。
なので自宅で出来る陸トレを実践して、マッスルメモリーに記憶させていきましょう。
陸トレ 波を見ながらパドリングする
サーフィンのテイクオフは車の運転と近いです。
車の運転も曲がるときは左右を確認したり、サイドミラーで後方を確認しながら曲がりますよね。
あの動きと同じように、左右を確認しながらテイクオフできるようになると上達します。
陸トレ 下を見ない練習
テイクオフからライディングに進んでいくためには、プッシングが重要になっていきます。
プッシングとは立ち上がる前に、上体を起こす姿勢のことです。
この姿勢をキープしながら行きたい方向を「見る」と、立ち上がる前からレールが入ってスムーズなターンができるようになります。
陸トレ 歩くようにテイクオフする
歩くようにテイクオフする。言葉ではなんとなく分かるけど、実践するとなかなかイメージがわかないって方も多いでしょう。私もその一人でした。
歩くようにテイクオフするためには、とりあえず寝そべった状態から歩き出す動作をやってみてください。
大抵の場合、それが理想的なテイクオフの姿勢になります。
逆にサーフィンのテイクオフによくある「ポップアップ」と呼ばれている、飛び上がって板の上に立ち上がる動作をしてみてください。
恐らく立ち上がった時に、骨盤が下がって、頭は下を見て、両足はガニ股になっているはずです。
寝そべった状態から立ち上がろうとすると、自然に骨盤が前に出て、頭は前を見て、両足は歩こうとしているので進行方向に膝が向いてます。
この自然の動きをサーフィンのテイクオフに取り入れるだけでいいんです。
テイクオフで膝が擦れる時の解決策
- 手のつく位置を乳首の横にする
- 親指は内側に向けよう
- カラダの仕組みでアゴを上に向ける
テイクオフで立ち上がる時に、膝がボードに当たっちゃうという声を複数名の方から頂きました。
いくつか原因がありますが、最も多いのは「手のつく位置」が前の方にあるパターンです。
手のつく位置を、胸の横、乳首の横辺りに置くと上体を起こすスペースができて、膝があたらないようになります。
サーフィン テイクオフのトリガーワード
- 波を見ながらパドリングする
- テール側を沈める
- ゆっくり立ち上がる
この3つを意識すればテイクオフは上達していきます。
陸トレを続けて、頭の中にキーワードだけ入れておけば、あとは体が無意識に反応してくれます。
頭の中に失敗をイメージするか、キーワードをイメージするかの違いだけでも大きく変わってきます。
テイクオフの陸トレ18項目
- 笑顔でサーフィンする
- 波をよく見る
- 足を締める
- お尻を締める
- アゴを上げる
- 小指から入れる
- 肘で引く
- レールを掴まない
- プッシング
- ウォークアップ
- 骨盤を前に向ける
- 骨盤を前に出す
- ファイティングポーズ
- ニュートラルポジション
- 行きたい方向を見る
- 行きたい方向に指を差す
- 笑顔でサーフィンする(2回目)
- 陸トレする
笑顔でサーフィンする
波をよく見る
足を締める
お尻を締める
アゴを上げる
小指から入れる
肘で引く
レールを掴まない
プッシング
ウォークアップテイクオフ
ファイティングポーズ
骨盤を前に出す
ファイティングポーズ
ニュートラルポジション
行きたい方向を見る
行きたい方向に指を差す
笑顔でサーフィンしよう(2回目)
反復練習をする
4章 サーフィンのテイクオフを安定させるコツと要点
- 波を見ながらパドリングする
- 前を見る
- ゆっくり立ち上がる
サーフィンのテイクオフは上記のキーワードを意識して、陸トレで反復練習していきましょう。
いつものサーフィンは楽しむだけで大丈夫。失敗してもいいし、パーリングしても大丈夫。
自信を失くす必要はどこにもないので、楽しんで楽しんでサーフィンをレベルアップしていきましょう。
次は5章【ドルフィンスルーをカンタンにする】だよ。
シーシー
世界一やさしいサーフィン上達講座の全体像(画像)
【せかやさサーフィン】はサーフィン初心者がサクッと最短で上達してもらうためのテクニックをまとめています。テクニックとは小手先のものではなく【使い方】に重点を置いています。