
メイ
Beach Access ソフトボード 6’6″ 42L クアッド ミッドレングス ワックスフリーってどんなサーフボードなの?評判はどうなんだろう?
Beach Accessの6’6″ 42L クアッドは、従来のスポンジボードとは異なるソフトトップ構造を採用したボードです。扱いやすい6’6″サイズとクアッドフィンで操作性が高く、初心者〜中級者向けのミッドレングスとして人気があります。このレビューでは実際に乗った感想と詳しい特徴を解説しますね。

ヒガ
- Beach Access 6’6″ 42L クアッド ミッドレングスの特徴とスペック
- テストライダーによる乗り心地と性能評価
- 他のBeach Accessモデルとの違いと比較
- どんなサーファーに最適なボードなのか
- お得に購入する方法(5%OFFクーポン情報付き)
この記事はサーフボード完全ガイドの一部として、Beach Access 6’6″ 42L クアッド ミッドレングス ワックスフリーの特徴と実際の使用感を徹底解説します。
「長い記事は読むのが大変」という方のために、写真や動画、比較表を使って分かりやすくまとめました。時間がない方は、メリット・デメリットの箇条書きだけでも読んでいただければと思います。
後で読み返したい方は、この記事をブックマークしておくと便利です!

ヒガシーサー/@higashisacom/サーフィン歴20年。Beach AccessとNanazeroのテストライダーとして多数のモデルを試乗。科学的なアプローチでサーフィン上達法を研究し発信。初心者〜中級者の週末サーファーが効率的に上達するための情報を提供。Instagram 3.5万人、YouTube 1.6万人のフォロワーを持つ。
撮影協力:Kanato Hamaguchi(@soundman.k)、Junichi Ishadou(@junichi.ishadou)
目次
【メリット・デメリット】Beach Access 6’6″ 42L クアッド ミッドレングス ワックスフリー

すぐに結論が知りたい方のために、Beach Access 6’6″ 42L クアッドのメリット・デメリットを簡潔にまとめました。
- 中級者にも操作しやすいミッドレングスサイズ
- クアッドフィンによる高いコントロール性能と加速力
- ハードボードのような反応性を持つソフトトップ構造
- ワックスフリーで手入れが簡単&車内を汚さない
- 小波から胸肩サイズまで幅広い波のコンディションに対応
- 全くの初心者にはボードサイズがやや小さい(7’0″以上がおすすめ)
- ワックスフリー面は通常のワックスよりやや滑りやすい(慣れが必要)
- クアッドフィンは荒れた波では安定性がやや落ちる
【特徴とスペック】Beach Access 6’6″ 42L クアッド ミッドレングス
モデル名 | Beach Access 6’6″ 42L クアッド ミッドレングス |
---|---|
サイズ | 6’6″ x 20 7/8″ x 2 3/4″ (198.1cm x 53.0cm x 7.0cm) |
ボリューム | 42L |
シェイプ特徴 | ラウンドピンテール、エッグシェイプ、クアッドフィン |
ボトム形状 | ハルエントリー〜シングルコンケーブ〜ダブルコンケーブ |
ワックスフリー | あり(凸凹加工デッキ) |
重量 | 約4.5kg |
価格 | ¥58,800(税、送料込) |
カラー | Beige、White、AquaGray |
対応レベル | 初心者中期〜上級者 |
5%OFFクーポン | higashisa |

メイ
ワックスフリーって本当に滑らないの?普通のソフトボードとどう違うの?
Beach Accessのワックスフリーは特殊な凸凹加工をデッキに施していて、ワックスを塗らなくても滑りにくいように設計されています。通常のスポンジボードとの大きな違いは、中にハードボードが入っている「ソフトトップ構造」であること。おかげで反応性が良く、ハードボードに近い乗り味を楽しめるんですよ。ワックスを塗る手間がなく、車内も汚れにくいのが大きなメリットです。

ヒガ
※ 5%OFFクーポンコード:higashisa
Beach Access 6’6″ 42L クアッドの構造と特徴
- ソフトトップ構造:IXPEソフトトップとHDPEボトムを使用し、内部にハードボードコアを持つハイブリッド構造
- ワックスフリー加工:デッキ面に特殊な凸凹加工を施し、ワックスなしでもグリップ力を確保
- 1本のバンブーストリンガー:適度な強度と柔軟性のバランスを実現
- Futuresフィンボックス:クアッドフィン設定で、市販のFuturesフィンと互換性あり
- ボトム形状:ハルエントリー〜シングルコンケーブ〜ダブルコンケーブの複合構造で波乗り性能を向上
Beach Accessのソフトボードは、単なるスポンジ素材ではなく、内部にハードボードのコアを持ち、外側を柔らかい素材で覆った「ソフトトップ構造」を採用しています。これにより安全性を確保しながらハードボードに近い反応性と性能を実現。スポンジボードの扱いやすさとハードボードの性能のいいとこ取りをした設計といえます。
【デザインと外観】Beach Access 6’6″ 42L クアッド ミッドレングス

シェイプの特徴
- アウトライン:Beach Access 6’4″モデルと比較してやや直線的なアウトライン。エッグシェイプにハイパフォーマンス要素を加えたデザイン
- テール形状:ラウンドピンテール採用でコントロール性を高め、スピードを生み出しやすい設計
- レール形状:6’4″モデルより薄めのレールでシャープなターンが可能
- ノーズ:やや丸みを帯びたデザインで、波のキャッチ力とパドル効率を向上
- ボトム形状:パドリングを助けるハルエントリーから、トラクションと加速性能を高めるシングル〜ダブルコンケーブへと変化する複合構造
Beach Accessの6’6″ 42Lクアッドは、ミッドレングスの扱いやすさを維持しながら、よりパフォーマンス志向の要素を取り入れた設計になっています。直線的なアウトラインと薄めのレールは俊敏性を高め、ラウンドピンテールはホールド力とスピード性能を向上させています。同ブランドのオールラウンドモデル「6’4″ 42L」と比較すると、よりダイナミックなサーフィンに対応する設計と言えるでしょう。
カラーバリエーション
Beach Access 6’6″ 42L クアッドには、以下の3色のカラーバリエーションがあります:
- Beige(ベージュ):自然な風合いで海や砂浜の風景に溶け込むナチュラルな色合い
- White(ホワイト):シンプルで爽やかな印象、どんなウェアにも合わせやすい定番カラー
- AquaGray(アクアグレー):海の色に近いブルーグレーで、落ち着いた洗練された印象
【乗り心地と性能評価】Beach Access 6’6″ 42L クアッド

パドリングと波キャッチ性能
6’6″ 42Lクアッドのパドリングと波キャッチ性能は非常に優れています。42Lという適度なボリュームがあることで浮力が確保され、パドリング時の安定感があります。ハルエントリーのデザインが取り入れられているので、水の抵抗を減らしスムーズなパドリングをサポート。特に小〜中波では、非常に早い段階で波をキャッチできます。
テイクオフの瞬間も、適度な浮力とバランスの取りやすいシェイプのおかげで安定感があります。完全な初心者にはやや小さいサイズ感ですが、テイクオフに慣れた初心者からは操作性の良さを感じられるでしょう。
ターン性能とマニューバビリティ
このボードの最大の特徴は、クアッドフィンシステムとソフトトップ構造による高いコントロール性能です。特に:
- ボトムターン:クアッドフィンによるホールド力のおかげで、しっかりとしたボトムターンが可能
- カットバック:適度に薄いレールが効いて、反応の良いカットバックができる
- トップターン:ミッドレングスながら比較的俊敏なトップターンが可能
- スピード感:クアッドフィンの特性を活かした加速性能があり、フラットな部分でもスピードを維持しやすい
通常のソフトボードに比べて、レールの薄さとクアッドフィンの組み合わせにより、ハードボードに近い反応性を感じることができます。6’6″というサイズ感は、ショートボード感覚でのコントロールと、ミッドレングスの安定感を両立させるバランスの良いポイントです。

メイ
クアッドフィンって、トライフィンと比べてどんな違いがあるの?初心者でも乗りこなせる?
クアッドフィンはトライフィンと比べて、ドライブ感とスピード感が特徴的です。センターフィンがないので、ボードの後ろ側が解放された感じになり、より自由度の高いサーフィンが可能になります。特に小波でのスピード維持に優れ、クイックなレールtoレールの動きがしやすいんです。
初心者でも十分乗りこなせますよ。特に6’6″というサイズは操作性とバランスが良く、初心者中期〜上級者まで楽しめます。ただ、荒れた波ではトライフィンほどの安定感はないので、波質に合わせた使い分けができると理想的ですね。

ヒガ
波のサイズとコンディション別性能
波のサイズやコンディション別に、6’6″ 42L クアッドの性能を評価しました:
波のコンディション | 性能評価 | 特記事項 |
---|---|---|
小波(膝下〜腰) | ★★★★★ (5/5) | クアッドフィンの推進力が活きる。パワーの弱い波でも加速しやすい |
中波(胸〜肩) | ★★★★☆ (4/5) | ボトムターンからカットバックまで軽快に動く。反応性が良い |
大波(頭以上) | ★★★☆☆ (3/5) | ミッドレングスとしては対応可能だが、より長いボードが安定する |
クリーンな波 | ★★★★★ (5/5) | クアッドフィンの特性を最大限に活かせる。スムーズな動きが可能 |
荒れた波 | ★★★☆☆ (3/5) | センターフィンがないため、荒れた波ではやや安定性に欠ける |
総合的に見て、このボードは小〜中波のクリーンなコンディションで最も性能を発揮します。特に波のパワーが弱い日でも、クアッドフィンの特性を活かしてスピードを維持しやすいのが大きな魅力です。
Beach Access 6’6″ 42L クアッドには標準でクアッドフィンが付属していますが、Futuresフィンボックスを採用しているため、様々なフィンと互換性があります。波質や好みに合わせてフィンをカスタマイズできることも魅力の一つです。
- 標準フィン:バランスの取れた基本性能を発揮
- 小さめのフィン:より俊敏な動きを求める場合
- 大きめのフィン:よりホールド力と安定感を求める場合
サーフボードフィンの選び方と特徴についての詳細はこちらの記事をご覧ください。
ワックスフリー面の実用性
Beach Accessの特徴の一つであるワックスフリーデッキは、凸凹加工によってグリップ力を確保しています。実際に使用してみた感想としては:
- 滑り止め効果:通常のワックスほどの強力なグリップ力はないが、十分な滑り止め効果あり
- 利便性:ワックスを塗る手間が省け、車内や保管場所が汚れない
- 耐熱性:夏場の高温でもワックスのように溶けて流れ出る心配がない
- 耐久性:長期使用でも表面加工が維持される(ワックスのような定期的なメンテナンス不要)
ワックスフリー面は通常のワックスよりもやや滑りやすい傾向がありますが、過度に踏み込まずに体重移動を意識したサーフィンを心がけることで、問題なく使用できます。むしろ踏み込みすぎない正しい乗り方を身につけるのに役立つ側面もあります。
総合評価

サーフィン歴20年、中級者の総評:Beach Access 6’6″ 42L クアッドは非常に扱いやすいサイズのソフトボードです。クアッドフィンのセッティングで、レールも適度に絞れているのでショートボード出身者の小波用セカンドボードに最適です。7〜8フィートのソフトボードよりも操作性が高く、ハードボード感覚で乗れるのが魅力。ワックスフリーの手軽さも兼ね備えた、バランスの良いミッドレングスだと思います。
【口コミ評価】Beach Access 6’6″ 42L クアッド ミッドレングス ワックスフリー
実際に購入して使用している方々の声を集めました。公式ストアのレビューや、私の友人サーファーたちの感想です。
公式ストアの口コミ

T.さん(40代男性)
大型ボードからの乗り換えも快適
8フィートのソフトボートからこのサイズに変更しましたが、思ったより乗りやすかったです。デザイン性も良く、何よりワックスを塗らないのが魅力です。このボードで楽しみたいと思っております。
公式ストアから引用
テストライダー・経験者の感想

Junichi(サーフィン歴10年、マルチボーダー)
ショート、ミッドレングス、ロングと様々なボードに乗っています。この6’6″ 42L クアッドは、ショートボーダーにも扱いやすいクイックな動きが魅力的です。それでいて膝波でも楽々波キャッチができるので、1本あればサーフィンの楽しさが倍増すると感じました。特に夏場の小波シーズンには大活躍しそうです。
Instagram(@junichi_ishadou)

Kanato(サーフィン歴15年、ショートボーダー)
普段はショートボードに乗っていますが、小波用のセカンドボードとして6’6″ 42L クアッドを使用しています。クアッドフィンの推進力の良さと、ミッドレングスの波キャッチの容易さが両立したバランスの良いボードだと思います。フューチャーフィンボックスなので、波質や好みに合わせてフィンを変えられるのも良いですね。
Instagram(@soundman.k)

メイ
みんなの口コミを見ると、評判が良いみたいだね!でも実際に8フィートから6’6″に短くなっても乗りやすいかな?怖くない?
サイズダウンの不安は自然なことですが、このボードはそのギャップを埋めるように設計されていますよ。42Lという適度なボリュームがあるため、8フィートからのステップダウンでも比較的スムーズに移行できます。実際に口コミでも「思ったより乗りやすかった」という声がありますね。
ただし、サイズダウンする際は徐々に慣れていくことが大切。最初のうちは少し小さく感じるかもしれませんが、数回乗るうちに体が適応していきます。このボードの良さは、長さが短くなることで得られる操作性の向上です。ターンがしやすくなり、より楽しいサーフィンができるようになりますよ。

ヒガ
【詳細画像】Beach Access 6’6″ 42L クアッド ミッドレングス ワックスフリー






より詳細な情報は公式サイトをご覧ください:Beach Access 6’6″ 42L クアッド ミッドレングス ワックスフリー
【適性評価】Beach Access 6’6″ 42L クアッドはこんな人におすすめ

おすすめするサーファー像
- テイクオフができるようになった初心者中期~上級者(基本的なテイクオフとストレートに進むことができる方)
- 長いボードからステップアップを考えている方(7’0″以上→6’6″へのスムーズな移行に最適)
- ショートボードに乗っているサーファーの小波用セカンドボードとして
- 幅広い波のコンディションで楽しみたい方(小波から胸肩サイズまで対応)
- ミッドレングスの操作性とクアッドフィンの推進力を求める方
- ワックスメンテナンスの手間を省きたい方(車内を汚さず頻繁なメンテナンスが不要)
向いていないサーファー像
- 全くの初心者(まだテイクオフが安定していない方は、Beach Access 7’2″ 56Lや8’0″ モデルから始めることをおすすめします)
- 大波専用のボードを探している方(クアッドフィンは大波や荒れた波では安定性に欠けることがあります)
- 極端に軽量なボードを求める方(ソフトトップ構造のため、超軽量のスポンジボードと比べるとやや重いです)
体重別おすすめ度
体重 | おすすめ度 | コメント |
---|---|---|
50kg未満 | ★★★☆☆ (3/5) | 軽量の方には浮力が多すぎる可能性があります。6’0″ エッグモデルの方が向いているかも。 |
50〜65kg | ★★★★★ (5/5) | 最適な体重帯。バランスよく操作でき、浮力も十分です。 |
65〜80kg | ★★★★☆ (4/5) | やや浮力が少なめですが、経験者なら問題なく使用できます。 |
80kg以上 | ★★★☆☆ (3/5) | 浮力不足の可能性があります。7’0″や7’6″ モデルの方が良いでしょう。 |
【比較】他のBeach Accessモデルと比較
Beach Accessのソフトボードラインナップは豊富で、様々なモデルが存在します。そこで、6’6″ 42L クアッドと他の主要モデルを比較してみました。
Beach Access 6’4″ 42L ミッドレングスとの比較
Beach Access 6’4″ 42L ミッドレングスは同じような浮力を持ちながら、サイズが少し短いトライフィンモデルです。両方のモデルを比較すると:
比較項目 | 6’6″ 42L クアッド | 6’4″ 42L ミッドレングス |
---|---|---|
フィンシステム | クアッドフィン | トライフィン |
ボードの長さ | 6’6″ (198.1cm) | 6’4″ (193.0cm) |
ボリューム | 42L | 42L |
レール形状 | 薄め | 標準 |
波キャッチ性能 | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
小波性能 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
大波性能 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
安定性 | ★★★★☆ | ★★★★★ |
ターン性能 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
向いている人 | よりカービング重視、小波特化 | オールラウンド、安定性重視 |
6’4″ ミッドレングスのトライフィンシステムは、荒れた波でも安定感があり、幅広い波のコンディションに対応します。一方、6’6″ クアッドは小波での加速性能に優れ、よりクイックな動きが可能です。どちらを選ぶかは、あなたの好みのサーフスタイルや主に乗る波のコンディションによって決めると良いでしょう。
参考記事:【レビュー】Beach Access ソフトボード 6’4″ 42L ミッドレングス ワックスフリー
Beach Access 7’0″ 48L ミッドレングスとの比較
7’0″ 48L ミッドレングスは、より長く浮力のあるモデルで、シングル+サイドフィンのセットアップになっています。
比較項目 | 6’6″ 42L クアッド | 7’0″ 48L ミッドレングス |
---|---|---|
フィンシステム | クアッドフィン | シングル+サイドフィン |
ボードの長さ | 6’6″ (198.1cm) | 7’0″ (213.4cm) |
ボリューム | 42L | 48L |
波キャッチ性能 | ★★★★☆ | ★★★★★ |
小波性能 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
大波性能 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
安定性 | ★★★★☆ | ★★★★★ |
ターン性能 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
向いている人 | ショートボード感覚、操作性重視 | ミッドレングスの王道、グライド感重視 |
7’0″ 48L ミッドレングスは、より王道的なミッドレングスの乗り味を提供します。シングル+サイドフィンのセットアップにより、直進安定性と緩やかでスムーズなターンが特徴です。波キャッチ性能は6’6″モデルより優れていますが、俊敏性とターン性能では6’6″クアッドの方が上回ります。ショートボードのような動きを好む方は6’6″クアッド、よりクルージング感覚を楽しみたい方は7’0″がおすすめです。
参考記事:【レビュー】Beach Access ソフトボード 7’0″ 48L ミッドレングス ワックスフリー
Beach Access 7’2″ 56L ミッドレングスとの比較
7’2″ 56L ミッドレングスは浮力が大きく、より初心者向けに設計されたモデルです。
比較項目 | 6’6″ 42L クアッド | 7’2″ 56L ミッドレングス |
---|---|---|
フィンシステム | クアッドフィン(Futures) | ソフトトライフィン(プラグ) |
ボードの長さ | 6’6″ (198.1cm) | 7’2″ (218.4cm) |
ボリューム | 42L | 56L |
ノーズ形状 | やや丸み | エッグノーズ(幅広) |
波キャッチ性能 | ★★★★☆ | ★★★★★ |
初心者向け | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
ターン性能 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
向いている人 | 経験者向け、操作性重視 | 初心者向け、安定性重視 |
7’2″ 56Lミッドレングスは、エッグノーズと56Lという大きなボリュームにより、初心者でも簡単に波をキャッチできるモデルです。プラグフィンのトライフィンセットアップも初心者に優しく設計されています。一方、6’6″ 42Lクアッドは経験者向けの操作性を重視したモデルで、よりダイナミックなサーフィンが可能です。初めてのサーフボードを探している方には7’2″モデルが、ステップアップやセカンドボードを探している方には6’6″クアッドがおすすめです。
参考記事:【レビュー】Beach Access ソフトボード 7’2″ 56L ミッドレングス ワックスフリー

メイ
比較表を見ると、同じミッドレングスでもそれぞれ特徴があるんだね!私はサーフィン歴1年くらいで、まだボトムターンが安定しないんだけど、どのモデルが一番良いかな?
サーフィン歴1年で、テイクオフができてまっすぐ乗れるなら、6’6″ 42L クアッドは良い選択肢だと思いますよ。このモデルはボトムターンの練習に適していて、クアッドフィンの特性でレールを効かせやすいんです。
ただ、体重によっても最適なモデルは変わります。60kg前後なら6’6″が良いですが、70kg以上あるなら7’0″ 48Lの方が浮力が適切かもしれません。また、ボトムターンの練習を始めたばかりであれば、最初は7’0″でレールの使い方を覚え、慣れてきたら6’6″にステップダウンするという選択肢もありますよ。

ヒガ
【サーフィン上達のヒント】Beach Access 6’6″ 42L クアッドの乗り方のコツ
Beach Access 6’6″ 42L クアッドを最大限に活用するための乗り方のコツをご紹介します。
基本のスタンス
このボードは、標準的なミッドレングスよりもややショートボード寄りの特性を持っています。そのため、スタンスは以下のポイントを意識するとよいでしょう:
- 足の位置:前足はボードの中心線よりやや後ろ、後ろ足はテールに近い位置に置く
- 重心配分:前足と後ろ足に50:50で均等に体重をかける(ニュートラルポジションを意識する)
- 膝の曲げ方:軽く膝を曲げて低重心で安定感を出す
- 上半身:リラックスさせ、肩はボードと平行に
ターンの仕方
クアッドフィンの特性を活かしたターンをするには:
- 目線の使い方:まず目線を曲がりたい方向に向ける
- 肩の回転:目線に続いて肩を回転させる
- レールの使い方:クアッドフィンは後ろのフィンがセンターフィンより外側にあるため、レールを深く入れると強いグリップ力を発揮
- 前足での誘導:ターン開始時は前足に少し多めに体重をかけることで、ターンの導入をスムーズにできる
- 後足でのコントロール:ターン中盤から後半にかけては後ろ足で調整してコントロールする
クアッドフィンの特徴を理解して乗ることで、このボードの性能を最大限に引き出すことができます。特にボトムターンでは、レールの入れ方とスムーズな体重移動がポイントです。
小波での活用法
6’6″ 42L クアッドの真価が発揮されるのは小波コンディションです:
- ポンピングを活用:平らな部分ではポンピング(前後の体重移動)でスピードを維持
- クアッドフィンの推進力:センターフィンがない分、抵抗が少なく加速しやすい特性を活かす
- 波のポケット位置:小波ではボードの長さを活かし、波のポケット(最もパワーがある部分)に常に留まるように動く
- テールキック:クアッドフィンはテールスライドがしやすいので、小さなセクションでもテールを滑らせるようなターンを練習するとスキルアップにつながる
適切なパワーゾーンの活用と体重移動を意識すると、小さな波でも十分に楽しめるでしょう。
【よくある質問】Beach Access 6’6″ 42L クアッド ミッドレングス ワックスフリー
Q
ワックスフリーは完全に滑らないですか?
A
Beach Access のワックスフリー加工は、通常のサーフィンであれば十分なグリップ力を発揮します。ただし、通常のワックスほどの強力なグリップ感ではなく、やや滑りやすく感じることがあります。特に激しいマニューバーや、レギンスなどの合成繊維との相性には注意が必要です。
慣れるまでは少し滑りやすく感じるかもしれませんが、体重移動を中心としたサーフィンスタイルを意識することで、問題なく使用できます。必要であればデッキパッドを追加することも可能です。
Q
Beach Access 6’6″ 42L クアッドと他のブランドのソフトボードの違いは?
A
Beach Accessのソフトボードは、従来のスポンジ素材のソフトボードとは異なり、内部にハードボードのコアを持つ「ソフトトップ構造」を採用しています。これにより、安全性を確保しながらもハードボードに近い反応性と性能を実現しています。
また、ワックスフリー加工や耐久性の高い構造、Futuresフィンボックスの採用など、サーファーのニーズを考慮した設計が特徴です。他ブランドの同サイズのソフトボードと比較すると、操作性とパフォーマンス性能が高い点が大きな違いです。
Q
クアッドフィンとトライフィンはどう違いますか?
A
クアッドフィン(4枚フィン)とトライフィン(3枚フィン)には以下のような違いがあります:
- クアッドフィン:センターフィンがないため、抵抗が少なく加速性能やスピード維持に優れています。特に小波や弱い波での推進力が高く、レールtoレールの動きがスムーズです。
- トライフィン:センターフィンによる安定性があり、特に大きな波や荒れたコンディションでのコントロール性能に優れています。また、ボトムターンからの切り返しもしっかりとしたグリップ力があります。
どちらを選ぶかは、波質や好みのサーフスタイルによって異なります。詳しくはサーフボードフィンの選び方ガイドをご覧ください。
Q
Beach Access 6’6″ 42L クアッドは体重80kgでも乗れますか?
A
体重80kgの方でも乗ることは可能ですが、浮力的にはやや少なめになります。ボードの浮力(42L)と体重の関係から考えると、経験者であれば問題なく乗りこなせますが、初心者や中級者の方は、より浮力のある7’0″ 48Lや7’6″ 52Lのモデルの方が安定感があり、乗りやすいでしょう。
体重80kg以上の方がこのモデルを選ぶ場合は、サーフィン経験が豊富で、やや俊敏性を求める場合に適しています。適切なサーフボードのサイズ選択についてはサーフボードのリッター数計算ガイドも参考にしてください。
Q
フィンは交換できますか?おすすめのフィンセッティングはありますか?
A
はい、Beach Access 6’6″ 42L クアッドはFuturesフィンボックスを採用しているため、市販のFuturesフィンと互換性があり、交換可能です。標準で付属するクアッドフィンは基本的なパフォーマンスを発揮しますが、より自分の好みや波質に合わせてカスタマイズすることができます。
- 小波用:より小さめで柔らかいフィンがおすすめ
- 大きめの波:やや大きめで硬めのフィンが安定感を増します
クアッドフィンの配置は、リアフィンをやや内側に寄せるとピボットターンがしやすくなり、外側に広げるとドライブ感が増す傾向があります。フィン選びについて詳しくはフィンの選び方の記事も参考にしてください。
【ブランド情報】Beach Accessについて
- 日本発のソフトボードブランド:日本の波質やサーファーのニーズに合わせて開発
- 環境への配慮:売上の1%を環境保護団体に寄付し、環境に配慮した素材選択
- D2Cブランド:直接販売モデルによる中間コスト削減で高品質を実現
- ワックスフリー技術:独自のワックスフリー加工技術で手入れが簡単
- ソフトトップ構造:安全性と性能を両立させた革新的な構造設計
Beach Access は日本発のソフトボードブランドです。なるべく環境に配慮した素材を使用し、その上で売上の1%を環境保護団体に寄付しています。また代理店や小売ショップを通さず、ユーザーに直接販売することで中間コストを削減した「D2C(Direct to Consumer)」ブランドです。
最大の特徴は、ハードボードの性能とソフトボードの安全性を両立させた「ソフトトップ構造」と、ワックスが不要な特殊加工デッキです。これにより、メンテナンスの手間が少なく、車内や保管場所を汚さずに、高性能なサーフィンを楽しむことができます。
日本のサーフィン環境や波質に合わせたボード設計も、Beach Accessの魅力の一つです。海外ブランドの輸入品ではなく、日本人サーファーのニーズに合わせて開発されたブランドとして、多くの支持を得ています。
環境への取り組み
Beach Accessは環境保護に積極的に取り組んでいます。売上の1%を海洋環境保護団体に寄付するだけでなく、製品開発においても環境負荷の少ない素材や製造プロセスを採用しています。また、ワックスフリー技術により、海洋に流れ出るワックス成分の削減にも貢献しています。
品質保証とサポート
Beach Accessは、製品の品質に自信を持っています。製造上の欠陥に対する保証を提供し、顧客サポートも充実しています。ボードに関する質問や相談にも丁寧に対応しており、購入後のサポート体制も整っています。また、D2Cモデルにより、ユーザーの声を直接聞き、製品開発にフィードバックしています。
サーフボードの適正浮力について
体重 | 初心者 | 中級者 | 上級者 |
---|---|---|---|
40-50kg | 38-45L | 30-38L | 25-30L |
50-60kg | 45-55L | 35-45L | 28-35L |
60-70kg | 55-65L | 40-50L | 32-40L |
70-80kg | 65-75L | 45-60L | 35-45L |
80-90kg | 75-85L | 50-70L | 40-50L |
90kg以上 | 85L以上 | 60-80L | 45-60L |
※あくまでも目安です。好みのスタイルや乗る波質によって適正なボリュームは変わります。
Beach Access 6’6″ 42L クアッドの場合、一般的な体重60-70kgの中級者向けのボリュームとして適しています。詳しい計算方法や考え方については、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:サーフボードのリッター数を簡単計算!自分に合った適正サイズを見つけよう

メイ
サーフボードを選ぶとき、長さとボリュームのどっちを重視して選べばいいの?
良い質問ですね!実は両方大切なのですが、初心者から中級者にかけては「ボリューム」をより重視した方が良いです。ボリュームは浮力に直結するので、十分な浮力があれば波をキャッチしやすく、バランスも取りやすくなります。
長さも大切ですが、例えば同じ7フィートのボードでも、幅や厚みが違えばボリュームが大きく変わります。まずは自分の体重とスキルレベルに合ったボリュームを選び、その上で好みのサーフスタイルに合った長さやシェイプを選ぶと失敗が少ないですよ。Beach Access 6’6″ 42Lクアッドは、中級者向けの万能なボリュームと操作性を両立させた良いバランスのモデルです。

ヒガ
【まとめ】Beach Access 6’6″ 42L クアッド ミッドレングス ワックスフリーの評価

メイ
いろいろな情報がありましたが、最終的にBeach Access 6’6″ 42L クアッドはどんなボードなのか、簡潔にまとめてもらえる?
Beach Access 6’6″ 42L クアッド ミッドレングス ワックスフリーは、「ショートボードとミッドレングスの良いとこ取り」をしたソフトボードです。ミッドレングスの波キャッチのしやすさと安定感を持ちながら、クアッドフィンの反応性とスピード感を兼ね備え、幅広い波のコンディションで楽しめます。
ソフトトップ構造によりハードボードに近い乗り味を実現しつつ、安全性も確保した設計です。特に小波でのパフォーマンスに優れ、メンテナンスが楽なワックスフリー加工も魅力です。初心者の最初の一本としてはやや小さいですが、テイクオフができるようになった初心者中期から上級者まで長く使える一本と言えるでしょう。

ヒガ
Beach Access 6’6″ 42L クアッドの総合評価
Beach Access 6’6″ 42L クアッド ミッドレングス ワックスフリーを20年のサーフィン経験とBeach Accessテストライダーとしての知見から評価しました。
評価項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
総合評価 | ★★★★☆ (4.5/5) | ミッドレングスとショートの良いとこ取りをした万能モデル |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ (4.5/5) | D2Cブランドならではの高品質と適正価格 |
波キャッチ性能 | ★★★★☆ (4.5/5) | 42Lの適度な浮力とハルエントリーで波を捉えやすい |
操作性 | ★★★★★ (5/5) | クアッドフィン設定とレール形状による優れた操作性 |
小波性能 | ★★★★★ (5/5) | クアッドフィンと適度なボリュームによる小波最適化 |
大波性能 | ★★★☆☆ (3/5) | クアッドフィンは荒れた波では安定性にやや欠ける |
初心者適性 | ★★★☆☆ (3/5) | 初心者中期〜上級者に適しているが、完全初心者には大きめがおすすめ |
耐久性 | ★★★★☆ (4.5/5) | ソフトトップ構造と高品質素材による優れた耐久性 |
使い勝手 | ★★★★★ (5/5) | ワックスフリー加工による簡単なメンテナンス性 |
対象ユーザー別おすすめ度
ユーザータイプ | おすすめ度 | コメント |
---|---|---|
完全初心者 | ★★☆☆☆ (2/5) | もう少し大きいモデル(7’2″や8’0″)がおすすめ |
初心者中期 (テイクオフができる) | ★★★★☆ (4/5) | ステップアップに適した操作性の良いモデル |
中級者 (ボトムターンができる) | ★★★★★ (5/5) | ターン練習や小波対策に最適な性能バランス |
上級者 (ショートボーダー) | ★★★★☆ (4.5/5) | セカンドボードとして小波用に最適 |
ロングボーダー | ★★★☆☆ (3/5) | ノーズライドよりカットバックやターンを楽しみたい人向け |
幅広い波質で楽しみたい人 | ★★★★☆ (4.5/5) | 小波から胸肩サイズまで対応可能な万能ボード |
メンテナンスを簡略化したい人 | ★★★★★ (5/5) | ワックスフリー加工で手入れが簡単 |
Beach Access 6’6″ 42L クアッドを5%OFFで購入する方法
当サイト限定で利用できる5%OFFクーポンコードをご用意しました。利用期限はありませんが、予算上限に達し次第、使えなくなる可能性があります。お早めにご利用ください。
クーポンコード:higashisa
クーポンの使い方
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Beach Access公式ストアにアクセス
公式サイトで「6’6″ 42L クアッド ミッドレングス」の商品ページを開きます。
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商品をカートに入れる
カラー、数量を選択し、「カートに入れる」ボタンをクリックします。
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クーポンコードを入力
カート画面の「割引コード」欄に「higashisa」と入力し、「適用」ボタンをクリックします。
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割引の確認と決済
5%OFFの割引が適用されたことを確認し、通常の手順で購入手続きを完了させます。
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K.さん(30代男性)