【2025年最新】サーフブランド79選|ファッション・ライフスタイル・機能性で選ぶ完全ガイド

34 min
パタゴニア

サーフブランドは単なるスポーツウェアの枠を超え、独自のカルチャーとライフスタイルを表現する存在となっています。波乗りをする人だけでなく、そのリラックスした雰囲気や機能性、デザイン性の高さから、多くの人に愛されるファッションとなりました。

この記事では、サーフィン歴20年以上の経験を持つ筆者が、世界中から厳選したサーフブランド79選をご紹介します。機能性重視のテクニカルブランドから、日常でも取り入れやすいカジュアルブランド、環境に配慮したサステナブルブランドまで、あなたのライフスタイルに合った一本が必ず見つかるはずです。

メイ

メイ

サーフブランドって、サーフィンをしない人でも着られるの?ただのスポーツウェアとは違うの?

もちろんです!現代のサーフブランドは、波乗りのための機能性だけでなく、ファッション性も兼ね備えています。多くのブランドが街着としても楽しめるアイテムを展開していて、サーフカルチャーの自由な雰囲気や環境への意識の高さが、ライフスタイルブランドとしての魅力になっています。サーフィンをしない人でも、デザイン性の高いTシャツやパーカー、小物類を日常的に取り入れている方はたくさんいますよ。私自身、リップカール社とのコラボレーション経験もありますが、彼らのアイテムはサーフィン以外のシーンでも活躍します。

ヒガ

ヒガ

サーフブランドとは?その魅力と多様性

サーフィンスタイル
サーフスタイル

サーフカルチャーとファッションの関係性

サーフカルチャーとファッションの結びつきは、1950年代から60年代にかけてカリフォルニアやハワイのビーチカルチャーが世界的に注目され始めた頃にさかのぼります。当初は純粋に機能性を追求したウェアが中心でしたが、サーフライフスタイルへの憧れとともに、その自由でリラックスした雰囲気を取り入れたファッションが次第に広がりました。

サーフブランドの本質は「機能性」と「ライフスタイル」の融合にあります。高い紫外線や塩水、砂といった過酷な環境に耐えうる素材や設計が基本にありながらも、海辺のリラックスした雰囲気や自然との調和を感じさせるデザインが特徴的です。今やサーフブランドは単なるウェアの枠を超え、生き方や価値観を表現する手段となっています。

サーフブランドの歴史と進化

現代的なサーフブランドの歴史は、1950年代後半から1960年代にかけて形成されました。最初期のサーフブランドとして、1952年に設立されたビックサーフが挙げられます。その後、1969年には今や業界最大手となるクイックシルバー、リップカール、ビラボンといったオーストラリア発のブランドが誕生します。

1970年代には環境意識の高まりとともにパタゴニアなどのエコ志向ブランドが登場し、80年代には大衆文化へのサーフスタイルの浸透とともに、ボルコムやストゥーシーなどストリートカルチャーとの融合が始まりました。

2000年代以降は、SaturaysNYCやBanks Journalなど、都会的で洗練されたデザインを特徴とする新世代のサーフライフスタイルブランドが台頭。同時に、Outerknownのようなサステナビリティを前面に打ち出すブランドも増加し、業界全体の環境配慮への意識が高まっています。

現代のサーフスタイルの広がり

かつてはビーチサイドでの着用が中心だったサーフアパレルですが、現代ではオフィスカジュアルやデイリーユースにも取り入れられるようになりました。オーガニックコットンやリサイクル素材を使用したTシャツ、スマートなデザインのショーツ、都会的な要素を取り入れたジャケットなど、サーフテイストを日常に取り入れられるアイテムが豊富に揃っています。

また、サーフブランドは現代ではファッション以上の広がりを見せています。サーフボードやウェットスーツなどの専門的な機能性アイテムだけでなく、家具やインテリア、アウトドアグッズ、さらには食品や化粧品まで、サーフライフスタイル全般をカバーするアイテムを展開するブランドも増加しています。

メイ

メイ

サーフブランドってたくさんありすぎて、どう選べばいいか迷っちゃう。機能性とデザイン、どっちを重視すべきなのかな?

サーフブランド選びで大切なのは、まず自分の目的を明確にすることです。実際にサーフィンで使うなら機能性を重視すべきですが、日常着として楽しむならデザイン性を優先しても良いでしょう。最近はその両方を兼ね備えたブランドも増えています。これからご紹介するブランドを「機能性」「デザイン性」「サステナビリティ」など、あなたの価値観に合わせて選ぶと良いですよ。また、各ブランドの持つストーリーやこだわりに共感できるかどうかも、長く愛用できる大切なポイントです。

ヒガ

ヒガ

ブランド分類の多様性

現代のサーフブランドは、その特色や強みによって様々なカテゴリーに分類できます。それぞれに独自の魅力と特徴があり、あなたの求めるものによって最適なブランドは変わってきます。

  • テクニカルブランド:サーフィンのパフォーマンスを最大化するための高機能製品に特化したブランド(例:リップカール、クイックシルバー)
  • ライフスタイルブランド:サーフカルチャーを日常に取り入れるためのカジュアルファッションやアイテムを展開するブランド(例:RVCA、ビラボン)
  • ハイエンドデザインブランド:洗練されたデザインと高品質にこだわった、より都会的な要素を取り入れたブランド(例:Saturdays NYC、Banks Journal)
  • サステナブルブランド:環境配慮や倫理的生産を重視したエコフレンドリーなブランド(例:パタゴニア、Outerknown)
  • ハードウェア専門ブランド:サーフボードやウェットスーツなど専門的な機材に特化したブランド(例:Channel Islands、O’Neill)
  • アクセサリー専門ブランド:フィンやデッキパッド、リーシュなど周辺器具に特化したブランド(例:FCS、Creatures of Leisure)

これからの章では、それぞれのカテゴリーから厳選したブランドを紹介していきます。サーフィンの実践者はもちろん、サーフスタイルに憧れる方や、持続可能なファッションを求める方など、様々なニーズに応える情報をお届けします。

ライフスタイル別サーフブランド

本格派サーファー向けテクニカルブランド

リップカール サーフトランクス
RIPCURL

サーフィンを真剣に楽しむサーファーにとって、高い機能性と耐久性は最優先事項です。過酷な海の環境で快適にパフォーマンスを発揮できるよう設計された、本格派サーファー向けのテクニカルブランドをご紹介します。

機能性と耐久性を重視するブランド

ブランド名Instagram特徴・備考
Rip Curl (リップカール)Instagram1969年オーストラリア発祥の老舗。E BOMB E7などの革新的なウェットスーツやラッシュガードボードショーツなど高機能アパレルが充実。
Quiksilver (クイックシルバー)Instagram1969年オーストラリア発祥の世界最大手。アパレルからウェットまで幅広く展開。独自開発のDry Flight®テクノロジーなど最先端の機能素材を採用。環境保護活動にも注力。
O’Neill (オニール)Instagram世界初のウェットスーツを開発したパイオニア。長年の技術蓄積による高品質な製品。極寒の海でも機能する超保温性能や、Technobutter素材など高機能素材を採用。

プロサーファー愛用のブランド

ブランド名Instagram特徴・備考
Hurley (ハーレー)Instagram1979年カリフォルニア発祥。元サーフボードブランド。独自の撥水素材Phantom素材を使用したボードショーツは多くのプロ選手に愛用され、競技用としても高評価。
RVCA (ルーカ)Instagramサーフィン、アート、スケート、格闘技など多様なカルチャーをミックス。VA Sportラインでは高機能素材を採用し、プロレベルの要求に応える製品を開発。
Vissla (ヴィスラ)InstagramDIY精神を重視するサーフブランド。クラフトマンシップとモダンなデザインを融合。サステナブルな素材を採用しながらも高いパフォーマンスを実現。

極限環境でも性能を発揮するハイスペックブランド

ブランド名Instagram特徴・備考
Patagonia (パタゴニア)Instagram環境・社会問題への取り組みで業界をリード。ユーレックス天然ラバーウェットスーツやリサイクル素材ウェアは、極寒の海や過酷な条件下でも最高のパフォーマンスを発揮。
Xcel (エクセル)Instagramハワイ発の高性能ウェットスーツブランド。数々の革新的技術を開発し、特に冷水域での性能に定評がある。ThermoLite®やXitaなどの先進素材を採用。
Axxe Classic (アックスクラシック)Instagram日本の職人技による高品質なハンドメイドウェットスーツ。革新的な素材と機能性、フィット感が特徴。日本の海の条件に特化した製品開発が強み。

日常使いできるサーフカジュアルブランド

サーフカルチャーの魅力は、ビーチだけでなく日常生活にも取り入れられることです。オフィスやタウンユースにも適した、スタイリッシュで使いやすいカジュアルブランドをご紹介します。

オフィスカジュアルにも取り入れやすいブランド

ブランド名Instagram特徴・備考
Saturdays NYC (サタデーズ・エヌワイシー)Instagramニューヨーク発のライフスタイルブランド。サーフカルチャーを背景に持ちながら、都会的で洗練されたミニマルデザインが特徴。オフィスカジュアルとしても違和感なく着こなせる。
Outerknown (アウターノウン)Instagramケリー・スレーター設立。サプライチェーン全体でのサステナビリティを追求しながら、スタイリッシュで長く着られるデザインを提供。S.E.A.ジーンズなどが人気。
BAYFLOW (ベイフロー)Instagram日本のアダストリア社が展開。自然を尊重するライフスタイルを提案しながら、和のテイストを取り入れた落ち着いたデザインが特徴。オフィスシーンにも馴染む。

ユニセックスで着られるデザイン

ブランド名Instagram特徴・備考
Banks Journal (バンクスジャーナル)Instagram日本とオーストラリアの共同プロジェクト。サステナブルな素材を使用し、シンプルで洗練されたデザインが特徴。性別を問わず着られるリラックス感のあるシルエット。
Deus Ex Machina (デウスエクスマキナ)Instagramオーストラリア発。元はカスタムバイク中心だがサーフカルチャーも取り入れたアパレルを展開。男女問わず楽しめるヴィンテージ感あるグラフィックとデザイン。
Rhythm (リズム)Instagramオーストラリア発のライフスタイルブランド。サーフ、アート、ミュージックを融合したデザイン性と着心地の良さを両立。ジェンダーレスで着られるアイテムが多い。

手頃な価格帯のサーフスタイル

BILLABONG
BILLABONG
ブランド名Instagram特徴・備考
Billabong (ビラボン)Instagram1973年オーストラリア発祥。「サーファーによるサーファーのための」をコンセプトに、幅広い価格帯のアイテムを展開。特にTシャツやボードショーツなど、リーズナブルながら品質の高いアイテム。
Ocean Pacific (オーシャンパシフィック/OP)Instagram1972年カリフォルニア発祥。西海岸の雰囲気を感じさせるデザイン性の高いアイテムを手頃な価格で提供。レトロなロゴデザインが特徴のアイテムはコスパに優れている。
Sprawls (スプロールズ)Instagram湘南発の老舗日本ブランド。オーガニックコットンなどを使用し、快適性、デザイン性、機能性、エコフレンドリーを追求しながらも、比較的手頃な価格設定が魅力。

ハイエンド・ファッション志向のサーフブランド

サーフカルチャーをより洗練されたスタイルで楽しみたいという方に向けて、ファッション性と品質にこだわったハイエンドブランドをご紹介します。これらのブランドは、サーフの要素を取り入れながらも、より都会的で洗練された魅力を提供しています。

デザイン性とクオリティにこだわるラグジュアリーブランド

ブランド名Instagram特徴・備考
Ron Herman (ロンハーマン)Instagram1976年ロサンゼルス発のセレクトショップ。洗練されたアイテム選びでセレブにも人気で、西海岸の豊かなライフスタイルを象徴する存在。オリジナルアイテムも展開。
Stockholm Surfboard Club (ストックホルム サーフボード クラブ)Instagramスウェーデン発の新興ブランド。サーフカルチャーとファッションを融合させた、ミニマルでモダンなデザインが特徴。北欧デザインの要素を取り入れた洗練された美意識。
Former (フォーマー)Instagramプロサーファーらが設立したブランド。既存の枠にとらわれないアパレル&メディアカンパニーとして活動。先鋭的なグラフィックと時代を捉えたデザインセンスで、カルト的な人気。

セレクトショップで人気のサーフインスパイアブランド

ブランド名Instagram特徴・備考
TCSS (The Critical Slide Society)Instagramオーストラリア発。アートとサーフカルチャーを融合したデザインが特徴で、一般的なサーフブランドとは一線を画す独創的なグラフィックとシルエットが魅力。セレクトショップでも人気。
Western Hydrodynamic Research (WHR)Instagram独自開発のバンジーコード使いが特徴的なカリフォルニアブランド。機能性とデザイン性を高次元で両立させたアイテムは、ファッション感度の高いサーファーから支持。
TravisMathew (トラヴィスマシュー)Instagram西海岸発のブランド。元はゴルフウェア中心だが、サーフカルチャーを取り入れた機能的でスタイリッシュなアパレルを展開。スポーツとライフスタイルの境界を曖昧にした新しいスタイル提案。

アーティスティックな要素を取り入れたブランド

ブランド名Instagram特徴・備考
Volcom (ボルコム)Instagramサーフ・スケート・スノーの3Sカルチャーを融合したブランド。「Youth Against Establishment」というフィロソフィーのもと、アートとスポーツを融合させた独創的なデザインと反骨精神を表現。
Salty Crew (ソルティークルー)Instagramサーフィンやフィッシングなど海でのアクティビティに根差したブランド。シンプルながらも独特の世界観を持つデザインや、海に関連したアーティスティックなグラフィックが特徴。
Holidaze / Horizon Blue (ホリデイズ/ホリゾンブルー)情報なしジュエリーブランドHorizon Blueが展開するサーフライン。アーバンサーフからオールドサーフまで幅広いテイストを取り入れ、手刷りのTシャツなどアート性の高いアイテムを展開。

サステナブル・エシカルなサーフブランド

環境への配慮は、海を愛するサーファーにとって重要なテーマです。環境保護や倫理的な生産を重視した、サステナビリティに取り組むブランドをご紹介します。これらのブランドを選ぶことは、海洋環境の保全にも繋がります。

環境保護をミッションとするブランド

パタゴニア
Patagonia
ブランド名Instagram特徴・備考
Patagonia (パタゴニア)Instagram環境活動家イヴォン・シュイナードが創設。売上の1%を環境団体に寄付する「1% for the Planet」の創始者。製品の修理サービスや古着の買取プログラムなど、消費主義に対抗する取り組みを実践。
Outerknown (アウターノウン)Instagramケリー・スレーターとデザイナーのジョン・ムーアが2015年に設立。「People and Planet」をモットーに、公正な労働条件と環境に配慮した生産を行い、サステナビリティを推進。
Finisterre (フィニステア)Instagram英国コーンウォール発のブランド。冷水域のサーファーのためのアイテムから始まり、現在はBコープ認証を取得。環境と社会に責任を持つ経営を実践。海洋プラスチック問題にも取り組む。

オーガニック素材・リサイクル素材を使用するブランド

ブランド名Instagram特徴・備考
Vissla (ヴィスラ)InstagramDIY精神を重視するサーフブランド。リサイクルポリエステルやコットンを使用したEcoSeasシリーズを展開し、海洋プラスチックからリサイクルしたボードショーツなど革新的な環境配慮型製品を開発。
Banks Journal (バンクスジャーナル)Instagram日本とオーストラリアの共同プロジェクト。オーガニックコットンやリサイクルポリエステルなどサステナブルな素材を優先使用。シンプルで長く着られるデザインでスローファッションを推進。
Sprawls (スプロールズ)Instagram湘南発の日本ブランド。オーガニックコットンの採用やリサイクル素材の使用など、素材選びから環境配慮を実践。日本の気候や体型に合わせた製品開発と地域密着型の持続可能なビジネスモデル。

フェアトレードを実践するブランド

ブランド名Instagram特徴・備考
Picture Organic Clothing (ピクチャー オーガニック クロージング)Instagramフランス発のエコフレンドリーなアウトドア・サーフブランド。フェアトレード認証を積極的に取得し、労働者の権利と公正な賃金を保証。ビオ素材や革新的なリサイクル技術も活用。
Seea (シーア)Instagramカリフォルニア発のレディース専門ブランド。女性らしいデザインとサーフィンに集中できる機能性を両立しながら、米国内での生産にこだわり、労働条件やサプライチェーンの透明性を重視。
Katin (カティン)Instagramアメリカ最古のサーフブランドの一つ。1954年の創業以来、カリフォルニア製にこだわり、地元経済の活性化と職人技の継承を重視。少量生産のハンドメイド製品で知られる。

3. ファッションアイテム別ブランドガイド

サーフブランドはアパレルやギアの種類によって特色が異なります。ここでは、各アイテム別に定評のあるブランドを紹介していきます。用途やシーンに合わせて、自分に最適なブランドを選ぶ参考にしてください。

メイ

メイ

サーフブランドって種類が多すぎて、何から選んだらいいか迷っちゃう。特にTシャツやボードショーツは種類が多いよね。

確かに選択肢は豊富ですね。まずは「何のために使うか」を明確にするといいですよ。本格的なサーフィン用なら機能性重視、街着として楽しみたいならデザイン重視など、用途によって選ぶブランドが変わってきます。素材や機能の違いを知ることで、自分に最適なものが見つかりますよ。

ヒガ

ヒガ

3-1. Tシャツ・トップス

サーフブランドと言えば、まず思い浮かぶのがグラフィックTシャツではないでしょうか。単なるファッションアイテムだけでなく、UVカットや速乾性など機能面も重視したものまで幅広く展開されています。

ブランド名Instagram特徴・備考
Vissla (ヴィスラ)InstagramDIY精神を重視するブランド。風合いのある生地やヴィンテージ感のあるプリントが特徴。サステナブルコレクションではリサイクル素材を活用したTシャツも人気。
TCSS (The Critical Slide Society)Instagramオーストラリア発。アートとサーフカルチャーを融合した独創的なグラフィックTシャツが特徴。質感のある生地と絶妙な色使いで、サーフシーンの中でも個性的な立ち位置。
Banks Journal (バンクスジャーナル)Instagram日本とオーストラリアの共同プロジェクト。サステナブルな素材を使用しシンプルで洗練されたデザイン。上質なオーガニックコットンを使用したベーシックTが人気。
Rhythm (リズム)Instagramオーストラリア発。サーフ、アート、ミュージックを融合したライフスタイルブランド。オーガニックコットンやリサイクル素材を使用したTシャツのラインナップが豊富。
Lusso Surf (ルッソサーフ)Instagramオンライン中心のブランド。ウェストコーストデザインのパーカーやロングスリーブTシャツが人気。波をモチーフにしたシンプルなデザインが特徴。
Sprawls (スプロールズ)Instagram湘南発の老舗。オーガニックコットンなどを使用し快適性、デザイン性、機能性、エコフレンドリーを追求。国内生産にこだわった高品質なTシャツが人気。

サーフTシャツを選ぶ際は、見た目だけでなく素材にも注目しましょう。純綿100%の製品は肌触りが良いですが、速乾性で選ぶならポリエステルなどの混紡素材、UVカット機能を重視するなら専用素材の製品がおすすめです。また、縫製の丁寧さは着用感と耐久性に直結するため、縫い目や生地の質感をチェックすることも大切です。

3-2. ボトムス・水着

サーフパンツ(ボードショーツ)は、サーフィンをする際の基本的なアイテムですが、最近では水陸両用のハイブリッド設計で、ビーチから街まで一日中着用できる製品も増えています。機能性と同時にファッション性も重視されるようになってきました。

ブランド名Instagram特徴・備考
Hurley Phantom (ハーレー ファントム)Instagram業界をリードする高性能ボードショーツ。超軽量で4wayストレッチ素材採用。速乾性と快適な着用感で長時間のサーフィンでもストレスフリー。
Billabong Tribong (ビラボン トライボング)Instagramビラボンを代表する定番ボードショーツ。耐久性に優れ、機能とデザイン性を両立。リサイクル素材を使用したエコシリーズも展開。
Rip Curl Mirage (リップカール ミラージュ)Instagram軽量で伸縮性に優れた高機能ボードショーツ。独自のミラージュテクノロジーで運動性能を最大化。クラシックなデザインから派手なグラフィックまで幅広く展開。
Hurley Beachside (ハーレー ビーチサイド)Instagram水陸両用設計の多機能ショーツ。サーフからタウンユースまで対応。速乾性と汚れにくさを両立し、普段使いできるデザインが人気。
Outerknown Apex (アウターノウン エイペックス)Instagramケリー・スレーター監修の高性能ボードショーツ。サステナブル素材を使用しながらも最高レベルの機能性を実現。耐久性も優れ、プロサーファーからの支持も厚い。
Seea (シーア)Instagram女性のためのサーフウェアブランド。レトロでフェミニンなデザインと機能性を両立。サーフレギンスやワンピース型の水着など、動きやすさとスタイルを重視。
Rip Curl G-Bomb (リップカール ジーボム)Instagram女性サーファー向けのネオプレンショーツやレギンス。保温性と伸縮性を備え、紫外線カット機能も充実。サーフィン専用に設計された機能的なデザイン。

ボードショーツを選ぶ際は、主にサーフィンで使うなら伸縮性と素早い乾きを重視し、普段使いも考えるなら水陸両用タイプがおすすめです。長さも好みで選べますが、競技向けなら丈の短いもの、オールラウンドなら膝丈程度のものが使いやすいでしょう。特に水陸両用ボードウォークは、サーフィン後にそのまま街へ移動できる便利なアイテムです。

3-3. アウター・ジャケット

サーフブランドのアウターは、海辺の変わりやすい気候に対応できる機能性と、カジュアルながらも洗練されたデザインが特徴です。朝晩の肌寒い時期や風の強い日のビーチでの防寒、サーフトリップの移動時などに重宝します。

patagonia retro x
patagonia retrox
ブランド名Instagram特徴・備考
Patagonia (パタゴニア)Instagram環境配慮型ブランドの代表格。高機能かつ長持ちするアウターが人気。サーファー向けには防風・防水性能に優れたシェルジャケットや、保温性の高いフリースなどが定番。
Volcom (ボルコム)Instagramサーフ・スケート・スノーの3Sカルチャーを融合したブランド。耐水性と通気性を備えたコーチジャケットやハイテクパーカーが特に支持を集める。デザイン性と機能性のバランスが絶妙。
Vissla (ヴィスラ)Instagramモダンなサーフスタイルを提案。エコフレンドリーな素材を使った軽量ジャケットやウィンドブレーカーが特徴。リサイクルポリエステルを使用したシェルジャケットなどが人気。
RVCA (ルーカ)Instagramサーフとアートを融合したスタイル。ミリタリーテイストのジャケットやストリート感覚のパーカーなど、幅広いアウターを展開。耐久性と着こなしやすさが魅力。
Saturdays NYC (サタデーズ・エヌワイシー)InstagramNY発のライフスタイルブランド。都会的で洗練されたデザインが特徴。ミニマルなデザインのコーチジャケットやテーラードなブルゾンなど、大人のサーフカジュアルを提案。
Hurley (ハーレー)Instagram機能性とファッション性を両立したアウター類が豊富。防水透湿素材を使ったシェルジャケットから、カジュアルなコーチジャケットまで、様々なシーンに対応。

サーフブランドのアウターは、一般的なカジュアルブランドと比べて、防風・速乾性に優れているものが多いのが特徴です。特に海辺での使用を想定している製品は、塩水や砂に強い素材が使われていることも。また、軽量でコンパクトに畳めるものが多く、サーフトリップの携行にも便利です。

パタゴニア アウトレットや季節末のセールを活用すれば、高機能なアウターも比較的リーズナブルに手に入れることができます。これから本格的に活動を始める方は、まず汎用性の高いシェルジャケットを一着持っておくと重宝するでしょう。

3-4. 帽子・サングラス・小物

帽子やサングラスなどの小物類は、サーフスタイルを完成させるアクセントになるだけでなく、強い日差しや風から身を守る実用的なアイテムです。サーフブランドならではの機能性とデザイン性を備えた製品を選びましょう。

サングラス
Ray-ban
ブランド名Instagram特徴・備考
Oakley (オークリー)Instagram高性能サングラスで有名。偏光レンズや耐衝撃性など、サーファーに最適な機能性を備える。防水素材のバッグやアパレルなどサーフ向け製品も充実。
Electric (エレクトリック)Instagramカリフォルニア発のアイウェアブランド。サーフシーンで人気のあるボールドなデザインが特徴。偏光レンズや耐久性の高いフレームで実用性も確保。
Nixon (ニクソン)Instagramカリフォルニア発の時計・アクセサリーブランド。タイドグラフ機能付きのサーフウォッチが特に人気。耐水性に優れたバッグやウォレットも展開。
G-Shock (ジーショック)Instagramカシオの耐衝撃ウォッチブランド。サーファー向けのタイドグラフ付きモデル「G-LIDE」などが人気。防水・耐衝撃設計で厳しい海の環境でも使用可能。
Dakine (ダカイン)Instagramハワイ発祥のギアブランド。サーフハットや機能的なバックパック、耐久性の高いトラベルバッグなどが人気。実用的かつスタイリッシュなデザインが特徴。
Brixton (ブリクストン)Instagramカリフォルニア発のハットとアパレルブランド。クラシックなデザインのバケットハットやキャップが人気。サーフとスケートカルチャーの要素を取り入れたデザイン。

サーフィンやビーチでのアクティビティに使用する帽子は、UVカット機能や速乾性、風で飛ばされにくい設計のものを選ぶと良いでしょう。特にサーフハットやサーフキャップは、長時間の日差しから頭部を守るのに適しています。

サングラスは偏光レンズを採用したものが、水面のギラつきを抑えて視界をクリアにするため、海でのアクティビティに最適です。また、フレームが軽量で浮くタイプや、落下防止用のストラップが付属するものは、サーフィン中の紛失を防ぐのに役立ちます。

サーファーに人気のサングラスとしては、レイバン、オークリー、マウイジムなどのブランドが定評があります。機能性とスタイルを両立させたモデルを選ぶことで、実用性とファッション性を同時に満たすことができるでしょう。

4. テックギア特化ブランド

サーフィンを楽しむためには、アパレルだけでなく専門的な機能を持つギアが必要です。ここでは、サーフボード、ウェットスーツ、サーフスケート、サーフアクセサリーなど、テクニカルな製品を専門的に扱うブランドを紹介します。

4-1. サーフボードブランド

ナナゼロ nanazero
ナナゼロ nanazero サーフボード

サーフボードは、使用する人のスキルレベル、体格、好みのスタイル、そして波のコンディションによって最適なものが変わります。初心者から上級者まで、様々なニーズに対応する主要なブランドを紹介します。

ブランド名Instagram特徴・備考
Channel Islands (チャンネルアイランド)Instagramアメリカを代表するトップブランド。アル・メリック創設。多くのトッププロが使用する高性能ボード。革新的なデザインと確かなクオリティで世界中のサーファーから支持。
Lost Surfboards (ロストサーフボード)Instagramメイヘムことマット・バイオロスがシェイプ。RNFなど革新的なモデルを多数輩出。独創的なデザインと高い性能で初心者からプロまで幅広く対応。
Firewire Surfboards (ファイヤーワイヤー)Instagram環境負荷の少ないエコボード製造技術を採用。軽量・高強度で高性能なボードを提供。OMNIモデルCREEPERモデルなどが人気。
JS Industries (ジェイエスインダストリーズ)Instagramオーストラリアの人気ブランド。ジェイソン・スティーブンソンがシェイプ。高品質でデザイン性が高く、特にハイパフォーマンスショートボードに定評がある。
Pyzel Surfboards (パイゼルサーフボード)Instagramハワイ拠点、ジョン・パイゼルがシェイプ。ジョンジョン・フローレンス使用で有名。高性能ショートボードが中心で、小波から大波まで様々な条件に対応。
nanazero (ナナゼロ)Instagram日本発のEPSボードブランド。サステナビリティに配慮した製造工程と高い機能性が特徴。nanazeroサーフボード全17種類の中から自分に合ったモデルが見つかる。
Hayden Shapes (ヘイデンシェイプス)Instagramオーストラリア発。ヒプトクリプトなど革新的なデザインと独自技術で人気。未来的な外観と優れた性能で、新世代のサーファーに支持されている。
DHD (Darren Handley Designs)Instagramオーストラリアの巨匠ダレン・ハンドレーがシェイプ。ミック・ファニングらが使用する高性能ボード。DHDミニツイン2などの革新的モデルも人気。
メイ

メイ

サーフボードって種類がたくさんあって迷っちゃう。プロが使ってるようなハイパフォーマンスボードを買った方が上達は早いのかな?

必ずしもそうとは限りませんよ。ハイパフォーマンスボードは操作が難しく、条件のいい波でないと性能を発揮しづらいんです。週末サーファーなら、小波でも楽しめて運びやすいEPSボードや、安定性のあるモデルを選ぶことをおすすめします。nanazeroやBeach Accessのボードは、日本の波質や体格に合わせて設計されているので、特に初中級者に適していますよ。

ヒガ

ヒガ

また、初心者にとっては安全性と安定性が重要です。ソフトボードは衝撃を吸収し、怪我のリスクを減らすため、サーフィンを始めたばかりの方に特におすすめです。

ブランド名Instagram特徴・備考
Beach Access (ビーチアクセス)Instagram日本発。独自のソフトトップ構造で波をキャッチしやすく、扱いやすいソフトボードを提供。ビーチアクセスの全ラインナップから選べる豊富なモデル展開。
Softech (ソフテック)Instagram世界的なソフトボードブランド。耐久性が高く安全設計で、多くのスクールで使用。ソフテックボンバーなど、初心者に人気のモデルが豊富。
Mick Fanning Softboards (ミックファニングソフトボード)Instagram3度の世界王者ミック・ファニング開発。ソフトながら高いパフォーマンスを発揮しステップアップにも適する。幅広いモデル展開で長く使える。
TORQ (トルク)Instagram初心者向けソフトボードやファンボードが人気。エポキシ技術を用いた耐久性のあるボードで、手頃な価格帯も魅力。比較的軽量で扱いやすい。
NSP (New Surf Project)Instagram幅広いレベルに対応。初心者向けファンボードやソフトボードが充実し耐久性と安定性に優れる。コストパフォーマンスが高く、レンタルボードとしても人気。

サーフボード選びで迷ったら、まずはサーフボード完全ガイドを参考にしましょう。自分の体格、スキルレベル、サーフィンスタイル、そして主に乗る波質に合わせた最適なボードを見つけることが、上達の近道となります。

4-2. ウェットスーツブランド

ripcurl_wetsuits_ebomb_wavepark_shortboard_higashisa
ripcurlのウェットスーツは圧倒的に運動性能が高い

ウェットスーツは体温を保持し、長時間のサーフィンを快適にするための必須アイテムです。特に日本のように四季がある地域では、季節に合わせた適切な厚みのウェットスーツを選ぶことが重要です。

ブランド名Instagram特徴・備考
Rip Curl (リップカール)Instagramウェットスーツ専門の技術を持つ老舗ブランド。伸縮性と保温性に優れたE-Bombシリーズが人気。E BOMB E7など高性能モデルが多数。
O’Neill (オニール)Instagram世界初のウェットスーツを開発したパイオニア。長年の技術蓄積による高品質な製品。特にPsycho シリーズは極寒地域でも使用できる高い保温性が特徴。
Axxxe Classic (アックスクラシック)Instagram日本の職人技による高品質なハンドメイド。革新的な素材と機能性、フィット感が特徴。サステナブル素材も採用し、日本人の体型に合わせたカッティング。
Xcel (エクセル)Instagramハワイ発のプレミアムウェットスーツブランド。Drylock技術による優れた防水性と、柔軟性の高い素材で動きやすさを重視。冬用の厚手モデルにも定評。
Body Glove (ボディグローブ)Instagram1953年創業の老舗。耐久性、保温性、柔軟性に優れるウェットスーツを提供。クラシックなデザインと信頼性の高い製品で長年支持を集める。
Patagonia (パタゴニア)Instagram環境に配慮したユーレックス天然ラバーを使用。パタゴニアウェットスーツは化学物質の使用を最小限に抑え、高い機能性と耐久性を両立。
FELLOW (フェロー)Instagramコストパフォーマンスに優れた日本のブランド。FELLOWスキンラバーウェットスーツFELLOWウェットスーツインナーなど、高機能なアイテムをリーズナブルに提供。

ウェットスーツを選ぶ際は、使用する季節や地域の水温に合わせて適切な厚みを選ぶことが重要です。一般的に、日本の真夏は2mm前後、春秋は3/2mm〜4/3mm、冬は5/3mm以上が目安となります。また、自分の体型や動きやすさも重要な要素です。詳しくはウェットスーツ完全ガイドウェットスーツ選び方ガイドを参考にしてください。

4-3. サーフスケートブランド

サーフスケートおすすめ
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サーフスケートは、陸上でサーフィンの動きを再現できるスケートボードです。波のないときのトレーニングや、サーフィンの感覚を維持するためのツールとして多くのサーファーに愛用されています。

ブランド名Instagram特徴・備考
CARVER (カーバー)Instagramサーフスケートのパイオニア。独自のC7やCXトラックシステムでリアルな波乗り感覚を再現。カーバーC7レビューカーバーCX4レビューなど、詳細情報も参照。
Yow Surf (ヤウサーフ)Instagramスペイン発。特殊なスプリングシステムで、よりサーフィンに近い感覚を再現。YOWサーフスケートレビューによると、サーフィン練習の効果も高いと評価されている。
Slide surfskate (スライドサーフスケート)Instagramスペイン発。安定感があり初心者でも乗りやすい設計。手頃な価格帯でエントリーにおすすめ。多彩なデッキデザインも魅力。
Woody Press (ウッディープレス)Instagram日本発。高品質ながら比較的リーズナブルな価格帯。ウッディープレスの評価は高く、初心者向けの2万円以下のサーフスケートとしても注目されている。
nanazero (ナナゼロ)Instagram日本発のブランド。サーフボード開発で培った技術を活かしたサーフスケートも展開。nanazeroサーフスケートは日本人の体格にフィットする設計。
Smoothstar (スムーススター)Instagramオーストラリア発。独自のThrustar技術で本格的なサーフィントレーニングに最適。多くのプロサーファーも愛用する高性能モデルで知られる。

サーフスケートを選ぶ際は、目的やスキルレベルに合わせたブランドやモデルを選ぶことが重要です。初心者は安定性のある設計のものから始めると良いでしょう。詳細はサーフスケート完全ガイドを参照してください。

また、サーフスケートを効果的にサーフィントレーニングに活用する方法としては、アップスンダウンが上達する練習方法テイクオフから横に走るための練習方法などの記事も参考になります。

4-4. サーフアクセサリーブランド

サーフィンには、ボードやウェットスーツの他にも様々なアクセサリーが必要です。リーシュコード、フィン、デッキパッド、ワックスなど、小さなアイテムでもサーフィン体験を大きく左右します。

ブランド名Instagram特徴・備考
FCS (Fin Control System)Instagram取り外し可能なフィンシステムのパイオニア。リーシュ、トラクションパッド、ボードバッグなども展開する総合ギアブランド。様々なプロ監修モデルも人気。
Futures Fins (フューチャーフィン)InstagramFCSと並ぶ主要フィンシステムブランド。多様なテンプレートと素材で、ライダーの好みに合わせたフィンを提供。ハニカム構造など革新的な技術も。
Dakine (ダカイン)Instagramハワイ発祥。リーシュコード、トラクションパッド、ボードバッグなど高品質なサーフアクセサリーで有名。耐久性と機能性に定評があり、長年支持されている。
Creatures of Leisure (クリエイチャー)Instagramオーストラリア発のアクセサリーブランド。リーシュ、トラクションパッド、ボードカバーなどが主力。高い耐久性と使いやすさで人気のサーフギア専門ブランド。
Gorilla Grip (ゴリラグリップ)Instagramデザイン性の高いトラクションパッドで有名。アートと機能性を融合した独特のデザインが特徴。グリップ力の高さと耐久性を両立したプロダクト。
Tools (ツールス)Instagram日本発のサーフグッズブランド。高品質なデッキパッド、リーシュ、ボードケースなどを展開。日本のサーフ環境を熟知した使いやすい製品づくりが特徴。
Sex Wax (セックスワックス)Instagramココナッツの香りで有名な老舗ワックスブランド。温度別に色分けされた製品展開で分かりやすく、長年愛され続けるサーフワックスの代表格。
Sticky Bumps (スティッキーバンプス)Instagram定番のサーフワックスブランド。温度別に豊富なラインナップを展開。グリップ力と持続性に優れ、多くのサーファーから支持される信頼のブランド。

サーフアクセサリーを選ぶ際は、使用するボードや環境に合わせた適切なものを選ぶことが重要です。特にデッキパッドの貼り方と選び方や、ワックスレスグリップ比較など、詳細な情報を参考にするとよいでしょう。

これらのアクセサリーは小さなアイテムですが、適切なものを選ぶことでサーフィン体験が大きく向上します。リーシュコードは安全性に直結し、フィンはボードの性能を左右する重要な要素です。デッキパッドやワックスは適切なグリップを確保し、安定したライディングをサポートします。

5. 各国発サーフブランドの特徴

サーフブランドは発祥国や地域の文化や環境に大きく影響されています。ここでは、世界各国から生まれたサーフブランドの特徴と、その地域性が生み出す独自のスタイルについて紹介します。

5-1. アメリカ西海岸発ブランド

パタゴニア
パタゴニア プロビジョンズ

アメリカ西海岸、特にカリフォルニアはモダンサーフィンの発祥地と言われており、多くの伝統あるサーフブランドを生み出してきました。革新性とカジュアルさを兼ね備えたスタイルが特徴です。

ブランド名Instagram特徴・備考
Hurley (ハーレー)Instagram1979年カリフォルニア発祥のイノベーティブなブランド。ナイキやファントムテクノロジーとのコラボで知られ、西海岸スタイルにテクノロジーを融合させた製品が特徴。
Vans (バンズ)Instagram1966年カリフォルニア生まれ。元々はスケーターに支持されていたが、サーフカルチャーとの融合で独自のポジションを確立。定番のチェッカーボードデザインが象徴的。
RVCA (ルーカ)Instagramカリフォルニア発。サーフィン、アート、スケート、格闘技など多様なカルチャーをミックス。アーティストプログラムを通じてアートとファッションの融合を推進。
Volcom (ボルコム)Instagram1991年カリフォルニア発。「Youth Against Establishment」の精神を掲げ、サーフ・スケート・スノーの3Sカルチャーを融合。反体制的なデザインと品質の高さで支持を集める。
Patagonia (パタゴニア)Instagram1973年カリフォルニア発。環境保護活動のパイオニア企業。サステナブルな素材開発に力を入れ、ウェットスーツやアパレルで環境に配慮した製品づくりを実践。
Vissla (ヴィスラ)Instagramカリフォルニア発の比較的新しいブランド。「クリエイターと革新者」をコンセプトに、DIY精神とサステナビリティを重視。リサイクル素材の活用にも積極的。

アメリカ西海岸発のブランドは、自由でカジュアルなデザインが特徴です。1950〜60年代にカリフォルニアで発展したサーフカルチャーの影響を受け、開放的でリラックスした雰囲気を持ちます。また、技術革新にも積極的で、高機能素材や先進的なデザインを取り入れることも多いのが特徴です。

5-2. オーストラリア・ハワイ発ブランド

リップカール サーフトランクス
リップカール サーフトランクス

オーストラリアやハワイは、世界的にも有名なサーフスポットを多く持ち、独自のサーフカルチャーを発展させてきました。強い日差しと大自然の中で育まれたブランドは、機能性とサーフライフスタイルを重視したものが多いのが特徴です。

ブランド名Instagram特徴・備考
Quiksilver (クイックシルバー)Instagram1969年オーストラリア発祥の世界最大手。アパレルからウェットスーツまで幅広く展開。マウンテン&ウェーブのロゴは世界的に認知されたアイコン。
Rip Curl (リップカール)Instagram1969年オーストラリア発祥の老舗。「Search」をコンセプトに世界中のパーフェクトウェーブを追求。ウェットスーツ技術に特に定評がある。
Billabong (ビラボン)Instagram1973年オーストラリア・ゴールドコースト発祥。「サーファーによるサーファーのための」がコンセプト。カラフルなデザインが特徴でウェアから小物まで展開。
Rhythm (リズム)Instagramオーストラリア発。サーフ、アート、ミュージックを融合したライフスタイルブランド。オーガニック素材を使用したカジュアルウェアが特徴。
Local Motion (ローカルモーション)Instagram1977年ハワイ発祥の老舗。ハワイ在住デザイナーによるローカル色豊かなデザインが特徴。Tシャツやラッシュガードなどのアパレルが人気。
Dakine (ダカイン)Instagram1979年ハワイ発祥のギアブランド。「Da Kine」はハワイの現地語で「最高」を意味する。高品質なサーフアクセサリー、バッグなどが人気。

オーストラリアのブランドは、国内の競争的なサーフシーンを背景に、高機能で実用的な製品づくりに力を入れています。また環境保護への意識も高く、持続可能な素材や製造方法を積極的に取り入れるブランドが多いのも特徴です。

ハワイ発のブランドは、島のリラックスした雰囲気とローカルカルチャーを反映したデザインが特徴的です。また、年間を通して波があるハワイならではの、あらゆる波のコンディションに対応する実用的な製品展開も魅力です。ハワイアンモチーフを用いたグラフィックデザインも人気があります。

5-3. 日本発サーフブランド

日本のサーフブランドは、日本人の体型や国内のサーフィン環境に合わせた製品開発を行っています。職人気質の細やかな製品づくりと、独自の審美眼を活かしたデザインが特徴です。

ブランド名Instagram特徴・備考
nanazero (ナナゼロ)Instagram日本発のサーフボード・サーフスケートブランド。日本人の体格に合わせたボード設計と、環境に配慮した製造工程が特徴。初心者から上級者まで幅広く対応。
Beach Access (ビーチアクセス)Instagram日本発のソフトボードに特化したブランド。独自の設計で波のキャッチしやすさを追求。HS、Standard、m-softシリーズなど、レベル別の豊富なラインナップ。
Axxxe Classic (アックスクラシック)Instagram日本人の職人技による高品質ウェットスーツ。日本人の体型に合わせたカッティングと、革新的な素材・機能性の追求で国内外から高い評価。
Sprawls (スプロールズ)Instagram湘南発の老舗アパレルブランド。オーガニックコットンなどを使用し、快適性、デザイン性、機能性、エコフレンドリーを追求。国内生産にこだわる。
Woody Press (ウッディープレス)Instagram日本発のサーフスケートブランド。高品質ながらリーズナブルな価格設定で、サーフトレーニングの裾野を広げることに貢献。幅広いモデル展開が魅力。
BAYFLOW (ベイフロー)Instagram日本のアダストリア社が展開するライフスタイルブランド。サーフテイストを取り入れつつも、日本の生活様式に合わせたデザインが特徴。

日本発のサーフブランドの特徴は、日本人の体型や国内の波質に最適化されたデザインといえるでしょう。細部へのこだわりと品質管理の厳しさは、伝統的な日本のものづくりの精神を受け継いでいます。また、近年は環境への配慮も重視し、サステナブルな素材や製造方法を取り入れるブランドが増えています。

メイ

メイ

日本のブランドって、外国のものと比べてどう違うの?やっぱり体型に合うとか、そういう違いがあるのかな?

その通りです。日本人の体型に合わせたサイジングは大きな魅力ですね。例えばnanazeroやビーチアクセスのサーフボードは、日本人の平均的な体格とパワーに合わせて設計されています。また、日本の波質は外国に比べて小さく、風の影響も受けやすいため、そうした環境に適した製品づくりがされているんです。さらに、細部へのこだわりと品質管理の厳しさも日本ブランドの強みと言えますね。

ヒガ

ヒガ

5-4. ヨーロッパ発サーフブランド

ヨーロッパ、特にフランス、スペイン、ポルトガルなどの大西洋沿岸地域や地中海沿岸には、独自のサーフカルチャーとブランドが育まれています。ファッション性と機能性のバランスに優れたデザインが特徴です。

ブランド名Instagram特徴・備考
Yow Surf (ヤウサーフ)Instagramスペイン発のサーフスケートブランド。独自のスプリングメカニズムで本格的なサーフフィールを再現。ヨーロッパらしい洗練されたデザインと高い機能性。
Slide surfskate (スライドサーフスケート)Instagramスペイン発のサーフスケートブランド。安定性を重視した設計で初心者にも扱いやすい。モダンなグラフィックデザインと手頃な価格設定が特徴。
Picture Organic Clothing (ピクチャー オーガニック クロージング)Instagramフランス発のエコフレンドリーなアウトドア・サーフブランド。100%リサイクル素材、オーガニック素材、バイオ素材を使用。先進的な環境配慮型製品。
Lightning Bolt (ライトニングボルト)Instagram1970年代ハワイ発祥で、現在はポルトガルを拠点とするブランド。稲妻ロゴが象徴的。クラシックなサーフスタイルと現代のデザインを融合。
Stockholm Surfboard Club (ストックホルム サーフボード クラブ)Instagramスウェーデン発。サーフカルチャーとファッションを融合させたミニマルなデザインが特徴。北欧デザインの美学を取り入れた洗練されたアパレル。

ヨーロッパ発のサーフブランドは、地域の強いファッション文化の影響を受け、デザイン性が高いのが特徴です。特に近年は、環境問題への意識の高まりを反映し、サステナブルな素材や製造方法に力を入れるブランドが増えています。

また、サーフスケートはスペインを中心に盛んで、YowやSlideといったブランドが世界的にも高い評価を得ています。ヨーロッパのサーフスポットは天候に左右されやすいため、波がないときのトレーニングツールとしてサーフスケートが発展したという背景があります。

北欧発のブランドは、ミニマルでスタイリッシュなデザインが特徴です。サーフカルチャーをファッションとして取り入れつつ、北欧らしい洗練された美学を融合させています。

6. サーフブランドの選び方・楽しみ方

MJ サーファー B&B(MJ surfer B&B)
Taiwan surftrip

サーフブランドはただのスポーツウェアではなく、ライフスタイルやファッション、そしてサーフカルチャーを体現するものです。実際にサーフィンをするかどうかに関わらず、自分のスタイルやライフスタイルに合ったブランドを選ぶことが重要です。

メイ

メイ

サーフブランドって種類が多すぎて、どう選んだらいいのか迷っちゃう。実際にサーフィンしない人でも楽しめるブランドってあるの?

もちろんあります!今やサーフスタイルは一般的なファッションにも溶け込んでいて、サーフィンをしない人でも楽しめます。まずは自分の好みや生活スタイルを考えてみましょう。例えば、環境に配慮したライフスタイルなら「パタゴニア」や「アウターノウン」、洗練されたデザインなら「サタデーズNYC」や「バンクスジャーナル」がおすすめです。

ヒガ

ヒガ

6-1. コーディネート例

サーフスタイルはビーチだけでなく、日常生活にも取り入れやすいのが魅力です。ここでは、シーン別のコーディネート例をご紹介します。

サーフスタイルのポイントは、リラックス感と機能性のバランスです。特に40代以上の方は、派手なグラフィックよりも、質の良い素材と洗練されたデザインを選ぶことで、大人のサーフカジュアルを実現できます。

6-2. 季節別おすすめアイテム

サーフスタイルは季節に応じて調整することで、一年中楽しむことができます。各季節におすすめのアイテムをご紹介します。

季節おすすめアイテム注目ブランド
・長袖Tシャツ
・軽量パーカー
・チノパンツ
Vissla、バンクスジャーナル、RVCA
・ラッシュガード
・ボードショーツ
・サンダル
リップカール、Hurley、Quiksilver、ROXY
・フリース
・コーデュロイパンツ
・軽量ジャケット
パタゴニア、BAYFLOW、ロンハーマン
・ダウンジャケット
・ウールニット
・フランネルシャツ
パタゴニア、TCSS、クイックシルバー

季節の変わり目には、レイヤリング(重ね着)が効果的です。特に春秋は気温の変化が大きいため、脱ぎ着しやすいアイテムを組み合わせると便利です。冬場は、サーフテイストを維持しながらも保温性の高いアイテムを選びましょう。

また、海に近い場所に住んでいる方は、風対策も忘れずに。風を通しにくい素材の軽量ジャケットなどがあると便利です。

6-3. プレゼントに最適なブランド・アイテム

サーフブランドのアイテムは、サーファーだけでなく、ビーチやアウトドアが好きな方へのプレゼントとしても最適です。予算別におすすめのギフトアイテムをご紹介します。

5,000円以下のプレゼント
  • ブランドロゴTシャツ(クイックシルバー、ビラボンなど)
  • サーフワックス詰め合わせ(リップカールのエコサーフワックスなど)
  • ビーチタオル(ROXYやHurleyなど)
  • ロゴキャップ(リップカールやボルコムなど)
5,000〜15,000円のプレゼント
  • 高品質なボードショーツ(Hurley、Visslaなど)
  • フリース・パーカー(パタゴニア、ビラボンなど)
  • サーフィン関連の写真集や書籍
  • ニクソンの腕時計(エントリーモデル)
15,000円以上のプレゼント

プレゼントを選ぶ際のポイントは、相手のライフスタイルや好みを考慮することです。実際にサーフィンをする方なら機能性重視のアイテム、ファッションとして楽しむ方ならデザイン性の高いアイテムがおすすめです。また、サイズが分からない場合は、帽子やバッグ、アクセサリーなどのサイズフリーのアイテムが安心です。

年代別に考えると、若い方には個性的なデザインのアイテム、30〜40代には洗練されたデザインのアイテムが喜ばれる傾向があります。

7. 主要サーフブランド詳細ガイド(10選)

サーフブランドは数多く存在しますが、ここでは特に注目の10ブランドについて、歴史、特徴、代表アイテム、購入方法などを詳しく紹介します。それぞれのブランドの強みや個性を理解することで、あなたのライフスタイルに最適なブランド選びの参考にしてください。

1. Quiksilver(クイックシルバー)

設立:1969年、オーストラリア

特徴:世界最大手のサーフブランドの一つで、ボードショーツの先駆者。「マウンテン&ウェーブ」のコンセプトのもと、サーフだけでなくスノーボードなど幅広いアクションスポーツをカバー。環境保護活動にも積極的に取り組み、サステナブルな素材を使用したコレクションも展開。

代表アイテム:「Highline」シリーズのボードショーツ、「Synchro」シリーズのウェットスーツ

有名なチームライダー:五十嵐カノア、ケリー・スレーター(過去)、ジェレミー・フローレス

日本での入手先:公式サイト、全国の直営店舗、セレクトショップ

2. Patagonia(パタゴニア)

設立:1973年、アメリカ

特徴:環境保護と社会的責任を重視する先駆者的ブランド。高品質で長く使えるギアを提供し、修理サービスも充実。ユーレックス天然ラバーを使用したウェットスーツやリサイクル素材のアパレルなど、環境負荷の少ない製品開発に力を入れている。「1% for the Planet」の創設メンバーでもある。

代表アイテム:R1〜R4シリーズのウェットスーツ、フリースジャケット、トレントシェル

有名なチームライダー:キース・マロイ、ダニエラ・モロス、クリス・マロウ

日本での入手先:公式サイト、直営店舗(東京、大阪、京都、神戸など)、パタゴニア製品を安く購入できる方法も参考に

3. Rip Curl(リップカール)

リップカール サーフトランクス
RIPCURL

設立:1969年、オーストラリア

特徴:「The Search(サーチ)」というコンセプトを掲げ、常に完璧な波を求める探求心を大切にするブランド。ウェットスーツ技術では特に高い評価を受けており、革新的な素材や縫製技術を導入。近年はサステナブルな取り組みも強化している。

代表アイテム:E-BOMBシリーズのウェットスーツDINGリペアラッシュガードOFFSET VOLLEYボードウォーク

有名なチームライダー:ミック・ファニング、ガブリエル・メディナ、マッソン・ホー

日本での入手先:公式サイト、直営店舗、全国のサーフショップ

4. Billabong(ビラボン)

BILLABONG
BILLABONG

設立:1973年、オーストラリア

特徴:「By Surfers For Surfers(サーファーによるサーファーのための)」をモットーに、サーフカルチャーを大切にするブランド。オーストラリア・ゴールドコーストの自由なサーフスタイルを反映したデザインが特徴。カラフルなグラフィックやプリントが多いが、シンプルなアイテムも充実。

代表アイテム:ボードショーツ、グラフィックTシャツ、ウェットスーツ

有名なチームライダー:グリフィン・コラピント、イーサン・イウィング、ジャック・フリーストーン

日本での入手先:公式サイト、直営店舗、ビラボンファミリーセール(年2回程度開催)

5. RVCA(ルーカ)

設立:2001年、アメリカ

特徴:サーフィンだけでなく、アート、スケート、格闘技など多様なカルチャーをミックスしたユニークなブランド。「Artist Network Program(ANP)」を通じて様々なアーティストとコラボレーションし、アートとファッションの融合を実現。洗練されたデザインながらストリート感も持ち合わせている。

代表アイテム:ANPシリーズのアートTシャツ、VA Sportシリーズのトレーニングウェア

有名なチームライダー:ジュリアン・ウィルソン、マノア・ドリー、ブルース・アイアンズファミリー

日本での入手先:公式サイト、セレクトショップ

6. Outerknown(アウターノウン)

設立:2015年、アメリカ

特徴:11回の世界チャンピオン、ケリー・スレーターが設立したサステナブルブランド。「People and Planet(人と地球)」をモットーに、サプライチェーン全体での持続可能性を追求。オーガニックコットン、リサイクルポリエステル、リジェネレイティブウールなどの環境に配慮した素材を使用。洗練されたデザインと高い品質が特徴。

代表アイテム:「Apex」「Nomadic」シリーズのトランクス、「Blanket」シャツ

有名なチームライダー:ケリー・スレーター、イザベラ・ニコル、サミー・ファーカスト

日本での入手先:公式サイト(国際配送)、一部のセレクトショップ

7. Vissla(ヴィスラ)

設立:2013年、アメリカ

特徴:「Creators & Innovators(創造者と革新者)」をコンセプトに、DIY精神を大切にするブランド。伝統的なサーフクラフトマンシップとモダンなデザインを融合させた独自のスタイルを確立。環境への配慮も重視し、ペットボトルをリサイクルした素材のボードショーツなどを展開。

代表アイテム:「High Seas」シリーズのウェットスーツ、「Sojourn」シリーズのボードショーツ

有名なチームライダー:デリック・ディサルボ、コール・ハウスマン、エリック・ゲイシャー

日本での入手先:公式サイト、セレクトショップ

8. Channel Islands(チャンネルアイランド)

設立:1969年、アメリカ

特徴:アル・メリックが創設した、世界で最も影響力のあるサーフボードブランドの一つ。トム・カレン、ケリー・スレーター、ダニー・ガットなど多くのワールドチャンピオンが使用。革新的なボードデザインと妥協のない品質で知られる。アパレルラインも展開しているが、あくまでもサーフボードが主力。

代表アイテム:「Rocket9」「Fever」「Flyer」などのサーフボードモデル

有名なチームライダー:デヴォン・ハワード、コノー・コフィン、ラキア・ミラー

日本での入手先:公式サイト(英語)、日本の正規代理店、専門サーフショップ

9. nanazero(ナナゼロ)

nanazero_log02

設立:2023年、日本

特徴:日本発のサーフブランドで、主にEPSボードを展開。「サーフィンをもっと身近に、もっと楽しく」をコンセプトに、初心者から中上級者まで幅広いレベルに対応するボードを提供。サステナビリティに配慮した製品開発を行い、軽量で扱いやすく、耐久性にも優れたボードが特徴。近年はサーフスケートも人気を集めている。

代表アイテム:EPSシリーズサーフボードEPSフィッシュIISH03SH04など)、バンブーフィッシュサーフスケート

特徴的なモデル:WOODSKINシリーズHB02ハイブリッド、ツインエッグなど)

日本での入手先:公式サイト(5%OFFクーポンコード:higashisa)、全国のサーフショップ

【5%OFF】クーポンコード:higashisa

10. Beach Access(ビーチアクセス)

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設立:2022年、日本

特徴:日本発のソフトボード専門ブランド。サーフィンへの「アクセス」をより簡単に、という思いから誕生。独自のソフトトップ構造で波をキャッチしやすく、初心者から中級者までが安全に楽しめるボードを提供。全モデルがワックスフリー仕様で、メンテナンスが簡単なのも特徴。品質と機能性にこだわりながらも、リーズナブルな価格設定で人気を集めている。

代表アイテム:ソフトボード全ラインナップ6’6クアッドミッドレングスHSシリーズ 6’2″エッグ

特徴的なシリーズ:HSシリーズ(高性能)、Standardシリーズ、m-softシリーズ(初心者向け)

日本での入手先:公式サイト5%OFFクーポン:higashisa)、全国のサーフショップ

【5%OFF】クーポンコード:higashisa

メイ

メイ

ブランドによってこんなに特徴や歴史が違うんですね!初心者の私にはnanazeroやBeach Accessのような日本発のブランドが使いやすそう。パタゴニアの環境への取り組みも素敵だなと思いました。

そうですね。サーフブランドを選ぶときは「デザイン」だけでなく、各ブランドのルーツや哲学、環境への取り組みなども考慮すると、より長く愛用できる製品に出会えます。初心者の方は国内ブランドのサポート体制も充実していますし、サーフィンの技術レベルや使用目的に合わせて選ぶのがポイントですよ。

ヒガ

ヒガ

この他にも多数のサーフブランドが存在しますが、これら10選を参考に、あなたのスタイルや目的に合ったブランド選びの一助になれば幸いです。サーフィンを楽しむための第一歩として、信頼できるブランドの製品を選ぶことは非常に重要です。

8. よくある質問(FAQ)

サーフブランドについてよく寄せられる質問とその回答をまとめました。ブランド選びの参考にしてください。

Q

サーフブランドと一般ブランドの違いは何ですか?

A

サーフブランドは、元々サーファーのために機能性を重視して作られたブランドです。耐塩性、速乾性、UVカット、伸縮性などの機能を備えています。また、サーフカルチャーを背景にしたデザインや哲学を持ち、多くの場合、環境保護への取り組みも重視しています。一般ブランドと比べて、アウトドアでの使用や水濡れを想定した素材選びや設計がなされていることが多いです。

Q

サーフブランドの服は実際のサーフィンでも使えるのですか?

A

多くのサーフブランドのアパレル製品は、実際のサーフィンでも使えるように設計されています。ラッシュガードボードショーツなどは特にサーフィン向けの機能を備えていますが、全ての製品がサーフィン専用というわけではありません。現在はライフスタイルブランドとしての側面も強く、日常でも着られるデザインのものが多いです。製品の説明を確認し、用途に合ったものを選ぶことをおすすめします。

Q

サーフブランドの洋服のケア方法は?

A

サーフブランドの洋服は、海水や紫外線にさらされることが多いため、適切なケアが重要です。基本的には以下のケア方法がおすすめです:

  1. 海から帰ったら必ず真水ですすぐ(特に海水に濡れた場合)
  2. 洗濯時は洗濯ネットを使用し、優しく洗う
  3. 柔軟剤の使用は避ける(撥水性や機能性を損なう可能性がある)
  4. 直射日光下での長時間の乾燥は避ける(色あせの原因になる)
  5. 製品のケアラベルの指示に従う

ラッシュガードやウェットスーツなど特殊な製品は、専用の洗剤や保管方法が推奨されていることもあります。

Q

初めてのサーフブランド、どれから試すべきですか?

A

初めてサーフブランドを試す場合は、以下のようなアプローチがおすすめです:

  • 定番ブランド(クイックシルバー、ビラボン、リップカールなど)のベーシックなアイテムから始める
  • Tシャツやキャップなど、比較的手頃な価格のアイテムから試してみる
  • 自分のライフスタイルに合った用途(普段着、スポーツ用、ビーチ用など)を明確にして選ぶ
  • 洗練されたデザインを求めるなら、TCSS、バンクスジャーナル、サタデーズNYCなどがおすすめ
  • 環境への配慮を重視するなら、パタゴニア、アウターノウン、Visslaなどがおすすめ

また、Amazonタイムセール祭りブラックフライデーセールビラボンファミリーセールなどを利用することで、お得に高品質のアイテムを試すこともできます。

9. まとめ:あなたのライフスタイルに合ったサーフブランド選び

この記事では、サーフブランド79選を通じて、サーフカルチャーの多様性と奥深さをご紹介してきました。サーフブランドは単なるスポーツウェアの枠を超え、ライフスタイルやファッション、そして環境への配慮まで含むカルチャーとして進化しています。

最後に、あなたのライフスタイルや好みに合ったブランド選びのポイントをまとめます。

ライフスタイル別おすすめブランド
  • アクティブなサーファー向け:リップカール、ビラボン、クイックシルバー、Vissla
  • 環境意識の高い方向け:パタゴニア、アウターノウン、Picture Organic Clothing
  • 洗練されたデザイン志向:バンクスジャーナル、TCSS、サタデーズNYC、ストックホルムサーフボードクラブ
  • アート・カルチャー好き:RVCA、デウスエクスマキナ、フォーマー
  • 日本発ブランド支持派nanazeroBeach Access、スプロールズ
年代別おすすめブランド
  • 10〜20代:クイックシルバー、ビラボン、ボルコム、ハーレー(カラフルでエネルギッシュなデザイン)
  • 30代:Vissla、RVCA、リズム、バンクスジャーナル(洗練されつつも遊び心のあるデザイン)
  • 40代以上:パタゴニア、アウターノウン、サタデーズNYC、TCSS(落ち着いた大人のサーフスタイル)
目的別おすすめブランド
  • 実際のサーフィン用:リップカール、クイックシルバー、ビラボン、Vissla
  • ビーチスタイル:ハーレー、ROXY、Billabong、Local Motion
  • タウンユース:RVCA、BAYFLOW、バンクスジャーナル、サタデーズNYC
  • サステナブルな選択:パタゴニア、アウターノウン、Picture Organic Clothing

サーフブランド選びで大切なのは、ただ人気や知名度だけで選ぶのではなく、自分自身のライフスタイルや価値観に合ったブランドを見つけることです。それぞれのブランドが持つ哲学や背景を知ることで、より深くサーフカルチャーを楽しむことができるでしょう。

サーフィンは単なるスポーツではなく、人生を豊かにするライフスタイルです。実際にサーフィンをするかどうかに関わらず、サーフブランドを通じてその自由で開放的な精神を日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。

最後に、サーフブランドを選ぶ際は、ファストファッションのように頻繁に買い替えるのではなく、長く愛用できる品質の良いアイテムを選ぶことをおすすめします。それがサーフカルチャーの根底にある「環境への敬意」にも繋がることでしょう。

また、サーフブランドとサーフィンをより深く楽しむためには、サーフボード選びウェットスーツ選びサーフスケートなど、様々な側面からサーフカルチャーに触れてみることをおすすめします。

【免責事項】
記事内で紹介しているサーフブランドについては、2025年5月時点の情報に基づいています。価格、販売状況、公式サイトのURLなどは変更される可能性がありますので、購入前に最新情報をご確認ください。また、一部の商品リンクにはアフィリエイトリンクが含まれています。

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ヒガシーサー

ヒガシーサー

ブロガー/クリエイター/サーフボード開発

サーフィン歴20年の経験を持つ週末サーファー。Beach Accessとnanazeroのテストライダーおよびサーフボード・サーフスケート・フィン開発チームに参加。19年間上達できなかった経験から、科学的アプローチで効率的に上達する方法を研究。この経験を基に、初心者から中級者の週末サーファーが安全で楽しいサーフィンライフを送るための実践的な情報を発信しています。
Instagram:@higashisacom(3.5万人フォロワー)
YouTube:@higashisa(1.8万人登録者)
著書:「ブログで簡単!アフィリエイト 稼ぐ力をつけるための教科書」他3冊

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